民学同文書 No.10 【主張】 学生運動の現状と再建・統一の基本方向

民学同文書 No.10

【主張】  学生運動の現状と再建・統一の基本方向
–層としての学生運動の大衆的、民主的再生のために–
「民主主義の旗」第50号 1968年5月25日

一、はじめに
二、今日の学生運動の特徴と当面する二つの任務
三、単一全学連再建の基本路線
四、各派学生運動論批判
(1)民青派  (2)トロッキー主義諸派  (3)共労党派
五、おわりに

学生運動の現状と再建・統一の基本方向
–層としての学生運動の大衆的、民主的再生のために–

一、はじめに
「平和と民主主義よりよき学園生活のために」のスローガンに集約され、全日本学生自治会練連合(全学連、一九四八年九月十八日結成)に代表される日本学生運動は、六〇年安保闘争以降今日までの八年間にわたる分裂の中にいまなお唯吟しつつ、伝統の再生をめ
ざして苦難に充ちた闘いを続けている。
日本学生運動の輝ける伝統–それは、「平和と民主主義よりよき学園生活のために」のスローガンで一致した全員加盟制自治会の運動(=層としての学生運動)の中に体現され、世界に比類なきその伝統は、戦後史の中に栄光の歴史として刻印されている。レッドパージ反対闘争・砂川紛争・警職法闘争・安保闘争・大管法闘争等に見られる日本学生運動の輝ける足跡は、「層としての学生運動」の展開によってはじめて可能となったのである。
一九六〇年にはじまる学生運動の分裂がかくも長期かつ深刻化している原因は、「層としての学生運動」の原則が、トロ系譜派、民青派によって破壊されたことに起因している。
分裂と混乱の中で、関西を中心として運動の統一を擁護してきたわれわれは、その闘いを前進させるにあたって、分裂を止場する過渡期の原則=「単位自治会の統一→全国的行動の統一」を断呼として擁護し、その実現に前進せねばならない。

二、今日の学生運動の特徴と当面する二つの任務
(1)今日の学生運動の特徴
学生運動の現段階の特徴は、①運動の大衆的昂揚の客観的基盤と諸条件は存在し成熟しつつあるにもかかわらず②その現実性への転化がいくつかの要因によって阻まれている所にある。
ベトナム戦争の激化と米帝の孤立の深化、佐藤内閣の侵略協力・加担の強化と故府・支配層の動揺の拡大、三派「全学連」の大学自治に対する内部からの破壊とそれを利用した権力の大学自治への攻撃、独占資本優先の収奪政策による国民生活の悪化-総じて内外の反動攻勢の激化の中で、戦後脈々と生き続けてきた学生の「平和と民主主義」の意識は、いま新たなるエネルギーとして噴出しようとしている。かかる学生の健全な意識と関心、運動への志向こそは、層としての学生運動再生の確実な保障である。
だが、このような客観的基盤の現実性への転化を阻む障害が存在している。それは、第一に民青「全学連」派、トロ系諸派のセクト的分裂主義であり、それに基く運動の党派別化である。意見の違う部分に「修正主義者」「分裂主義者」の恣意的レッテルを貼り統一
行動を拒否する民青派のボイコット分裂主義も、「反帝全学連」を自称するトロ系諸派の政治的野合も、学生運動の党派別の展開=単一全学連運動の否定を意味し、統一した運動の展開を因難にしている。第2に、三派「全学連」に典型化される極端な政治主義・現地
闘争主義・「先駆性理論」「導火線論」に基づく戦術の極左化は、学生運動に対する一般学生の不信感を増大させている。障害の第3は、数年間にわたって継続されている民青派の身のまわり主義、諸要求主義である。それは学生の積極性を身のまわりの諸要求の羅列
--卑俗な縫験主義に押し込め「平和と民主主義、よりよき学園生活」をめざす闘いへの確信の喪失を結果している。かかる諸条件によって、世界に比類なき全員加盟制自治会-単一全学連を軸とする日本学生運動は、その統一の基盤を風化されつつあり、西欧型学生運動(党派別学生運動)への危険を内包しつつ、苦難に充ちた歩みを続けているのである。

(2)当面する学生運動の二つの任務
以上に述べた民青派、トロ系諸派の誤謬は、「層としての学生運動」を彼らが理解しえないことの結果である。
「層としての学生運動」論は、現代の学生が「平和と民主主義、よりよき学園生活」の進歩的民主主義的な要求で統一される共通した基盤に立脚しており、全員加盟制自治会-単一全学連はそれを組織的に体現する、のであり、かかる意昧での学生の層としての同質性を前提としてはじめて成立すると主張する。
かかる意味での学生層の同質性は、①戦前の幹部候補生としての学生から、戦後学生層の広汎な拡がりによって、学生層全体が人民の側に立つ条件を与えられたこと(構成・規模の変化)②戦後の平和と民主主義勢力の前進とそれに規定された民主教育の定着(意識構造の変化)③国独資段階の基本対抗が独占対反独占として展開され、学生の立場の徹底は反独占の一翼に不可避的に組み込まれざるをえない(社会構造の変化)の三要因によって支えられている。
いまへ統一を阻む障害を打破し単一全学連再建に前進するにあたって、われわれの当面する任務は、この層としての学生運動の大衆的、民主的再生でなければならない。この点の重要性は、八年間にわたる分裂・混迷の中でなぜ関西学生運動のみが党派別運動化の危険を阻止し、ともかくも層としての学生運動の唯一の継承者たりえたかを考えれば朗らかである。(なお、この問題意識から出発した有益な論文として「現代の理論」68年・5月号小寺山論文はいくつかの問題点があるとはいえ必読に値する。)

層としての学生運動の再生は、現状では、第一に、単位自治会の大衆的、民主的再建と自治会の統一機能の回復強化、第二に、各地方・全国の自治会間の「課題の一致に基づく行動の統一」の実現の二つの方向で果されねばならない。
運動の党派別化は単位自治会の統一の基盤そのものをも風化しつつある。従って層としての学生運動の再生は、まず単位自治会の大衆的、民主的再建から始めなければならず、それは次の三つの原則に基づいてのみ可能である。
①自治会民主主義の再建とその徹底的擁護発展。意見の相違を民主的討論と相互批判以外の形態で解決することは、統一の初歩的原則の破壊であり、それは「行動の統一」の破壊にまで拡大されざるをえない②自治会活動をクラスを基礎にした多面的、包括的展開、自治会の統一の基礎は、自治会を政治闘争機関化する悪しき政治主義によって掘り崩されてきた。それへの機械的反発が民青派の諸要求主義(身のまわり主義)であるが、これらのいずれも学生運動の課題を包括的に把ええず、左右の動揺を結果するのみであった。この左石の偏向の克服は、自治会がクラス活動の創造的展開に支えられるときはじめて可能となる③全大学人の統一と民主勢力との連帯。大学自治への反動自治への反動的攻撃が激化しつつある今日、全大学人の統一した運動はとりわけ強調されねばならない。学生単独のの闘いは、それを闘う学生の孤立感、焦燥を深め、客観的に三派「全学連」の極左行動に結びつくのであり、統一戦線の一翼たることを自覚する学生運動は、全大学人の統一を通じてそれを果すことができる。かかる単位自治会の大衆的民主的再生を着実に果す中で、層としての学生運動は本格的には「全員加盟制自治会ー単一全学連」のスローガンとして表現されるが、単一全学連再建の過渡期である現段階では「全員加盟制自治会ー課題と一致に基づく行動の統一」こそが正しいスローガンであり、その意昧で「行動の統一」の実現は単一全学連への前提であり環である。自治会間の行動の統一は、課題別・戦線分野別(私学・教育系・医学連・寮等)のあらゆる可能な形態を駆使して追求されなければならない。

三、単一全学連再建の基本路線
学生運動八年間にわたる分裂は、日本学生戦線に消しがたい傷跡を遺している。従って、単一全学連再建の闘いは長期にわたる苦難に充ちた課題となるであろうが、その展望(現実性)は疑いもなく存在している。第一に、既に述べた如く学生運動統一の客観的基盤の厳然たる存在である。この学生の健全な意識と運動への志向を余すところなく汲みつくし、単位自治会、各地方での運動を昂揚させうるならば、闘いの前進は必ずや分裂の克服とをいかなるセクト的部分にも要求するであろう。ここにこそ第一の根拠が存在している大管法闘争(1962年)を想起しよう。当時「全学連」を私物化していたしていたマル学同は、関西を中心に爆発した闘いの前に、セクト的分裂主義を粉砕され、全国闘争に合流するか否かで中核派と革マル派に分解したのであった。大衆闘争の鉄の如き論理は、セクト的部分に対してもそれ自身を貫徹するのであり、全国的な闘争の昂揚はたとえ最初は分裂したまま開始されようとも、必らずや巨大なセクト集団、民青「全学連」をも突き動かし、セクト的部分と良心的部分との分岐を拡大するであろう。単一全学連再建をめざすわれわれの闘いは、以上の展望と確信に導かれつつ、第一に前章で述べた二つの任務の実現のために闘わねばならない。全国、全自治会の行動の統一は、あらかじめ、十指にみたぬ少数自治会で「全国自治会共闘」をデッチ上げること(共労党派)によって果しうるのではなく、各地方での運動の大衆的展開と各自治会内部での説得活動・全自治会への共同闘争の繰り返しの呼びかけという粘り強い闘いによってのみ可能となる。
第二に、その連動の昂揚と戦線の流動化の中で地方学連、拠点自治会の定期的協議と連携を強化し各地方学連の統一的再建強化をかちとらねばならない。①大阪府学連、兵庫県学連の統一の強化・京都に於る拠点自治会の建設と京都府学連の大衆的、民主的再建を通
じて関西学連を再建し、全国闘争の指導的拠点化する②首都学生運動の再生と拠点自治会建設を、通じて東京都学連を再建する③その他の地方での単位自治会の再建・地方学連再建、第三に、以上の勝利的遂行の上に、地方学連協議会の結成→全国・全自治会を包含する単一全学連再建の展望を切り開きうる。
重要なことは、各地方での地方学連の統一的再建のみが単一全学連再建の基本路線たりうることである。

