憲法改悪反対の大力ンパニアを展開せよ

1960年代の学生運動の歴史的文書 No.6

憲法改悪反対の大力ンパニアを展開せよ(全国学友へのアピール)>
大阪府学連・京都府学連・兵庫県学連 1964年4月24日

全国の学友諸君!
関西三府県学連執行委員会は、六月下旬に予定されている憲法調査会の景終答申にむけて、憲法改悪反対の大カンパニアを即刻開始することを声を大にして訴える.
憲法違反の憲法調査会は、改悪の意図をもった最終答申案を六月下旬に内閣に提出しようとしており、憲法改悪は最終段階に突入している.
憲法の実質的ななしくずし、空洞化をはかってきた政府・独占は、その総仕上げを急いでいる.
自衛隊は、その創立十周年を記念して、全国各地で色々の名をかりて—-大阪では 「平和のための」自衛博、京都では新世紀・産業と科学大博覧会、等々—一大ショーを展開し、その「市民権」獲得にやっきとなっている.
政府・独占は、民主主義運動、労動運動の弾圧をめざし、新暴力法の強行採決を急いでいる.特に、政府・独占は、日本経済の危機を、労働者・人民の犠牲によって、デフレ政策によって乗り切ろうとする意図を露骨に示し始めた.
民主勢力の中核–労働者階級は、政府・独占の高物価政策、賃金ストップ・切り下げ、中小企業の倒産、デフレ政策に反対し、4・17ストライキにむけてかつてない闘争体制を組んだ。だが、17ストライキは総評幹部の全く犯罪的な妥協によって中止された。共産党の「スト破り」についてはいうまでもない.
我々は、現時点では、労働者階級の戦闘的エネルギーの蓄積と高揚に信頼を寄せつつも、一定期間の労働運動の後退を展望せざるをえない.
我々は、今こそ憲法改悪反対の烽火をあげなければならない.
我々は、再び、民主勢力の一翼として、先駆的役割を果さねばならない重大な任務を充分自覚しなければならない。
我々は、学生運動の危機の現状を冷静に注視しなければならない.我々三府県学遵は、現在、何が何でも式の少数精鋭主義を断乎拒否する。
我々は、憲法改悪阻止へむけて、五月、六月、全学友が憲法問題について真剣に検討し、徹底的討議を行なうために講演会・憲法講座・シンポジウム・ゼミナール、等々の多面的、重層的な行動形態を提起し、その準備に着手するよう全自治会、全平和組織、民主諸組織に熱烈に呼びかける.
大管法反対聞争、核潜鑑反対闘争、等々の中で統一した闘いを続けてきた我々は、調査会答申前、六・一八に全関西の改悪反対の意志を総結集し、改悪への先制攻撃の意味で、憲法改悪反対・全関西学生総決起大会を提起する.

我々は、六月闘争の成功をバックに、七月関西学連再建をかちとるであろう。憲法改悪反対! 六・一八の圧倒的成功を! 自衛隊反対! 防衛庁の省昇格反対!関西三府県学連の連帯万歳!
全国の学友の総決起万歳!
全国の学友諸君!
全国各地で、六・一八に共に決起し、
自治会・地方学連再建を準備せよ!
(文責・関西学協事務局)
一九六四・四・二四
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