【報告】第3回大阪府総会 1/19に開催
新しい組織を求めて、大胆な討議を確認
私達は、労働青年同盟全国協議会第3回大阪府総会を1月19日に開催しました。
総会は、一年間の活動方針を確認し、新役員を選出して新しい出発を確認する場となりました。そして、参加者の討議の時間を3時間ほど確保し、労働・市民運動での問題点・課題、我々の運動の方向性、組織のあり方、「青年の旗」をどう発展させるか、などについて活発な討論を行いました(討論の中味は次号を予定)。
私達は、4年前に労音準備会から「労青全国協議会」へと組織を発展させましたが、89年の東欧革命から、昨年のソ連邦の解体へと大きな変化の波にぶつか
り、現在では当時確認された「結成趣意」や行動綱領も時代と運動にそぐわない現状です。
「党と大衆団体」という把捉の仕方、また「前衛党再建」運動に対しても我々はその基盤作りを主張してきたこと、、私達が過去の誤りに学び、「組織の大衆性、民主性」を大切にしてきた問題も、現状ではそれでもなお不十分であるとの認識に立っています。
総会では、労青は「活動家集団であり、政策集団であるネットワーク組織」と位置づけ、組織の役割、存在意義を①戦線や地域の違いを越えて、横断的な議論を可能にする組織、(彰政策的、理論的な議論討論の場を提供する、③政治、経済など情勢分析の提起と討論を保障する組織としては、と方針を提起しました。
総会では、これらの問題意識について、全体の共通認識として確認されました。今年一年も「大いなる議論」の年として、選出された若返った新役員の下で活動をしていきます。
とりあえず、総会の開催についてご報告しますが、次号では総会での議論の詳細について、報告させていただきます。 (大阪:H )
【出典】 青年の旗 No.172 1992年2月15日