【日々雑感】熊森協会 VS 小出対談① 

【日々雑感】熊森協会 VS 小出対談① 

 先日、1週間程前に、私が寄附会員として参加している、日本熊森協会から、くまもり通信72号が送られてきました。いつも優れた記事が載っているのですが、今号では、熊森対談という形で、私の好きな小出裕章先生と熊森協会との対談が載っておりました。
 
 <核エネルギーも、奥山生態系も人間(科学)がコントロールできる世界ではない>
 対談者・京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏 という見出しで対談が進められておりました。(長くなるので全文は紹介できず、拾い読みで申し訳ございません)
 先ず、小出裕章氏の略歴:1949年東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。原子力を学ぶことでその危険性に気づき、専門家としての立場から原子力の危険性を訴え続けている。
 著書に、「騙されたあなたにも責任がある」「原発のウソ」「原発はいらない」など。
 「3・11福島原発事故は、以前から小出さんがその危険性を指摘されていた通りになりました。利権とは完全に無縁で、全人生をかけて真実を語り続けてこられた信念の研究者がいたことを知り、私たちは心からの感動を覚えました。政府の事故収束発表とは裏腹に、現実は、収束の目処もなく、更なる大惨事も予測されるそうです。本当のことを知りたくて、4月5日、先生の研究室を訪問しました。」と対談へと進んでいきます。
 熊森:あともう1箇所同じような原発事故が起きたら日本の国はつぶれるという声に対して、大げさなことを言うなと非難する人がいます。
小出:放射能に関して国が作った法律は、たくさんあります。例えば、一般人は、1年間に1ミリシーベルト以上被爆してはいけないし、させてはいけない。1平方メートルに換算して4万ベクレルという汚染を超えているようなものは、どんなものでも管理区域以外に持ち出してはならないなどです。
 もし私がそのようなものを持ち出して、皆さんを被爆させるようなことをすれば、私は法治国家である日本で処罰されます。
 ところが今は、1平方メートルあたり4万ベクレルを越えて放射能で汚染されてしまったところが、会津の一部を除く福島県全域、栃木県や群馬県の北部半分、宮城県の南部、そして北部、岩手県の近く、茨城県の北部と南部、千葉県の一部、東京都の一部、埼玉県の一部というようなところです。本当に日本が法治国家だというなら、これらのところを無人にしなければなりません。
 今や、この日本という国は、自分が決めた法律を反故にして、人々を被爆地帯に取り残しているのです。福島第1原発の事故だけですでに、国家が倒産してもあがないきれない程の大被害を出したのです。
 他にも、小出先生の示唆に富んだ対談内容が掲載されていますが書ききれませんので、次回に廻させていただきます。
 非常に優れた対談内容なので、全文を読みたい方は、日本熊森協会の方に問われてはいかがでしょうか。是非お薦めいたします。0798-22-4190が熊森協会の電話番号です。
 (2012-07-20 早瀬達吉)) 

 【出典】 アサート No.416 2012年7月28日

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