戦後学生運動の歴史(1966年7月-9月)

戦後学生運動の歴史(1966年7月-9月)
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内外情勢 学生運動 自治会の動き
1966年7月
1~4 米国人種平等会議大会、 カーマイケルの主張する〝ブラック・パワー″支持決議を採択
4 政府、閣議で新東京国際空港の建設地を成田市三里塚に決定(29日公団設立)
5 日米貿易経済合同委開催〔京都〕(7日共同コミュニケ発表)
9 中国、中共宣伝部長陸定一の解任・文化革命小組(組長・陳伯達)の設置を発表
13 都教委、都立高校入試制度改善の基本方針決定(学校群新設・入試三教科制)
19 文部省、報告書〝大学院実態調査″発表
20 英首相ウィルソン、ポンド危機打開のための緊縮政策を発表
27 私大問題懇談会、報告書〝当面する私立大学の諸問題について″文相に提出
31 第十二回原水禁世界大会(8月3日中国派十六カ国代表退場)
31 総評大会開催(議長・堀井利勝)(→8月4日)
1 全国実行委主催・ハノイ爆撃抗議緊急集会〔清水谷公園〕に都学連(三派系)二百名参加、反戦青年委とともに米大使館にデモ
2~4~ 全寮連第八回大会〔明大〕、民青同系執行部、会費滞納を理由に東学館等反執行部派の発言を封じたため混乱、三日目、無防備の東学館生に民青同系学生百名が角材で襲撃、東学館生負傷多数
4 ラスク来日阻止伊丹空港闘争に大阪府学連五百名結集、空港通行路坐り込みで二名逮捕、京都府学連、ラスク入洛阻止決起集会〔立命館大〕に三百五十名結集、都ホテルにデモ、六名逮捕
5 反戦青年委主催・ハノイ爆撃抗議集会〔清水谷公園〕に都学連三派系)百名参加、米大使館デモ
5 中央実行委主催・ハノイ爆撃抗議集会〔明治公園〕 に全学連(民青同系)九百名参加
5 日米合同委反対社共統一行動、京都府学連千六百名、集会〔京都洛北高校前〕、のち国際会館にデモ
6 関西三府県学連共催・日米合同委阻止全関西総決起集会〔立命館大〕に千三百名結集、円山公園までデモ、全京都集会に合流の後、都ホテルにデモ、投石等で機動隊と衝突、八名逮捕
14~17 全学連(革マル系)第二十三回全国大会(委員長・成岡庸治)、日韓闘争・早大闘争を総括、三派系の十二月全学連再建粉砕等を決議
14~17 全学連(民青同系)第十七回全国大会(委員長・平田勝)、軍国主義復活につながる小選挙区制反対・全学連とIUSの正常な関係回復等を決議
14~17 都学連(三派系)第十六回大会〔明大〕、小選挙区制粉砕等を決議、十二月全学連再建を確認
18 都学連(三派系)・京都府学連共催・全国自治会代表者会議〔明大〕、十月全学連再建準備会開催・十二月再建大会開催を決定
20 都学連(三派系)主催・故和井田史朗追悼抗議集会、のち百五十名で警視庁に抗議デモ
1 中大自治会五十名、学館に入館強行し籠城(2日自治委総会、強行入館戦術否決、3日龍城解除)
2 明大学生会、学費値上げで理事会と団交、値上げ決定前に学生会と協議することを確約
2 都立大生二百名、阿部教授の復職を要求して都庁にデモ、都庁前集会
19 日大生和井田史朗、六五年六月二十二目の日韓条約本調印阻止闘争で官憲の弾圧で負傷、片足切断の手術をうけ闘病中、患部の悪化で死去
20 沖縄大、理事会の学園分離協約破棄に抗議して授業ボイコット・ハンストに突入(11月4日学生、理事会と分離協約書に調印)
1966年8月
1 佐藤内閣改造(文相・有田喜一)
5~9 被爆二十一周年原水禁世界大会
16 国立大文学部長会議、理工系偏重の是正を文部省に申入れ
18 北京天安門広場で紅衛兵百万名集会
2 八・二反戟集会〔九段会館〕、中核派系学生・労働者千五百名参加
6 八・六広島反戦集会〔広島〕、反戦青年委・学生八百名参加、十月ベトナム反戦全国ゼネスト決議
26~27 社学同(マル戦派)第二回全国大会〔東京〕、社学同統一派との合同を決議
29 早大、くりあげ授業開始
1966年9月
1 共産同統一再建準備委、統一再建をアピール、マル戦派・統一派が合流
1 ドゴール、カンボジアでの演説で米軍の撤退とインドシナ中立化を強調
5 米原潜シードラゴン号、横須賀入港
11~14 べ平連主催・日米市民会議
17 紀元節復活反対国民集会
18 サルトル・ボーボワール来日
22 防衛庁、初の軍事視察団を南ベトナム・タイに派遣
27 豊和工業、米社からの小銃製造技術の導入を認可される
3 社青同東京地方本部第七回大会〔社会文化会館〕、反主流・協会派が演壇占拠し混乱、主流・解放派がこれを実力排除し大会を続行(18日社青同中央本部、東京地本解散を決定)
4 都学連(三派系)百五十名、原潜寄港阻止緊急抗議行動〔横須賀〕、正門前デモで二名逮捕
5 都学連(三派系)六十名、横須賀基地正門にデモ・三名逮捕、夜、社共統一集会〔臨海公園〕に合流、六百五十名で再度基地正門にデモ・六名逮捕
7 原潜寄港阻止社共統一行動、民青同系五百名、三派系千二百名参加、正門前坐り込みで七名逮捕
10~11 京都府学連(民青同系)第二十一回大会〔立命館大〕、ベトナム侵略反対等を決議
14 社学同統一再建実行委主催・全都学生討論集会〔明大〕に三百五十名参加、社学同の統一・十二月全学連再建を決議
21 京都府学連(社学同系)主催・ベトナム侵略反対・市電市バス値上げ反対集会〔同志社大〕に百五十名参加、のち円山公園までデモ
22 全学連再建実行委主催・ベトナム反戦・小選挙区制粉砕全都総決起集会〔清水谷公園〕 に七百名結集、全学連再建に反対する草マル派と衝突、機動隊介入し兇器準備集合罪で十数名逮捕
30~10・1 京都府学連(社学同系)第二十三回大会〔立命館大・同志社大〕、社学同系の政治過程論を軸とする基調報告に各派反発、人事をめぐり中核派退場
5 東北大新聞会、学友会(民青同系)を脱退、東北大学新聞社として発足
12 法政大、全学連再建をめぐり三派系と民青同系学生衝突
17 早大総長選挙、阿部賢一当選
22 早大構内で革マル派系学生と社青同解放派系学生衝突、解放派系学生三名監禁されるが教授の説得で釈放
27 明大学生会、学費値上げ発表阻止で理事会の生田地区職員財政問題説明会を実力阻止、そのまま理事会と徹夜団交

 

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民主主義の旗    第36号 1966年6月16日

民主主義の旗    第36号 1966年6月16日

主な記事
☆ ベトナム反戦、原潜寄港反対 巨大な全国共同闘争の準備を
☆ 【主張】米軍のベトナム侵略反対 米原子力空母日本寄港阻止
☆ 明治大学支部結成さる
☆ 統一会議圧勝 過半数9名獲得 大阪市大中執選挙
☆ 前進する統一会議 民青「全学連」からの離脱続く
☆ 勝利を基礎に闘いの先頭に 大阪大学選挙

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民主主義の旗    第35号 1966年5月24日


民主主義の旗    第35号 1966年5月24日

主な記事
☆ 5.18闘争を継承し、6.9第2派闘争の展開を
☆ 【主張】自治会選挙の意義と我々の任務
☆ 大学の戦争動員に反対して闘う 京都大学
☆ 必勝を期して闘う統一会議 大阪市大自治会中執選挙
☆ 一橋大学支部結成さる
☆ 勝利目前 革新会議  東京理科大学選挙

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民主主義の旗 第34号 1966年5月11日

民主主義の旗 第34号 1966年5月11日 PDF版
民主主義学生同盟全国委員会発行 

【主な記事】
【主張】  5.18首都、関西学生の大衆的闘いに呼応し全国的闘争を展開せよ

【主張】 5.18首都、関西学生の大衆的闘いに呼応し全国的闘争を展開せよ

(闘いのスローカン)
教員免許法改悪反対!
大学設置基準改悪省令化反対!
国大協「意見案」粉砕!
小選挙区制断乎粉砕!
夢二次防衛力整備計画粉砕!
ハノイ・ハイフォン爆撃を狙う北爆強化を許すな!
米軍はベトナムから撤退せよ!
佐藤政府は戦争協力をやめよ-

<戦後民主教育の反動的再編に断乎たる反撃を!>
 全国の学友諸君!戦後民主教育の形骸化と破壊そしてその反動的再編成は、教員免許法改悪によって現時点での集大成がなされようとしている。免許法改悪に反対する闘いこそは当面の教育闘争の中心環である。免許法改悪にかけた政府・独占の意図は、前号で述べた如く、第一に教育(学芸)系大学の教員養成大学としての「目的大学化」である。このことは戦前の旧師範学校に於る教員養成が教育の画一化と国家統削に道を開くものであったことへの反省から戦後採られた教員養成の「開放制を旧師範型の「封鎖性」へと逆行させることを意味する。そしてまた、それは「教師にしかなれない学生と教師になれない学生」を生み出すであろう。
 第二に、右の点と不可分に結びつつ、教育の複線化の貫徹である。時を同じくして4月28日に出された「後期中等教育に関する答申」が、生徒の進路選択を中学校卒業時にまで押し下げることにより後期中等教育の完全な複線化を打ち出したことを合わせ考えるならば、教育の複線化ー独占の要求に見合う人材技術者の安価な養成の方向の貫徹の意図は明瞭である。
 第三に、これらと平行しつつ教授会の無力化、学生自治への庄迫である。このことは束京学芸大学と共に全国で唯二つ、教育大学への名称変更を拒否していた大阪学芸大学の北山学長が先日突如「健康上の理由」で辞任したことにも端的に示されている。大学自治の切り崩しと破壊は予算配分等を通じて既に進行Lており、さらに強化されつつある。免許法改訂案は既に4月7日国会に上呈され、国会審議を目前に控えているし、これに対して学生以外のどの部分も〔そして学生も)有効に闘い得ていない。だが、この闘いが決して「教育系学生」のみの闘いではなく右に述べたように全学生の課題である限り、この重大な事態を我々が黙過することは許されない。
 大学教育・自治への攻撃は、大学設置基準改悪省令化の意図国立大学協会の「大学の管理運営に関する意見案」(本年二月)等の形でも行なわれている。国大協意見案は、学生の自治活動を大学の自治から完全に抹殺し大学の自治を「教授会の自治」に歪少化することによってそれを内部からほりくずし、政府の自治破壊に水路を開くものであり、客観的には文部省の別働隊の役割を演じているといわざるをえない。と勺わけ、早大闘争を契機に学生運動への規制と弾圧が一斉に強化されようとしている今、各大学自治会は教授会学長との団交を通じて、教職組と共に国大協意見案粉砕の闘いを粘り強く闘わねばならない。
 これらの闘いは特に充分な準備を必要とするものであり、学内諸課題と結合しつつ、クラス討論・シンポジウム・学園ゼミ等を積み重ねる中で準備され「頑強な長期闘争体制確立」の突破口とする必要がある。

<小選挙区制粉砕の先制攻撃を!>
 前号で指摘した通り、第四次選挙制度審議会は着々と小選挙区制への道を歩み続けている。5月9日「審議会第一委員会」を再開し5月中に総会での多数決で「小選挙区十比例代表制」の決定、そして選挙区割も含めて答申へという線が既定のものとして語られている。「憲法改悪への道をしきつめる、自民党独裁政権樹立の陰謀」=小選挙区制の大綱が5月中に決定されるという事態は重大である。

<ただちに全国的闘いを展開せよ>
 佐藤政府の全線に於る反動攻勢に対して、我々もまた断乎たる反撃で応えなければならない。4月30日慶応・横国大等は5月16・17・18日の横国大の免許法改悪反対のスト、5.18首都に於る闘いを決定した。関西でも大阪府学連を中心に5月18日に反撃の闘いが提起されている。
 全国の学友諸君′5・18のの闘いに呼応し、断乎たる抗議と反撃の闘いを全国闘争として展開しよう!

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戦後学生運動の歴史(1966年4月-6月)

戦後学生運動の歴史(1966年4月-6月)
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内外情勢 学生運動 自治会の動き
1966年4月
5 北海道学大など五学芸大学および岩手大などの学芸学部、教育大・教育学部と改称
5 政府、閣議で教員免許法改正案の国会上程を決定(22日見送り決める)
14 中国科学院院長郭沫若、文化大革命支持と自己批判を表明
16 「北京日報」、鄧拓ら批判論文を掲載
18 「解放軍報」社説〝毛沢東思想の偉大な赤旗を高くかかげ、社会主義文化大革命に積極的に参加しよう″掲載
26 公労協・交運共闘統一スト
28~29 日共四中総、国際共産主義路線における〝自主独立″の立場を確認
2~3 全学連(革マル系)第四十三回中央委〔東京〕、早大闘争の支援強化等を決議
15 民学同東京教育大学支部結成
18 全学連(民青同系)大学の自治を守れ等全国統一行動、全国各大学で学内集会・デモ
20 反日共系各派、大学設置基準改悪・教免法改悪反対で決起集会〔清水谷公園〕に三百名結集、文部省デモで三名逮捕
22 中央実行委主催・春闘勝利等総決起集会〔日比谷野音〕 に民青同系千名参加
26 国労スト支援に反日共系各派百五十名、品川駅構内で坐り込み・集会、機動隊の実力行使で三名逮捕、民青同系七百名、品川駅前で集会
28 早大共闘会議・反日共系各派、大学設置基準・教免法改悪粉砕・早大闘争勝利全都総決起集会〔早大〕 に千五百名参加、のち早大生先頭に日比谷公園までデモ・五名逮捕、全学連(民青同系)等主催・早大闘争勝利を目指す中央集会〔早大〕に八百名参加、新宿までデモ
28 京都府学連主催・ベトナム反戦・教免法政悪阻止決起集会〔立命館大〕に四百名参加、円山公園までデモ
28 医学連関東ブロック主催・インターン制完全撤廃決起集会〔清水谷公園〕、千五百名参加、厚生省デモ・坐り込み
1 高崎経済大自治会主に群馬県警三百名、三・二一パリスト捜査を理由に乱入、二名逮捕・一名指名手配(3日百三十名で県警本部に抗議デモ)
1~4 早大試験ボイコット続く
6 京大三学生会館、地裁の強制立退き仮処分執行で機動隊導入
12 宇都宮大、入退寮権奪還・負担区分反対で新案入寮をピケで阻止
13 早大一商・理工、学生投票による試験ボイコット決定でバリケード解く
17 早大教育、ガードマン・体育局学生によるスト破りに共闘会議反撃、重軽傷二十名
19 早大共闘会議、一政学外試験強行を会場〔保善高校〕で阻止、機動隊出動し四名逮捕
20 国士舘大生、自治会結成のビラ配布中、右翼学生に監禁され集団暴行を受く(21日大学学生監を告訴)
23 早大大浜総長・全理事、辞意を表明
24 東学館自治会、東学館を守る会を結成
28 早大当局、四十名の大量処分を発表(除籍九・抹籍十・無期停二十一)
1966年5月
9 中国、第三回核実験
10 「解放日報」 「文匯報」、姚文元”三家村を評す″を掲載、毛 思想反対者の打倒を訴える
11 松下電器、年功序列型を改め職種別賃金制度採用で労使合意
12~14 宮本書記長、全国都道府県委員長会議で初めて名指して中共を非難
16 中共中央委、各級機関に彰真批判と文化革命小組設置を通達(29日清華大付属中に紅衛兵組織結成)
26 南ベトナム・ユエで一万五千名の反政府・反米デモ
27 野党四派、小選挙区制反対で共闘と共同声明
28 椎名外相、来日中のインドネシア副首相と会談、緊急援助として三千万ドルの円借款供与につき共同声明
30 米原潜スヌーク号、横須賀初入港
31 椎名外相、参院外務委でベトナム作戦の米軍への施設供与は義務と答弁
10 全学連(革マル系)百名、中国水爆実験に抗議し新橋駅構内で集会、のち華僑総会本部に抗議デモ、無届デモとして四名逮捕
13 医学連関西ブロック主催・インターソ制廃止全関西医学生集会〔中之島公園〕に千名参加、開催中の国立大学医学部長会議〔新大阪ホテル〕にデモ・坐り込み闘争展開
13 全学連(民青同系)主催・早大闘争勝利・教免改悪反対等諸要求貫徹決起集会〔日比谷公園〕に千名参加し国会請願
17 反戦青年委主催・ベトナム侵略反対総決起集会〔日比谷野音〕に労学四千名参加、国会デモ
18 都学連(三派系)主催・教免法改悪反対・大学設置基準改悪阻止全都決起集会〔清水谷公園〕に千五百名結集、国会・文部省に抗議デモ、十二名逮捕
20 早大共闘会議・反日共系各派、早大闘争支援全都総決起集会〔早大〕に二千五百名参加、国会・文部省にデモ、民青同系三千名も集会〔早大〕・米大使館デモ
27 都学連(民青同系)等主催・米原潜横須賀寄港阻止全都緊急集会〔清水谷公園〕に五百人参加、米大使館にデモ三名逮捕
27 京都府学連主催・全関西学生総決起集会〔大手前公園〕に千名参加、教免法改悪反対等を決議、大阪駅までデモ・五名逮捕
28 新案協議会(反日共系)結成、東学館等都内七学寮代表参加、○管規・負担区分撤廃を決定、全寮連書記局派との闘争を確認
29 原潜寄港阻止社共統一行動、横須賀大集会に反日共系各派五百名結集、基地ゲート前で機動隊と衝突、五名逮捕
30 反日共系各派百名、横須賀基地正門突破・基地内でデモ展開、刑特法違反で十一名逮捕、夜、集会〔臨海公園〕の後、正門前デモで機動隊と投石・旗竿等で衝突、四名逮捕、革マル系五百名正門前坐り込み
31 原潜寄韓阻止社共統一行動、横須賀大集会に民青同系千名参加
10 早大阿部賢一総長代行就任
12 京大同学会二百五十名、フォード財団理事長バンディ来学反対で京都国際ホテルにデモ
12 慶大法学部当局の講座減少に理由説明を要求して学生二名ハンスト突入(17日解除、30日二名に処分通告)
13 大阪市大で三名の私服自衛官を発見、学生の追及で学内無断立入り謝罪・学内での自衛隊職務を行なわない等の謝罪文を書かせる(14日全学抗議集会
17 東京学大小金井分校学生集会、教免法改悪反対・大学設置基準改悪阻止で十八日授業放棄決議
18 横浜国大学芸学部、教免法改悪反対・大学設置基準改悪阻止でスト
21 早大商学部投票でスト中止決定(23日授業再開)
23 宇都宮大、新学生寮を二年間空家にしたとして入寮阻止闘争中の学生を大量処分
25 京大、警官の学内立入りを発見、謝罪文を書かす(30日全京大抗議集会、のち川端署に抗議デモ)
27 明大二部学苑会学生大会、執行部派(民青同系)と反執行部沢(三派系)が衝突し流会
28 青山学院大、芝田進午講演会を大学当局の不許可を蹴って開催強行
1966年6月
1 国際基督教大、来年度入試に能研テストの採用を決定
3 祝日法改正案で対立の与野党、建国記念日の日取りを決める審議会設置で妥協
3 中国、北京市委改組を発表(彰真第一書記兼市長解任)
16 日共、ルーマニア共産党との共同コミュニケで自主独立強調
21 中村文相、国立大学長会議で能研テストへの協力・学生運動への留意を要望
25 祝日法改正公布(建国記念日は半年以内に政令で決定)
29 米機、ハノイ・ハイフォン地区の石油貯蔵庫を爆撃
—-ベルリン自由大学で学籍登録年限制限に反対闘争起こる
1 反日共系各派二千名、原潜寄港阻止決起集会〔横須賀〕、機動隊に規制されつつも基地正門ゲート前坐り込み展開、四名逮捕
2 全学連(民青同系)主催・原潜寄港阻止中央決起集会〔日比谷野音〕に千二百名参加
3 沖縄教公二法阻止教職員会総決起集会に琉球大生ら六百名参加、デモで警官隊と衝突・学生一名逮捕、那覇署に釈放要求抗議デモ
9 都学連(三派系)主催・祝日法粉砕エンプラ寄港阻止決起集会〔日比谷野音〕に四百名参加、清水谷公園までデモ
9 関西三府県学連共催・三次防反対・教育二法改悪反対全関西決起集会〔同志社大〕に千名結集、市内デモで四名逮捕
11~12 医学連第十三回全国大会〔東京医歯大〕、民青同系自治会の対案を否決し執行部のインターン闘争方針を採択(委員長・木下信一郎)
15 六・一五記念集会実行委主催・安保六・一五記念政治集会〔九段会館〕、都学連(三派系)等の学生、労働者二千名参加、十二月全学連再建等のスローガン採択
21 全学連(民青同系)全国統一行動、中央集会〔日比谷野音〕に二千名参加し大学の自治を守れ等決議、代表団文部省で抗議文朗読
23 都学連(三派系)主催・エンプラ寄港阻止・小選挙制粉砕全都決起集会〔清水公園〕に六百名参加、日比谷公園までデモ・一名逮捕
24 青医連・医学連、インターン制廃止・無給医局員の有給化等を要求して全国病院統一行動、十三大学四千名が診療拒否・集会等を展開
24 京都府学連主催・小選挙区制粉砕・京大構内への警官立入り反対決起集会〔立命館大〕に五百名参加、川端署まで抗議デモ・二名逮捕
24 兵庫県学連主催・ベトナム侵略戦争反対・諸物価値上げ反対兵庫県統一行動に五百名参加、神戸市役所に抗議デモ・三名逮捕
30 反日共系各派百五十名、ハノイ・ハイフォン爆撃緊急抗議行動、米大使館にデモ
4 早大一政学部投票、スト中止決定
7 教育大全学集会、筑波移転強行決定反対・民主的学長選出要求等を決議、学内デモ (13日臨時学生大会、スト権確立できず混乱のまま流会、15旦二輪学長再選)
9 青山学院大、芝田進午講演会強行で十四名処分発表に抗議集会開催、処分撤回を決議
10 大阪商大、図書館・研究室等の建設早期実現を要求して無期限スト突入(14日当局の団交拒否に抗議し本館封鎖、ハンスト突入)
11 京大、構内警官立入りを追求した学生逮捕さる(13日全京大抗議集会、川端署にデモ)
14 早大教育学部投票、スト中止決定
16 大分大教育学部学生大会、完全就職を要求し五百名で県庁までデモ
20 教育大文学部、評議会の筑波移転決定に抗議してスト(21日教育学部スト)
20 早大一文学部投票(21日スト中止決定、22日バリケード撤去、二百名で学内デモ)
21 京大教養・教育・文学部、学生の不当逮捕に抗議してスト
24 青医連・医学連統一行動、北大・新潟大・群馬大・東京医歯大・横浜市大・名大・大阪大・長崎大の各医学部スト、京大・九大・岡山大実質スト、東大・信州大部分スト
24 明大、理事長の学費値上げ言明で大衆団交、千二百名参加し理事会を追及
25 中大、学生会館の管理運営で全学投票、学生統一案・仮入館等執行部提案支持さる(27日学生百名団交要求し理事長室前坐り込み)
30 都立大、阿部行蔵教授の復職を要求して全学抗議集会、八百名参加