四、各派学生運動論批判
(1)民青派
民青派学生運動論の特徴は、層としての学生通勤論を否定する点にある。「学生層全体が進歩的要求で一致し、統一した闘いを展開しうる」ことを否定することから、第一に学生の統一は「平和と民主主義」(政治課題)ではなしえないこととなり、従って諸要求でー
という瑣末身のまわり主義が発生し、第二に、意見の異なる部分とは共同行動をとらないというボイコット=分裂戦術が採用される。第二点は「分裂主義者、修正主義者との共闘ナンセンス、全学連に復帰せよ」の主張となる。だが、彼ら民青派の解き難い矛盾は、層としてのの学生運動を否定する立場の徹底が、日本学生運動の伝統たる全員加盟制自治会をも否定することにならざるをえない点である。再説は避けるが、学生層全体の利害の共通性こそが全員加盟制自治会の成立の根拠であり、これを否定することが全員加盟制自治会の否定に行きつくのは理の当然である。
「全学連復帰」のスローガンについて述べよう。このスローガンのセクト性は、それが「行動の統一」の否定の上に「踏み絵」として提出されている所にある。全学連の分裂は意見の異なる部分の暴力的排除と統一行動の否定によって開始され、深化してきた。学生
層内部の相違があるのは当然のことであり、その相違を前提した上で、課題の一致に基づいて行動の統一を行うことこそ運動の統一の前提である。トロッキー主義者が客観的には闘いの前進を妨害しているとしても、彼らが一定の学友の支持を背景として正式に自治
会を代表している限り共同行動をとるのは当然のことである。運動を分断し別個の闘いを対置するボイコット=分裂戦術によっては彼らを真に克服しえない。いまフランス労働者学生の闘いがわれわれの目前で実証している如く、闘いの中で発生してくる様々な偏向は統一した巨大な闘いの中でこそ克服されるのである。
艮青派の六年間にわたる「闘わざる右翼日和見主義」は、今後の情勢の中で必らずや学友の批判をうけ、内部矛盾を拡大し「行動の統一」に賛成する部分を生み出すであろう。われわれは、その分岐を拡大し悪しきセクト主義の粉砕に全力を傾注せねばならない。

(2)トロッキー主義諸派
十指を越える細分化を観けているトロ系諸派を詳説する余裕はないが、彼らに共通する立場は①「平和と民主主義」の闘いはもはやナンセンスであり、反帝学生運動でなければならない②学生運動を階級闘争激発の起爆剤と把える「先駆性理論」「導火線論」③それに
基づく現地闘争を軸とする一点突破全面展開戦術である。だが、周知の如くこの悪しき政治主義と赤色自治会主義こそは、全学連を破壊し、連動を分裂と混乱に陥入れた最大の原因であった。彼らがその路線を忠実に継承していることは、今年三月個人加盟の「大阪府
学連再建準備会」をデッチ上げたことでも明白であり、既に運動の妨害者に転化している彼らトロ系諸派は大衆闘争の中で徹底的に粉砕せねばならない。

(3)共労党派
共労党派の主張する「学生運動の左転換」諭(トロッキー主義への転換)については別の機会に詳細に批判したので、ここでは「七月全国自治会共闘結成」論について述べよう。彼らの主張が、運動の展開の実践的帰結ではなく「七〇年安保闘争を闘うための全国自治会共闘」であり、七〇年から逆算した組織論であることは、その現実的諸条件を検討すれば明らかである。
課題別・戦線分野別の共闘組織が一定の時点で日程にのぼりうるのは自明のことである。しかし、それは次の二つの条件によって支えられねばならない。第一は、運動の拡がりが地方学連、拠点自治会(構改派に限定されない)の連絡と共同闘争の呼びかけでは不十分なまでに昂場していることであり、第二は、それに規定されて戦線に流動化が生じ、セクト的部分も行動の統一を拒否できない状況を作りだすことである。
Ⅱ章で述べた描く、この条件は現在存在せず、それをいかに形成するかこそが当面の任務なのである。従って自治会共闘結成の前提条件が未形成の段階でそれを強行することは①分裂の組織的固定化=第四「全学連」への転落を意味し④民青「全学連」の「転換」と内部分岐の拡大を展望しうる、いまそれを徹底化させ、行動の統一を強制しうる有利な条件を不毛化し③実質上十指に充たぬ少数自治会による構改派組織となることによって分裂の促進と空中分解の末路を辿り、単一全学連再建を一層困難にするであろう。
共労党系学生の指導者白川真澄君は、63年8月、京都平民学連協(民青「全学連」の前身)議長として、日共京都府委員会の決定に屈して、ボイコット=分裂戦術の採用によって京都学生運動を分裂させた当の指導者であった。彼らはその後それを自己批判したはずだが、いま再びかつての誤謬を繰り返そうというのだろうか?

五、おわりに
単一全学連再建の闘いは、分裂と混乱の中で、日本学生運動の伝統の灯を絶えることなく継承してきたわれわれの双肩にかかっていることを自覚せねばならない。
いま全国の民主勢力は、ベトナム反戦勝利、佐藤内閣打倒にむけて戦列を速めつつある。この闘いに連帯し、関西自治代での強固な意志統一の上に、6・15全関西学生総決起六〇〇〇名集会を軸に、全国、全自治会の共同闘争に前進すること-かかる闘いの粘り強い
展開こそが単一全学連再建への展望をを切り開くのであろう。この長期的闘いに絶望することなく、たゆみなく前進するとき、日本学生運動の輝ける伝統は、言葉の真の意味で再生するであろう。

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民主主義の旗 第49号 1968年5月10日


民主主義の旗 第49号 1968年5月10日 PDF版
民主主義学生同盟全国委員会発行 

アメリカは北爆を即時全面停止せよ!(第二回全国代表委員会決議)

1
 四月闘争に起ちあがった全国の学友諸君! わが民主主義学生同盟は九大会決定に基き、「今年こそベトナム反戦闘争勝利の年にしよう」を合言葉に全国の学園で四月闘争を展開した。
「北爆即時全面停止、米軍撤退、沖縄基地撤去即時返還、侵略共犯者=佐藤内閣打倒」のスローガンは、4・26、27、28の国際連帯の闘いの申で全国学友の深い支持をうけた。情勢の進展はこのスローガンをさらに高くかかげて進む必要を示している。民学同第二回全国代表委員会は、全国のすべての学友に、四月闘争の総括と五~六月闘争の方針を訴える。
 今年の四月闘争は例年にないもりあがりをみせた。学生大会やベトナム反戦集会には多くの学生が結集し、クラスには独自のベトナム反戦の行動組織が作られるという状況が各学園に生じている。学生の間には、広範にべトナム反戦闘争を闘う意欲が存在しており4・26、27の国際連帯の闘いは大阪府学連千名を先頭に全国各地で大衆的に闘われた。
 しかし、一万では、闘いの大衆的高揚に水をさし、妨害するものとして、民青のセクト主義と、トロツキストのヘルメット・こん棒戦術、現地闘争主義があった。トロツキストが各派にわかれて、ヘルメットデモをおこなうのが恒常化しつつある。ところが明大においては、中核、社学同、解放派がそれぞれヘルメットをかぶり、二十人ぐらいずつで集会を行い、学友がそのまわりで見ているが、デモにはだれ一人として動こうとしないという状況が生れている。王子や成田のような局地的現地の「闘い」にピストン往復し、極左戦術で気勢をあげるというトロツキスト、ネオトロツキストの現地闘争主義、極左戦術に学友は支持を与えなかった。
 このことは、トロツキスト内部にも深刻な矛盾をひき起している。革マル派は中核派の極左戦術を批判し「批判の自由と行動の統一」といったおよそ今まででは考えられなかったようなことを主張している。また解放派は「こん棒」を持つことには批判するようになってきている。中核派も内部において激しい矛盾を抱えている。日本の学生運動に悪しき影響を与えた羽田闘争に始まる現地闘争主義を、克服する展望がようやく切り開かれてきている。各学園においてトロツキストのヘルメット・こん棒戦術に対する批判を徹底的に組織するならば、大衆闘争を成功させ、彼らのヘルメット・こん棒戦術を粉砕しうるであろう。層としての学生運動の大衆性を回復するためには、4・26大阪府学連千名の大半がプラカード・ゼッケンによる規律あるデモを行うことによって、トロツキストのヘルメット・こん棒を最少にとどめえたような闘いを組織することが全国すべての学園で必要なのである。
 トロツキストの「左」からの運動破壊とともに克服しなければならないのが民青のセクト主義、分裂主義である。4・26国際反戦闘争に敵対する分裂4・24「闘争」を行ない、大阪では4・26にも自治会の隊列を分裂させ、わずか十数名で伊丹にいっている。民青のセクト主義は学友から糾弾され支持されていない。
 わが同盟は断固として、トロツキストのヘルメット・こん棒戦術を拒否し民青のセクト主義を克服すべく、5、6月に巨大な学園ぐるみのベトナム反戦闘争を組織する決意である。

2
 全世界の平和勢力の力は、アメリカ帝国主義に、ジョンソン声明を出させパリにおける和平会談を実現させている。米帝国主義がベトナムにおいて、政治的軍事的に敗北を重ねているのは衆知の事実であり、今年をベトナム反戦観争勝利の年にする客観的条件はまったく成熟している。直接派兵をのぞくありとあらゆる形襲でベトナム戦争協力をおこなっている佐藤内閣にジョンソン声明以後、独占内部からも疑問が提出されつつある。このような矛盾と動揺の中で五月一日のメーデーには侵略加担と物価値上げに皮対し、安保以来の佐藤内閣打倒のスローガンが、全国六百八十万人の労働者によってさけばれた。
 ベトナム戦争の最終局面を迎えた今さらに侵路共犯者=佐藤内閣を打倒する闘いをおしすすめ、ベトナム人民との連帯を強化することが決定的に重要である。加えて、現在の情勢の下で、はっきりと捏起されねばならないのは平和共存の問題である。ドル危機の一層の深化と戦争政策の破綻は、米帝国主義内の最も好戦的な反動的部分を孤立させ、世界的に平和共存の展望が大きく開けてきたことを示している。
 日本においても戦争協力と対米依存の佐藤路線が破綻しつつあり、反佐藤の民主勢力が統一された観いを強めるならば参院選で、侵略協力をしない政府を作ることは全く可能である。平和共存に前進するためには、侵略加担の根拠となっている安保条約破棄の闘いをおしすすめ、中立をかちとらねばならない。
 わが同盟は、五~六月闘争に平和共存の旗を一層高くかかげ、前進する決意である。
 今日の学生運動の発展にとって極めて有害な役割を果しているヘルメット・こん棒戦術に大衆的批判を集中し、その克服をかちとらねばならない。
  今、ここで、すべての平和勢力が北爆即時全面停止と米軍撤退をかかげて闘うことが、ベトナム人民との真の連帯なのである。
 全国の学友諸君!
 ベトナム反戦闘争勝利をめざし、全国学園で闘いを広げよう。
 クラスに依拠し、学園ぐるみの大衆的決起の中で、トロツキストのヘルメットデモを粉砕しょう。
 プラカード・ゼッケンによる規律ある巨大なデモンストレーションで極左戦術を粉砕しよう。
 5・24全国学生統一行動に起ち6月全開西学生総決起集会を成功きせよう

<スローガン>
 北爆即時全面停止、米軍撤退
 沖縄基地撤去・即時全面返還
 侵略共犯者佐藤内閣打倒
 安保破棄、平和と中立の政府をつくりあげよう!

