青年の旗 1988年9月1日 第139号

【結成宣言】 労働青年同盟結成総会宣言

 労働青年同盟は、十三年の準備会活動から、ハ月二十日第一回総会を開催し、正式結成し、全国協議会を選出しました。今後ともよろしくおねがいします。

 本日、我々はここに労働青年同盟の趣意・規約・行動綱領を確認し、その実現を目指し労働青年同盟を結成し、全国協議会を確認した。
 一九七五年四月の青年同盟結成準備会アピール以降、この十三年間の準備全治動は平和と平和共存、反独占民主主義、平和・民主・労働運動の統一のための、何よりも青年の、とりわけ青年労働者の献身的なエネルギーとその活動力に依拠しながら、多くの闘う青年の連帯と結合を蓄積してきた。自らを準備会と位置づけ、反独占の青年運動の統一を模索したこの闘いとその精神を受け継ぎ、十三年間の闘いの蓄積を踏まえてそれを一歩づつでも前進させるべく今日新たな決意と希望を胸に労働青年同盟をここに結成し、全国協議会を確立した。
 我々は結成総会に於て当面、大型間接税=消費税導入策動を断固阻止する闘い、進行しつつある労働戦線の再編に於てなによりも労働者の統一を守り、大衆的で、民主的な労働運動の前進と統一のために自らの職場・生産点で粘り強く闘うことを確認した。
 消費税導入策動は、一握りの独占資本以外の全ての人々の負担を増大させることによって国家財政破綻の「解決」を目論み、労働・勤労人民の犠牲の上に軍事大国化の道を進まんとするものであり、「前川レポート」の具体化・産業構造転換の下で進む大量失業・合理化攻撃と相まって労働者生活の一層の破壊をもたらすものである。何よりもこの消費税導入策動粉砕の闘いは独占と反独占諸階層との間の深刻な矛盾と対立をもたらす課題であり、独占資本以外全ての人々の統一闘争として闘われるべき課題である。
 また、今日の労働戦線の統一の動きは、国鉄分割・民営化攻撃の際に象徴的に示された労働運動弾圧、組織労働者への切り崩し攻撃の強化、一方で労使協調主義への強要などが不断に政府・独占から進められている下で、今日きわめて重大な意義を持っている。我々は統一が組織労働者の全的統一に留まらず、現状では未組織下に置かれている労働者も含めた労働者全体の統一、資本と闘う大衆的で民主的な労働運動の統一へと前進するよう奮闘することを確認した。これらの闘いの帰趨は二十一世紀にかけての日本の政治のあり方をも大きく規定するものとなるであろう。
 十三年前、我々は、ベトナム民族解放闘争が勝利し、全欧安保ヘルシンキ会議が成功裏に開催されたその年に労働青年同盟結成準備会を結成した。そして今日、INF全廃条約批准という人類史上初めて核兵器が削減・廃棄され、核兵器のない二十一世紀を目指した闘いが更に大きく前進しようとしている世界史の記念すべき年に労働青年同盟を結成した。一方、かつてべトナム戦争に於て米帝回主義を支えた日本帝国主義は今日、米・欧と並ぶ主要な帝国主義のセンターとなり、米帝国主義の地位の後退の一方でその政治的・経済的影響を拡大させている。平和で搾取なき社会と人類解放を目指す闘いに於てこの国に於ける闘いの持つ意義は十三年前に比べてはるかに大きく、重い。であるが故に、政治・独占は続々労働者階級の闘いを弾圧し、分裂を持ち込む策動を強めている。今日、我々があえてこの歴史的で、重大な時期に青年同盟を結成するのは、平和と平和共存、反独占民主主義、統一戦線の旗を掲げる幅広い統一闘争の創出がいつにも増して強く要請されていると確信するからである。全国の職場、地域に生きて働く全ての青年労働者に広範に存在する若者の創意と情熱を結集し、現在と未来のための闘いを具体的に提起し、組織する民主的で大衆的青年年同盟が求められていると確信するからである。
 我々は、労働青年同盟の結成、全国協議会の確立を契機に、十三年間の準備会活動で培われた団結と統一を一層強め、発展させることを確認した。そして、全国の青年労働者に闘いを呼びかけ、広範な統一した聞いを拡大することを確認した。
 我々は、全国の全ての民主的青年に呼びかける。人類の輝ける未来、生きて働くことに人間の喜びと誇りを持てる未来のためにともに闘おう。
       労働青年同盟結成総会
          一九八八年八月二〇日

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