 

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民主主義の旗 第33号 1966年4月6日

民主主義の旗 第33号 1966年4月6日 PDF版
民主主義学生同盟全国委員会発行 

【主な記事】
【主張】 現情勢の特徴と当面する課題
☆【米軍の侵略反対を決議!】民学同第6回大会開かれる
【主張】 現情勢の特徴と当面する課題

アメリカのベトナム侵略反対! 佐藤の戦争協力を粉砕せよ!

1 全国の学友諸君!昨年二月世界人民の反対を押し切って強行された米帝による北ベトナムへの北爆、侵略政策の強化はベトナム人民の当然の権利としての断乎たる反撃と社会主義を先頭とする各国人民の持続的反対によって不可避的に行き詰り、米帝はその打開のために一歩一歩侵略をエスカレートさせてきた。だが「エスカレーション」の一つ一つの段階は同時にアメリカを含む各国人民の反対の激化と米帝支配層内の対立の潜在的深化の過程でもあった。フルブライト上院外交委員長によって代表される米支配層内ジョンソン批判派の見解は刻一刻、一つの流れに合流しつつある米国内反戦運動と各国人民の反対運動、同盟国の離反の傾向に規模されたものであると共にベトナム確保の強硬政策が結果としてベトナムを失なうだけでなく、米帝の孤立と世界支配体制の崩壊にまで至るという危倶にその根拠をおき、米国景気の過熱の傾向と経済政策を巡る対立に裏打ちされたものである。
 最早数段を残すに過ぎない段階まで推進されたエスカレーションにもかかわらず戦局の展望は暗く侵略戦争の長期化は避けられないという現状と以上に見た状況を前にして、ジョンソンは一方で兵員兵器の大量投入によってエスカレ-ションの最終局面の準備を進めつつ、他方で最後的決定を下し得ない状況に追いこまれている。
2 ベトナム「危機」の深化と米帝の侵略戦争の行き詰りは、フランスを顕著な目とする帝国主義間矛盾をより顕在化させている。仏のNATO離脱の方向はその表明であった。
 第二次大戦後のドル・ポンド国際通貨体制を中心軸とし圧倒的に強化された米帝の力を背景とする「一元的帝国主義世界体制」は不断に内部矛盾を醸成し続けてきたが、ここ数年来のドル・ポンド危機は、矛盾の発展を新たな段階に押し進めた。いまや一元的な帝国主義体制は、明白に解体、再編成の方向を辿っている。同盟諸国の離反の傾向は米帝の戟略の硬直化の中でかってなく強まっている。
 こうした状況の下で佐藤政府の戦争協力は米帝の大きな支えとなっている。佐藤政府のベトナム侵略加担は、帝国主導再編成の胎動に主体的に介入するための発音権強化の必要性と共に、日本帝国主義が、「ベトナム危機」を米帝を除く諸帝国主義のいずれにもまして自らの危機(ドミノ理論)として把えざるを得ないという地理的特殊性をも含む特殊的状況に規程されたものである。

3 ベトナム侵略に反対する闘いは、社会主義諸国の闘い、アメリカ反戦運動をも含む各国人民の闘いを基軸として前進している。中ソの不団結は闘いの前進の阻止要因となっているが、中国共産党の極左冒険主義が各地でその欠陥を露呈していくというある意味で悲劇的契機を通じて孤立化する中で、ベトナムについての共同行動の条件は成熟しつつある。
 二月北爆再開の強行がインドシナ全域への戦火の拡大、ハノイ・ハイフォン爆撃の危険性を含んでいる現在、3・26国際連帯行動にも見られる反対闘争の展開がいまこそ行なわれねばならない。佐藤政府の米帝支持の政策が大きく戦争勢力を支えているとき、優れて国際的な闘いとしてのベトナム反戦の闘いを佐藤政府の戦争加担に対決する闘いとして遂行することこそわれわれの任務である。ベトナム情勢が米帝の侵略の行き詰りの中で長期化しょうとしている時各大学平和委員会の強化を基軸として、持続的日常活動を展開しなければならない。

Ⅱ 憲法改悪への道=小選挙区制断乎粉砕!

4 日韓条約強行突破によってその右方旋回を急速化した佐藤を代弁者とする日本独占は、国際的には帝国主義の政治経済的発展の不均等性が一定の段楷に達し、またベトナムを巡る緊張の激化の中で帝国主義矛盾が顕在化しつつあり、外見的にしろ一元的帝国主義体制は解体しつつあり、その再編成への胎動がいつにもまして進行していること、国内的には不況過程から、より強化された独占支配を以って脱出することを計らなねばならないという状況そして同時に階級対立が激化しているという状況によって規程されつつ、反動攻勢をかってなく激化させている。安保闘争後成立した池田内閣が政治的には階級対立激発の回避とマヌーバー的低姿勢(大がかりな迂回作戦ーーそれさえも後半には変質した)経済的には高成長政策による資本の高蓄積と独占強化をその使命としていたのに対して、佐藤政府は池田が到達した地点から、①日韓条約にはじまった海外膨張政策をより一層強力に展開し、帝国主義体制再編成の胎動に主体的に介入すること、そのために必要ないっさいの処置–ベトナム協力、自衛隊海外派兵への地ならし、東南アジア閣僚会議、アジア(反共)外相会議の開催等-をとること。②国内的には独占支配の強化、治安体制の整備、改憲にかけての長期安定政権の確立等にその「歴史的」任務を置いている。総じて本格的帝国主義国として名実共に自己を強化することが佐藤政府に対して独占より与えられた歴史的性格であり任務である。
 佐藤が、日々不評を高めつつある時点で矢継ぎ早に反動攻勢を展開してくるのは、とりわけ日本資本主義の過剰生産のかつてない深化の中で激化しつつある国内階級対立を、資本の優位において先制的に解決しなければならないという要請と、ベトナム「危機」を自らの危機として把えざるを得ないという日帝の矛盾に基礎をおいている。
5 現下の情勢の中で、佐藤内閣の攻撃は独占資本の再強化と大衆収奪の強化による経済危機突破を一つの軸としつつ、労働運動をはじめとする民主勢力との全線的対立と弾圧を他方の基軸とする政治反動を露骨に展開している。当面の政治課題は、自衛隊の強化、核武装への前進を阻止する闘いと、自民党による長期安定政権確立のための小選挙区制粉砕の闘いに集約されるであろう。
 第三次防衛計画に予定されているミサイル兵器の大幅導入をも含む軍備強化の方向は、明らかに核武装、海外派兵に進路が向けられたことを示している。沖縄派兵発言、「国連協力法」案「国防省昇格法」案等は、改案への突破口、地ならしとして企図されており、それは小選挙区制反対の闘いとも結合される内容をもっている平和委員会を中心として日常的恒常的宣伝と政治暴路-小選挙区制粉砕の闘い、総じて改悪阻止の闘いへの合流のための活動をねばり強く展開せねばならない。

6 政治危機の克服と改憲にむけての多数派工作としてだされてきた小選挙区制は日本独占の政治プログラムの当面の突破口として大きな比重をもって登場してきた。
 小選挙区制は選挙の毎に暴露される醜悪な腐敗行為に対する国民の批判を、積極的に汲み上げることを装いつつ保守長期安定政権の確立をその主要な目的としている。傾向的な得票数、得票率の低下、改憲に必要な議席数の確保の困難さ、それのみに留まらず絶対多数としての政権の維持さえも困難になるのでほないかという危機感–この事態に対処し、長期安定政権構想憲法改悪への布石として出きれてきたのが、小選挙区制の意図である。

 三六年に成立した選挙制度審議会は昨秋第三次答申を提出した。佐藤はそれを一層具体化させるため、小選挙区論者によって大半が占められる第四次審議会を発足させ、小選挙区制実施への大きな一歩をふみだした。自民党内にほ小選挙区制をめぐる一定の分岐が依然としてあるが、にもかかわらず共通の危機感と改憲への新たな里程標を築き上げるためにほぼ小選挙区制実施の方向に集約されつつあるといえるだろう。
それが与える影響は保守党の長期支配体制であり、政党規制と民主主義の形骸・空洞化、改憲、ネオファシズムの道である。
 こうした反動攻勢に対して、共産党、社会党、公明党三党の「憲法擁護、小選挙区制粉砕連絡会謙が、三月三〇日東京で結成された。今日まで分岐を深めていた民主勢力の状況を考えるとき、必らずしも楽観は許されないが、小選挙区制問題についての課題別共闘が組織されたことは大きな成果といい得るだろう。
 われわれほ改憲への重要な一歩であり、四月下旬第四次答申が予定されている小選挙区制絶対反対の闘いを断呼として闘わねばならない。全国の学友諸君!四月、五月中旬までの全国的一斉カンパニア–小選挙区制・意法問題の政治宣伝、暴露を強力に展開し、三党「連絡会議」の闘いに合流しつつ、大衆行動を展開しょう!そしてその準備をいまから開始しよう!

Ⅲ 教員免許法改訂反対!
  大学設置基準改悪省令化を阻止せよ!

7 国際国内政治課題が反動派との厳しい対決を不可避的に激化させている現在、慶応、早大闘争に劇的な形で展開されたごとく大学自治と学生生活に対する攻撃もかつてなく激化し、教育、学園闘争の重要性は、それなしには学生運動が有利な闘いを進め得ない程までに高まっている。
 今日の大学自治と学生生活を巡る情勢一総じて「大学危機」といわれる情勢の特徴は、第一に、政府の文教政策の貧困さと経済不況に規定されて、学生の経済生活が極めて困難化していること、にもかかわらず学生の負担(収奪)が増大していること、第二に戦後教育破壊の集大成の政策が進行していることにある。池田「人づくり」政策の二つの支柱である科学技術教育の強化(ハイタレントの養成)と「道徳教育」の推進を引きつづき発展、徹底化させながら、体制内イデオロギーの人民への浸透・定着化、ナショナリズム、大国王義の下での「国民的統一」の達成に、今日の教育イデオロギー政策の重点がおかれている。

9 学生に犠牲を強要する教育政策の貧困
化と各大学での個別に展開されている大学自治の制限、それの集約としての反動教育立法・省令は、現時点で次の諸点に集中化されている。
 第一に教育の複線化、教育系大学の「目的大学」化による権力支配の貫徹、教授会の無力化学生自治の迫害の突破口として企てられている教員免許法改悪である。教員免許法改悪の特徴は、単位取得の強化による「開放性」教員養成から、実質的な「封鎖制」への移行である。問題の深刻さは「複線型」教育体系への志向が大学までおよび、現在、教育系大学の名称変更、教員免許法強化をテコにして進められていることにある。
 第二に、第一点と密接に結びついた大学設置基準の改悪である。それが主要に目指しているのは、単位取得基準の改訂による一般教養科目の縮少、軽視であり、マスプロ教育の是認である。理工系学部において特に傾向的に一般教育のなしくずし的縮少が進行している。全国一律の大学設置基準を文部省令で実施しょうとしているのはこの合法化をはかるものであり、その結果は教養教育の理念を全面的に破壊するものとなるであろう。
 第三に、東北大、東京教育大、鳥取大等にみられる大学の移転・統合問題。長崎大、東京学館をはじめ、ほとんど全ての大学で問題となっている、学館の管理規程を通じての大学と学生の権利の縮少、国家権力の介入による自治の破壊である。
 第四に、私学授業料の値上げ、負担区分の強化にみられる学生の経済生活の圧迫である。

10 こうした体系的、全面的な教育破壊、
大学自治への攻撃に対して、冬学園を砦に大学ぐるみの闘いによって反撃を組織しなければならない。
 教育・学園闘争は各大学で特殊的・個別的な状況を確かに持っている。従って各大学の詳細な分析の上に方針が提起されなければならないと同時に各大学の闘争経験の交流、情報交換を強めなければならない。
 関西における教育問題についての連絡センターの結成が要請されている。
 大学設置基準の省令化を阻止し、教員免許法の改訂に反対する闘いこそ、教育学蘭闘争の全国的な共通課題としてあるだろう。
 宣伝、カンパニア活動、そして五、六月段階での各自冶会の統一した大衆的な闘いを、各大学において直ちに準備しょう!

