【日々雑感】「さよなら原発3・11関西1万人行動」に参加して 

【日々雑感】「さよなら原発3・11関西1万人行動」に参加して 

 3.11さよなら原発関西一万人行動・集会

 2012年3月11日(日)は、あの由緒ある大阪中之島の中央公会堂で、さよなら原発の集会とデモがありました。
 日曜日で快晴ということもあって、老若男女子供連れの人々も見られ、快い充実感で一日を送れました。会場は3会場に別れ、午前と午後に分けての集会でした。
 私は公会堂大ホールでの午前の特別企画の集会に参加しました。1,2階で約千人程の席は満席で「原発事故が奪ったもの」と題して、長谷川健一氏(飯館村・酪農家・伊達市へ避難中)の報告がありました。それによりますと長谷川氏の友人も「原発さえ無ければ」と書き残して、自ら命を絶たれたそうです。大きなスクリーンには、その書き置きや、多くの牛の餓死した牛舎の様子が映し出されていました。
 また、福島第一原発3号炉の核爆発のキノコ雲の映像も映し出されていました。
 このキノコ雲の映像は、昨年暮れ、11月頃だったと記憶しておりますが、私の知人のI氏が、ある集会で映してくれたものと同じ様なもので、そこでI氏は言っておられました。「このキノコ雲の映像をインターネットに載せても、どこでどういう力が働くのか、すぐ消されてしまうのだ」と。
 話は横にそれてしまいましたが、長谷川氏の報告に戻りますと、山の除染は20年かかるが、除染しても放射性物質は浮遊する。余り意味のない除染だが、それと同時に行わねばならぬことは、村を離れることだ。「村を離れろ、故郷を捨てろ」とまで言っておられました。
 「広島、長崎の時と同じように、もう差別が起きている。絶対に風化させてはならない事態なのに『終息宣言』とは、何とバカなことを言うのか。」とも言っておられました。
 次に、「原発銀座の若狭から」と題して、松下照幸氏(美浜町・森と暮らすどんぐり倶楽部代表)の報告では、美浜の3つの原発の下には、活断層があり、ここで東北のような惨事が起これば、立地県はもとより、関西1200万人の命の水がめ・琵琶湖の水はすぐに汚染され、関西の空も大地も汚染されるという集会決議(案)の主旨のことも言っておられました。
 また、美浜町から飛ばした風船が、福島まで届いているとの報告もありましたが、これとても、福島の瓦礫が、アメリカ西海岸に到達していて、それがハワイにも方向を変えて漂着するであろうとの新聞や各種メディアの発表から考えても当然でしょう。
 次にKayoさんこと宮崎佳世さんの弾き語りのギター演奏があり、13時55分からの関電コースのデモに参加しました。コース途中で関電ビルを左手に見てのデモで、赤ちゃんを抱いた親子連れの家族も見られ、西梅田の駅広場で、いろんなパフォーマンスを見て解散しましたが、主催の人々の細やかな配慮が感じられる良き集いでした。ウルトラマンの縫いぐるみを着た人々に大勢の子供達が、腕にぶら下がったりして「キャッ、キャッ」と喜んでいた光景が、今だに目に焼付いている一日でした。(2012-03-15 早瀬達吉) 

 【出典】 アサート No.412 2012年3月24日

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