戦後学生運動の歴史(1958年10月-12月)

戦後学生運動の歴史(1958年10月-12月)
出典は、「資料 戦後学生運動 別巻」(1970年11月30日第1版第1刷)です。

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内外情勢 学生運動 自治会の動き
1958年10月
4 安保改定交渉始まる
5 仏第五共和制発足(12月21日ドゴール大統領に当選)
7 警察庁、警職法改正案の内容を発表
8 政府、警職法改正案を国会上程、社会党、即時撤回を要求
10 東京地評、非常事態宣言、ゼネスト方針を提起
13 総評・社会党中心に警職法改悪反対国民会議結成
21 日共青学対〝学生運動の極左 的傾向と学生党員の思想問題〟発表、全学連の転換路線を批判
27 「人民日報」で毛沢東の〝帝国主義は張子の虎″発言を特集
28 警職法反対国民会議統一行動
31 ジュネーブで米英ソ核停会議
– 〝学連新党″の準備進む
10 全学連中執委、〝警職法粉砕のためにただちにストで起ち上れ〟と指示
10 勤評粉砕・不当弾圧反対第三波総決起、全国的に低調、京都四百、大阪四百、東京百で集会・デモ
11~12 全国教育系自治会代表者会議〔東京〕、警職法・勤評粉砕、教員養成制度改悪阻止闘争方針等を決定、自治会弾圧にほ徹底して闘うことを確認
12 全学連緊急全国自治会代表者会議〔大阪学大〕、警職法絶対阻止・波状連続スト展開を決定
14 大阪府学連、勤評粉砕・大教組支援決起集会、大教組集会に合流、市内デモ
15 警職法阻止・勤評粉砕全国統一行動、中央集会〔清水谷公園〕に一橋大、東大文・医、法政大二部、早大二文等ストで千名参加、国会デモ
16 京都自治会代表者会議、警職法阻止一〇・二八スト方針決定
17 警職法阻止青年学生達絡会議結成、全学連・民青同・社会党青年部等二十五団体で構成
18~19 全学連中執委、警職法闘争を労働者階級の同盟軍として広汎な中間層を闘いに起ち上らせ一〇・二八、一一・五ゼネストで闘うことを決定
22 全学連緊急全国自治会代表者会議〔大阪〕、警職法阻止一〇・二八ゼネスト、二三、二七、波状ストを決定
22 京都府学連、警職法阻止・勤評粉砕全京都学生決起集会〔同志社大〕、二千五百名参加、市内デモ
23 都学達、警職法阻止・勤評粉砕全都学生総決起集会〔清水谷公園〕、千名参加して国会デモ
25 高校生行動委主催・勤評反対高校生決起大会〔麻布公会堂〕
28 警職法阻止全国学生総決起、中央集会〔四谷外濠公園〕に二万名参加、二十七自治会がスト・授業放棄で決起、のち労働者集会に合流、夜、夜間部学生二千名の集会〔日比谷野音〕、のち有楽町デモ
31 わだつみ会常任委、〝解体にあたっての御挨拶〟発表
4 福島大学芸学部闘争委、自主的に教室占拠解く(9日三十五名に停学処分)
6 群馬大、関東ブロック研修会阻止闘争
6 大分大、九州ブロック研修会阻止闘争
11 生活と教育を守り日中関係を打開する三重県民大会〔津市〕に三重大・愛大生参加、市内デモで三名逮捕
11~15 立命大二一部連続スト
13 静岡大無期限スト突入
14~18 大阪市大全学、大阪学大平野分校、大阪外大、勤評大阪実施粉砕で連続スト
15 東北大スト
18~20 一橋大連続スト(21日学生大会、一〇・二七、八スト決議)
20 都立大スト
21 京大宇治・吉田分校、集会禁止下学生大会強行、スト決議(22日スト)
23 東京学大スト(25日28日連続スト)
23~24 山梨大スト
24~25 日大二部経済学部、警職法阻止・処分撤回・日大改善案反対でスト
27~28 群馬大スト、埼玉大文理・教育スト
28 警職法粉砕全国総決起、京都集会〔立命館大〕に三千五百参加、のち労働者集会〔円山公園〕に合流・市内デモ、大阪府学連、労働者と決起集会〔中之島公園〕、学生三千名参加し府庁へデモ・坐り込み、広島集会〔県庁前〕、広島大全学バリケード・ストを中心に七百名で市内デモ、福岡集会〔警固公園〕に二千名参加」市内デモ、九大教養・西南大ストで決起
29 新潟大当局、文部省指示のもとに二八ストで長岡分校自治会に解散命令
29 法政大当局、九月勤評闘争で十一名を処分
29 福島大学芸学部、自治委員総辞職
1958年11月
4 政府自民党、国会会期抜打ち延長(8日社会党登院拒否)
5 警職法反対統l行動、国労等五単産一日スト、私鉄等十九単産時限スト、公労協職場集会