 
【米軍の侵略反対を決議!】民学同第6回大会開かれる

 三月三〇日、民主主義学生同盟第六回臨時全国大会が大会代議員総数の九割を越える代議員及びオブザーバーの同盟員多数の参加の下に大阪で開かれた。
 「学園を砦に全ての戦線で運動と組織を創り出し、学生戦線の再建、統一をめざす頑強な長期闘争の第一歩を踏みだそう」をメインスローガンとして行なわれた大会は、四月以降の大衆闘争の方針を巡って綿密な討論を行い、新たに全国委員会を選出して午後九時半開会した。

大会は新たに支部を結成した新潟大学、東京教育大学の学友の決意表明が圧倒的な柏手で迎えられる中で開かれた。新潟大学支部の代議員は支部建設の過程で同盟の影響力が、広汎に存在している無党派活動家の中に急速に広がりつゝあること、その集約の中で必らずや新潟大学の大衆闘争を昂揚させ、北陸地方においてわが同盟の一大拠点を築き上げることを力強く誓った。三月にこれまでのグループから支部結成に踏み切り、四月に公然たる大衆運動を開始することを予定しでいる東京教育大学支部の代議員は民青、共青等の学内諸派の動向を含めて報告し、首都学生運動を支える中核支部を必らず早期に建設する決意を力強く表明した。
 続いて全国委員会からの一括提案の後に討論に移った。討論は主として平和委員会活動・教育学園闘争の課題と方針、小選挙区制を巡る政治情勢と任務、学生戦線統一問題に集中して行なわれ、時間的制約があったにもかかわらず、卒直且熱心な討論が展開された。
 大会は、ベトナムへの米帝の侵略と佐藤の戦争加担に反対する闘い、民主勢力の圧殺と憲法改悪への道をはき清めようとする小選挙区制法案に反対する闘い、教月免許法改悪、大学設置基準改悪省令化をテコとして行なわれようとしている政府・独占の民主的教育への攻撃をはね返し、大学自治と学生生活を守る闘いーー以上三つの闘いが、四月以降の学生戦線の中心的課題であることを確認し、全国委月会提案を全会一致で採択した。
「この、五大会以後の三カ月の闘て大会報告議案は次のように述べている。
「この五大会以後の三ケ月の闘いは、昨秋わが同盟の陥入った一定の組織的政治的停滞が基本的には克服されつゝあることを示している。先駆的意義を有した運賃値上げ反対カンパニア、東京・新潟における新支部建設、立命支部の公然たる大衆的登場、そして同盟指導機関の確立、戦線別グループ会議の恒常的開催等。同時にこの間の闘いは、理科大、神奈川大、早大、立命大等に特徴的なように全国の民主的学友が、今日の学生戦線の混迷と分裂を打破る新たな学生運動の指導主体の登場を真剣に待ち望んでいることを立証した。以上の事実は、わが同盟の新たな躍進のための主体的客観的条件の成熟を意味し、わが同盟に課せられた責務の重大さを意味している。」
「今大会の意義は、われわれの勝取ってきた強固な陣地に立脚し、危機的様相を胎んで急展開しつつある内外情勢と、学生戦線に課せられた責務、そして全国学友の期待に応えるべく四大会で確定されたわれわれの基本路線の実現をめぎし、新たな再進撃への突破口を打開く大会であるという点に存在し、従って今大会の任務は、そのための一切の諸準備-科学的情勢の分析、可能な限りの戦線分野別の具体的な方針の樹立、戦線統一え向けての当面の獲得目標の設定、大衆的民主的同盟建設をめざす首尾一貫した活動計画の確立、そして強固な新指導部の選出ーーの遂行にある。だとするならば、まさに、われわれは今大会を真の「ワーキング・コングレス」=「働く大会」としなければならないだろう。」現実に開かれた大会の経過は、この議案が述べている大会の意義と任務を成功的に達成したということができるだろう。

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民主主義の旗    第32号 1966年1月26日


民主主義の旗    第32号 1966年1月26日

主な記事
☆ 国鉄私鉄運賃値上げ阻止統一署名 広範な支持をかちとる
☆ 【主張】米軍侵略反対、原子力艦隊寄港粉砕!
☆ 全国民主主義学生交歓学習会 隊列を更に広く更に豊かに!
☆ 真に闘う部隊の創設を! 近大支部からの通信
☆ 民学同の旗の下、運賃闘争を闘う 阪大看護学生

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戦後学生運動の歴史(1966年1月-3月)

戦後学生運動の歴史(1966年1月-3月)
出典は、「資料 戦後学生運動 別巻」(1970年11月30日第1版第1刷)です。

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内外情勢 学生運動 自治会の動き
1966年1月
3~15 アジア・アフリカ・ラテンアメリカ三大陸人民連帯会議開催〔ハバナ〕
21 厚生省、医師法一部改正案の国会上程を表明
21 日ソ航空協定、モスクワで調印
28 最高裁、山林入会権をめぐる小繋事件で全被告有罪を判決
30 日共、インドネシアの反共デモに抗議声明発表
31 東京高裁、八幡製鉄政治献金事件で献金は社会的に有用な行為、会社の目的に属すると判決
31 米軍、北爆再開
11~12 全学連(革マル系)第四十二回中央委〔東京〕、日韓闘争の敗北を総括
19 慶大日吉・国学院大・都立大・東大教養学部生ら反日共系学生百五十名、私鉄運賃値上げ反対で渋谷駅構内集会・デモで抗議
21 都学連(三派系)主催・公共料金値上げ反対、原潜・原子力空母寄港反対決起集会〔清水谷公園〕、二百五十名結集、国会デモで四名逮捕
21 大阪学生戦線四百名、国鉄運賃値上げに反対し、国鉄大阪駅構内で乗客・市民をまきこみ集会・デモで抗議
23 全国実行委主催・米原子力艦隊寄港阻止横須賀集会〔臨海公園〕に都学連(三派系)等五百名参加、米軍基地ゲート前で機動隊と衝突、二名逮捕
28 教員養成制度改悪阻止全都学生総決起大会〔麻布公会堂〕、横浜国大学芸学部生中心に七百名参加、学芸学部の教育学部格下げ反対・教員免許法政悪阻止等を決議、文部省・国会にデモ
(民学同立命館大学支部結成
18 早大法・教育スト突入(20日政経・商・文スト、21日理工ストで全学パリスト突入)
23 早大、翌日からの試験ボイコット・阻止で千五百名泊り込み(24日当局、四年生を除く試験延期を発表)
24 東大医学部、インターン自主配置学生実の実施を要求して卒業試験ボイコット(26日当局、要求受諾でボイコット解除)
24 横浜国大学芸学部学生大会、学芸学部名称変更の教授会決定白紙撤回を要求しスト決議(26日学芸学部全学投票でスト権確立、分校学生大会、スト決議)
27 高崎経済大学生大会、聴講生の本科編入白紙撤回・戸田学長早期実現を要求し試験ボイコット(31日スト突入、2月8日スト解除)
27 横浜国大学芸学部、パリストに突入、
27 奈良学芸大臨時学生大会、学部名称変更反対でスト権確立、スト突入
29 東北大教育学部学生大会、卒業生の完全就職を要求してスト決議(31日スト突入、2月7日スト解除)
29 早大、四年生卒業試験阻止で試験場の早稲田実業高校に七千名の抗議デモ、試験を阻止
1966年2月
1 日共機関紙「アカハタ」、「赤旗」と改題
1 「人民日報」、劇作家田漢批判 論文を掲載
4 「赤旗」〝アメリカ帝国主義に反対する国際統一行動と統一戦線を強化するために〟発表、自主独立路線へ転換
4~5 国大協総会、〝大学設置基準の改善″について文相に意見書提出
10 宮本書記長ら日共代表団、北ベトナム・中国・北朝鮮訪問(→4月4日)
14 佐藤首相、参院決算委で原子力空母寄港ほ安全を確認すれば認めると答弁
17 教職員養成審議会、免許法改正案を文相に建議
24 ガーナでクーデター、北京着直後のエソクルマ大統領失脚
2 医学連関東ブロック主催・インターン制完全撤廃決起集会〔清水谷公園〕に千五百名参加、文部省デモで一名逮捕
2~4 郡学連(民青同系)第二回臨時大会〔東京経大〕、六大学八自治会脱退の自己批判、早大闘争支援を決議
20 都学連(三派系)主催・大学設置基準改悪・教員免許法粉砕全都決起集会〔清水谷公園〕 に五百名参加、文部省デモで三名逮捕
21 全学連(民青同系)・全寮連、在日朝鮮人弾圧の学校教育法改悪反対で政府に抗議
26 緊急私学系学生全国活動者会議〔日ソ協会〕、民青同系三十名参加し早大闘争支援を申合わせ
2~3 横浜国大学芸学部、教授会と三十三時間の団交決裂(9日学園自主管理態勢に入る)
3 埼玉大学生大会、学部分割移転・教員養成所設置反対で試験ボイコット決議(10日全学パリスト突入)
4 早大、一万五千名の学生参加して大浜総長と大衆団交、総長の〝全員反対しても値上げする″の言明に交渉決裂(10日共闘会議、大学本部封鎖・占拠闘争に突入、12日体育会のスト破りを実力で粉砕)
4 沖縄大学園民主化学生大会、嘉数学園からの沖縄大分離・六理事の退陣を要求して試験ボイコット決議(9日理事会、分離要求をのみボイコット解除)
5 東京理大、授業料値上げ反対・施設拡充を要求して全学スト突入
8 東学館、新館規則反対で理事者と団交を要求、警官隊と衝突
19 早大入試実施を前に大学当局と共闘会議の代表団交、大学側の妥協案を拒否して決裂(20日国会稲門会の最終調停案を拒否)
21 早大当局、機動隊を導入、共闘会議二千名、文学部校舎前で抗議集会、のち本部再占拠でバリケード構築(22日早朝枚動隊出動し二百三名を大量逮捕、機動隊構内駐屯・ロックアウトで24日入試強行)
26 東大教養自治委員会、学外で秘密裡に開催、全学連(民青同系)加盟を決定
1966年3月
5 国鉄運賃値上げ実施
7 政府、紀元節復活の祝日法改正案を衆院に提出
10 佐藤首相、参院で沖縄防衛に日本も参加と答弁、問題化
11 インドネシア大統領スカルノ、スハルト陸相に政治権限を委譲(12日共産党非合法化)
18 衆院文教委で国士館大の学長独裁・復古教育が問題化
22 中共、ソ連共産党大会出席を拒否(27日日共も拒否)
24 「紅旗」、歴史学者翦伯賛批判論文を掲載
25 政府、閣議で明治百年記念事業を国家的規模で行なうと決定
25 国立学校設置法改正案、衆院文教委で可決
29 ソ連共産党二十三回大会開催
12~13 全学連(民青同系)第五回中央委〔明大〕、全国学園闘争重視を討議、中執三名辞任に伴い委員長代行に梓沢和幸決定
14 青学代表者会議主催・青学総決起集会〔日比谷野音〕に民青同系八百名参加、早大闘争支援を決議
20 諸要求貫徹全国大統一行動、中央集会〔晴海埠頭〕に全学連(民青同系)六千名参加等、全国各地で一万三千名が集会・デモ
21 青年医師連合(青医連)結成大会〔東京〕、全国医学系大学三十四校参加、インターン制廃止・国家試験ボイコット等運動方針を決定
26~28 大学自治と学生生活を守る第一回全国学生ゼミ〔東京〕に民青同系千名参加、教育の軍国主義化反対等を決議
27 都学連(三派系)第十五回臨時大会〔法政大〕、日韓闘争を総括、大学設置基準改悪阻止・十二月全学連再建等を決定
28 都学連(三派系)・京都府学連共催・全国自治会代表者会議〔東京〕、構改系を除く各派四百名参加、十二月全学連再建を確認
(民学同全国交歓学習会 全国18大学200名が参加開催、奈良・信貴山)
30 民主主義学生同盟第6回大会
(民学同新潟大学支部結成)
6 東京理大授業料闘争、値上げ承認・事前通告実施等の協定案に同意してスト解際
8 横浜国大学芸学部生四名、学部名称変更白紙撤回を要求して正門前でハンスト突入
9~15 横浜国大学芸学部、教授会と連続団交、教授会全面的に自己批判するも学部名称変更の撤回は拒否(27日自主管理態勢解除)
11 早大、学費値上げ阻止・機動隊導入弾劾全学抗議集会、指名手配中の大口議長逮描のため機動隊乱入、三名逮捕
20 高崎経済大学生大会、戸田学長早期実現・難波田専任教授昇格反対で試験ボイコット決議(21日パリスト突入)
23 北大四学寮、入寮選考強行で四名処分
24 早大全学四年生連絡会議、当局の卒業式中止に二千名で総括卒業式開催、のち学内デモ
29 早大第一政経学部、期末試験阻止でバリケード再構築・スト突入(31日教育学部《4月3日からスト突入》を除き全学スト突入)

 

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民主主義の旗    第31号 1966年1月10日


民主主義の旗    第31号 1966年1月10日

主な記事
☆ 国鉄運賃値上げ阻止! 全国一斉署名を展開しよう
☆ 運賃値上げ阻止全国アピール発表
☆ 医学部をゆるがした8日間 市大医学部闘争
☆ 第5回全国大会開かる 新たなる飛躍に向けて隊列の整備と強化を!
☆ 京都府大会開かる

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戦後学生運動の歴史(1965年10月-12月)

戦後学生運動の歴史(1965年10月-12月)
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内外情勢 学生運動 自治会の動き
1965年10月
1 インドネシアでウントン中佐らのクーデータ一失敗(九・三〇事件)(3日陸軍、共産党の弾圧開始を発表)
5 ライシャワー、日本の新聞のベトナム報道は偏向と批判、問題化
5 日韓国会始まる(→12月13日)
8 日本遺族会の靖国神社国家護持に関する調査会、靖国神社法要綱案発表
10 遠山茂樹・宗像誠也ら教科書検定訴訟を支援する全国連絡会議結成
12 日韓条約批准阻止全国統一行動、十万名が国会請願デモ
26 文部省、来年度入試に高校内申書採用校は四十二校と発表
5 全学連(革マル系)・都学連(三派系)共催・日韓条約批准阻止全国統一行動、中央集会〔芝公園〕に二千名結集、清水谷公園までデモ、社青同系労働者と合流し国会デモ、参院議面前坐り込みで二十名逮捕、集会中、三派・革マル両派衝突くり返す
5 全学連(民青同系)、日韓条約批准阻止等全国統一行動、中央集会〔日比谷野音〕 に四千六百名参加、国会請願デモ
12 全国実行委(社会党系)主催・日韓条約批准阻止等全国統一行動、中央集会〔明治公園〕に三派系中心に学生二千五百名結集、国会議面前で反戦青年委とともに坐り込み、十九名逮捕
13 東京青学代表者会議主催・日韓条約批准阻止等全都青学決起集会〔日比谷野音〕、民青同系千五百名参加、国会請願デモ
15 全学連(革マル系)・都学連(三派系)共催・日韓条約批准粉砕全国統一行動、集会〔日比谷野音〕に千五百名結集・国会デモ、夜、反戟青年委主催の決起集会に合流、国会議面前坐り込み闘争展開、十七名逮捕、京都府学連決起集会〔円山公園〕に千名結集し市内デモ、三名逮捕17 都学連(三派系)・京都府学連共催・全国自治会代表者会議〔同志社大〕、一〇・二九全国ゼネスト方針決定、実行委を結成
17 京都自治会代表者会議(民青同系)開催〔立命館大〕、十二月京都府学連再建を決定
25 全学連(革マル系)・都学連(三派系)共催・日韓条約批准阻止全国統一行動、中央集会〔日比谷野音〕に三千名結集・国会議面前坐り込み、京都府学連決起集会〔円山公園〕に千名結集・市内デモ
29 一〇・二九全国ゼネスト実行委主催・日韓条約批准阻止全国統一行動、中央集会〔日比谷野音〕に三千五百名結集・国会デモ等、全国二十一カ所で八千名参加、三十六名逮捕
30 全国実行委・反戦青年委共催・日韓条約批准阻止統一行動〔日比谷野音〕、社青同系学生三百名参加、八重洲口までデモ
2 横浜工業教員養成所、学部昇格を要求して無期スト突入
15 早大政経学部新聞・自治行政学科、両学科廃止決定に反対して授業放棄
19 国際基督教大学生大会、来年度入試の能研テスト採用反対等を決議
19 京大工業教員養成所、学部昇格を要求して無期スト突入
21 同志社大全学学生大会、学館の管理運営を要求してスト決議、授業放棄に突入(11月19日学長団交で学生の要求を全面的に受諾)
25 東京工大工業教員養成所、学部昇格を要求して授業放棄
25 都留文科大学生大会、不当処分撤回・学長退陣要求を確認、九月以来のスト態勢解除
27 早大第二学館問題全学共闘会議、学館の管理運営を要求して団交
29 東北大自治会委員長、七月の事務局長に対する暴行容疑で有明寮の学生ピケを突破した警官隊に逮括さる
29 日韓条約批准阻止全国統一行動、北学大、東京医歯大、東京外大、京大理・教育、大阪大等スト
1965年11月
6 自民党、衆院日韓特別委で強行採決、野党、無効を主張
9 衆院本会議、議長職権で開会(12日未明、議長発議で日韓条約案件を議題とし、条約可決)
9 社共両党系諸団体共催の第一波日韓条約批准阻止統一行動
9 私大協会、来年度平均十三%学費値上げの統一見解を発表
12 国立大医学部長会議、インターン制改正案決定
13 社共両党系諸団体共催の第二波日韓条約批准阻止統一行動
18 政府、新国際空港予定地に千葉県富里を内定
19 政府、閣議で国家公務員のデモ参加は人事院規則違反で処分と申合わせ
22 第二回アジア文相会議、中村文相、アジア発展のため人的能力を提供の用意ありと演説
24 米原潜シードラゴン号、佐世保入港
26 米国、非公式に原子力空母の日本寄港を日本政府に連絡
1 全学連(民青同系)日韓条約批准阻止全国統一行動、中央集会〔日比谷野音〕に四千名参加、国会請願の後、中央実行委主催の集会に合流
5 反戦青年委主催・日韓条約批准阻止首都青婦学生総決起大会〔日比谷野音〕、都学連(三派系)中心に三千名結集、昼夜にわたり国会デモ・参院議面前坐り込み、一部は議面内に突入し四十二名逮捕、京都府学連決起集会〔円山公園〕に千名結集、市役所前等で坐り込み・四名逮捕
5 全学連(日共系)三千五百名、日韓条約批准反対で国会詩碑デモ
6 全学連(革マル系)・都学連(三派系)、日韓条約衆院強行採択に緊急抗議行動、三千名が日比谷野音に結集・国会デモ、各所で機動隊と衝突、夜、全国実行委主催の集会に合流、再度国会デモで逮捕者三十三名
6 中央実行委主催・緊急抗議集会〔清水谷公園〕に全学連(民青同系)四千名参加、国会請願デモ
9 日韓条約批准阻止・社共統一行動、中央集会〔明治公園〕に民青同系七千名参加、三派系中心に四千名、民青同系のピケを突破し独自集会、国会デモで五十一名逮捕
11 全国実行委主催・緊急抗議行動、中央集会〔日比谷野音〕に三派系中心に二千名結集・国会デモ、解散地束京駅から再びデモ、鍛冶橋付近で機動隊と衝突・二十名逮捕
12 全学連(革マル系)・都学連(三派系)、日韓条約衆院強行採決抗議集会〔日比谷野音〕に二千五百名参加、国会デモ、のち国労支援闘争で東京駅プラットホーム坐り込み・集会、二十名逮捕
13 日韓条約批准阻止・社共統一行動、中央集会〔明治公園〕に民青同系八千名、反日共系各派二千名参加、国会デモ・七名逮捕
14 青学代表者会議主催・日韓条約批准阻止決起集会に民青同系二千五百名参加、国会請願デモ
26 日韓条約批准阻止・社共統一行動、中央集会〔明治公園〕に民青同系二千名、反日共系各派千五百名参加、国会デモ・七名逮捕
4 東京芸大、来年度入試能研テスト採用に反対し授業放棄
5 立命館大産業社会学部学生大会、混乱の中で自治会結成
7~8 東京商船大、学寮規程強行決定に反対しスト突入
9 日韓条約批准反対で京大教育学部、大阪市大のストを初め、全国各大学で抗議集会・デモ展開
11 北大教養・大阪市大全学、広島大教養、日韓条約批准反対でスト
13 日韓条約批准反対で北大全学、小樽商大、一橋大、京大教育、京都府立医大、大阪市大全学スト
19 京都市立美大学生大会、授業料値上げに反対してスト決議、市庁に請願デモ
26 国士舘大、高校教師四名を校風にあわないとして解雇(28日政経学部鹿島教授にも解雇通告)
1965年12月
4 自民党、参院日韓特別委で強行採決(12日参院本会議、自民・民社党のみで可決、日韓条約案件成立)
4~23 IUS執行委〔プラハ〕、根本全学連(革マル系)委員長ら出席
10 日本、国連の安保理事会非常任理事国に当選
15 米空軍、北ベトナム・ハイフォン地区を初爆撃
16 文部省、〝学生寮・学生会館の現状″を発表
18 日韓両国、日韓条約批准書交換〔ソウル〕
20 米国、沖縄行政主席の任命制を立法院の間接選挙制に改定と行政命令
28 文部省、在日朝鮮人学校の不許可等を通達
28 米副大統領ハンフリー来日
3 反日共系各派五百名、国鉄運賃値上げに反対して東京駅構内で集会・デモ、四名逮捕
4 日韓条約批准阻止社共統一行動、中央集会〔日比谷野音〕に民青同系二千名参加、反日共系各派五百名、国会デモで三名逮捕
6 青学代表者会議主催・日韓条約批准阻止中央決起集会に民青同系五百名参加
7 反戦青年委主催・日韓条約批准阻止統一行動、中央集会〔日比谷野音〕に反日共系各派六百名結集、国会議面前坐り込みで十九名逮捕
11~12 京都府学連(民青同系)再建大会〔京都新聞ホール〕、京大・同志社大・立命館大等五大学十一自治会代表参加
15 国鉄運賃値上げ反対全関西学生共闘会議主催・値上げ反対決起集会〔大阪〕、大阪府学連中心に構改系学生六百名参加
15~18 十二月全国学生集会〔名古屋〕、全国学生文化会議を発展させたものとして民青同系学生千三百名参加、二十六会場で分科会開催
17 都学連(三派系)批准書交換阻止全都緊急行動、萩中公園に七百名結集、羽田街道で機動隊と衝突、六名逮捕
18~19 都学連(三派系)・京都府学連共催・全国自治会代表者会議〔明大〕、六百名参加、日韓闘争の敗北を確認、構改系不参加・革マル系途中退場
1 東北大経済学部自治会主催・日韓条約批准阻止東北地方学生総決起集会〔東北大〕、百五十名参加、東北学連再建を確認
1 東京工大新案設立全学闘争委結成
2 中大連合自治委員会、学生会館の管理運営権を要求してスト権確立(6日大衆団交を要求して学長室に突入)
8 早大全学学館共闘会議、第二学館の管理運営権・生協入館等を要求し団交を申入れるも拒否され本部突入・坐り込み(10日団交決裂、坐り込みで抗議)
11 早大当局、機動隊を導入し坐り込み学生二百名を排除、大口議長を逮描、不当弾圧反対で全学抗議集会(20日当局、学費値上げ発表)
12 高崎経済大、聴講生本科編入実力阻止で教授会に坐り込み闘争展開
13 中大、学館の管理運営権・学部長団交を要求して全学バリケード封鎖ストに突入(17日五学部長との団交で学生側要求全面的に通りスト解除、24日ストの責任で三名処分)
16 国際基督教大、生協設立運動をめぐる処分反対で本部占拠、試験ボイコット