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大阪市立大学 ビラコレ 1968-05*

大阪市立大学 ビラコレ 1968-05

以下に整理したのは、1964年-1968年の市大全学自治会選挙資料である。
1968年選挙のビラがメインだが、最初に5年間の経過を見ることにしたい。
なお、選挙ビラには日付がないため、掲載順に意味がないことをお断りしておく。
また、1968年選挙各派ビラについては、立候補者等の氏名を伏せることとした。

<1964年-1968年 大阪市立大学全学自治会選挙の記録>

1962年から1968年 全学自治会選挙 党派別当選数の経過について(2021-01-30追加)

1964年5月 第3期中央執行委員選挙

民主主義の旗No15 再建派 大きく前進(再建派は民学同系、多数派は社学同系)

1965年5月 第4期中央執行委員選挙

市大選挙管理委員会 中執選挙:全学区選挙公報
再建派:政策シリーズ3 学生運動の統一と前進、全学連の真の再建のために
民主主義の旗No26・27合併号 市大再建派(民学同系)勝利する

1966年5月 第5期中央執行委員選挙

統一会議(旧再建派)勝利報告ビラ 市大自治会の新たな発展のために

1967年5月 第6期中央執行委員選挙

民主主義の旗No40・41合併号 中執選挙の完勝をめざして 多数派3年目の統一会議

1968年5月 第7期中央執行委員選挙

民主主義の旗No50 自治会の大衆的再生めざし 統一会議中執選挙に

 

1968年5月 大阪市立大学全学自治会 第7回中執選挙 各派ビラ

以下、7つのジャンルで掲載していく。
統一会議(民学同派)・統一会議(主流派)・革新グループ・全学連派・全学連統一派・学生会議・自治会ニュース

統一会議(民学同派)

統一会議(民学同派) 立候補にあたって
統一会議(民学同派)  次期自治会の任務はこれだ 課題と任務にこたえう6つの柱
統一会議(民学同派) 政策シリーズ1 平和と民主主義の課題
統一会議(民学同派) 政策シリーズ3 学生戦線統一の課題
統一会議(民学同派) 政策シリーズ4 自民党の市大介入断乎反対
統一会議(民学同派) 政策シリーズ5 ヘルメット・こん棒戦術・暴力を拒否し・・
統一会議(民学同派) 政策シリーズ6 教育・文化・スポーツの課題
統一会議(民学同派) 統一会議(主流派)・全学連統一派への公開質問状
統一会議(民学同派) 今年こそ第2学生ホール200名新寮をかちとろう
統一会議(民学同派) 6.15全関西集会の大衆的成功を!
統一会議(民学同派) 6.15全関西6千名集会→全国闘争に前進を!
統一会議(民学同派) 昨日の府学連統一行動の成果を継承し、6.15全関西学生総決起へ
統一会議(民学同派)アピール 本日、府学連統一行動にたち、6.15全関西決起集会へ前進!
デモクラット(民学同市大支部)No276 民学同は、統一会議(民学同派)を支持する!
デモクラット(民学同市大支部)No277 6.15全関西集会の大衆的成功を!
統一会議(民学同派) 統一会議(民学同派)に全学友の支持を
民学同アピール 社学同派諸君の暴力的自治破壊を断固として糾弾する!

 

統一会議(主流派):後の「プロ学同」G.共労党系

統一会議(主流派)  統一会議(主流派)立候補宣言
統一会議(主流派) 第7回中執選挙の意義と任務
統一会議(主流派) 次期自治会の5つの課題と5つの政策
統一会議(主流派) 6.15全都=全関西自治会共同闘争実現への先陣を築け!
統一会議(主流派) 6.15全関西自治会共闘集会を成功させよう!
統一会議(主流派) 昨日㋅行動大阪実行委35団体参加で、6.15御堂筋大行進決定!
統一会議(主流派) 参加全自治会の共同主催による、6.15御堂筋大行進の実現を!
統一会議・革新G共同宣言 6.15全都=全関西自治会共闘実現への先陣を築こう!
統一会議(主流派) 全国自治会共同闘争を推進しよう!
統一会議(主流派) 統一会議出身歴代中執委員長からの手紙
デモクラット(民学同市大支部)No278 民学同は、統一会議(主流派)を支持する!
民学同アピール 社学同派諸君の暴力的自治破壊を断固として糾弾する!

 

革新グループ

革新グループ  立候補宣言
革新グループ 本日、府学連統一行動に起て!
革新グループ 6.15全都:全関西・自治会共同闘争の成功に更なる前進を!
「革新」 1968-05-29 非武装中立の巨大な一歩とせよ!
革新グループ 情勢の大いなる転換をめざして
革新グループ 市大自治会は、全国的大学改革の闘いの先頭にたとう!
革新グループ 大阪1万御堂筋デモに全学的準備を!
統一会議・革新G共同宣言 6.15全都=全関西自治会共闘実現への先陣を築こう!

 

全学連派(社学同系)

全学連派 :緊急アピール 民青統一派・深夜木刀を持ち、全学連Boxに乱入
全学連派 対立点はこうだ!
全学連派 日帝の東南ア侵略の具体化・ASPAC粉砕!
全学連派 6.7月連続闘争を闘い、府学連再建をかちとれ
全学連派 全学連の旗の下、安保粉砕へ前進する「闘う執行部」を!
全学連派 関西地区反戦・京都府学連の共同アピールに応えて・・・
社学同アピール  70年安保粉砕!全学連と共に闘う執行部を確立し、・・
社学同アピール 70年安保粉砕!市大を全学連の不抜の砦に!
「闘う全学連」No17 6.15 6.19連続ストを準備せよ!
「闘う全学連」No19 成田ボーリング阻止・・5・6月闘争をストで決起せよ!
「闘う全学連」No20 7月ASPAC粉砕に向かって、革命的反戦闘争の嵐を!
「闘う全学連」No22 侵略と圧政の帝国主義的権力を総攻撃せよ!
「闘う全学連」No23 6月連続スト→7月ASPAC粉砕に前進せよ!

 

全学連統一派(民青系)

全学連統一派 「全学連派」の暴力行為を再び糾弾する!
2部自治会自治委員会  全学連統一派支持を決定
全学連統一派  全学連・国際学連の旗の下、・・闘う自治会を
全学連統一派 統一会議(主流派)の自治会私物化に抗議する!
全学連統一派 学生の利益と自治会の統一と団結を守るために
民青市大Ⅰ部班  要求獲得と民主的課題での闘争の意義
全学連統一派 5知識人アピールを悪用した6.15分裂行動の破綻
全学連統一派 5.28全学連委員長田熊和貴講演会
全学連支持会議 自治会の民主的発展のために
全学連統一派 第7回中執選挙の4つの争点
全学連統一派 自治会の課題2本の柱5つの政策
全学連支持会議法学部 法学部を自主的民主的学問研究の場に

学生会議(革マル派?)

学生会議 対立点を明らかにする

選挙中の「自治会ニュース」

全学自治会ニュースNo25   5.24府学連統一行動を6.15共同の巨大なステップに
全学自治会ニュースNo26  ベトナム反戦沖縄奪還安保粉砕5.24府学連統一行動
全学自治会ニュースNo27   ベトナム反戦沖縄奪還・・5.24府学連統一行動に参加しよう
全学自治会ニュースNo27   日高六郎氏からメッセージ来る

 

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民主主義の旗 第48号 1968年4月20日


民主主義の旗 第48号 1968年4月20日 PDF版

民主主義学生同盟全国委員会発行 

【主な記事】
北爆即時全面停止・佐藤内閣打倒・4、26統一行動に起とう
同盟脱落分子の(共産主義労働者党系)わが同盟に対する組織的暴力行為を糾弾する

北爆即時全面停止・佐藤内閣打倒 4・26統一行動に起とう
<ヘルメット・こん棒戦術を拒否し、国際連帯の大衆的闘いを>
四月二六日、「全米学生動員委員会の呼びかけで、国際反戦学生ストライキが行われようとしている。既に、大阪府学連傘下各自治会、兵庫、京都東京を中心として広範な闘いが組織されつつある。民青「全学連」のヘルメット、こん棒戦術を断固として拒否し、真に大衆的、全国的闘いを作り上げよう。

<続々授業放棄決議  -京都大支部–>
【京大支部発】
 京大支部は、現在、マル学同(中核)、社学同等のトロツキストの現地動員主義、ヘルメット・棍棒戦術の大衆的克服をめざし闘っている。クラスを基盤とした全学ぐるみの闘いで国際ベトナム反戦闘争を成功させることが、トロツキストの極「左」戦術克服の道で
ある。
 京大支部の全同盟員は、クラスの中心的活動家としてクラス討論を展開し、4・20午後授業放棄をめざしている。「民青」常任委員会多数派の4・24「闘争」提起に対し、4・26国際学生ストライキに呼応した闘いをなぜやらないのかをクラス討論で迫っている。
 諸派が明確な4・26方針提起をしない中で多くの学友の支持を受けているわが同盟は、午後授業放棄を提起し、4・22の志賀義雄講演会「ベトナム反戦闘争と国際共産主義運動」を、一部脱落分子の妨害をはねのけ、断固として成功させ、ベトナム反戦の闘争の意義を全学友の前にあきらかにし、ベトナム反戦勝利をかちとるべく奮闘中である。

<新入生歓迎講演会に一〇〇〇余名>
     -大阪市立大学–
 四月十一日に大阪市大において新入生歓迎会が一千名を越える新入生の参加のもとに圧倒的に成功した。歓迎会は三日にわたって行なわれ、第一日日の経済学部小野教授の「アメリカ支配の終えん」と超するベトナムードルをめぐる情勢の講演には新入生は熱心に耳を傾けていた。このことはこれからの問題についての新入生の関心が極めて高いことを示しており、「今年をベトナム反戦勝利の年に!」の闘いを大衆的に成功させる上で大きな役割を果すであろう。またこの間民学同の同盟員が新入生に語りかける
中で積極的にこれに応え、学生運動をはじめ、その他の諸問題についても鋭い質問を述べ「民主主義の旗」が飛ぶように売れ、市大支部機関紙「デモクラット」新入生歓迎号とともに熱心に読まれている。

