【雑感】ワールドピースナウ3/8の集会に参加して
2002年3月8日土曜日 インターネットで呼び掛けられたイラク攻撃反対のデモンストレイション、組合上部組織が参加を決定したのはギリギリになってから。職場の廊下で立ち話から、何人かから「行きたいね」と声があがり、毎週水曜日の組合(分会)定例執行委員会で提案し反対もなく決まった。
当日、日比谷野外音楽堂は12:30集会開始時間にはすでに満員で入れない。”きなしょうきち”の歌が流れ、”しんすご”さんの発言などなど、人でいっぱいの公園のなかを自治労の旗を探してようやく職場の仲間と出会えた。
この日、日比谷公園は集会参加の人でいっぱい3時半にデモ行進出発の予定が、5時半すぎに組合の隊列は市民グループや個人参加の人たちが行進に出て行くのをまってほぼ最後を守るかたちでデモ行進に出発した。
3月始め、とても寒くて「イラク攻撃反対」の大判のポスターをもった手はすっかり凍えてしまった。初めて参加した同僚の息子さん(17才)は長い待ち時間、暗くなってからのデモ行進にも最後まで組合のおじさんおばさんと一緒にプラカードを持って完走?したのです。
最終解散地点(銀座:旧国労ビル前)には7時半到着でしたが、途中飛び入りの日本在住の外国人もいて国際色ゆたか、さまざまなグループが参加し楽器や唄やラップ調のシュプレヒコールなど賑やかで元気いっぱいのパレードでした。
主催者がデモの解散地点で発表したところでは約4万人の参加とか、興奮ぎみに「これだけ大勢の人が集まった大成功です」と震える声で報告があった。
遅くなったのでいっぱいやるのも止めて帰宅したが久しぶりに楽しかった。組合役員として行動費を出して動員をかけて参加する例年のメーデーの時でも代々木公園に約1万人程度、この日は大衆の力を感じた。
労働組合が多くの人に喜こんで迎えられる運動を展開できる日をかすかに予感して帰路についた。(T)
【出典】 アサート No.306 2003年5月24日