 

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民主主義の旗    第28号 1965年9月17日

民主主義の旗    第28号 1965年9月17日

主な記事
☆ 統一への努力は如何に踏みにじられたか? 「全学連第16回大会」とその前後
☆ 同志山本光昭(前京都府委員長・京大支部)7月2日逝去
☆ 新編集委員会より お詫びとお願い

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民学同文書 No.14 (資料)学生運動、真の統一へ

民学同文書 No.14

(資料)学生運動、真の統一へ
                —-大阪学連について—

               民主主義学生同盟大阪大学支部委員会 1965年

一、は じ め に
二、第二府学連の結成と大阪学生運動の分裂
三、誰が大阪府学連の運動を担い、誰が運動を破壊してきたか
四、大阪府学連第27回大会は果たして分裂大会であったか
五、正当な府学連とは何か。第二「府学連」か、府学連か。
六、昨年秋以後の経過と我々の統一への努力

一、は じ め に
昨年一二月平民「全学連」が結成されて以後、この平民「全学連」に対する評価は、学生の中にあるさまざまな政治潮流によって行なわれている。
平民「全学連」がどのような政治方針、学生運動統一の方針、そして、その組織方針をもっているか。
日本学生運動の統一と真の全学連の再建を願う全ての学生はこの問いを避けて通ることはできないだろう。
我々、民学同は、これまで、平民「全学連」の分裂ボイコット戦術、その分裂主義の「論理」を批判してきた。
しかし、最近「全学連」大阪大会と相前後して、その「権威ある」指導部は、統一の叫びにかくれてますますそのセクト主義の本質を暴露している。
平民「全学連」の美名の裏に何がかくされているのか?我々はその組織方針(第二府学連)について、再びここで批判し、全学友の討論の材料としたい。

二、第二府学連の結成と大阪学生運動の分裂
ボイコット分裂戦術を学生運動の中にもち込み、学生運動統一の阻害的要因として働いてきた平民学連は、「情勢はきびしい。全学連の再建は必要であり、その機運は熟している。」として地方学連における、分裂的役割を継承しつつ、全学連再建を強行した。そして「全学連」という錦の御旗の威光を借りて、三月第二大阪府学連結成を実体を持たぬまま強行した。
しかしながら、39年の6・19憲法闘争、11・12の原潜闘争における六千名関西集会、今年5・20の大阪、6・4の京都集会でのベトナム・日韓闘争を担った大阪府学連の健在は、第二大阪府学連の「正当化・市民権」を事実でもって粉砕している。
平民「全学連」指導部は、第二大阪府学連結成をどのように正当化しょうとしているのか。彼等は、1月31日、大阪の六大学九自治会をどのように正当化しょうとしているのか。彼等は、1月31日、大阪の六大学九自治会を集会を集めて開いた大阪学生自治会代表者会議(阪自代)のアピールで、『私達は学生運動の統一を心から願い統一を目指して大阪の学友の利益を守る立場から、大阪府学連に結集して闘いを発展させてきました。しかし、全国の学友が全学連再建の為に闘いを展開していた時、それとは逆に全学連再建の為に闘う代議員、評議員をしめ出すことによって、府学連第27回大会を分裂のための「大会」とし全国の学生と対決するような行動をとっていったのです。その後全国の学友によって全学連再建の歴史的大事業が成し遂げられた中で、大阪府学連は、全学連都道府県支部としての機能を喪失していったのです。』
分裂主義の立場に立つ者は、自己を正当化するために事実をねじまげ、それを主観的願望でつくり変えるものだ! 安保闘争後、マル同全学連のセクト主義、民主的運営の暴力的破壊による全学連・自治会の解体、平民学連の結成によるボイコット分裂戦線の拡大の中で、一貫して統一の立場を堅持し、大阪府学連の統一を保って、学生運動の分裂混迷の中に於いて輝かしい運動の歴史を築いてきたのは果して平民系自治会指導部であったのか?
大管法闘争・憲法闘争原潜闘争ベトナム反戦闘争と全学連解体の中で唯一統一した運動を展開してきた大阪府学連の中で彼等は、「学生運動統一のための闘いを展開してきた」のだろうか? いや、これまでの事実は、大阪府学連内に於ける彼等の行動は彼等の主張とあまりにもくいちがっていることを示している。37年8月、民主青年同盟の指導の下に、平民学連が結成された。これにより大阪における平民系自治会指導部は大阪府学連評議員会には参加しながら、そこで決定された行動方針を一切学友に知らせず、一切の統一行動を「君達とは意見が違うから」 「修正主義者、トロツキストは分裂主義だから一緒にやれない」という理由でボイコットしつづけてきたのである。大阪府学連が直接平民系自治会の学友へ行動への呼びかけを行おうとする彼等はそれを暴力的に阻止し、(外大で執行委員が20数名の民青によってビラまきを阻止された)事実を学友に知らせることを拒否した。しかしながら彼等のボイコット戦術にもかかわらず大阪府学連が数々の大衆闘争を圧倒的に成功させていたが故に、彼等は学友に対し、事実を隠ペイするのみならず「分裂主義者・敵の手先」というレッテルを府学連にはりつけて空々しいデマで自分の分裂行動を学友から隠そうとしたのである。事実を明らかにすることに利益を感じないのが分裂主義者のひとつの特徴である。
もし彼等が自校の学友を昨年の6・19の全関西六千名集会に、11・12原潜阻止神戸六千名集会に参加させていたら、一体誰が大阪府学連を分裂させようとしているのか、なぜ課題が一致するにもかかわらず府学連に加盟している平民系自治会が統一行動に参加してこなかったかという問いは、民青指導部のデマを事実で粉砕して、鋭く分裂主義の胸に迫ったであろう。悲しいかな! 民青自治会指導部は、「民主勢力との共闘を」と叫びつつ、一切の統一行動をネグレクトしてきたのである。
事実は、学生運動の統一をめざして運動を展開してきたのが大阪府学連であり、学生運動にボイコット戦術をもちこみ、統一を阻害して学生戦線の分裂を拡大再生産して運動を困難ならしめてきたのが平民系学生自治会指導部であることを明白に示している。
このように学生の利益を踏みにじり、分裂行動をとってきた平民系自治会指導部が自らを「それとは逆に、全学連再建のため願う代議員・評議員」と規定し、39年7月の府学連27回大会を「分裂のための〝大会″と、大阪府学連指導部が、「全国の学生と対決するような行動をとってきた」と非難している真意は、どこにあるのだろうか。
彼等のこの論理を明確にするために『全学連拡大強化のために』と題する「全学連」中央執行委員会書記局7月発行のパンフレットを見てみよう。彼等は、一方では、大阪府学連が全学連解体後『全国的には一定程度の役割を果たしてきた』 (パンフ2ページ)と評価しながら、その舌の根もかわかないうちに「府学連の多数の指導部は、自分達が全大阪の学生の要求利益をおろそかにしたり、大阪の民主勢力との共闘をないがしろにしながら、逆に平民学連に結集して学生の要求と利益に基づいて民主勢力とも手をとり、全国の学友との団結をも推進しょうと努力した自治会に対して様々な妨害を行ない、平民学連をののしりつづけてきました」と事実を逆転させている。「全学連再建が具体的日程にのぼってからは増々逆上し、大阪府大、大阪学大池田分校などの代議員の入場を拒否し、これに抗議するその他の自治会の代議員・評議員の意見を無視し、一方的に『大会』を行い、『指導部』の選出を行なって大阪府学連史上最も犯罪的な大阪府学連の分裂をおしつけたのです。もはや、彼等のいう『大阪府学連』は全学連規約・大阪府学連親約にも反したものであり、『大阪府学連』をいまだに名乗っていることは明白な詐欺行為です。
彼等は、全学連再建大会を阻止できないとなると、大阪府学連大会を機に府学連を分裂させ、反全学連の集会をつくり、これに大阪府学連の名称をかぶせ、分裂の立場を覆いかくし、再建後当然確立されることになっていた『大阪府学連』に対抗しょうとしたのです。府学連大会での行為は大阪での『分裂の固定化』のための布石であったのです。大阪府学連を掲げての分裂行動はこうして準備されたのです。」として、①第27回大会は分裂大会であり、非民主的であるが故に解体した。②全学連が再建されたため全学連支部としての府学連は復帰加盟していないから認めない。
再建と同時に解体した。という二つの理由でもって、いまだ大阪府学連の看板を掲げているのは「ニセモノ府学連であり、君達はペテン師、サギ師、強盗だ」 (7月19日全学連中執との話し合い新保発言) ときめつけ、運動の実体をもたぬ第二府学連こそ「ホンモノ」だと息まいている。
我々は、この見解を検討するにあたって、(1)、全学連のデッチ上げまでの大阪における運動の実体はどうであったか、(2)、府学連27回大会大会の事実経過はどうであり、彼等の言う「分裂大会」であったのかどうか。(39、正当な府学連とは何か、第二府学連結成が学生の利益を擁護し、運動を発展させたか、という三つの視点から検討することにしよう。

三、誰が大阪府学連の運動を担い、誰が運動を破壊してきたか

大阪府学連は、府学連大会・評議員会・執行委員会を規約に従って持ち、平民系自治会は、これに参加してきたし、彼等も「大阪府学連は合法的に存在する。」と言わざるを得なかった。又、大阪府学連は、大阪青年婦人学生共闘会議(青婦学共闘)の副議長であり、大阪に於ける共闘組織の運動の一翼を任ってきた。しかも学生独自の運動(大管法等)や民主勢力が起ち上がれていない時にもその運動の先頭をきって(憲法・原潜・ベトナム)積極的に運動を展開してきた。彼等は、「民主勢力との共闘」をいいながら、青婦学共闘会議の統一行動を意識的ボイコットしたのは果たして誰であったのか。大管法闘争においても、「民主勢力と共闘していない」と共産党(代々木派)が参加していなければ民主勢力でないかのごとくセクト性を発揮し、学生の願いに妨害的な役割を果たしたのである。
彼等も認めてきた合法的大阪府学連に対立する平民学連を大阪の地につくることが果たして学生の利益を追求しているといえるだろうか?平民学連を大阪につくったにもかかわらず、学友からの「一致した課題に基づく統一した行動を」という批判によって、孤立し、平民学連の運動を展開し得なかった事実こそ、大阪府学連の大衆的支持を示すものではないだろうか。

四、大阪府学連第27回大会は果たして分裂大会であったか

大阪府学連第27回大会は、平民系自治会の理由ないボイコットにもかかわらず「代議員数七〇名」で完全に成立しており決して分裂大会ではない。
第27回大会においては、彼等のいうような府大・学大池田分校の代議員は確かにその資格を認められなかった。府大は、工・農・経の三自治会が府学連に正式に加盟している。当時、経済学部自治会は府学連と共に願う方向を示tて平民学連に批判的であった。彼等は、このために府大は統一自治会になったとして、個別自治会からでなく統一自治会の代議員を選出してきた。ところが、統一自治会にするためには、学生大会の承認が必要であるが、過去二年間、一度も学生大会が成功しておらず、しかも府学連には統一自治会として加盟していない。府学連資格審査委員会では、府大に対して、府学連に加盟している各単位自治会からの代議員を選出することを要求した。そして、統一自治会にするなら、学生大会を開いて規約をもった正式の統一自治会として府学連に加盟を申し込んだ場合、いつでもそれを認めるとの方針をとったのである。彼等は、経済学部自治会をチェックするために統一自治会なるものをつくり上げ、経済学部自治会の正式機関とは無関係なところで代議員を選出したのである。従って、統一自治会の代議員なるものを拒否したのである。奇妙なことに、全学連や、第二府学連では、彼等は、府大の自治会は三つあるとしている!
学大池田の代議員は、先づ執行部が信任投票において、学生大会で信任されておらず、執行部が選んだ代議員は学大池田の代表として認められないから、評議員として参加を認めるという方針をとった。代議員資格については以上の通りである。にもかかわらず、彼等の非民主的な選出が認められないために、他の平民系自治会は、二日目から退場したのである。彼等が不当に退場したにもかかわらず、府学連大会は大会代議員の成立数を満たしており、合法的に第27回大会は成立している。彼等の言うごとく、大阪府学連は分裂したのではなく、運動の実態から言えば、大管法蹄争以後彼等はすでに府学連の行動に一切参加していなかった、という意味で何ら変わりはなく、彼等の分裂行動がより徹底したものだと言えよう。