 4・26国際連帯「全市大集会」のび呼かけに高まる支持!
 ベトナム反戦勝利!侵略加担佐藤内閣打倒!の闘いをおしすすめるにあたって市大支部は4・26に向け新入生のクラスづくり、クラスゼミを基礎とした、教官層をも含めた全学ぐるみの大衆的闘い=4・26「全市大集会」方針を提起している。大学自治破壊の攻撃の強まる中でこの方針のみが真に闘える方針である。同盟を脱落していった一部諸君は、民学同を潜称し「「先駆的』ストライキ」と称する「活動家によるストライキ」方針を提起し、クラス・ゼミを基礎とした闘いの組織を放棄しょうとしている。彼らは市大支部機関紙「デモクラット」を暴力的に奪おうとするなど、トロツキストまがいの暴力行為に狂奔している。
 同盟を脱落していった諸君の悪質な妨害にもかかわらず、同盟員諸君の献身的活動、学友諸君の良識に支えられ、われわれの方針の正しさは広範な学友諸君、新入生諸君に深く理解され日ごとに支持は高まってい
る。
 このようなわれわれの方針に対する支持の高まりの申で、同盟脱落分子は動揺を深めている。

同盟脱落分子の(共産主義労働者党系)わが同盟に対する組織的暴力行為を糾弾する
4・26国際反戦統一行動を闘おうとしている全国の学友諸君!
 第九同大会を契機に同盟から脱落した一部の共労党系学生は、組織的、暴力的に、わが同盟と、わが同盟の指導する大衆運動を破壊している。四月八日以後の京都大学における事態はその集中的表現である。一部脱落分子は、ボックスを不法に占拠し、警官侵入事件直後に、棍棒、鉄棒を手に持ち、新入生の前で暴力的にわが同盟に結集する活動家を脅迫した。
 現在までに、五名の同盟員が負傷し、連日ビラまき等に対する暴力的妨害「活動」が続いている。
 わが同盟は、学園内において、意見の相異を理由とした暴力行為がおこなわれることを一貫して拒否してきた。
 二月十四~五日の京都大学における中核派と社学同との乱闘をやめさせたのはわが同盟を中心とする大衆的自覚と団結の力であった。
 トロツキストの学内暴力こそ警察権力の弾圧をまねくものとしてわが同盟が一貫して拒否してきた態度である。
 共労党系一部同盟脱落分子は、トロッキストまがいの態度をわが同盟に示している。
 そこにあるものは運動を破壊してでも、自らのセクト的利益を守りたいという徹頭徹尾反民主的横車である。
 全国委員会は、一部脱落分子の暴力的運動、破壊策動に、目には目をの態度をきっぱり拒否し、同時に広範な学友に依拠し、不退転に闘い抜くことを宣言する。
 一部同盟脱落分子に追随している諸君! ただちに運動破壊の策動をやめ、わが同盟とともに、平和と平和共存の闘いの先頭にたとうではないか。
 全国の学友諸君!
 民学同は、一部の脱落分子の策動を粉砕し、ベトナム反戦勝利をめざし闘いぬく。
 ともに闘おう!
  四月十九日                                                  民主主義学生同盟 全国委員会

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共労党系「民主主義の旗 第46号」 1968年4月15日 


共労党系「民主主義の旗 第46号」 1968年4月15日  PDF版

【主な記事】
(主張)今春季闘争を闘い、70年代闘争へ
☆米軍撤退・沖縄奪還・B52撤去・野戦病院粉砕佐藤内閣打倒学生ゼネストに起て!
☆7月全国学生自治会共闘の結成から単一全学連再建へ
☆先進的学生は民学同に結集せよ

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民学同文書 No.9 同盟破壊分子の脱落とその教訓

民学同文書 No.9

同盟破壊分子の脱落とその教訓
「民主主義の旗」第46・47合併号 1968年4月10日

歴史的任務を負ったわが同盟第九回全国大会を前にして行われた一部全国委員、全国代表委員の同盟破壊策動は全同盟員の努力によって既に克服されつつあり、その範囲を一部の脱落分子の同盟からの逃走に留めることが出来た。
われわれはあくまでも光輝ある民学同の伝統を守り抜き、学生戦線の統一の体現者としての自己の任務を貫徹するために、ここに一部の諸君の同盟破壊策動の事実とその克服過程、そしてその教訓を責任をもって明らかにし、全国の学友諸君の信頼に答えたいと考える。

一、分裂の契機と経過
わが同盟の隊列から脱落した一部の諸君は、昨年のいわゆる第一次、第二次羽田闘争から、とりわけ佐世保闘争を闘う中で急速に極左的偏向を深め、思想的にも実践的にもトロツキストと完全に自己を区別しえなくなったといっても過言ではない。そして彼らは、同盟第九回全国大会で自派のセクト的支配を確立しょうと試みた。そのため大会準備の始めから、政策方針上の論議を行うのではなく、乱暴に規約を踏みにじり、徹底した分裂活動をもって実際の小数派が大会代議員の多数派を占めるような非民主的大会開催要綱の決定に全力を傾けた。これが今回の同盟分裂をもたらした直接の契機である。

<全国委員会の討議の放棄>
二月十二日第一回全国委員会を皮切りに都合七度にわたって行なわれた全国委員会において、今回脱落していった一部の全国委員は少数派が大会代議員の多数を占める非民主的大会開催要綱を提案し、全国委員長以上四名の全国委員の再三の説得にもかかわらず討議に応じず、開催要綱に関する全同盟討議の指導を一貫して拒否してきた。四年生(卒業予定者)を同盟員基礎数から除外し、自派が多数を占める支部における代議員の選出は多数派の完全独占の方法を主張し、自派に不利な支部では少数派の代議員権を要求するという自己のセクト的利害のみを追求した大会開催要綱が各大学支部の良識ある同盟員に支持されるはずがなかった。

<全同盟討議の実質化  -阪学大支部等における成果>
四全国委員の全同盟討議の拒否と妨害にもかかわらず、各大学の自覚的同志によって実質化された開催要綱をめぐる論議は、四全国委員の提案に対する極めて大きな疑義の提出と、あくまでも全国委員会での一致の努力の要請とを、主要な柱として展開された。特に二月二四日、五日阪学大支部における討議では、今回脱落していった一全国委員も自らの主張の非民主性を認めざるを得ず、全体として大きく一致できる可能性が開かれたかに見えた。
しかし二月二十六日の全国委員会では、阪学大支部討議における確認が全く無視され、東京、大阪、京都など全国各大学支部の要請はふみにじられ一致の努力の一かけらも見ることは出来なかった。

<説得を暴力的に拒否~分裂「代表委員会」を強行>
全同盟員の期待を裏切った四全国委員は、彼らが二月十六日より秘密裡に署名を集め準備した分裂「代表委員会」を強行するという暴挙に出た。
二月二七日当日、全国委員長以下同盟の統一を願う諸同志が、あくまでも分裂「代表委員会」強行を止め統一した開催要綱作成に努力せよと説得するために、彼らの会場に入った時、あろうことか全国委員長の発言を実力で阻止するという許すべからざる行為に出たのである。
彼らの破廉恥な行為は更に続き、三月四日、十八日十九日、二十日と五度にわたって分裂「代表委員会」を強行するに至る。一方三月二日京大の新加盟の同志に対する権利はく奪の脅迫、三日同じく京都府委員会の名による暴力査問などの一連の暴力行為は事態をますます悪化させた。

<全同盟員総会の成功 -民主的開催要綱決定>
 自己の論理の破算が明らかになるや、唯一のよりどころを「委員長自己批判」に求め、事態を一層混乱させようとする動きに対し、委員長以下四名の全国委員は、もはや事態の解決は全同盟員総会によるしかないことを三月八日全国委員会で提案した。これに対する解答は「分裂『全同盟員総会』は認められない」であった。既に分派機関に転落していた「代表委員会」のこれ以上の強行をやめさせ統一を守りぬくために、全国委員長は、自らの責任で「同盟の分裂の危機に際して全同盟員諸君に訴える-全同盟員総会に結集し光輝
ある民学同の統一を守り抜こう」と全同盟員総会招請状を発送した。
全同盟員総会は同盟員総数の過半数を圧倒的に越える全国の同志の結集によって成功し、民主的大会開催要綱を満場一致(反対、保留、棄権なし)で決定した。
しかし、この全同盟員総会に対しても、一部の全国委員、全国代表要員によって組織的暴力的妨害活動が連日加えられ、負傷者を出すに至った。-これは参加した全同盟員の前に彼らの意図が何かを白日の下に明らかにした。

二、基本的原因
内外の階級矛盾が激化するに件って進行する急速な変化に対して、その発展の基本的方向を把握するのではなく、味方の弱さのみを一面的に強調するペシミスティックな見地ーたとえば今日、国際的な平和と民主主義勢力の統一がまだ十分ではなく、米帝のベトナム侵略を完全に失敗させるに至っていないこと、国内的にも、反独占の統一闘争が十分には発展しておらず、反動佐藤を倒すことがまだできていないことなどを一面的に強調し、基本的な発展の方向、米帝の破綻と資本主義の全般的危機のいっそうの深化、社会主義世界
体制の強化と国際プロレタリアートの前進、反独占民主主義と統一戦線の前進であることを見失った見地-は自己の未来を必然性のもとに理解することを妨げ、非合理的反抗主義、一揆主義に陥らざるをえない。わが同盟の隊列を去った一部の人々の誤まりも、今日の情勢に対するペシミスティックな理解に基づいている。
そこから彼らの同盟趣意に対する重大な否定が生ずる。すなわち、平和共存に対する懐疑的な態度、反独占民主主義運動と統一戦線に対する否定的な態度がそれである。そして前者をゲバラ主義に後者を民主勢力に対する不信、三派全学連反戦青年委のみとの連滞と現地闘争による一点突破路線に置きかえようとしている。
このような同盟趣意、規約の精神に反した偏向が同盟分裂のより基本的原因であるといえよう。これは今日の情勢の複離さ、とりわけ日本の民主主義運動の混乱に大きく規定きれていたとはいえ、学生層の持つ、いわゆる「小ブル性」-それは学生同盟において最もよく現れる一に基づくものであった。

