民学同市大統一会議 発行 1971年10月 (ビラPDFはこちらへ)
学友と無縁な革マル・学生共闘の内ゲバを糾弾する!
10.21へセクト主義、内ゲバを排し、クラス連合で起とう!
ゲバルト路線は沖縄闘争の統一した大衆的発展の妨害物だ

内ゲバを糾弾するビラ(1971/10/20)
18日早朝、市大専門–教養キャンパスで他大学のメンバーを大量動員した学生共闘派と革マル派との間で、内ゲバが生じ、多数の軽重傷者が出るという事件が発生した。
これに対して大阪府警住吉署は、捜査を開始し、学内反動派の動きも強まっている。
沖縄闘争、市大学生運動の統一の敵対物–学生共闘・革マルの内ゲバを断固糾弾する
クラス学科から糾弾の決議・アピールを集中せよ!
学友諸君!
今回の内ゲバは、沖縄協定批准阻止、10.21全学闘争体制確立へ向けた学生大会をめぐり生じたものである。
かかる、他大学のメンバーをも動員しての内ゲバが、決して沖縄協定批准阻止闘争の統一的、大衆的発展をもたらさないばかりか、反対に妨害するものである。
学生共闘は、早朝のゲバルトを何ら大衆的に明らかにし、自己批判することなく、学生大会を強行し、成立したとしている。
18日早朝の内ゲバの直接的契機が、革マル派にあったとはいえ、その内ゲバをクラス、学科から大衆的批判によって克服していくのではなく、即時的に、ゲバルトを対置し、「自主防衛」はおろか、革マル派のBOXにまで追いかけ、暴力をふるい、多数の学生に重軽傷を与えたという学生共闘のゲバルト行為は許されることではない。
学友諸君!
学生共闘派、革マル派の内ゲバを、暴力行為に断固とした糾弾を要求しよう。すべての学友はクラス学科で討論を展開し、内ゲバ、暴力糾弾の決議・アピールを集中しよう。
一切の内ゲバ、暴力をすて、10.21国際反戦デーをクラス学科の連合集会、独自隊列を実現し闘おう!
学友諸君
我々は、一貫して統一学生大会を主張し、(10.9教養学生大会の場で集会決議として採決)、そのために最大限の努力を行なってきた。そして又、今回の事件の発生をも何回となく警告してきた。
学友諸君!我々は、現在何をなすべきか。それは、まず第1に、沖縄協定批准阻止闘争の統一的、大衆的発展を内部から崩壊させ、内ゲバに対する断固たる糾弾の声をクラス、学科から上げていくとこである。
今、この内ゲバを許すなら、今後、市大は大量内ゲバが横行しる地となってしまうであろう。
第2に、沖縄協定批准阻止闘争を、当面10.21へ向け、クラス学科の連合で闘い抜くことである。
全ての学友諸君!
10.21国際反戦デーへ、沖縄県民と連帯し、総評労働者の闘いに合流すべく、うつぼ公園に結集しよう!
1971年10月20日
民主主義学生同盟市大支部(統一会議)