五、正当な府学連とは何か。第二「府学連」か、府学連か。

「全学連」中執は、大阪府学連がニセモノであり、存在せず、あるのは「全学連」支部の「第二(?)大阪府学連」だと主張している。
我々は、「正当なる地方学連」の判断の基準を考えるならば、次の四点に要約される。(1)、歴史的継承性。(2)、その地方の学生の利益を反映する自治会の結集度(=大衆的基盤)。(3)、運動の実体。(4)、規約・形式的正当性である。この四点については府学連の正当性について検討してみよう。
(1)、大阪府学連は、全学連の地方支部として大阪の地に発足して以来、数々の学生運動の中で、その支部組織の役割を果して来た。更に、安保全学連指導部の解体の後も支部組織として、そして、関西の運動の体現者として、大阪の自治会の結集体として民主的に存在して釆た。全学連中央機関が解体したといえども、その支部組織たる大阪府学連は各地の地方学連が解体していった中でも、大阪に唯一の合法機関として存在してきたことは、平民系自治会自らも認めていることであり、彼等が、府学連第27回大会まで参加していたという事実でも示されている。
(2)、大阪におけるほとんどすべての自治会がこれまで参加しており、三九年、第27回大会で平民系自治会が退場した時以後でも、代議員の過半数が府学連にあり、大阪府学連には、阪大・市大・工大・学大(天王寺)、経大の主要大学自治会が依然として結集している。
(3)、大阪府学連の運動の実体は、先に述べたように輝かしいものであり、名実ともに学生運動の沈滞混迷の中で運動を担ったのである。更に、三九年二一月、平民「全学連」再建後、四〇年五月二〇日、ベトナム闘争では、大阪中之島公園で、第二府学連三〇〇、大阪府学連一、三〇〇名の二つのデモが行なわれた。又、六・四全関西学生集会では、六、000名の学友が京都に結集し、そのうち大阪府学連は二、五〇〇名の参加を勝得た。この時にも、第二府学連は全学連支部という形式性のみで 「運動の実体」を持たず、セクト性しか持ち合わせていなかった。
最後に、平民「全学連」の諸君が振りまわす第二府学連の正当化の最大、かつ唯一の理由は、「府学連は全学連の地方支部」であり、「地方支部は全学連加盟校でもって構成する」という規約の機械的適用によるセクト的形式論理にふれよう。この「論理」には、大阪府下、学生大衆の運動の利益を守るという観点は、一かけらも見られない。ただあるのは、自己の絶対化と自己の利益の為には、たとえ、大衆組織を分裂させても自分の道を進むという分裂主義者の「論理」だけである。
真理は常に具体的である。彼等の「論理」は現実の闘いの中でその本質を暴露した。「なぜ、五・二〇闘争を大阪府学連(一、五〇〇名結集)と別に第二府学連(三〇〇名)はデモしなければならないのか? 同じ日に、同じ中之島公園で集会がもたれているのに。そして、我々は課題も一致しているから共同して闘おうと呼びかけているのに」という主張に対し、「五・二〇闘争を大阪府学連がやること自体が全国の学友の利益に反することであり、分裂行動だ。」(七月一九日中執新保発言)と答えたのだ。この事実には何の解説もいらないだろう。彼等の本質が何かを最も雄弁に物語っている。そして、この形式論理の行きつくところは「全学連」加盟校であれば一校でも地方学連として存在する」(新保発言)という茶番劇なのであり、「兵庫県学連再建準備会(兵庫の圧倒的部分が参加し、平民系自治会にも参加が呼びかけられている)が、兵庫県学連をつくっても、それはニセモノだ。規約違反である。我々の力を考えて、いずれ兵庫県学連を再建する。」(新保発言)という全学連の名の下にいかに自派の拡大をはかるかというセクト主義なのである。
問題をもう一度彼等のいう「全学連の支部としての府学連」にもどそう。問題は、「全学連」中執がいうように、「大阪府学連という看板を掲げての分裂行動」とか、「全学連規約・府学連規約をふみにじって大阪府学連を名のっている」(「全学連」書記局発行、資料No2)というところにあるのではない。この問への答えは、平民「全学連」がなぜ、全学連崩壊後、中央組織のない困難な時期に地方支部として活動を続けてきた大阪府学連を地方支部として復活できず、第二府学連という実体のない分裂組織を自己の地方支部に作り上げたのかという問の答えの中にその真実の答を含んでいる。我々は、この間題を再建過程、七月一九日の会見、「全学連」大阪大会の歴史的事実の中で再度見てゆこう。しかし、その前に読者はお気付と思うが、平民「全学連」それ自身が問われているのだという事、従って、「全学連(平民『全学連』)の支部としての府学連」は、府学連の正当性の基準とは決してならないということをはっきりと言っておく。我々は、むしろ平民「全学連」の支部でないことを今では、ほこりとさえ思っている。

六、昨年秋以後の経過と我々の統一への努力

三九年一〇月、平民系自治会は、全自代を開いて全学連再建へと踏み出した。一一月、それ以外の自治会は約百自治会(東京・関西・兵庫・九州の主要大学を含む)を結集して課題別共闘組織たる「原潜・日韓共闘会議」を結成した。この時点には、学生運動において「平民」・「原潜共闘」という二つの中心が存在するに至った。この時点において、府学連は「二つの中心の共同行動、統一による全国単一の全学連を!」と主張した。平民学連は、依然として、地方学連における分裂行動を取りつつ、平民学連の実体そのままに「全学連」という名の衣をかぶせたにすぎない自治会数(一二三。これは成立代議員の過半数に満たない)で強行した。そして、「全学連」は再建されたとした。しかし、「全学連」が再建されたとはいえ、それは「全学連」という文字通りの全国大学自治会を包含してはいなかった。しかし、我々は平民「全学連」が、四月以降全国学友の要求を一定限反映し、全国的包含的な運動を展開しつつあるし、又、一二〇余の自治会が結集している事実を評価し、依然としてその指導部は、分裂主義の路線を歩んでいるが、統一のためのあらゆる可能性、どのように小さな可能性をも粘り強く追求するという立場から、真の統一全学連再建実現のため次の五提案の下で、具体的な内容に於いて意見の一致をみるならば、「全学連」に加盟してゆくという方向で七月一九日中執と会見したのである。
〔五条件〕
(1)、批判の自由と行動の統一を厳守し、学生運動の統一的発展の追求。
(2)、全学連大阪大会は全ての自治会に無条件で門戸を開放すること。
(3)、全学連規約を遵守し、民主的運営を保障すること。
(4)、関西三府県学連の組織的統一を回復すること。
(5)、単一都学連に努力すること。
そして、我々は一切の問題を解決する正しい唯一の道は、「第二大阪府学連を解散し、平民系自治会の大阪府学連への復帰→統一の回復→「全学連」 への加盟→統一全学連→全学連地方支部としての大阪全学連、という方法を取るべきであるし、それのみが大阪における正しい府学連の組織化であり、最も容易になしうることであると主張した。しかしながら、平民指導部は、平民学連→「全学連」への転換によってボイコット分裂戦線→全国的包括的運動のための統一の母体の方向へ変貌をとげるのではなく、平民「全学連」の悪しき遺産たる「セクト主義」を「全学連」という美名の下に押し進める方向に歩みはじめたのである。それは、七月一九日の中執と阪大七自治会を含む一八自治会代表との会見で、新保書記長発言が如実に示している。「君達は、府学連をデッチ上げる悪いたくらみはすぐやめなさい。ぬすっとたけだけしいペテン行為だ。きれいさっばり悪だくみを捨てて、もどって釆なさい。」
七月二三~二五日、「全学連」一六回大会なるものが、一四二自治会の参加の下で行なわれた。阪大などの正式オブザーバーを排除し、全国代議員には大阪府学連を歪曲して伝え、「全学連」指導部の分裂・セクト主義をデマでぬりかえし、分裂的組織方針を決定したのである。
大会の基調報告において、『広汎な学友の全学連への支持が高まっている時、あせりを感じたのか一部の分裂主義者は、全学連内部にもぐりこみ全学連を闘わない組織に革新しょうと画策している。』 と大阪府学連などの最も原則的立場のものを『最も悪質な分裂主義者』と「全学連」指導部にふさわしいレッテルを貼りつけている。そして『分裂主義者を自治会から追放しなければ、闘いの発展はあり得ない』と意見の異る部分は排除してゆき、「全学連」を指導部のセクト的利害(自派の拡大)の追求の手段としている。そこには、運動を発展させるためには、異なる意見の自治会とも統一してやってゆくという観点は全くない。「たとえ、学生大会の決定があっても『全学連』に敵対すれば、別行動はあり得る」 (新晩発言)という発想法と同じものである。
ここにおいて、平民「全学連」指導部は、我々が当初憂慮していたセクト性を全面的に打出すに至ったのである。学生運動の原則たる「批判の自由と行動の統一を完全に捨て去り、平民「全学連」が統一の体現者たる真の統一全学連たり得ないことを指導部自らが証明するに至ったのである。
こうして我々は、大阪府学連が、(1)歴史的継承性、(2)大衆的基盤、組織の民主的運営、(3)運動の実体、(4)形式的正当性、のそのいずれをも備えていることを明らかにした。今や、安保以後全学連支部として機能して釆た地方学連が存在するところでは、先に述べた「四つの視点」を抜き去った「地方学連」の組織化は、完全な誤りであり、そのような実体のない「県学連」「府学連」こそ「二セモノ」であると断言することが出来る。
大阪では、第二府学連の組織化は、統一への道の最大のガンであり、しかも、このような組織方針を現在の全学連指導部が取っているということが最大のガンなのだ!
学生運動の統一、統一全学連の実現への道は、(1)第二府学連の解散、(2)それを通じて、平民「全学連」指導部のセクト主義(分裂ボイコット戦術の継承)の解消以外にはありえない。これらなしには、いかなる統一の道もあり得ないし、真の民主的統一全学連の実現の展望を切開くことは出来ない。それゆえに、我々は、全国の統一を願う全自治会、全学友と共に、平民「全学連」の分裂主義と断固として闘うであろう。

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統一全学連実現のための緊急アピール

1960年代の学生運動の歴史的文書 No.10

統一全学連実現のための緊急アピール
大阪大学学生自治会連合・神戸大学学生自治会中央執行委員会
立命館大学一部学友会 1965年6月25日

貴自治会におかれましては日夜御奮闘の事と思います。
さて、最近の内外情勢—-ヴェトナム危機の恒常化と拡大、日韓会談の二二日調印、戦後最大の不況、佐藤新内閣の確立等—は、全ての平和と民主主義勢力の広汎な統一を緊急かつ最重要な課題として我々の前に提出している。
学生運動においても例外ではない。戦後日本の民主主義運動の中で輝かしい役割を果してきた学生運動は、その先頭に立ちうるし、又立たなければならない。全国的規模の多面的、包括的運動を可能にする全学連組織の統一の即時実現—-これこそがそのための唯一の道であり、全国学友の心からの願いである。統一全学連の即時実現は可能であろうか。然り、可能である。一切のセクト主義、分裂主義が葬り去られるならば、それは直ちに現実となるであろう。再建「全学連」と「未参加」自治会とが別項の五点で意見の一致を見るならば、統一全学連の即侍実現は可能である。そのために我々は、「全学連中央執行委員会」 に別項の提案を行い、正式の話し合いの場を作るべきだと考える。
貴白治会におかれましても、別項の提案を慎重に検討され、支持して下さるようお願い申し上げます。

全学連中央執行委員会への提案(案)
我々をとりまく内外情勢は、日本学生運動の真の統一を緊急に必要としている。全国学友は統一を熱烈に願っている。だが日本の学生運動は残念ながら分裂している。安保闘争以後続いた〝二つの集会、二つのデモ″という悲劇が依然として繰り返されている。分裂がどれほど多くの損害を与え、犠牲者を出してきたことであろうか。不幸な分裂は全てセクト主義に起因している。一切のセクト主義がすてられた時、統一は実現されるであろう。
統一—-それは闘う統一であり、全国における、地方における、自治会における統一であり、行動における、組織における統一である。全学連—-それは全国学友の統一の最大の象徴である。再建「全学連」がかかる統一を実現していないことは厳然たる事実であろう。
我々は再建「全学連」に多くの批判点を持っている。だが、統一の緊急性と重要性を考え、最低限、以下の諸条件について諸君と意見の一故に達することが出来るならば、再建「全学連大阪大会」に参加する用意がある。その時、輝かしき統一全学連実現の道がきり開かれるであろう。
一 批判の自由と行動の統一を厳守し、学生運動の統一的発展を追求すること。
二 全学連大阪大会は全ての自治会に無条件で門戸を開放すること.
三 全学連規約を遵守し、民主的運営を保障すること.
四 関西三府県学連の組織的統一を回復すること.
五 単一都学道再建に努力すること.
以上の点について諸君の意見を聞き、諸君と真剣に討論し、意見の一致をかち取るための会議を早急に開かれるよう、ここに共同で提案する。
諸君の誠実な解答を期待する。
一九六五年六月二五日
全学連中執殿
(付記〉
1 事態が緊急を要しますので、六月二五日、PM六時までに立命館大学一部学友会(Tel省略)まで御返事して下さい。問い合わせ、提案(案)についての御意見も合わせて御連絡下さい。
2 「全学連」中執への申し入れは、二五日までに集約し、二六日に神戸大学学生自治会、大阪大学自治会連合、立命館大学一部学友会の代表で行いたいと思います。御了承下さい。
3 尚「全学連」中執との会見は、六月中に行いたいと思います。決まり次第、再度連絡しますから、その時には必ず出席して下さい。

各自冶会殿
大阪大学学生自治会連合
神戸大学学生自治会中央執行委員会
立命館大学一部学友会

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整然たる巨大なプラカードデモで6・9を断固闘おう!

1960年代の学生運動の歴史的文書 No.9

整然たる巨大なプラカードデモで6・9を断固闘おう!
大阪府学連書記局 1965年6月4日

▼佐藤政府は侵略加担を直ちに止めよ!
ベトナム戦争は全面戦争への危機的情勢を増々色濃くしています。ベトナム民族解放運動の一層の高揚と米・カイライ軍の敗退、米侵略政策の世界の世論からの一層の孤立化の中で米政府は新たな 「決断」 を迫られています。彼らは核兵器使用、地上軍五〇万増派、ハノイ爆撃などを鋭く日程にのせ日韓会談を始めとする佐藤政府の全面的侵略加担を支えに極東に於ける戦争の狂気じみた拡大を計っています。我々日本の平和運動に課せられた任務は、何よりも佐藤政府の侵略加担行為を一切止めさせることです。全国民的な統一した対政府闘争によって政府の戦争政策の撤回を迫らねばなりません。
▼全民主勢力は六・九を統一して闘え!
ベトナム・日韓のこのような緊迫した情勢にもかかわらず国民の平和の意志は未だ十分に運動として組織されていません。その意味で阿部知二、日高六郎氏らの呼びかけた六月九日の社会党、共産党、稔評、中立労連の一日共闘の実現は、分裂を繰返して来た日本の平和運動に統一の希望を与え、ベトナム日韓闘争の飛躍的発展を期待させるものでありました。しかし残念ながら東京に於ては又しても二つの集会、二つのデモ、京都では六・八、六・九に分裂した集会、大阪に於ては総評社会党系のみの集会が予定され、分裂は何ら克服されそうにないという実状です。今日京都に結集した全関西の数千の学生の名に於て、我々は全民主勢力が六・九を統一して闘う為に今一度真摯な努力を行なうよう強く訴えよう。

▼六・九全国学生統一行動を成功させよう
その為には我々学生戦線自身が統一した闘いを展開することが無条件に必要です。統一した闘いのみが真に学生の利益を擁護しうるものであるという観点に立って二度にわたる 「全大阪統一自治会代表者会議」を始めとして、行動の統一の為の全ゆる努力を払って来た我々大阪府学連は、六・九全国学生統一行動が真にその名に値する巨大な統一した闘いとして実現する為に、積極的にイニシァティブをとることを約束すると同時に、全ゆる地方で、全ゆる分野で、全ゆるレヴュルで総ての学友が積極的に行動の統一を追求するよう訴えます。

▼整然たる巨大なプラカードデモこそが運動の前進を保障する戦闘的デモである!
デモの定義は①佐藤政府、アメリカ政府に対する抗議、②市民に対するアピール、③民主勢力への統一の呼びかけ、④参加者が今後の課題を確認し、クラスに戻って更に巨大な運動の組織者となることである。それは圧倒的学友の反対意志を全て結集しうるデモの形態こそが、最も力強いものであることを示している。街頭ラディカリズム→マス・コミが取上げる→世論を喚起→政府に対する打撃という図式は正しいか。むしろマス・コミは民主運動全体に対する国民の不信を強めるためにそうしているのではないか。官憲の不当弾圧に対して物理的反抗を行なうことのみが、我々の権利を擁護しうる道か。更に圧倒的な国民を結集して政治反動と闘い、違憲公安条例を撤廃させる為の闘いこそ基本的な解決の道である。
一方民主諸勢力の学生運動に対する不信、学友のデモに対する不信と、それは学生運動に余りに大きな犠牲をもたらして来たのではなかったか。
一九六五年六月四日
大阪府学連 書記局

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五・二一統一行動に起ち上れ!