 三、沿革
一九六三年九月、同盟は大阪の地に誕生した。それは民青内にあって、安保闘争とその後の闘いの中でトロツキズムとの徹底した闘争を発展させ、大衆運動の統一を守り続けた人々によって結成された。これは一面では民青のセクト主義、民族主義との闘いを通じてかつ基本的には民青を正す立場からなされたものであった。それゆえ、同盟の趣意には国際的、国内的な青年学生運動の豊かな教訓と実践の試練に耐えた科学的方針が書きしるされていた。一九六五年三月、京都等の同志を同盟に迎え入れ全国同盟として再出発した。それを契機に同盟内に異質の思想-これが分裂していった人々の思想的源流となったーが持ちこまれた。
この三年間の同盟内思想闘争-日韓闘争の位置づけと方針、ベトナム反戦闘争の方針、核防に対する方針をめぐる思想闘争-は大きくいってこの二潮流の闘いであった。わが同盟の基本思想は大阪をはじめ東京の各支部、京大、市大の一、二回生によって深く理解され、今第九同大会を成功させている巨大な原動力となっている。
今一つの思想は主として市大、京大の三、四回生に影響を与え、立命においてその典型的表現を生み出すに至った。そして、この部分が暴力団まがいの行為で同盟を分裂させたのである。ただわれわれは、同盟結成後間もなく同盟に参加し、原則的な大衆運動を展開してきた岡大支部がこの分裂の隊列にまきこまれたことをきわめて残念に思っている。さて、これら分裂して行った人々の思想の集中的表現である組織間題に対する見解についてここに一言しておく必要があると思う。
京都の諸君が、四大会でわが隊列に加った時、同盟を民主主義的組織とするのか、共産主義的組織とするのかをめぐって一連の論争があった。われわれは反ファシズム闘争の国際的教訓やまた安保闘争とその中で発生・分裂したトロツキスト諸組織の教訓、戦後の国際的に有利な情勢と新しい可能性を踏まえ大衆的で民主的な政治同盟こそ歴史の要求する組織であることを主張し、いわゆる「学生小型共産党」組織に反対した。
その時は京都の諸君の組織原則はやはり「小型共産党」組織である。われわれは全力を傾注して、この「左翼主義」の克服に努めたが前述した学生の「小ブル性」を自己の力だけで克服しえなかった。このことはやはり学生同盟の持つ弱さの現われではないだろうか。

四、学生同盟の矛盾と障害
四年を過ぎるとほぼそのメンバーが一新される。学生同盟ではその指導者を恒常的に確保することが最も重要だがまた最もむずかしい問題である。指導者の恒常的確保と同盟の遺産の継承の困難性が常に指摘される。また学生はその特殊な生活基盤、政治経験の不足によって、どうしても思想的に「左」右の偏向に陥りやすい。とりわけ今日の日本のように労働者階級の指導性が混乱しており、民主運動が分裂していく中にあっては学生層のこの弱い側面が助長されざるをえない

五、解決の基本的方向
この矛盾の解決を行ない同盟の飛躍的発展を勝ちとるためには、特別に新しい大胆な対策が必要とされている。今や労働者階級と正しく結合し、青年労働者との連帯を強化する方向で真剣に、その具体的方法、形態等を検討しなければならないのではないだろうか。

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戦後学生運動の歴史(1968年4月-6月)

