戦後学生運動の歴史(1958年7月-9月)

戦後学生運動の歴史(1958年7月-9月)
出典は、「資料 戦後学生運動 別巻」(1970年11月30日第1版第1刷)です。

(1958年4月-6月)へ移動     (1958年10月-12月)へ移動

内外情勢 学生運動 自治会の動き
1958年7月
8 革共同第一次分裂(8月太田竜らトロツキスト同志会結成、31日機関誌「永久革命」創刊)
15 米海兵隊レバノン上陸、中東問題緊迫化
17 日共中央、香山健一ら除名三名を含む十六名処分
18 王子製紙争議(→12月19日)
21 日共第七回全国大会、党章草案継続討議(→8月1日)
31 文部省、学習指導要綱案発表
 勤評粉砕全国学生決起大会、東京千名で集会・デモ、日教組と共闘
5~7 全学連第17回中央委[東京]岸内閣への非妥協的政治闘争として勤評実施阻止の明確化・原水禁世界大会への闘争方針等を決定
10 全国自治会代表者会議〔高知〕、高知第二波闘争の支援と闘争の全国化決定
10 原水爆禁止高校生徒会連絡協議会結成(11日原水禁世界大会を支持する高校生集会〔都立大〕)
13 全国自治会代表者会議〔和歌山〕、勤評和歌山闘争の総括、第三波闘争支援等を決定
31~8・1 全学連中執会議、勤評粉砕・民主教育擁護国民大会参加等、当面の方針を決定
1 京大当局、同学会再建準備委の再建投票強行に九名処分、不当処分撤回闘争委結成(3日ハンスト突入、11日処分撤回)
2 全学連和歌山闘争オルグ団、勤評第三波闘争決起を呼びかけ
3~4 中大自治会、自治会費徴集拒否撤回を要求してスト
8 勤評和歌山闘争第三波統一行動
10 和歌山大学芸学部、勤評闘争で二十二名の処分を正式発表
11 和歌山大学芸学部、処分反対でハンスト・無期スト突入(19日処分の全面撤回かちとる)
1958年8月
3 フルシチョフの北京訪問で共同声明発表、レバノソ派兵非難
8 文部省、道徳講習会強行で道徳指導要綱を告示
11 官公労解散大会、傘下組合は総評に加盟
15~20 第四回原水禁世界大会
15 総評主催・勤評反対民主教育を守る国民大会〔和歌山〕(16日右翼・警官隊と衝突)
17 誘導弾エリコン横浜到着、労組陸揚げ荷役拒否
21 小松川女子高校生事件
23 中国、金門島砲撃、台湾海域 緊迫化
28 防衛庁、来年度増強計画発表
2 全日本青学共闘会議主催・核武装反対・勤評阻止・日中国交回復青年学生行動デー、全国各地で署名・カンパ活動展開
5 青学共闘、八・一六勤評阻止青年婦人学生全国大会を呼びかけ
11 全学連、第四回原水禁世界大会参加学生団会議
12 全学連・社学同中央グループ、全国指導センターとして〝フラクション〟結成
15 勤評反対・民主教育を守る国民大会〔和歌山〕に全学連大衆動員、分散会・決起大会・デモに参加
16 全日本高校生徒会連合準備会〔東大教養〕
17~18 全日本看護婦学生達盟結成〔京都〕
18~20 わだつみ会第九回全国大会〔東京〕、全国的学生組織としては解散を決定
21~23 全学連、IUS代表と国際学生シンポジウム開催〔東京〕
26 兵庫県学連、勤評粉砕学生集会、百五十名参加
28 勤評反対・民主主義擁護高校生行動委員会結成、都立大付属・教育大付属駒場等十数枚代表参加
31~9・1 社学同第二回臨時全国大会〔東京〕、秋に向けての勤評闘争方針等を決定
16 青学共闘会議主催・勤評阻止・平和と民主主義を守る青年婦人学生全国大会〔和歌山〕、市内デモ中、右翼警官隊と衝突、二名逮捕、市警前抗議集会に警官隊実力排除で激突、三名逮捕
17~19 全学連、勤評闘争弾圧抗議集会・デモ、地検に抗議行動
17 福島大学芸学部臨時学生大会、勤評粉砕・スト続行を決議
1958年9月
2 日共中央、六・一事件関係学生党員の第二次処分(九名)
4~15 IUS第五回大会〔北京〕
11 藤山・ダレス会談、日米安全保障条約改定に同意(12日共同声
明発表)
12 学長グループ、勤評問題で斡旋にのりだす(14日文相拒否)