1960年代の学生運動の歴史的文書 No.8

五・二一統一行動に起ち上れ!
大阪府学連執行委員会 1965年5月4日

ホノルル会議以降、アメリカ帝国主義はベトナム戦争をますます危険な淵へと追いやっている。海兵隊は増派され、すでにベトコンとの直接の戦闘へ投入されている。北爆はいっそう強化されハイフォンへの爆撃も鋭く日程にのぼらされている。
アメリカ帝国主義は、ベトナム戦争を有効に展開し、かつ米中戦争をも狙って、世界的な戦略体制の再編強化を必死に推進しょうとしている。オーストラリア戦闘部隊のベトナム派遣、サイゴン政府への軍事援助の拡大、台湾政権の強化、日韓会談を中軸とした日本による朴政権の維持とテコ入れ、NEATO結成へのこのような動きはベトナム戦争を世界戟争へと追いやる、もっとも危険な兆候である.ベトコンの進撃とドル危機の現状から、坐すれば死、待っては崩壊せざるをえないところまで追いたてられたアメリカの最後にえらんだ戦争への道である。
インドシナの「共産主義」からの防衛に、共通した利害をもつ日本帝国主義のアメリカに対する加担は、アメリカ帝国主義をもっとも勇気づけている。
現在、フランスの対ソ接近、サイゴン政府の動揺と、アメリカの極反動的政策に反対し、ちゅうちょする動きもみられる。しかし、中ソの分裂もあいまって、国際世論は決定的にアメリカ帝国主義の意図を封じ込めえていない。とりわけ日本の民主運動は、佐藤政府にアメリカへの加担をやめさす勢力にまでは成長していない。アメリカ帝国主義とのベトナム政策における、軍事的抑圧か、経済的圧迫かの手段の違いはあれ基本的にアメリカ帝国主義を強力に支持し、日韓会談の主役たる日本帝国主義に決定的打撃を与え、その政策転換を迫ることはアメリカ帝国主義のベトナム侵略を困難なものとせざるをえない。日本の人民の間には、アメリカ帝国主義の侵略戦争に憤激する声が拡がっている。そして各戦線においては急速に燃え上ろうとしている。
しかし、まだ全国的にそれが集約されていない。全国闘争を展開しえていない。
今こそ学生運動が、全国闘争への突破口を作るべきときである。大阪の学生運動が第一に起ち上がるべきときである。国会あけの5月末から6月初旬にかけて日韓条約の調印が行われることは、ほぼ確実な情勢である。自民党は参院選を目指して、日韓条約調印へ体制固めをすでに完了したかにみえる。われわれは、調印まえに、圧倒的な学友を結集し調印阻止闘争を全国的規模で闘わなければならない。
大阪府学連執行委員会は、五・ニー全国学生統一行動に半日授業辞退など可能な最高の形態で起ち上るよう提起する。連休明けから直ちにクラス討議を組織せよ!
講演会、抗議集会等で、五・ニーへ向けて学友の意思結集をはかれ!
ベトナム戦争に対する日本独占の反動的役割を強調せよ!
日韓会談のベトナム侵略加担の意義を徹底的に宣伝せよ!
反独占闘争へ、全国的に集約する運動の内容を形成せよ!
五・ニー全国学生統一行動に圧倒的学友を結集せよ!
アメリカは北爆北侵を即時中止し、ベトナムから手を引け!
佐藤政府の戦争協力を断乎糾弾する!
極東の戦争を拡大する日韓五月調印阻止!
一九六五・五・四
大阪府学連執行委員会 (大阪府学連通信) 5・4

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戦後学生運動の歴史(1965年7月-9月)

戦後学生運動の歴史(1965年7月-9月)
出典は、「資料 戦後学生運動 別巻」(1970年11月30日第1版第1刷)です。

(1965年4月-6月)へ移動     (1965年10月-12月)へ移動

内外情勢 学生運動 自治会の動き
1965年7月
4 第七回参議院選挙
14 最高裁、和歌山県教組事件で職員団体に非職員の加入・役員就任を禁じた地方公務員法は合憲と判決
23 出直し都議選、自民党三分の一を割り社会党第一党
27 第十一回原水禁世界大会(原水協)、中国代表、ソ連路線を激しく非難(↓8月9日)
29 米B52爆撃機、沖縄から発進してベトナム爆撃
30 野党、米軍機の沖縄発進に抗議、琉球立法院も抗議決議
8~9 都学連(三派系)再建第十四回大会〔全電通会館〕、十一大学二十六自治会代表参加、再建準備委の情勢・任務方針を採択、委員長・山本浩司、副委員長・吉羽忠、書記長・斎藤克彦ら役員を遠出
8~9 都学連(民青同系)結成大会〔世田谷区民会館〕、二十二大学四十四自治会代表参加(委員長・沢井洋紀)
9~12 全学連(革マル系)第二十二回全国大会(委員長・根本仁)、日韓条約批准阻止を中心とした運動方針を決定
12 全国大学院生協議会奨学金要求中央集会〔早大〕
23~25 全学連(民青同系)第十大回全国大会(委員長・川上徹)、安保共闘・青学共闘再開を提唱、秋の日韓闘争方針を決定
31 社学同再建全国大会〔東京〕、統一派・関西社学同の統一なる
—-中核派の高校生組織・反戦高協結成
1 近畿大全学実行委・全学教員会議・労組の三者で全学統一総決起集会、全学総長公選会議結成を決議
1 山形大当局、寮闘争で九名処分(退学六・停学三)
2 京大教養自治会正副委員長選挙・同学会代議員選挙で民青同系が主導権掌握
2 琉球大学生総会、米兵士のベトナム前線行き拒否に支援決議
3 群馬大学芸学部、学生会館の管理運営権を要求してスト
9 群馬大学芸学部、大学側十三名の処分を発表したため、処分撤回要求無期限ストに突入
9 都留文科大学生大会、鹿壇局の大学介入反対・事務局員全員の更迭を要求して全学無期限スト決議、スト突入
17 東北大、評議会の青葉山移転計画強行に抗議して全学スト突入、全学決起集会・学内デモを展開
1965年8月
6 被爆二十周年原水禁世界大会(原水禁)開催
11 米ロスアンゼルスで黒人反乱
14 韓国国会、日韓条約を与党単独で批准(26日韓国政府、学生デモに衛戊令)
14 〝戦争と平和を考える″徹夜ティーチ・イン、テレビ放送打ち切りで問題化
19 佐藤首相、沖縄訪問(戦後初の首相訪問)、祖国復帰デモに宿舎を囲まれ米軍基地内に宿泊
24 米原潜パーミット号、佐世保寄港
26~30 日中青年友好大交流〔北京〕、日本代表団に民青同系学生五十九名参加
31 ILOドライヤー調査団、報告書公表
1 八・一実行委(反日共系諸党派)、都学連(三派系)共催・日韓条約批准阻止全国労働者学生総決起集会〔九段会館〕、労働者・学生千名参加
2 原水禁世界大会学生協議会〔東京〕に民青同系学生千五百名参加
6 第三回国際反戦集会〔赤坂公会堂〕、革マル派労働者・学生八百名参加
6 八・六広島反戦集会〔広島〕、中核派系学生・労働者百数十名参加
7 広島学生平和集会〔広島労働会館〕、三派系学生四百名参加
8 ベトナム侵略反対・日韓条約批准阻止関西労働者学生集会〔京都〕、関西共産同系労働者・学生参加
15 第二回八・一五反帝平和集会〔四谷公会堂〕、社学同ML派系学生二百五十名参加、大久保公園までデモ
19 復帰協主催・佐藤首相来島抗議県民大会に琉球大学生会参加、深夜まで一号線路上で坐り込みで抗議、警官隊の実力行使で学生三名を含む十六名逮捕
29 全学連(民青同系)主催・南朝鮮学友支援・日韓条約批准阻止緊急統一行動、中央集会〔清水谷公園〕に七百五十名参加、日比谷公園までデモ
30 社会党・総評・社青同等の呼びかけでベトナム戦争反対・日韓条約批准阻止のための青年委員会(反戦青年委)結成、全学連(革マル系)・都学連(三派系)等オブザーバーで参加
9 東京地裁、安保六・一五闘争で北小路敏ら二十三被告に全員有罪を判決
22 高崎経済大、市長の私学化案に反対して学生四名、無期限ハンストに突入
22 都留文科大当局、二十二名を大量処分
24 高崎経済大生、私学化阻止で臨時市議会に市庁舎内坐り込みで抗議
25 高崎経済大、全国父兄私学化阻止総決起大会、文部省に実情調査依頼等を決定(27日教授会〝私学へ移行した場合教官にほ就任しない″と声明発表、市当局私学化を断念、公立維持を決める)
26 近畿大理事会、学内規則改正委の発足・学内機構民主化案を発表、全学総長公選会議、一方的なものとして反対声明
1965年9月
1 インド・パキスタン国境紛争激化
3 「人民日報」、林彪論文〝人民戦争の勝利万歳″を掲載
9 沖縄住民人名、東京地裁に国を相手に渡航拒否損害賠償・原爆被爆者医療費請求を提訴
10 愛媛県下で全国中学校一斉学テ実施に〝事前もれ″問題化
27~29 ソ連共産党中央委、コスイギン提案の利潤導入方式を含む新工業管理方式を承認
2 都学連(三派系)・京都府学連共催・全国自治会代表者会議〔明大〕、構改系を除く反日共系各派参加、日韓批准阻止実力闘争展開を申合わす
3 都学連(三派系)等中心に、山形大処分撤回九・三全国学生総起集会〔山形〕開催
3 安保反対青学共闘の再開実現を目ぎす青学代表者会議〔東京〕、全学連(民青同系)・全寮連・民青同等三十五団体参加
3~4 全学連(革マル系)第四十一回中央委〔本町区民館〕、革命的反戦闘争展開・日韓条約批准阻止等を決定
11 反戦青年委第一回全国代表者会議〔東京〕、ベトナム反戦・日韓批准阻止闘争方針を決定
12 全国中央実行委(日共系)主催・日韓条約批准阻止等全国統一行動、中央集会〔晴海埠頭〕に全学連(民青同系)五千名参加、東京駅までデモ
14 反日共系各派、日韓条約批准阻止全国統一行動、中央集会〔清水谷公園〕に千名結集、日比谷公園までデモ、機動隊と衝突し八名逮捕
19 兵庫県学連再建第十三回大会(構改系)
19 全大阪学生戦線結成、反日共系各派参加
22 日中友好協会主催・日中国交回復・日韓条約批准阻止等全国総決起集会〔日比谷野音〕、全学連(民青同系)千八百名参加、東京駅までデモ
29 医学連医師法改悪粉砕全国統一行動、中央集会〔清水谷公園〕に七百名参加、のち厚生省・自民党本部にデモ
1 東北大、青葉山移転反対闘争で自治会委員長ら二名逮捕に全学抗議集会開催(2~3日寮・事務局捜査、連日抗議集会)
5~7 東京商船大、寮費の負担区分反対等でスト突入
6~8 高崎経済大、大幅学費値上げの動きにストで抗議
8 都留文科大、処分撤回・学長退陣を要求して全学無期限スト突入
14 法政大、職員横領事件で小田切総長代行と団交、学生千二百名参加
15 東北大全学学生大会、官憲導入抗議・学長退陣等を要求して全学スト(18日連日の抗議行動で石津学長辞意を表明、20日スト解除)
15 都留市当局、学生の闘争応援を理由に三教官を懲戒免職処分
21 高崎経済大、学費値上げ阻止で市議会議場に突入・占拠、坐り込みで六名逮描、学費値上げ案は可決さる
22 お茶大、新寮の自治権剥奪反対で全学スト
24 教育大、筑波移転反対で全学抗議集会に千名参加、評議会延期かちとる
29 京都市立美大、授業料値上げ反対・施設改善要求でスト、市内デモの後、市長に陳情

 

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民主主義の旗 第26・27合併号 1965年6月23日

民主主義の旗 第26・27合併号 1965年6月23日  PDF版
民主主義学生同盟全国委員会発行 

【主な記事】
☆ 日韓調印へ急転・深まるベトナム危機
  戦争と民族抑圧反動佐藤内閣に反撃の矢を!
☆【主張】自治会地方学連の組織的統一の回復、平民「全学連」加盟をかちとり、
全国全自治会による真に闘う民主的全学連を実現しよう
☆大阪市大 再建派(民学同系)勝利する。
☆平民「全学連」中執と統一のための話し合いを
          阪自連執委、立命学友会、神大中執

日韓調印へ急転・深まるベトナム危機
戦争と民族抑圧反動佐藤内閣に反撃の矢を!

六・二二、二四に全国で決起

アメリカ帝国主義による世界戦争の危機をはらむ中でのベトナム侵略は一層強化されている。その最大の支柱佐藤内閣は歩を一に日韓調印を二二日に果した。こうした中で、学生戦線は夏期休暇を前に六月闘争の集約として六月二四日を闘いの日とする。なお、東京、京都では、二四を二二に変更し決起した。

<日韓=本調印さる>
 六月十二日、京都で開かれた、「原潜日韓共斗会議」幹事校会議で、六月二四日を全国学生統一行動として起ち上がることを決定し全国学友に結集を呼びかけた。
 アメリカ政府はベトナム派兵七万五千の目標を声明し、現地軍に指揮権を与え、戦争と侵略行動の一層の強化を行っている。ベトナム情勢は、アメリカ政府の手によって世界戦争への危機を深める中で、惨虚な民族抑圧の場となっている。
 アメリカ政府の最大の支柱、戦争と抑圧の加担推進者佐藤反動内閣はアメリカと歩を一にベトナムへ軍隊の派遣を果し、増派を行おうとしている朴軍事独裁政権との間で二二日日韓条約を本調印を果した。
山陽特殊鋼の倒産、山一証券の「取り付け」ともいえるべき状況にみられるように日本経済は信用不況、本格的不況へとつき進んでいる。対外的には、合理化、賃下げ物価値上げ等の国民収奪対外的には、本格的帝国主義的海外侵略、これが佐藤のつき進んでいる「解決」の方向である。べトナム侵略加担はその用意であり日韓条約はその巨大な布石であり、三矢計画はその行動計画である。
 米政府を先頭とする国際帝国主義に対し、ベトナム人民の英雄的斗い、国際反帝民族解放平和の斗いは昂揚しつつありアメリカでは、その力で政府内の意見の対立を生み出しつつある。しかし、今だ侵略を中止させるに至っていない。
 日本における、我々の斗いは何よりも佐藤政府に攻撃の力を集中していく必要がある。我々の勝利はアメリカ政府に巨大な影響を与え、我々は国際平和民族解放勢力に巨大な貢献を成し得るであろ
う。
 五、六月闘争において、学生戦線は分裂した中で一定昂揚を示し民主勢力は「一日共闘」の部分的実現までかちとった。我々の勝利は確固たる全国的共同闘争によってのみもたらされる。
 六・二四は夏期休暇を前にしてこれまでの闘争の集約と七・八月斗争体制確立の闘いとしてある。
 全国的共同闘争実現のための先進的一翼の闘いとしてある。
 そして、真に闘う全国自治会を包含する民主的全学連実現の基礎=各自治会、地方学連の行動の統一の回復のための闘いとしてある。
 各大学では半月スト等での決起をめざしとりくみをはじめているが、とりわけ、民青系自治会、諸君の参加が各府学連、自治会、学友から強く望まれている。

<三度巨大な統一の力–六・四京都集会に六千名結集>
 去る六月四日、京都において、関西三府県学連統一行動がもたれた。神戸大学の不参加にかかわらず、京大千二百、立命大千二百、同大八百、京工大二百、阪大七百市大四百、大工大四百、和歌山大、滋賀大、岡山大、奈良女大等千、合計六千名の学友によって円山音楽堂がうめつくされる中で集会ははじめられた。各大学が自治会旗、プラカードを先頭に会場に到着する度に拍手の嵐はしばし鳴りやまず、途中からの降雨にかかわらず、関西学友の友情と連帯の熱気の中で集会は続けられた。
 各府県学連の闘いの報告、各大学の報告の後、北爆反対、米軍はベトナムから即時撤退せよ、佐藤内閣のベトナム侵略加担反対、安保破棄日本の中立を、文部省大学設置基準反対、期待される人間像粉砕、平民「全学連」との統一行動を、社共統一行動の即時再開を日韓会談粉砕、牛乳・フロ代値上げ反対のスローガンを圧倒的多数で確認し、その後国際学連歌のひびきを後に京都府学連、大阪府学連の順でデモに出発した。
 途中京大、同大等社学同系諸君に指導された千名の学友はジグザグデモを行い、市大では、社学同系諸君の指揮者に従わぬ勝手な行動で混乱をみせたが、圧倒的学友は手にプラカードを持ち、三度フランスデモを成功させ、整然たるデモを行った。
 東本願寺前で各府県、各大学毎に集会をもち、六、九に更に戦うことを確認した後、八時ごろ解散した。その後、三百名の学友が五条署に集り、不当に逮捕された学友の即時釈放を要求したが、官権の解散命令と暴力的実力行使の前に、大衆的闘いで応えることを確認し、抗議代表団を府警に送って九時過ぎ解散した。
 この日の闘いの成果は第一に、ベトナム日韓闘争を、アジアにおける戦争と民族抑圧の支柱=佐藤反動内閣へ攻撃を集中することによって結合させて闘うことが大衆的に確認され、社学同諸君によって提起された五、二八米領事館包囲デモ=日韓闘争の放棄、ベトナム闘争の反米闘争への歪曲=が大衆的に粉砕されたことである。第二に、昨年の六、一九京都集会とは異り、圧倒的学友が、闘いへの参加を防げてきた街頭極左行動を自らのクラスのプラカードを持って押しのけ、効果的なデモを行ったことである。第三に、全国学友の先頭に立って、統一した運動のもつ巨大な力を示し、われわれの勝利がそれのみによってもたらされる、全国的全人民的共同行動の先進的一翼を担ったことである。しかし第三の成果は、まさに一歩でしかなかった。何故なら、我々の強い要望にも関わらず、民青系諸君は市大の一部諸君を除いてこの巨大な日にさえ統一を拒んだからである。それのみか、京大等においては、学生大会によるストライキ決定を無効だという等公然たる妨害活動さえ行った。 六・四全関西京都学生集会の成果の上に、学生戦線の統一した行動、社会党、共産党、労働組合、あらゆる民主団体による、全国的全人民的共同闘争を実現することこそわれわれがかちとらねばならないものである。