戦後学生運動の歴史(1968年4月-6月)
出典は、「資料 戦後学生運動 別巻」(1970年11月30日第1版第1刷)です。

(1968年1月-3月)へ移動           (1968年7月-9月)へ移動

内外情勢 学生運動 自治会の動き
1968年4月
2 大阪で十七歳の理容師白川一男、ベトナム戦争に抗議して焼身自殺
3 北ベトナム、ジョンソンの和平会談提案に応ずると声明
4 米黒人運動指導者キング牧師暗殺さる、米各地で黒人反乱
5 小笠原返還協定に三木外相・駐日米大使ジョンソン調印<6月26日発効>
5 日大理工学部会計課長富沢広が蒸発<16日会計課主任渡辺はるが自殺>
6 成田空港建設公団、条件賛成派と用地買収に調印
8 北ベトナム、和平交渉開催地にプノンペンを提案、米はジュネーブに固執
9 文部省、白書”わが国の私立学校”発表
9 チェコ共産党、自由化の行動綱領発表
11 政府、反日共系全学連への破防法適用見送りを決定
14 東京国税局、日大で五年間に二十億円の使途不明金と発表
17 美濃部都知事、朝鮮大学校を各種学校として正式認可、灘尾文相″強い遺憾の意, を表明
18 日大教職員組合、古田重二良会頭以下全理事に辞職勧告
18 ドイツSDSドチュケ、狙撃され重傷、西独学生の反政府運動激化
24 沖繩全軍労、大幅賃上げ等で初の十割休暇闘争、事実上の全面ストでベトナム輪送混乱
25 「プラウダ」、チェコの自由化政策を批判
28 那霸で戦後最大の祖国復帰要求県民大会
30 旧マル戦派、共産同労働者革命派(前衛派)結成準備会発足<9月10 日機関紙「前衛」創刊>
1 東京地区反戦主催・ 王子野戦病院設置反対青年集会〔柳田公園〕に学生四百名・ 反戦千名結集、学生は基地に向かい機動隊と衝突、市民多数も投石、学生八十九名市民十九名逮捕、榎本重之虐殺さる
2 反戦・全学連(三派系)三百名、榎本氏虐殺緊急抗議行動、王子駅前でデモ、王子警察署などに市民とともに投石
3 榎本重之氏虐殺抗議・ 自川一男君追悼大阪府民集会〔大阪駅東ロ〕、大阪反戦・ 社青同・ 中核系学生、米領事館に抗議デモに向かうも無届を理由に機動隊に阻止され乱闘、負傷者多数
6 北爆全面停止要求・ 佐藤内閣打倒京都反戦青年委総決起集会〔京都市役所前広場〕に百四十名参加、のち円山公園までデモ
8 王子野戦病院反対共闘会議呼びかけの集会・ デモ不許可処分という弾圧の下、革マル系二百名を先頭に基地ゲート前坐り込み、労学千名参加
12 京都府学連、ベトナム侵略反対・ 王子野戦病院実力撤去・ 佐藤内閣打倒統一集会〔同志社大〕に三百名参加、のち円山公国までデモ
15 東京護憲連合主催・ 王子野戦病院設置反対総決起集会〔南谷端公園〕に労働者千名参加、反日共系各派六百名、 デモ・坐り込み・交番襲撃等深夜までゲリラ戦展開、三十八名逮捕
17 京都府学連、 成田空港設置粉砕・ 王子野戦病院開設反対総決起集会〔立命館大〕に三百五十名参加、のち円山公園までデモ、医学連百名とともに地評青年部主催の春闘勝利決起集会に合流
21 全国反戦主催・ベトナム反戦・一沖繩奪還国際共同行動、中央集会〔日比谷野音〕に反日共系各派学生・反戦など五千名参加、のち八重洲口までデモ
26 国際反戦統一行動、全学連(三派系・革マル系) 全国二十校以上でスト・ 九十六名逮捕、東京では三派系が明治公園で集会、中核派五百名は芝公園までデモ、社学同千名・反帝学評三百名など千六百名は防衛庁デモ、革マル系・ 自治会共闘は日比谷野音で集会の後、清水谷公園までデモ
27 社会党系の沖繩返還要求国民大会〔日比谷野音〕に全学連(三派系)六百名、自治会共闘二百名が結集、社学同・ 反帝学評は外務省前で、中核系は通産省前で機動隊と衝突、二百十三名の無差別逮捕
28 四・二八沖繩闘争デー、全学連(三派系)は集会不許可のため中大に四百五十名結集、機動隊の包囲下社学同・ 反帝学評百五十名が銀座に再結集、晴海通りデモで二十一名逮捕、全学連(革マル系) 四百五十名、集会〔清水谷公園〕・新橋までデモ、自治会共闘五十名、集会〔南谷端公園〕・野戦病院デモ・ 坐り込みで一名遠捕
7 京都府警、京大医学部を強制搜査、三・一五京大大学院入試で青医連活動家が受験者一名を阻止軟禁したとして五名を逮捕、総長の了解の下での学内搜査は京大史上初めて
9 兵庫県警、関西学院大を強制搜査、三・二八卒業式阻止闘争で九名逮捕
10 京大医学部闘争委・ 同学会主催で奥田総長と団交、七百名結集<12日総長団交、 17日医学部教授会団交>
11 東大全学闘、卒業式阻止で夕刻より安田講堂前坐り込み<12 日卒業式を強行>
13 東京地裁、六六年九・一三清水谷乱闘事件で兇器準備集合罪については無罪を判決
15 東大医学部一年スト突入、四〇青医連入局者会議、スト態勢を確立
16 和歌山県立医大、教授会決定の学外後任教授選任に反対して助手・研究生・院生の三者会、白紙撤回を申入れ
17 広島大、百二十名で王子野戦病院開設粉砕で集会・ 市内デモの独自行動展開
20 日大経済学部、学友会主催の新入生歓迎集会で羽仁五郎講演会を応援団学生が弾圧
23 東大全学闘、医学部学生委を安田講堂で追及、団交斡旋の確認書とる
25 駒沢大当局、 無届ビラ配布を理由に十一名を退学処分、全共闘派学生百五十名、一部教室をバリケード封鎖
1968年5月
2 米原潜ソートフィッシュ号、佐世保入港、異常放射能問題化一沖繩のB52撤去要求のデモ隊、嘉手納基地で米兵と衝突
2 文部省、招集予定の国立大学部長会議を自治侵害と批判され中止と決定
3 パリ大学ナンテー ルに警官隊導入、フランス五月反乱起こる
3 北ベトナム、和平会談開催地にパリを提案、米も同意<10日会談開幕、13 日第一回本格会議>
6 衆院文教委、教育三法の審議日程で与野党対立<政府・自民党会談で教特法成立を断念>
7 南ベトナム解放戦線、サイゴン市内で市街戦展開
8 べ平連、脱走米兵五名はソ連へと発表、’ジャテック”の存在を明らかにする
10 登録医制法、国会を通過・成立
13 パリの学生・労組のゼネスト、反ドゴ ール闘争激化
16 佐藤首相、参院外務委で沖繩の核つき返還を示唆
17 ソ連首相コスイギン、チェコを訪間
19 フランス全土にゼネスト拡大
22 産業構造審議会、大型合併支持を表明
27 沖縄返還第一回日米協議開催
30 ドゴ – ル、 辞任せず国会解散
<31日パリ周辺に戦車隊出動>
6 地元反対同盟・全学連(三派系)、ポーリング阻止決起大会〔芝山千代田公民館〕<7日早朝反対同盟四百名・学生五百名で決起大会〔三里塚公園〕、のち終日検問を行ない公団職員の接近を阻止>
13 日米安保協議会開催反対闘争、全学連(三派系) 五百名、日比谷野音に結集、芝公園までデモ・ 三名逮捕、全学連(革マル系)四百名、清水谷公園に結集、日比谷公園までデモ・ 二名逮捕、両全学連とも東京反戦主催の青年総決起集会〔日比谷野音〕に合流、のち八重洲口までデモ
14 ベトナム侵略反対・神戸港軍事使用反対・大学の自治擁護・諸要求実現関西学生統一行動、神戸集会に民青同系千三百名参加、市内デモ
15 全都青年学生五月の集い〔都体育館〕に全学連(民青同系)等一万名が参加、野坂参三、参院選での日共の躍進を訴える
17 ベトナム戦争反対・沖縄奪還・教育三法粉砕全学連(三派系)統一行動、中央集会〔日比谷野音〕に中核系三百名参加、のち八重洲口までデモ
20 王子野戦病院に反対する青年の会・中核派・マル青労同北部地区委共催・王子野戦病院開設阻止・榎本重之氏虐殺抗議・王子闘争出獄学生激励大集会〔北区公会堂〕に二千名参加
23 教育三法粉砕全学連(三派系)統一行動、社学同系二百五十名、集会〔清水谷公圍〕・ 日比谷公園までデモ、途中文部省前で坐り込み、三名逮捕
24 ベトナム反戦大阪府学連統一行動、扇町公園に構改系二百五十名参加、府学連再建準備会(社学同系)百名も別個集会、のち大阪駅前までデモ
30 ベトナム反戦全国統一行動、早大・法政大・東京工大・広島大等ストを初め全国各地で集会・デモに四千五百名参加、逮捕者八十一名、東京では全学連(三派系)集会〔日比谷公園〕に中核派系五百名が野音内で、反帝学評・ 第四インター系が野音外で別個に集会・ 別個にデモ、全学連(革マル系)は清水谷公園で集会、日比谷公園までデモ
31 登録医制度反対関西集会〔大阪城公園〕に大阪市大医・大阪医大・神戸大医・ 奈良医大から百五十名参加、のち大手前公国までデモ、途中近畿医務局前で激しいジグザグデモ
16 和歌山県立医大三者会、教授選任撤回の公開質問状を教授会に提出<30日外来部門の診療ポイコツト突入、初代学長の死去で中止>
18 早大総長選挙、学生の坐り込み阻止のため延期<27日当局、郵送投票に切りかえ決定>
21 東大五月祭の警官パトロールに対し医・経・文学部自治会中心に″警官パトロール阻止全学闘争委, 結成<24日竜岡門にピケを張り二百五十名で本富士署にデモ、二名逮捕>
21 日大経・短大学生会、使途不明金問題で三百名の討論集会(日大闘争始まる)
22 日大経・短大学生会、学生課前で四百五十名で抗議集会、抗議文を掲示<23日地下ホールで抗議文破棄に抗議集会、水道橋駅までデモ(初めての二百メートルデモ)
23 早大で総長選挙制度改革を要求する一法学友会中心に二千名、高木常任理事・神沢学生部長と″団交“、物別れに終わる
23 駒沢大学生大会、五千名参加、大学当局の事態収拾案を受け入れバリケード撤去を決議、処分白紙撤回を要求する全共闘派と学友会執行部派の学生三十名が乱闘
24 日大経・短大学生会の抗議集会に体育会右翼が殴り込み、法学部学生二千名と合流し錦華公園までデモ
25 日大当局、経済学部学生十五名を処分、抗議集会〔経済学部前路上〕に全学から五千名参加、全共闘結成と理事退陣・経理公開を決議
26 山田米軍弾薬庫撤去闘争、北九州反戦・北九州大・西南大等四百五十名、小倉駅頭で集会の後、同弾薬庫までデモ、一名逮捕
27 日大全学総決起集会〔経済学部前路上〕に一万名参加、全共闘(議長・秋田明大)結成、大学本部包囲デモ
27 東京医歯大、当局の団交拒否に抗議して九十名が病院正面玄関前坐り込み、医学部長室を占拠<30日病院外来をバリケード封鎖>
28 日大全共闘決起集会〔経済学部前路上〕に三千名参加、当局に三十一日の大衆団交を要求
31 日大文闘委の団交要求集会に体育会殴り込み四名重傷、全共闘集会〔文理前グランド〕に八千名結集、大衆団交を要求
1968年6月
1 パリの学生デモ続く、 CGT は参加を拒否、仏共産党、総選挙態勢に入る
1 ソ連戦車隊、チェコ. 領内に進駐
2 板付基地のジェット償察機ファントム、九大工学部電子計算機センターに墜落炎上
2 日大の二十億円の使途不明金の内容はャミ給与と判明
4 九大水野総長を先頭に米機墜落に抗議して市内デモ<25日外務省、26日米大使館に安全対策を申入れ>
5 ロパート・ケネディ、ロスアンゼルスで狙撃さる<6日死亡>
6 増田防衛庁長官、自衛隊員に天皇を元首にしたいと訓辞、野党違憲だと追及、問題化
6 ハノイ放送、ベトナム人民は南北全土で闘うとのザップ国防相演説を放送
7 ドゴール、”私と共産主義のいずれを選ぶか“と演説
10 日共、日本の自主防衛権を認めると発表
11 王子野戦病院にマラリア患者収容の事実判明
12 仏政府、新左翼諸団体等を非合法化、選挙期間中のデモ禁止
15 ドゴール、サラン将軍ら極右派に特赦を発令
17 自民党安保調査会、安保自動延長の船田会長見解を了承
17 仏ゼネストの拠点ルノー工場のスト終結
19 朝鮮三八度線付近で北朝鮮軍、韓国軍と交戦
23 仏総選挙、ドゴール派圧勝<30日第二回投票も>
25 日大古田会頭、十九項目の大学改革案”発表
26 小笠原諸島、正式に日本復帰
27 灘尾文相、国大協総会で学生運動に対する大学の努力を要望
27 南ベトナム米軍当局、ケサン基地からの撤収を発表
29 国鉄当局、米軍物資輸送の五割増発計画を一応延期
30 北海道長沼の自衛隊ミサイル基地設置反対闘争激化
2 社会党系のエンプラ寄港阻止・ 佐藤内閣打倒横須賀集会に労学五千名参加、全学連(三派系)三百名が激しいデモ、三名逮捕
3 王子野戦病院撤廃闘争、反帝学評系百五十名、デモ不許可の下、 基地正門坐り込みで八名逮捕
4 安保粉砕・沖繩闘争勝利・フランス人民支援全大阪青年学生決起集会〔扇町公園〕に大阪各地区反戦・反帝学評・府学連(準)など八百五十名参加
7 全学連各派、ベトナム反戦・ 米軍機九大墜落抗議・アスバック粉砕等で全国統一行動、全国各地で集会・ デモに一万八千名参加、逮捕者総数二百四十名、東京:社学同系八百名、清水谷公園で集会・ 外務省デモに向かい機動隊と激突、 二百十名逮捕、中核系二百五十名、法政大で集会・ 日比谷までデモ、革マル系四百名、芝公園で集会・ 清水谷公園までデモ、民青同系五千名、日比谷野音で集会、福岡:反日共系各派五千名、板付基地正面ゲート前坐り込み、機動隊と衝突、民青同系三千名、九大学内討論集会、京都:反日共系各派千四百名、同志社大で集会・ 円山公園までデモ、十四名逮捕、民青同系三千名、立命館大で集会
9~11 社青同第七回全国大会〔教育会館〕、全国四十一地本代表参加、解放派は入場阻止さる、反独占・ 改憲阻止を基調とする方針採択
11 社学同主催・アスパック粉砕決起集会〔中大〕に五百名参加、″神田を日本のカルチェラタンに!“と明大前通りにバリケード構築し機動隊と衝突、三十九名逮捕
11 北九州市反戦・ 福岡反戦など二百二十名、弾薬輸送実力阻止で南小倉駅から、弾薬庫までの引き込み線上に十一回坐り込み、その都度機動隊に排除される、労働者一 ・学生二・市民一名逮捕
15 六・一五記念・ベトナム反戦青年学生総決起集会〔日比谷野音〕、反戦三千五百名・各派学生二千名等六千名が参加、秋山発言をめぐり中核・ 革マル派が衝突、社学同は別個集会〔全電通会館〕、大阪反戦主催の大阪集会〔大手前公園〕に反戦三千名、各派学生二千名参加、御堂筋デモで機動隊と激突、十二名逮捕・ 負傷者二百余名
16 板付基地・ 山田弾薬庫撤去福岡県青年学生総決起集会〔福岡市役所前〕、福岡反戦・ 学生など五百名参加、ゲート突破を図り機動隊と激突・ 五名逮捕、博多署への抗議デモでさらに四名逮捕
17 米軍ジェット燃料・火薬輸送反対闘争、反戦・各派学生・市民など一万数千名が国労の輸送反対順法闘争支援で新宿駅東口集会・ デモ
17~18 医学連第十四回全国大会〔東京医歯大〕、第四十三回医師国家試験(九月)実力阻止を確認
19 中国水爆実験抗議集会〔早大〕に革マル派百五十名参加、 新橋駅から華僑総会に抗議デモを機動隊に阻止され 一名逮捕
20 原潜バーブ号横須資寄港阻止で全学連(三派系) 百二十名、基地ゲート前で無属デモ、三名逮捕
21 アスパック粉砕全学連(三派系)統一行動、二千四百名参加・四十三名逮捕、社学同系七百名は中大で集会後、明大前通りをバリケード占拠、御茶の水駅前交番襲撃、機動隊と激突
23 青医連・医学連医師国家試験ポイコツト闘争、四割がポイコツト、東京では百三十名が試験場〔拓大〕前で″全学連から拓大を守れ“とする六百名の拓大生と対時、機動隊の介入で四名逮捕、大阪では二百三十名が集会〔大手前公園〕・デモ
26 総評・国労の米軍物資輸送阻止中央行動に呼応し反日共系各派千四百名、新宿駅構内デモ、ホーム坐り込み・軌道上デモ敢行、二十六名逮捕、大阪でも七百名が集会〔大阪大〕の後、阪急豊中駅までデモ、途中大阪空港突入を図り機動隊と衝突、さらに新名和工業前で坐り込み
28 軍事基地設置・軍事輸送反対三多摩総決起集会〔昭島市・光華小学校〕に千名参加し拝島駅までデモ、全学連(三派系)二百名・ 目中友好協会(正統本部)系三十名で拝島駅構内線路上デモ・坐り込み
28 アスパック粉砕関西学生統一行動、社学同五百名、大阪市大で集会、反戦・革マル系五百名、靭公園で集会、第四インター五十名、大阪外大で集会、のち御堂筋へ進出、難波新地交番を襲撃し機動隊と衝突、三十一名逮捕
30 地元反対同盟主催・成田空港粉砕・ボーリング阻止全国総決起集会〔三里塚公園〕に反戦千名・ 三派系学生千五百名参加、竹槍、角材をもちデモ
1 広米軍弾薬庫撤去闘争で広島大百五十名、岡山大・ 近幾大五十名が広駅から弾薬庫までデモ、抗議集会〔広公園〕
2 米軍機九大構内墜落に九大生数百名が米軍パトカーを包囲<3日九大反戦会議・教養自治会・学友会等二千五百名、米領事館に抗議デモ・坐り込み>
4 日大大衆団交要求集会〔本部前〕に一万名結集、当局は団交拒否、全共闘を認めず
4 同志社大経済学部自治会問題で学友会(社学同系)と連絡会議(民青同系)学生が乱闘<24日学友会学生、総長選阻止で教室占拠>
5 駒沢大全共闘、当局の処分再検討の声明で封鎖解除く11日全共闘系学生の集会に応援団が殴り込み、投石で応戦し双方六名負傷>
5 九大反戦会議・九大学友会・西南学院大等学生四千八百名、 県下八ヵ所で抗議集会・デモ、反日共系学生千三百名、板付基地突入を図り八名逮捕
6 東京医歯大、教養・歯学部も医学部の百五十日ストに呼応して全学スト突入
8 早大一文・二文・一法・教育、総長選開票に反対して授業放棄<開票の結果、決選投票で20日時子山常三郎当選>
11 日大全学統一大衆団交要求集会〔経済前路上〕に一万名結集、集会中、体育会右翼ピン’石等を投げたため負傷者続出、百五十名本部内突入、夕刻、機動隊全共闘学生を規制
12 日大全共闘、法学部前集会に二千名結集、経済学部へデモ、占拠・バリ封鎖、体育会の残した兇器発見、五百名泊り込み
14 教育大学長選挙粉砕デモは、教官・民青同系学生のピケで阻止され、三輪光雄学長に当選<20日評議会、筑波移転調査費計上を決定>
15 東大医学部全学闘、医学連とともに百名で安田講堂に突入・占拠<17日機動隊導入>
15 日大文理スト突入<18日商スト突入、19日芸術スト突入、22日農獣医スト突入、24日三島スト突入>
15 東洋大、当局の八十周年記念事業として図書館建設決定に″学館と図書館ともに”の約束反古に抗議して団交を要求、拒否さる
16 広米軍弾薬庫撤去闘争で広島大・岡山大学生・高校生など二百五十名、集会〔広公園〕・デモ、基地突入を図るも機動隊に阻止さる、のち市民集会〔広公民館〕に合流
17 東大教養、米軍資金導入反対集会開催中、自衛隊員の車が発見され、訪問先の衛藤活吉助教授ともども追及、今度立入らないとの確約をとる .
20 東大、法学部を除く全学ストで機動隊導入抗議全学総決起集会、総長団交を要求
21 秋田大全学闘争会議、教育学部自治活動弾圧に反対して執行部(民青同系)をリコールして全学七ヵ所をバリ封鎖、 スト突入
24 法政大構内に″挙動不審者”を追跡して立入った警官三名を学生が追及、謝罪文に署名し三時間後釈放く25日牛込署長、湯川理事と会見し謝罪文の返還を要求するも物別れ>
24 佐資大当局、前寮委員五名を処分<30日処分撤回を要求して全学スト突入>
25 静岡大法短学生大会、学部移転実力阻止等を決議<27日バリスト突入>
27 東大文学部、①医学部処分白紙撤回②機動隊導入自己批判③大衆団交要求で無期スト突入<27日経済大学院無期スト突入> ‘
27 東洋大、団交を要求して二百五十名で理事長室前坐り込み、深夜、機動隊導入、不退去罪で百七十二名を大量逮捕<29日全学闘争委結成、全学バリケード封鎖>
27 慶大、米軍資金導入問題で理事らを追及
28 東大総長会見に四千名結集〔安田講堂〕・ 物別れ、全学助手集会、全共闘結成をアピール<29日法・工・農・教一日スト>
29 京大同学会、自衛官入学反対で全学スト、団交で総長”入学不許可の方向でまとめる”と発言<30日自衛官入学反対の総長声明>
30 教育大文学部学生二百名、大衆団交要求・調査費計上決定白紙撤回で本部封鎖に突入
カテゴリー: 歴史, 社会運動, 運動史 | 戦後学生運動の歴史(1968年4月-6月) はコメントを受け付けていません