12 社会党臨時大会、警職法粉砕・岸内閣打倒の闘いを決定
13 「アカハタ」主張〝学生運動にもぐりこんだ挑発者とたたかえ″で五日の法政大第一細胞のビラを極左冒険主義と非難
19 中国、安保改定交渉を非難
22 東京地評の求心デモに二万名の労働者参加
22 岸・鈴木党首会談、警職法審議未了・衆院自然休会で了解
26 総評のゼネスト、警職法審議未了で回避
30 日共京都府党報号外で立命館大細胞機関紙「ほのは」をトロツキスト集団の破壊工作と非難
1~4 全学連、行動隊を組織して一一・五ゼネストを準備、連日国会に坐り込み展開
4 衆院本会議抜き打ち会期延長に即刻数百名の学生国会に抗議
5 警職法阻止全国ゼネスト、早朝より東京・京都・福島などで国労のスト防衛に参加、中央集会〔日比谷野音〕に岸内閣打倒・国会解散をスローガンに六千名参加、チャペルセンター前坐り込み、地評の労働者を含め一万名で新橋までデモ
9 全日本学生寮自治会協議会(全寮協)結成
10~11 全学連緊急中執委一一・五闘争を総括、警職法闘争で岸内閣打倒をスローガンに戦術を決定
11 全学連、警職法粉砕統二行動として全国的に集会デモ・署名活動展開、東京では首相官邸に昼夜五百名で抗議デモ、二名逮捕
15 全国各地で警職法阻止集会、東京では千名参加、全国的に低調
20 東京地評.青婦協・青年学生連絡会議共催・警職法阻止・岸内閣打倒・青年学生決起大会〔国会正門前〕、労働者三千名参加、学生の動員低調
22 東京地評主催の求心デモに都学連五百名参加
23~25 東北ブロック教育系学生ゼミ〔山形大〕、大学当局の規制で闘争方針採択できず
26 全国各地で岸内閣打倒・不当弾圧反対で学内集会、京都では四百名で地評の集会に参加、市内デモ、全国的にほ低調
29 中国四国ブロック教育系学生ゼミ〔高知大〕、反動文教政策反対・勤評闘争不当処分撤回を決議
—全日本社研連機関誌「学生社会科学研究」復刊
1 東北大当局、九・二〇河内・北南分校のストに八名の処分発表、自治会は即日抗議集会
1 新潟大長岡分校学生大会、自治会解散命令に即時撤回要求を決議、国労長岡分会の労働者とともに大学当局に抗議
5 全国ゼネスト、京都集会〔立命館大〕に三千名参加、京大・立命館大・京都学大ストで決起、北大では初の全学ストを決行
6 群馬大当局、学芸学部執行委八名を処分
6 京大当局、吉田・宇治両分校執行委三名を処分、処分撤回抗議集会
15 早大当局、勤評闘争で十五名を処分、処分反対全学抗議集会、学内デモ
20 高知大教育学部、勤評実施阻止でスト、高知県民決起大会にデモで参加
22 日大二部経済学部、処分撤回学内抗議集会、大学当局、警官隊の学内導入で弾圧へ結局七名の退学者を出し闘争は敗北)
29 法政大当局、二部自治会執行委十一名を処分、二部統一自治会、処分撤回闘争展開
1958年12月
2 ソ連、安保改定交渉を非難
3 日共中央、六・一事件関係学生党員の第三次処分(四十七名)
9 神奈川県教委・県教組、勤評〝神奈川方式″決定
27 自民党反主流三閣僚辞表提出
27 日共中央、〝学生党員の内部に発生した党内分派にたいする処
分″(八名)
29 「アカハタ」、幹部会論文〝学生運動における党活動の問題点″掲載
1 全日本学生社研連第一回大会〔愛知大名古屋〕
10 〝学連新党″、共産主義者同盟(ブント)として結成大会開催〔法政大〕、革共同学生同盟員も参加(書記長・島成郎)
10 日共中央支持派の全国学生細胞代表者会議
11~12 社学同第三回全国大会〔南部労政会館〕、全学連の転換路線を評価、安保改定反対・勤評阻止の闘争方針を決定、〝目共中央の学生運動弾圧には断乎闘う″と決議(委員長・陶山健一)
13~15 全学連第十三回臨時全国大会(委員長・塩川書信)、勤評・警職法闘争を総括、当面の闘争方針として安保阻止・岸内閣打倒等を決定、革共同系が中執人事を占める
22~25 第五回教育系学生ゼミ〔大阪学大〕、二千五百名参加
31 社学同全国執行委、〝日本共産党の組織破壊工作に対する声明″発表
9 高知県立安芸高校、全員投票で校長不信任を決議、のち八百名で県教委にデモ
23 福島大学学芸部学生、警察のスパイとして日共県委員会より摘発さる
28 東北大当局、勤評闘争で学生十名を処分

 

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