 
【主張】 自治会地方学連の組織的統一の回復、平民「全学連」加盟をかちとり、、全国全自治会による真に闘う民主的全学連を実現しよう

  (一)
 緊迫したベトナム情勢、それは資本主義世界体制の激動する再編過程の政治的に集中された表現であり、資本主義世界体制の全般的危機の第三段階の新たな局面への移行=世界政治舞台における新たなる力関係の編成を印す世界史的事件であろう。
 ドル危機、IMF体制=(㌦支配体制)の崩壊にみられる米帝国主義の相対的地位の低下、世界的規模での構造的過剰生産の中で、帝国主義諸国の対立、再編は熾烈を極め、米帝国主義はドル危機への協力体制をとり得なくなっている。自らの矛盾の後進国への集中転嫁、これが現局面で米帝国主義のとり得べき道である。
 即ち政治的独立を獲得した植民地国を国内の反動勢力と結耗し自らの植民的市場として維持することは帝国主義的利潤の確保のため一層必要となっている。植民地収奪への人民の反抗は歴史的必然であり、南ベトナム民族解放戦線の英雄的闘いに、米帝国主義は追いつめられた侵略者に残された唯一の方途、狂信的武力弾圧の強化で自らの侵略的企図の貫徹を計っている。またベトナムにおける敗北が植民地支配体制の崩壊を過速度的に速め、米帝国主義の決定的後退をもたちすゆえ、必死となっている。そして北爆=冷戦体制の深化、局地戦は南べトナムでの武装強化の「最良」の条件の醸成であり、同時に自らの最大の敵社会主義義世界への侵略的攻撃である。
 再度確認しよう。米帝国主義による南ベトナム侵略は今や、米中米ソ戦争の危機をはらむ中で行なわれ、一刻のゆうよもない事態にあることを。
 国内においては、佐藤は戦後最大の反動内閣といわれる体制を確立した。ベトナムにおける民族抑圧と戦争の最大の加担推進者としての役割を果たしている佐藤内閣の反動路線はここにとどまるものではない。憲法改悪に至る国内反動政治支配体制の確立、米帝国主義の植民地支配体制の崩壊の中でアジアにおける民族抑圧と戦争の最大の支柱として自らの地位を確立することこれこそ佐藤の反動総路線である。日韓本調印への急速な展開のうちにはSEATO崩壊にかわるNATO結成=軍事的侵略の強力な布石が、原潜三度寄港承認のうちには常時寄港体制の確立=核武装化への布石が黒い霧の中に明確にみられる。そして、侵略行動計画=三矢計画は完ぶなく佐藤の本質的姿を示している。そして佐藤内閣の政治反動を根底において規定しているのが高成長政策から「安定成長」への転換に示される日本資本主義の転期、諸矛盾の顕存化の中での撤底した独占利潤の擁護である。高成長政策における無計画な設備投資は全工業部門をおそう構造的過剰生産、本格的不況となって今あらわれている。金融機関、国家財政の無計画な融資は今、信用恐慌となつてあらわれている。過去、高成長を支えた無尽層の融資、設備拡大は金利高と在庫増大をもたらし、独占にとっては致命的な利潤率の低下をもたらしている。
 一層の融資(山一を見よ)による矛盾の爆発の引き延ばし、企業減税、不況産業の放置(山野炭鉱を見よ)による利潤の確保、少数の巨大資太の育成、他方合理化の嵐による首切り、賃金ストップ、物価値上げによる国民収奪、そして本格的海外市場への進出=日韓条約はその合法的承認の強制、これが佐藤の経済政策であり、予想される国民の反政府独占の気運、行動の弾圧体制が反動政治である。大学にあっては、授業料値上げ等学生生活への攻撃と大学教育の危機といわれる教育の反動化としである。
 再度確認しよう。今や佐藤内閣は戦後最大の「平和と民主主義、よりよき生活」への攻撃的敵対者として国民、学生の前に立ちはだかっていることを。

   (ニ)
国際反帝平和民族解放の闘いの一環として日本国民に課せられた任務は佐藤反動内閣と全面的に対決し、本格的帝国主義的海外進出=民族抑圧と戦争政策を阻止し、憲法改悪阻止、安保破棄、中立日本を実現し、国民生活の向上をかちとることである。そして参院選を佐藤内閣との対決の場とし、その政治的社会的基盤を根底からゆるがさねばならない。そしてそれを果たし得るのは全国的全人民的共同闘争のみである。情勢ば我々に無条件に統一を要請している。
 新たなる昂揚へめ過度期にある学生戦線に課せられた任務は第一に全国自治会による単一全学連を実現し、全国的統一行動をかちとり、全国的全人民的共同闘争の先進的一翼を担うことである。第二に「大学の危機」の進行の中にあって、学生生活の擁護と民主的教育の確立、大学の民主的改革のための運動を全国的に展開することである。しかし、我々の闘いは今だ全国的政治闘争として成されていない。慶応大、近大、長崎大、医学生の闘いは分散、個別的にしか闘われてはいないだろうか。
 再度確認レよう。全国性、包括性、多面性をもった闘いは単一全学連のみによってかちとられることを。

    (三)
 十二月平民「全学連」再建について我々は①それが平民学連のボイコット=分裂路線の継承の上に強行され②全学連十四回大会当時加盟校二六四のうち、加盟、未加盟を意識的に無視し一二七自治会で強行し、全国八〇〇自治会中二割にも満たず、③参加代議員については学生大会、自治委員会の決定ではなく非民主的資格審査によって承認されているゆえ全学連として認め得なかった。しかし、それが全国学友の統一の要求を「反映」し、全学連規約と平民分裂方針が矛盾するゆえ、我々の働きかけによって行動の統一の中心軸に成り得ることを確認した。この時点において我々の原則的立場と成し得たことは分裂の固定、拡大の阻止と統一の追求であった。すなわち原日共闘会議と平民「全学連」との行動の統一の実現→全学連再建への我々の主張とその実現のための努力がそれである。我々は反民青統一戦線全学連を意図したトロッキスト諸君の全国共闘結成のセクト的野望=第二全学連コースを粉砕し、そして、また、単一の組織的連合体でないが故に新たなる学生運動の任務を十分に果たし得ないという限界性の確認にかかわらず、平民「全学連」との組織的統一の可能性を最大限に確保するために、全国的政治闘争の共闘機関としてのみの性格をもつ原日共闘会議の民主的強化と、多面的、包括的活動を保障する機関としての戦線分野別会議の開催を呼びかけ、分裂の固定をもたらす第二全学連コースを弾固退けたのである。

    (四)
 緊迫する世界情勢、国内反動攻勢という情勢の急激な転換に各政治潮流は様々な対応を示し、学生戦線は過渡期の流動状況の様相を一層濃くしていったが、その基本的動向は次のようであった。
 第一に、原潜日韓共闘会議の限界性の顕在化である。即ち情勢は活動の全国性、多面性、包括性を要求し、それは原日共闘会議の政治的共闘機関としての性格の枠では、戦線分野別会議というゆるやかな組織では対応できぬことを明確にしていった。また政治的共闘機関としての機能も、平民学連が全国的政治闘争を展開しなかった時点において、都市の拠点闘争であったが、それは全国闘争を代表し、積極的な役割を果し得た。
しかし平民「全学連」の全国政治闘争の開始、各地方大学の闘争の昂揚、原日共闘会議内のへゲモニの分有からくる全国的統一行動の不十分さは原日共闘会議から全国的政治闘争を代表する役割と全国的統一的政治機関としての機能をうすくしていった。
 第二に、平民「全学連」のもつ二側面ー指導部の意図するボイコット=分裂路線、とりわけ一月中執決定にもとづく関西における自冶会、地方学連での分裂組織の結成、分裂活動の開始と全国的単一組織としての性格、情勢に規定された全国的政治闘争の開始により内容と方向はともあれ、活動の全国性、包括性、多面性の拡大=統一の中心軸としての機能の拡大ーの後者の優位のもとでの顕在化である。

    (五)     
 以上の情勢の基本的転換の中にあって、我々は不断の統一の追求という原則的立場からへ平民「全学連」に加盟すること、そしてその分裂路線を規制、粉砕し、その積極的内容の強化、拡大をかちとり、真に闘う民主的、大衆的全学連を実現することこそ現段階における統一実現の方向であると考える。しかし、その前提として原則的に承認されなければならないことは第一に自治会、地方学連における組織的統一の回復=第二府学連の解散、単一都学連結成、第二に批判の自由と行動の統一の原則の確認、第三に全学連規約の順守と民主的運営の保障である。これらの承認のない無原則的統一は決して行動の統一を保障するものではない。そしてこの原則の確立の上での統一は平民「全学連」がそのセクト的態度を放棄するや否や直ちに実現されるものである。
 我々は依然として平民「全学連」の結成過程について重大な疑問と批判をもつ。しかし、統一のためその点で保留を辞さない。
 我々は平民「全学連」中執と統一のための話し合いをもとに統一のための全国自治会代会議開催をよびかける。民青系諸君に組織的統一=平民「全学連」加盟のための統一した地方学連の開催をよびかける。
 最後にわれわれは民青系諸君の地方学連における分裂活動を平民「全学連」の積極的内容のみを語ることによって隠すセクト的態度とともに、情勢の転換を真面目に考えず、以前の方針に固執する諸君のセクト的態度をも批判する。
 そしてわれわれの加盟によってそべて解決するという安易な態度ではなく、それを一歩として困難な統一の事業、真に闘う民主的全学連実現のための中核としての任務を果たしていくであろう。
 全国の学友が直ちに、偉大な統一の事業に努力を傾注することを強く呼びかける。
 
 
大阪市大 再建派(民学同系)勝利する。
 阪大工で圧勝–各大学選挙から–

<教養では圧勝—市大自治会>
【市大支部発】第四回全学自治会中央執行委員選挙の結果、わが同盟をその中核とする再建派は主流派(社学同系)、全学運統一派(民青系)、革新グループ(平社同系)をおさえ、八名の当選者を出し勝利した。
 全学区、(定員十名)では、五名の立候補者は高位当選(一、二、四、五、七位)をかちとり、学部区(七学部、定員各学部一名)では、文、理工学部で圧勝、商学部ではじめて勝利した。経済学部で七票差で惜敗し、絶対多数を占めることは出来なかったが、主流派六名(全学区四名、経済家政学部区二名)、全学連統一派一名(全学区一名)、革新グループ一名(法学部区一名)無所属一名(医学部)で相対多数を確保し、今年度自治会治動の指導部隊と全学友の前に登場した。
 今選挙にみられた特徴は全国学生戦線の情況、とりわけ関西におけるそれの反映が市大においても明確にみられたことである。即ち主流派の凋落、再建派の顕著な伸長、全学連統一派の一定の伸張がそれであり、市大学生運動の中核を成す教養において、とりわけ鋭い形であらわれた。
 教養における全学区候補者の各派一人あたりの平均得票数は再建派五四〇、主流派二八〇、全学連統一派二六〇、革新G一六○であり主流対反主流の比となれば昨年の四対六かち一挙に二、二対七、八となっている。
 主流派の利用主義的学生運動と街頭極左戦術、自治会民主主義の形骸化、市大学生運動の伝統の破壊により、政治的無関心層が増大する中で、再建派は「統一と民主主義の旗の下、市大自治会のルネッサンスを築こう」のスローガンを揚げ、学友に大胆に市大自治会の再建の必要性を提起し、五、二八にみられた主流派の無責任な行動提起=自治会のひきまわしを撤底的に批判するだけでなく、再建のための次期中執の任務と、平和、教育、学生戦線統一等戦線別の一貫した政策でもって選挙に臨んだ。主流派系自治会において見られる無関心層の増大は統一派により反執行部の右層的方向で組織されているが、市大における再建派の存在、具体的、科学的政策の提示、実行は無関心層の拡大を許さず、統一派の伸張を止め、学友の広範な支持を得た。政治的無関心層の増大を語るのみで、自らの指導を総括せず、政治闘争を放棄する一部にみられる誤りがここでも証明された。これが今選挙の示す意義と我々が教訓とする第一である。第二に、再建派の勝利が五、一五「日韓、ベトナム問題討論集会」(「民主主義の旗」二五号参照)にみられたようにクラスに根づいた一貫した活動の継続の上にあることである。クラスに根づいた活動=再建派の指導によるクラス討論の展開を、分裂活動として、自治会活動を中執での討議のみに矮小化し、主流派によるクラス討論の破壊を看過してきた革新Gの惨敗によってもこのことば証明されるであろう。第三に、平民「全学連」復帰のスローガンで臨んだ統一派の伸張が、彼等の関西における分裂活動を隠ペイし、全学連のもつ、全国性、包括性、多面性でちって学友の支持を得たことを看過してはならないであろう。
 再建派は彼等の分裂活動中止と府学連への結集をよびかけ、学友の支持を得たが、このことは、内外の緊迫しに情勢の中で、「平和と民主主義、よりよき学園生活」を守り、拡伏していくには緊急に学生運動の全国的統一が必要とされていることの反映を示しているであろう。
 三年に亘る主流派に代わり、ここに再建派が絶対的でないにしろ広範な学友の支持のもと登場した。(委員長、書記長、五名の担当責任者中四名が再建派)このことによって開かれる可能性は困難ではあれ極めて大きいものであろう。第一に、主流派によって破壊されてきた市大学生運動の再建と強化のための橋頭堡の確立である。第二に、民育系諸君のあくらつな分裂活動に対して、府学連の強化でなく、批難に専念してきた主流派にかわり、市大自治会が府学連の統一と強化のための強力な部隊として出現したことである。そして第三に、これらの上に立って、全国全自冶会を包含する真に闘う全学連実現のための先進的翼として市大自治会が登場したことである。
 主流派、統一派を市大学生運動から大衆的民主的に完全に放逐し新たなる学生運動の昂揚の中で、その中核存在として位置することを最大の課題として、一層の先進的、献身的活動を強化することが市大支部の任務であろう。

<阪大各学部で続々勝利>

エ学部学生大会成立
 工学部第九回学生大会は、五月二十七日開かれ、圧倒的多数の学友の参加で成立し、全議題が信認承認された。
 当日、三百名近くの学生が学生大会に出席し(成立数二百六十二.名)総括、任務、執行委員、諸議決等が活発に討論され、任務方針二百十三対一八、執行委員(民学同系)二百七対二十二等で承認、信任された。
 学生大会の成立は、昨年の春、第七回大会に続き三度目で、各クラスの代議員を先頭としてのクラス討論と、現在の内外のきびしい情勢を反映したものであろう。
 とくに移転と工学教育の問題では、民青系が何ら対応できないため方針すら出しえず、全学連問題でも、具体的に彼らが行動の統一を拒否している事実の前に、圧倒的多数で、新執行委員(民学同系)が信任された。 
<教養部>
 自治委員会において、総括、方針案が決定され、執行委員も十名中民学同系が九名選出(一名は無党派)された。
 しかし六月三日に開かれた学生大会が不成立のため、二十日現在全学投票中である。多数で信任される模様である。

他の各学部
法学部、文学部は民学同系執行季員が圧倒的多数で信任された。医学部も、インターン斗争の方針の正しさにより、民青系が学友から孤立し、民学同系執行委員が圧倒的多数で学友の支持を得た。理学部、薬学部、経済学部も選挙進行中であるが、いずれも民学同系が圧倒的勝利を納める模様。
(阪大支部発)

 

<平民「全学連」中執と統一のための話し合いを>
         阪自連執委、立命学友会、神大中執

 一九日、大阪大学自治会連合執行委員会、立命館大学一部学友会神戸大学全学自治会中央執行委員会は学生戦線に組織的統一=全国全自治会を包含する真に闘う民主的全学連実現のため、平民「全学連」中央執行委員会と早急に話し合いをかちとり、そこで統一のための五項目にわたる提案を行い、完全な一致がかちとられた際には平民「全学連」に加盟するよう、全国の自治会に呼びかけることを決定した。そして全国の自治会が直ちに提案内容について検討し、積極的に支持し、ともに平民「全学連」中央執行委員会との話し合いを実現するよう努力することを強く呼びかけることを決定した。

 提案は次のとおり。
一、批判の自由と行動の統一を順守し、学生運動の統一的発展を追求すること。
二、全学連規約を順守し、民主的 運営を保障すること。
三、関西三府県学連の組織的統一を回復すること。
(イ)京都府学連二二回統一大会で統一を実現すること。
(ロ)大阪府学連二八回大会で組織統一を実現すること。
(ハ)兵庫県学連再建大会の成功を共同で努力すること。
四、すべての自治会に無条件門戸開放すること。
五、単一都学連再建に努力すること。

 五項目の提案について、わが同盟は全面的に支持し、平民「全学連」との組織的統一のためのあらゆる努力を直ちに開始する。
 ここに揚げられている提案は真に統一を考えているものにとっては当然の原則であり、これを拒否するものは分裂活動を行っていることにしかならないであろう。
 民青系諸君の「全学連は無条件に手をさしのべているではないか」との主張は運動の統一を堅持し、そのために活動してきた学友に対して受け入れ難い条件を含んでいる。第二府学連の結成、地方学連自治会における分裂活動の承認がそれである。五項目の提案こそ、無条件であり、全国学友の要求を表現しているものである。
 われわれは、平民「全学連」の結成過程における非民主性、継承性の点について依然とし疑問と批判をもつ。とりわけ一月中執委決定(各地方学連の分裂組織の結成)については絶対承認できない。しかし、平民「全学連」を分裂の中心軸ではなく、行動の統一の中心軸とするよう主張し、努力してきたわれわれは、無条件に統一を必要とされている今行動の統一の実現のため、平民「全学連」が話し合いを受け入れ、五項目の提案を承認した時、即時加盟すべきだと考え、全国の学友によびかけの支持を訴える。

 

カテゴリー: 民学同 | 民主主義の旗 第26・27合併号 1965年6月23日 はコメントを受け付けていません

民主主義の旗 第25号 1965年5月25日

民主主義の旗 第25号 1965年5月25日  PDF版
民主主義学生同盟全国委員会発行

【主な記事】
【主張】 四・六外務省包囲デモ・全関西京都集会の成功を
☆ 5・20,21統一行動圧倒的に成功–東京関西で一万人決起–
☆ 千五首名がプラカードデモ展開–大阪府学連—
☆ 【京都府学連】八百名 先進的に闘う

【主張】 四・六外務省包囲デモ・全関西京都集会の成功を
六・九文化人・学生集会、社・共・総評民主団体の統一闘争を実現しよう!