民主主義の旗 第46・47合併号 1968年4月10日

民主主義の旗 第46・47合併号 1968年4月10日 PDF版
民主主義学生同盟全国委員会発行 

【主な記事】
☆  民学同第九回大会開く
同盟分裂の危機を克服し全国的、大衆的学生運動の再生へ
☆ 民学同第九回定期大会決議
クラス、学園を基礎に大衆的なベトナム反戦の闘いを築き上げよう
☆ 同盟破壊分子の脱落とその教訓

民学同第九回大会開く
同盟分裂の危機を克服し全国的、大衆的学生運動の再生へ
 民主主義学生同盟第九回定期全国大会は、三月二五、二六日の二日間にわたって開かれた。
一部全国委員、全国代表委員の同盟破壊策動と一連の暴力行為によって同盟が組織的分裂の危機に陥入れられる中で開かれた今大会は、三月十八、十九日の全同盟員総会の成功と全同盟員の統一のための努力によって、混乱に終止符をうち、一部諸君の同盟からの脱落に留めることができた。
 歴史的任務を負った九大会は同盟内部に発生した思想的理論的混乱を克服し、「今年こそベトナム反戦勝利の年にしよう!」のメインスローガンに始まる大会草案を綿密な討議の末、満場一致で採択した。新全国代表委員会、全国委員会を選出し、二種の決議を採択し、二日間の日程を終了した。

 三月二五日
 全同盟員総会決定の民主的大会開要綱に従って選出された全国の代議員、評議員の圧倒的参加のもとで討議が開始された。
 全国委員会より絵括、情勢、任務、方針の一括提案の後ただちに討議に入った。
 全国委員会は今大会の意義が先ず①同盟破壊策動からの同盟の防衛、統一と団結の強化②現局面の正確な分析と統一的政治方針の作成と全同盟的意志統一③同盟各級指導体制の整備、全国的な闘いの経験の集約と宣伝、煽動、組織者としての機関紙「民主主義の旗」の定期的発刊と財政体制の確立④学園闘争-大学自治防衛闘争の方針作成にあることを報告した。
 討議は、今回同盟を離脱しょぅとしている諸君の、思想的、理論的源泉に対する批判に集中し別項の「経過と教訓」の結論をひき出した。
-一部全国委員等二十数名棒切れを持って殴り込む
 この間、一貫して暴力行為を働き、同盟破壊の最先端を切ってきた立命大、京大、市大等の一部は、自らの立場が白日の下に明らかになるや、大会を暴力的に破壊するという、トロッキストまがいの暴挙に出た。傘、棒切等を布地に包み、会場の戸をこじあけ、窓ガラスを割り、全国委員会の説得にもかかわらず、大会代議員、評議員に殴りかかった。負傷者は二十数名を越え、顔面を強打されたため骨折きせられるという事態にまで立至った。
 「もうこの辺で引き上げよう」と言う彼らには既に民主主義の片鱗をも認めることばできなかった。

 三月二六日
 前日の殴り込みのため、警察の動きが激しくなり、全国委員会は会場を変更することを決定した。朝十時える同志が結集していた。
 再び彼らが二手に分れて集団で行動しているという情報を手に入れた全国委員会は、再度会場を変更することを決め全同志に連絡した。
 二日目の討議は、①今年こそベトナム反戦闘争勝利の年に、②侵略加担佐藤内閣打倒、③現地闘争主義を拒否し、全国的大衆的学生同盟の再生へ、④労働者、青年との連帯を強化しようの四点に集約される。
 特に羽田-佐世保闘争総括をふまえての、大衆的学生運動の再生、ベトナム反戦勝利の年にのスローガンは全体の強固な確信として定着された。

一部脱落分子の第九回全国大会に対する、なぐり込み、組織破壊策動を弾劾する決議

 全国の同盟員諸君!
 民主主義学生同盟第九回全国大会に結集し、同盟の光輝ある伝統を守り抜き、大衆的戦闘的同盟隊列の全国的強化を誓ったわれわれは「代表委員会」強行による同盟隊列の破壊、市大、京大同盟員への暴力行為をこの間一貫して行なってきた一部脱落分子がついには第九回全国大会へのなぐり込みという破廉恥きわまる行為に及んだということに対し、強い憤りをこめて弾劾する。
 彼らは25日の大会第一日目に、ヘルメット、棒切れで武装し、大会々場に乱入し、二十数名の同盟員に負傷させたのである。
 同盟員諸君!
 これが、暴力的組織的破壊策動でなくて何であろう。それが、自己の主張が全同盟員の支持を得られないとなるや、テロ行為をも辞さない彼らの本質であることは明白である。
 われわれは、一部脱落分子の暴力的破壊活動を拒否し、弾劾し、断固として民学同の伝統と隊列を防衛し隊列の大衆的全国的前進をかちとろう!
                  昭和43年3月26日
                   民主主義学生同盟第九回全国大会

 
民学同第九回定期大会決議
クラス、学園を基礎に大衆的なベトナム反戦の闘いを築き上げよう!

