『[新装版]ナチュラル・ステップ』(スウェーデンにおける人と企業の環境教育) 

【編集部への通信】 カール=ヘンリク・ロベール著
  『[新装版]ナチュラル・ステップ』(スウェーデンにおける人と企業の環境教育) 

 景観市民運動に力を注いでおられる読者のOさんより、「アサートで勉強させていただいています」と述べられながら、「地球環境問題に取り組みはじめました」として、上記の本を「一人でも多くの方に読んでいただく」普及活動の案内をいただいた。本書は18年前に書かれたもので、日本では1996年に新評論から日本語版が出版され、その後品切れとなっていたものである。スウェーデンの環境保護団体「ナチュラル・ステップ」の主宰者である著者が、医師として、癌の研究者として、細胞の立場から見た環境問題を出発点にして、「われわれがいま直面している地球環境問題に一人一人が個人として、一企業一企業が組織として、どう向き合っていけばいいのか、その指針を分かりやすく示しています。18年前に書かれたとは思えないほど新鮮かつ普遍的」なことから、このほど[新装版]として同じ出版社から再刊された、ということです(2010/10/15発行、2500円+税)。目次は以下のとおりです。
第1章 展望
第2章 医師と社会、そして自然
第3章 ナチュラル・ステップとは何か?
第4章 細胞を出発点に、ゴールの「環境モデル国スウェーデン」へ
第5章 単純化を排したシンプル主義
第6章 エコロジー的企業経営システム思考
第7章 現代の知的混迷―合理性をまとった迷信と成長の概念
第8章 科学者と政治家と
 以上、Oさんからの本書の紹介といたします。(I) 

 【出典】 アサート No.397 2010年12月24日

カテゴリー: 書評 パーマリンク