(1) 立ち遅れていた日本の学生運動は、アメリカの北爆再開を契機として、その不死鳥の如き生命力をよみがえらせ、新らたな昂揚局面を迎えようとしている。
5・20、21全国学生統一行動には、東大教養の全日ストを皮切りに、幾多の大学半日スト、授業辞退が行われ、激しい雨の中を、東京六千名、関西四千名の学友が結集した。
これまでの地方性、分散性、不均等性は克服され、統一した全国的政治闘争に向いつつある。
だが、20,21闘争は、北爆反対=アメリカ帝国主義への抗議闘争である。既に指摘したように、日本人民の特殊な任務は、アメリカのアジア政策の最強の同盟者である日本政府の犯罪性を暴露し、対政府闘争を目的意識的に追求することである。
すなわち日本でのベトナムム闘争は、アメリカへの抗議と同時に、対政府闘争としてベトナム=日韓闘争として、深化発展させなければならない。そのためのクラス討議の徹底–これが残された第一の課題である。
今一つ注目すべきは、私設「全学連」と「原潜日韓共闘会議」の二つの集会、二つのデモが行われたということである。東京では、20,21日別個に、関西では、同じ日に、同じ場所で。極端な例は大阪である。中之島公園で同じ時刻に二つの集会が行われ、大阪府学連の再三再四の呼びかけにもかかわらず。第二府学連(=民青)の諸君はそれを拒否した。
大阪府学連千五首名の集会に対して、何故に三百名で別個の集会をもたなければならないのであろうか。かかる分裂という不幸な事態を克服しベトナム・日韓の統一闘争を実現すること!これが残された第二の課題である。

(2)「日韓懸案の協定文作
成のための実務者間の折衡は五月末までに終り、従って正式調印は六月初めになろう。漁業問題が手間どっているがこれも深刻な対立をみせているのではない。」 (李東元外務部長官の記者会見)にみられるように、日韓調印は、日韓支配層の予定通りのスケジュールの下に着々と進められている。
「他の民族を抑圧する民族は自由であり得ない」。いま必要なことは、社会主義世界体制と民族解放運動と帝国主義国の平和運動との強固な同盟をきずくことである。
再び抑圧国として登場しょうとしている日本帝国主義とその代弁者=佐藤政府へ砲火を集中せよ!
佐藤政府は原潜寄港承認を皮切りに、アメリカのベトナム侵略戦争支持、日韓会談促進等反動的対外政策を強行している。国内においても、吹原事件、山陽特殊鋼、山一証券問題等その破綻は明確になっている。
だが佐藤はのうのうと政権の座にいすわりつづけ、しかも反動=佐藤色を明確に打ち出す内閣改造を行なおうとしている。われわれは佐藤内閣の引責総辞職を要求する。
(3) 六月上旬日韓調印へむけて、労働者、市民、文化人学生等の闘いを包括し統一した全国的反政府闘争を組織しなければならない。そのため学生戦線は先進的役割を担わなければならないし、また担うことができる。
われわれは5・20,21闘争の成果の上に、六・四-首都における外務省包囲一万名デモ、関西における一万名の全開西京都集会を提起する。六・四は、真の全国学生統一行動として闘われなくてはならないし、民青「全学連」の諸君に、心から統一闘争を呼びかける。
六・四は、六・九各地域での文化人、学生集会-社会党、共産党、総評、中立労連民主団体の統一闘争(「一日共闘」)へ集約され、全平和勢力の大きは統一を実現する武器とならなければならない。
八日臨時国会へむけて、「一日共闘」は、ベトナム、日韓闘争の強力な恒常的な共闘実現への契機とする必要がある。実現しうるかどうかは一に下からの運動の盛り上りいかんにかかっている。
社、共の統一統一の実現を前にして学生戦線は、二つの六月都学連結成、=二つの全学連へ、一部指導部によって恣意的にねじまげられようとしている。二つの都学連結成は、分裂を固定化、拡大し統一を永久に遠のかせることしかもたらさないであろう。

原潜二度寄港に直ちに抗議行動を!
ベトナム、日韓で統一闘争を実現しょう!
二つの都学連結成を断固阻止し、一都学連再建をかちとろう。
京都、大阪府学連の統一を断固擁護し、第二府学連を粉砕しょう!
統一全国自治会代表者会議による統一した全学連を!

5・20,21統一行動圧倒的に成功—東京関西で一万人決起—

原潜三たび寄港 直ちに抗議行動を
全世界の反対と抗議の嵐の中で、米帝国主義は一時的にべトナム北爆を中止するという欺瞞的態度をとったが、その再開後は、一層狂暴さを増し、ドミニカにおいても侵略政策を露骨に出している。しかし国際的世論は日増しに強くなり、全米科学者討論集会の開催、OAS加盟国ボリビア、コロンビアでは自国政府の戦争協力に抗議行動が広範に行なわれている。
一方、佐藤政府は、日韓会談早期調印で米国に加担し、米国の戦争政策に積極的支持を表明した。
国内における、全国的統一行動がない中で、五月二〇日、二十一日、全国学生統一行動が行なわれ、東京六千、関西四千名の学友を中心として、全国の学生が決起し、高揚のきざしをみせている。
この行動をふまえ、関西学協から、六・四行動が撞起されたが、まだ全学友を包含することができず、分裂した行勒が固定化している現在、なおも徹底的なクラス討論による根こそぎ動員と、それに支えられた、全学生の統一した行動が要望されている。
又、二十五日、三度原潜スヌック号が佐世保に入港した。今すぐ強力な抗議行動が必要とされる。

<千五首名がプラカードデモ展開–大阪府学連—>
全国学生統一行動日の五月二十日、大阪では府学連の下「米のベトナムにおける北爆、北進反対、即時撤退要求、日韓会談阻止」のスローガンを掲げ、雨中千五首名の学友が中之島公園で府学連集会を行ない、難波までデモ行進した。
阪大八百名、市大二百名、学大工大各々百名、を中心とし、外大、府大、関大などをあわせ、中之島に結集した千五百名の学友は、現在の状勢に対応するには、なによりも学生の統一した行動の必要性を確認した。
しかし、平民「第二府学連」は再度の統一の呼びかけにもかかわらず、場所を変え三者名で分裂集会をもった。この行動に対し学生は府学連、全学連があるのは学生の利益を守るためではないのか。」「自治会民主主義を何んと考えているのだろう。」「こんな重要な段階で、分裂した行動をするのはもってのほかだ。」 「どちらの府学連という問題ではない。日韓会談を粉砕するには、まず行動を統一しなければだめだ。」等の激しい抗議の声があがっていた。
集会後、雨のふりしきるなかを傘もささず、学生の大半がプラカードを持った巨大なプラカードデモが展開された。途中、官憲からの度重なる挑発があったが、全学生はずぶぬれになりながら、整然としたデモを続け、シェープレヒコール、ビラ、プラカードで市民、労働者に、米の戦争政策、佐藤政府の協力、日韓会談の本質を訴え、六月四日の全関西学生統一行動を早急に各クラスで、自治会で準備することをちかい、難波で解散した。
【東京都】首都の運動高揚のきざし—だが分裂した二つの行動—
全国学生統一行動日の五月二十日、二十一日東京において分裂した行動であったけれども、「米国のベトナム侵略反対、北爆北進即時中止、米軍のベトナムからの撤退、日本政府の加担反対、日韓会談粉砕」のための集会、デモが行なわれた。
二十日、「全学連」の呼びかけで第四波統一行動がもたれ、三千名の学生が平和を守るために決起した。
又、二十一日には、「都学連再建準備会」により、東大Cの大管法以来の全日ストを含む、東医歯大、東工大のストを中心とし、二千五百名の学生がベトナムに平和をもたらし、日韓会談を阻止するために行動を超した。
しかし、この分裂と混迷の状況の下で、今後統一した行動を展開し、都学連を再建し、首都の学生運動を圧倒的な規模で成功させるのは、非常に困難であることを考えさせられた。

【京都府学連】八百名 先進的に闘う

「アメリカ帝国主義のベトナム侵略反対、日韓条約批准阻止」を主要スローガンとする、五・二〇全国学生統一行動の一かんとして、京都では府学連続一行動としてもたれ、雨中にもかかわらず、約八百名の学友が参加した。民青はこの日も独自集会をうたい、府学連
に参加しないことを明らかにした。
その中で立命大では、自治会の多数の決定に拘束きれず分裂行動をとる方針を決めた日共(代々木〉京都府委員会の決定が、学友会の手で暴露され、大衆的な憤激をかっている。
京大では、さきに主流派執行部=プンドの提起した五・二八闘争を否決したあとをうけて何ら明確な闘争の展望を自治会執行部がうちだすことのできぬ中で民学同京都府委員会は、ベトナム闘争を日韓間題と結びつけ、民主勢力の統一行動をおしすすめつつクラス闘争委員会を強化することを呼びかけ、六月四日関西学生統一行動を呼びかけている。
またこの日の統一行動を組織する中で、立命大を始めとするきまざまな異なった潮流との行動の統一も、大きく前進した。

カテゴリー: 民学同 | 民主主義の旗 第25号 1965年5月25日 はコメントを受け付けていません

民主主義の旗 第24号 1965年5月10日

民主主義の旗 第24号 1965年5月10日  PDF版
民主主義学生同盟全国委員会発行 

【主な記事】
☆ 米のベトナム、ドミニカ侵略に抗議の嵐全国の学友は統一して闘おう
☆ 民学同 第三回全国委開く
【主張】 五月闘争と我々の課題

米のベトナム、ドミニカ侵略に抗議の嵐全国の学友は統一して闘おう
     5.20行動に結集、徹底的なクラス討論を基礎に

 ベトナム情勢は、米帝国主義が北爆を続ける中で、他方平和交渉を呼びかけるという矛盾に満ちたものでありながら、基本的にはベトナム侵略の方向は変っておらず、日本独占は階級的利益擁護のためこれに積極的支持を与えている。また、ドミニカに対して、破廉恥な侵略行動を起した。一方、日韓会談も、正式調印をひかえて、最終段階に入りつつある。
  しかし、同時にベトナム戦争反対の国際的世論はもりあがりつつあり、日本国内の反対運動は高揚のきざしを見せている。しかし決定的な弱みはまだ全国的統一行動が行なわれていないということである。
 このような情勢のなかで今こそ平和と民主主義を守ろうとするすべての学友が結集しうる行動形態をもち、統一の旗を高くひるがえらせた全国学生統一行動がもたれねばならない、「原潜日韓共闘」は、五六月闘争の突破口として、五・二〇全国統一行動を提起し、徹底的なクラス討論と学内共斗の確立に支えられた学内意思の総結集の場として、平和を愛する全国学生の勇気ある行動の場として五・二〇闘争を闘うことを全学友に呼びかけている。

 アメリカ帝国主義のベトナムとドミニカに対する軍事的侵略とデタラメな行勤に対して、世界各地において、広範な反対行動が行なわれ、平和を望む声は今や世界の世論の多数派となっている。
 日本国内においても、日韓会談のもつベトナム侵略加担の本質を見ぬく中で、侵略戦争反対の行動が高揚しつつある。

 学生二万人のデモ (アメリカ)
 四月十七日、約二万人の学生、平和団体等が「ベトナム戦争即時停止」を要求し、ワシントンで圧倒的なデモ行進を行ない、米政府の政策非難の声を上げた。これは、全米での一連の抗議行動の一環として「民主的な社会を求める学生たち」によって組繊されたも
のであり、米国内での批判勢力は今や大きな力になりつつある。

 全米で抗議授業
 三月二十四日以降、米国有力大学において、ベトナム政策に抗議する新戦術〝抗議授業″が始められた。これは教授達が真夜中から徹夜で学生、一般市民約2000名を集め、政治経済各分野にわたって、米政府のデタラメな政策を批判するものである。

 四・二八統一行動行なわる

 南ベトナム戦争政策反対の運動が高まる中で、各地で沖縄返還デーが闘かわれた。
 4月27日には阪大工・理医学部で、28日の行動に連帯し、抗議集会が持たれ約五百名の学友が結集した。
 28日大阪府学連は5月闘争への一歩として私鉄ストにも拘らず、府民集会に結集した。京都府学連では、同志社、京大を中心に千名の学友を結集し、大規模な闘争への歩みを始めた。

 民学同より学生諸君に訴う
 米帝の戦争政策、侵略行為、日本政府の日韓会談等を通しての加担に対して、反対意思の結集が行なわれつつある。
 しかしいまだ全国統一行動が行なわれておらず、このことが平和に対する学友の広範な要求と行動のエネルギーを正しく組織するための障害となっている。
 五、二〇行動を成功させるためには、原潜日韓共闘と私設全学連との行動の統一がぜひとも必要であり、わが同盟はその実現をめざして最大の努力を行なう。
 全同盟員、支持者諸君はただちにクラスにおいて徹底的な政治討議を組織し、学内共闘の確立をめざして先進的に活動されることを訴える。
 四・二〇行動を圧倒的学友の参加で成功さそう。
 民主主義学生同盟全国委員会

 原潜・日韓共闘よりアピール出る
 緊迫するベトナム侵略戦争、アジアの戦争の危機と日韓会談五月調印に対する全国的な学友の統一闘争のよびかけが五月三日「原潜阻止、日韓会談阻止全国学生共闘会議」拡大幹事校会議(出席、京大、阪大、神戸大、立命大、東大C、早大、法政大)において決定
された。
(要旨)現在の学生戦線の特徴は、第一に運動の地方性、分散性にある。大衆的に昂揚の萌芽をくっきり示してはいるが、全国的に統一され、反政府全国闘争として集約されていない、第二に「私設少数派全学連」の自治会による分裂行動は大阪、京都の各大学内部においても決定的に組織的分裂にまで深化していること。
 我々の実践的最大の課題は、全国的統一闘争の実現へのへの努力を、「原潜日韓共闘会議」において貫徹し、全国的統一闘争として、五・二〇を成功するべく準備し、私設全学連の自治会に対する強力な統一への働きかけに最大限の努力を払う事にある。
 かかる任務を基礎的に可能にする条件を、統一闘争を要求する学友の深い統一の要求に立脚し、底の深いクラス討議を行い作り出し全学友の文字通り参加出来る充実したクラス内における政治討議の煽動者、組織者として活動することである。
(スローガン)
・北爆を中止せよ。
 ・アメリカはベトナムから出て行け。
・佐藤政府は戦争協力をやめよ。
・日韓会議反対。

<民学同> 第三回全国委開く
 第三回全国委員会は四月二十三日、大阪で開かれ、当面する情勢と五月闘争の方針、財政問題について討論し決定した。五月二〇~六月上旬を日韓調印阻止闘争としてベトナム闘争と結びつけて闘う必要のあること、ベトナム闘争についてほ五月上旬からデモ、集会を含む波状的な統一行動を組織してゆく、二〇全国統一行動、調印当日の全国統一行動等が提起された。
 さらに財政活動、機関紙活動の強化が言われ、討議の後閉会した。

【主張】 五月闘争と我々の課題
日韓会談のベトナム侵略加担の暴露と討論を徹底しょう

 米国は、ドミニカの民族解放遅勤に対して一万四千人の侵略軍を上陸させ、人民の意思を銃剣で押しつぶそうとしている。米国は、それを米国市民の生命を守るためであると弁解しているが、いままでに何度も使い古したまやかしの口実であることばもはや明らかである。米国がドミニカでとった行動は、ヴェトナム、コンゴ、パナマ、キューバでとった行動と同じであり、血まみれの独裁維持のための破廉恥な内政干渉であり、あの悪名高き帝国主議政策-砲艦外交の繰り返しである。
 アジア、南米における民族解放運動の進展とドル危機の中で、米国は座すれば死、待てば崩壊に直面して最後のあがきとして危険きわまりない戦争の道を選んだ。

 アメリカのヴェトナム、ドミニカ侵略に抗議を!
 ベトナムにおけるアメリカの非人道的行為に対して世界各地の平和運動ほ激しい抗議や糾弾のデモを続けている。だが「これまで行なわれてきたことは、今後行なわねばならぬ行動に比べてみた時、無にも等しいものであります」 (バナール)。全世界の全ての平和勢力は、アメリカの野蛮な忌むべき行動を最終的に葬り去るために全努力を傾注しなければならない。
 二月七日の北爆以来、確かに、「私たちは安保以来全く久し振りに国民の多数派になった」 (日高六郎東大教授)といえるかもしれない。殆んどの国民ほ米軍の進撃行動を支持してはいない。だが四月七日夜のジョンソンの 「無条件討議」の演説に対して、マスコミをはじめ少なからぬ人々がそれを歓迎し、積極的に評価したことを看過することばできない。翌日の「無条件」北爆の続行によって「無条件」の本質はたちまちにして明らかとなったが、現在の世論のたかまりが見せかけの平和政策、それに付随する世論操作にきわめて無力であり、危険な方向にさえ傾さかけやすい面をもっていることを示した。
事実、ヴェトナム問題の〝多数派″は北爆を起点として南北ヴェトナムに対する米軍の軍事行動に反対という点で一致しているにすぎない。そこから先は、日米関係を心配する親米派もあれば、意識的な反帝勢力もある。
 このことば、ヴェトナム戦争に対しては、最も広汎な統一戦線を組織し得るしまたしなければならないことを示している。
 と同時に、我々がこの自然発生的に盛り上った世論に安易によりかかっていてはならないことを教えている。ヴェトナム戦争反対の世論が、アジアの平和と日本の平和的発展を実現する力となるかどうか、われわれが真の”多数派”となるかどうかは、一に次の点にかかっている。佐藤政府、独占のヴェトナム戦争の積極的加担、ヴェトナムと日韓の密接な関連についての理解を喚起し、日韓五月調印阻止の大衆的行動を組織しえるかどうかにかかっている。学生戦線の指導的部隊の中にも、ヴェトナム戦争の抗議をアメリカ一本にしぼるとともに日韓会談についてのクラス討議を大胆に提起することを意識的におこたっている現在このことば特に強調されるべきである。
 また現に「アジア人がアジア人同志で戦う」ために南ヴェトナムに大量派兵している韓国政府との交渉妥結を急いでいる。日本の支配層は、すでに台湾との間に出来上っている新「開発」関係に似た状態に韓国を押し込め、韓国軍六〇万と台湾の蒋介石軍五〇万を日本の自衛隊三〇万と統合し、束北アジア軍事同盟を作ろうとしている。
 佐藤政府は、五月日韓調印、内閣改造による強力挙党体制を確立し、われわれへの全面的対決の準備を進めつつある。
 かかる時、三矢研究の次の言葉はきわめて現実性をもっている。
 「現下の情勢、とくに朝鮮半島における武力戦の進展にかんがみ、共産陣営からの直接の侵略が遠からず我国に対しても生起することば、もはや免れ得ないものと判断される。よって政府ば…次によってわが国策を推進することに決定した。①、自由陣営諸国との友好関係を増進し、なしうれば韓国との国交回復をはかる。②、日米安保条約の適切な運営を期する。③、侵略に対処するための自衛隊の態勢をすみやかに整備するとともに遂次その能力を強化する。④、警察等治安関係機関の能力を強化するとともに、国民防衛態勢を整備する、⑤、国民の防衛意識を高揚し、国内革命勢力を排除し、官民一体の防衛態勢を確立する。…」

 

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民主主義の旗    第23号 1965年4月25日

民主主義の旗    第23号 1965年4月25日  

主な記事
☆ 北爆即時中止、ベトナムに平和を
☆ 第1回全国代表委員会 開かれる
☆ 【主張】ベトナム人民の民族解放闘争、韓国学生の闘いを支持し、
巨大な統一した抗議行動を

☆ 自治会めぐり(1) 大阪大学教養部自治会
☆ 大阪・京都府大会開かる

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