12 参院文教委、全学連を教組・労働組合ときりほなし徹底的に弾圧しぬく方針を確立
15 日教組、勤評反対統一行動、福島・高知・和歌山で十割休畷
19 アルジェリア共和国臨時政府、カイロに樹立宣言
20 中国人民解放軍、幹部に毎年一カ月兵士になることを指示
(下放)
25 国家公安委、警職法改正案の国会上程を決定、折衝開始
29 臨時国会始まる(勤評を中心とした文教政策が争点)
30 ソ連、核実験を再開(10月2日
1 社学同理論機関誌「理論戦線」(季刊)発刊
3 高校生行動委、都教育庁にデモ(6日無届デモで一名逮捕)
4~5 全学連第十二回臨時全国大会(委員長・香山健一)、代議員二百十名を含む四百五十名参加、九・一五勤評粉砕全国総決起を決定、草共同グループの影響の下で転換路線を確立
6 全国自治会代表者会議〔東京〕、勤評闘争を徹底した非妥協的政治闘争として闘うことを確認
8 道学連臨時大会、勤評粉砕に全力投入を決定
13 高校生行動委主催・全都高校生勤評反対決起大会〔渋谷公会堂〕、デモ
13 勤評粉砕全都夜間学生集会〔早大〕、早大二政・二文スト決起を初め二千名参加
15 勤評粉砕・不当弾圧反対第一波全国総決起大会、八十八校一万六千名参加、中央集会〔清水谷公園〕に四千名参加、文部省包囲デモ、夜六百名で文部省前坐り込み、その他京都府学連六百名、大阪府学連 五百名、愛知県学連千五百名で集会・デモ
16 全学連中執委、〝大学の自由・学園の自治に対する権力者の挑戦にあたり緊急非常事態宣言″発す
16 大阪府学連自治会代表者会議、奈良研修会阻止闘争を討議
17 全学連中開委、〝道徳教育研修会を奈良で死に至らしめよ〟と指令、奈良女大に大衆動員を呼びかけ
17 都学連緊急評議員会、文部省への緊急抗議闘争を決定
21 全学連中間委、〝福島の闘いを突破口に全東北へ! 奈良の闘いを契機に全開西へ!″指令
25 勤評粉砕・不当弾圧反対第二波全国総決起、中央集会〔日比谷野音〕に千名参加、文部省に抗議デモ、警官隊と衝突、夜間部学生五百名と合流して再び文部省前坐り込み(26日早朝、徹夜坐り込みの百名をゴボウ抜き、二十時間に亙る闘争終わる)
29~30 全学連拡大中執委、勤評闘争の連続的実力闘争展開など十月闘争方針を決定
3 福島大学芸学部、福島勤評実施反対で市内デモ、県教委室前坐り込み、五百名参加
6~10 全学連、関東ブロック道徳教育研修会〔上野国立博物館に会場変更〕阻止闘争で都教組とともに連日会場前ピケ・坐り込み(9日行
動隊を先頭に千名の警官隊に突入、全員負傷、七名逮捕)
9 岐阜大学芸学部、東海・近畿ブロック研修会阻止でバリケード・ピケ
13 福島大学芸学部、福島県庁突入坐り込み闘争、警官隊と衝突
15 全学連統一行動スト参加校、北学大釧路、福島大学芸(18日まで連続スト)、早大二政・二文・教育、山梨大学芸、静岡大教育、岐阜大学芸
16 岐阜県教委、スト参加学生全員の〝教員就職拒否〟を大学当局に通告、同大学長、大学の自由を冒す処置と拒否
16 仙台研修会阻止闘争開始、東北大生、地評とともに会場前坐り込み、学生一名逮捕
17 北学大釧路分校、十日のストで即日執行委五名全員に処分、試験ボイコットで抗議(23日市内デモ)
18 福島大学芸学部教授会、自治会解散決定、全学連・社学同のオルグ田中心に闘争委結成
19 東北大教養学部学生大会、全学連第二波総決起に先駆けてスト決議(20日スト、八百名で市教委にデモ)
24 福島大学芸学部闘争委、再びスト突入(30日教室占拠し試験ボイコット)
24 近畿・東海・北陸ブロック研修会奈良で開催、奈良女大開校以来初のスト、支援労組員含め六百名会場に突入、学生十九名逮捕、その後 市警前抗議集会に警官隊弾圧、二十名負傷
25 京都・大阪府学連、決起集会の後奈良研修会阻止闘争に合流、不当弾圧抗議で奈良県警前に坐り込み、警官隊と衝突、二十数名負傷

 

カテゴリー: 歴史, 運動史 パーマリンク