 全国の学友諸君!
 全国の新入生諸君!
 春の闘いを開始させるにあたって心から友情と連帯のあいさつを送る。最近の一連のベトナム情勢がくっきり示すように、アメリカ帝国主義のベトナム侵略戦争は完全にゆきづまり、矛盾と孤立化を急速に深めている。全世界の反帝平和の闘いは巨大な前進をとげている。日本の青年学年運動も一昨年来大きな運動の高揚を経験している。そのような闘いの成長と同時に決して看過することのできない一連の切実緊急な諸課題が発生している。
 わが民主主義学生同盟第九回大会におけろ討議をふまえ春の闘いの基本的方向と、わが日本青年学生運動の切実な克服すべき諸点について大胆に全国の学友に訴える。
 現在の情勢の中で、アメリカ帝国主義の最も好戦的支配層=ジョンソンーラスク体制を孤立させ、佐藤内閣に痛打を与える青年学生運動の前進にとって今なにが決定的に求められ、何が障害になっているのであろうか。
Ⅰ 第一はベトナム反戦闘争の中心課題スローガンが何かということである。
四月一日のジョンソン演説はアメリカ帝国主義の内外における矛盾の異常に深まりその孤立化を鋭く示した。同時に、依然としてジョンソン政府は全世界反戦平和勢力の可及の要求、北爆即時無条件停止に抵抗し世論を誤まった方向に導く方策を捜し求めており、和平ポーズをいちぢくの葉に新たなる侵略拡大策動していることを示している。佐藤内閣は今や全く絶望的たジョンソンの侵略政策に対し日米共同声明以後平和を求める諸国民の願いに逆らいベトナム侵略加担に拍車をかけていた。米帝支配層の深まる矛盾と孤立の中で右翼片肺内閣に対して全野党、一部自民党、労働者階級を始めとする全動労人民は鋭くその責任を追求し決起している。人々は次のことを自覚している。『本店の社長が金しばりで辞職するのに支店長の佐藤が辞職しないのはおかしい』と。
 かかる情勢の中での運動の中心スローガンは今や明白に次の点にある。北爆即時無条件停止せよ!ベトナム侵略に協力加担する佐藤内閣を打倒しよう!この課題だけが支配層の最も反動的好戦的支配グループを孤立させ、最も広範な諸階層を団結させることができる。
 現在日本青年学生運動の一部に発生している王子野戦病院設置阻止闘争、成田空港拡張阻止闘争のみに行動の焦点を求め、全てを「70年闘争」の一歩として呼号する空論主義的傾向を断固として克服しなければならない。わが同盟は「今年こそベトナム反戦勝利の年にしよう!」を合言葉に、北爆即時無条件停止、佐藤内閣打倒を中心課題にに春の闘いを一路前進する覚悟である。

Ⅱ第二は統一戦線の問題である。
現在の情勢の中で日米帝国主義支配層の好戦的反動的グループと闘うために求められているものは何か。それは労働者階級を中軸とする国民諸階層と固く団結した闘いである。全民主勢力の自覚的一翼、層としての学生の闘い、これこそ先輩諸兄が戦後日本の反戦自由、平和と民主主義のための闘いの中で得た日本学生運動の共有財産である。
 アメリカ本国でも、伊、仏、ベルギー、西独など全世界いたるところでベトナム反戦の闘争は高まっている。ソ連を先頭にして社会主義世界体制のベトナム人民支援の闘いは英雄的ベトナム人民の闘いを強力に励ましている。社会主義世界体制の前進、内外労働者階級の闘いに学生の闘いを正しく結合したとき道は切り拓かれ、展望は開ける。
 吉野源三郎氏は次のごとく語った。
 「沖縄では保守的な人までまとまって日本復帰の決意で運動をやっており、本土でもそれに見合った国民の幅広い統一戦線が必要である」
 
これこそ、日本の学生運動に今求められている答えであろう。
 全国の学友諸君!偉大な統一戦線をつくりあげる最も困難な、だが名誉ある闘いに体を張ろうではないか。わが同盟はかかる統一のための闘いにその全勢力を集中し前進する決意をうちかためている。
 一部の学生諸君!統一のためにそのカを集中し、労働者階級の指導性発揮のために献身し、断固としてトロツキズムと手を切りたまえ!
 民主青年同盟学生班の諸君!
 課題に基いた統一、批判の自由と行動の統一の大原則にもとづき日本学生運動の大統一を回復し日本学生運動の伝統を廼らせよう。
 断固として闘争放棄を拒否し、分裂主義と手を切りたまえ!
Ⅱ 第三は、三派「全学連」のごとき小人数の極左的はね上がりを学友自身の自覚と団結で克服することである。
 今日ほど大衆的全国的闘い、全ての学生の行動に参加できる大衆的行動形態が自覚的に追及される必要性の重大な時はない。
 困難な学園におけるクラス活動を放棄する三派「全学連」の諸君の、学友大衆から孤立した、小人数の活動家による現地動員主義こそ当面の学生運動が克服すべき最大の課題である。
 わが同盟は、このような現地動員主義をきっぱりと拒否している。全国のすべての学園において、あくまでもクラスに依拠し、クラスぐるみ、学部ぐるみ、学園ぐるみの全学的規模の大衆的闘いを一貫して追及して闘ってきた。わが同盟はかかる闘いをクラスから支える大衆的学生同盟なのである。われわれは春の闘いにおいて徹頭徹尾、クラスに依拠した大衆的闘いを建設する決意を固めている。
 日本学生運動の伝統こそは、あの安保闘争における全国数万の大衆的闘いであり、64年6月憲法改悪反対の全関西決起集会七千名の円山公園の闘いである。全国学園を揺り動かしどよめかす方余の学生の決起、これこそ日本の政治を変えうる力なのである。変革に参加する大衆が広範になればなるほど変革は深刻である。
 わが同盟は春の闘いにおける実例の力によってこの任務を実現するのであろう。
 大衆的学生運動の前進にとって極左一揆主義、ヘルメット・根棒戦術は極めて有害である。真に敵に打撃を与える闘いは、あくまでも組織された規律ある大衆的闘いである。真に戦闘的学生運動とは、最も広範な学生が参加できる大衆的運動である。
 ここにこそ、日本学生運動の進路がある。一切の極左一揆主義的はね上がりを排し、徹底的に大衆に依拠した闘いを、規律ある巨大な隊列をうち固めるべくわが同盟は、その力を集中し不退転の闘いを進める決意である。
 今、春の闘いを開始するにあたって、全国の学友諸君に訴える。
 日本学生運動の大衆的伝統を今こそ再生させよう!
 ベトナム反戦闘争の勝利目指して共に隊列を組み前進しよう!

 
同盟破壊分子の脱落とその教訓

 歴史的任務を負ったわが同盟第九回全国大会を前にして行われた一部全国委員、全国代表委員の同盟破壊策動は全同盟員の努力によって既に克服されつつあり、その範囲を一部の脱落分子の同盟からの逃走に留めることが出来た。
 われわれはあくまでも光輝ある民学同の伝統を守り抜き、学生戦線の統一の体現者としての自己の任務を貫徹するために、ここに一部の諸君の同盟破壊策動の事実とその克服過程、そしてその教訓を責任をもって明らかにし、全国の学友諸君の信頼に答えたいと考える。

一、分裂の契機と経過
 わが同盟の隊列から脱落した一部の諸君は、昨年のいわゆる第一次、第二次羽田闘争から、とりわけ佐世保闘争を闘う中で急速に極左的偏向を深め、思想的にも実践的にもトロツキストと完全に自己を区別しえなくなったといっても過言ではない。そして彼らは、同盟第九回全国大会で自派のセクト的支配を確立しょうと試みた。そのため大会準備の始めから、政策力針上の論議を行うのではなく、乱暴に規約を踏みにじり、徹底した分裂活動をもって実際の小数派が大会代議員の多数派を占めるような非民主的大会開催要綱の決定に全力を傾けた。これが今回の同盟分裂をもたらした直接の契機である。

<全国委員会の討議の放棄>
 二月十二日第一回全国委員会を皮切りに都合七度にわたって行なわれた全国委員会において、今回脱落していった一部の全国委員は少数派が大会代議員の多数を占める非民主的大会開催要綱を提案し、全国委員長以上四名の全国委員の再三の説得にもかかわらず討議に応じず、開催要綱に関する全同盟討議の指導を一貫して拒否してきた。四年生(卒業予定者)を同盟員基礎数から除外し、自派が多数を占めろ支部における代議員の選出は多数派の完全独占の方法を主張し、自派に不利な支部では少数派の代議員権を要求するという自己のセクト的利害のみを追求した大会開催要綱が各大学支部の良識ある同盟員に支持されるはずがなかった。

<全同盟討議の実質化
  -阪学大支部等における成果>
 四全国委員の全同盟討議の拒否と妨害にもかかわらず、各大学の自覚的同志によって実質化された開催要綱をめぐる論議は、四全国委員の提案に対する極めて大きな疑義の提出と、あくまでも全国委員会での一致の努力の要請とを、主要な柱として展開された。特に二月二四日、五日阪学大支部における討議では、今回脱落していった一全国委員も自らの主張の非民主性を認めざるを得ず、全体として大きく一致できる可能性が開かれたかに見えた。
 しかし二月二十六日の全国委員会では、阪学大支部討議における確認が全く無視され、東京、大阪、京都など全国各大学支部の要請はふみにじられ一致の努力の一かけらも見ることは出来なかった。

<説得を暴力的に拒否
  ~分裂「代表委員会」を強行>
 全同盟員の期待を裏切った四全国委員は、彼らが二月十六日より秘密裡に署名を集め準備した分裂「代表委員会」を強行するという暴挙に出た。
 二月二七日当日、全国委員長以下同盟の統一を願う諸同志が、あくまでも分裂「代表委員会」強行を止め統一した開催要綱作成に努力せよと説得するために、彼らの会場に入った時、あろうことか全国委員長の発言を実力で阻止するという許すべからざる行為に出たのである。
 彼らの破廉恥な行為は更に続き、三月四日、十八日十九日、二十日と五度にわたって分裂「代表委員会」を強行するに至る。一方三月二日京大の新加盟の同志に対する権利はく奪の脅迫、三日同じく京都府委員会の名による暴力査問などの一連の暴力行為は事態をますます悪化させた。

<全同盟員総会の成功
 -民主的開催要綱決定>

 自己の論理の破算が明らかになるや、唯一のよりどころを「委員長自己批判」に求め、事態を一層混乱させようとする動きに対し、委員長以下四名の全国委員は、もはや事態の解決は全同盟員総会によるしかないことを三月八日全国委員会で提案した。これに対する解答は「分裂『全同盟員総会』は認められない」であった。既に分派機関に転落していた「代表委員会」のこれ以上の強行をやめさせ統一を守りぬくために、全国委員長は、自らの責任で「同盟の分裂の危機に際して全同盟員諸君に訴える-全同盟員総会に結集し光輝ある民学同の統一を守り抜こう」と全同盟員総会招請状を発送した。
 全同盟員総会は同盟員総数の過半数を圧倒的に越える全国の同志の結集によって成功し、民主的大会開催要綱を満場一致(反対、保留、棄権なし)で決定した。
 しかし、この全同盟員総会に対しても、一部の全国委員、全国代表要員によって組織的暴力的妨害活動が連日加えられ、負傷者を出すに至った。-これは参加した全同盟員の前に彼らの意図が何かを白日の下に明らかにした。

 二、基本的原因
 内外の階級矛盾が激化するに件って進行する急速な変化に対して、その発展の基本的方向を把握するのではなく、味方の弱さのみを一面的に強調するペシミスティックな見地ーたとえば今日、国際的な平和と民主主義勢力の統一がまだ十分ではなく、米帝のベトナム侵略を完全に失敗させるに至っていないこと、国内的にも、反独占の統一戦争が十分には発展しておらず、反動佐藤を倒すことがまだできていないことなどを一面的に強調し、基本的な発展の方向、米帝の破綻と資本主義の全般的危機のいっそうの深化、社会主義世界体制の強化と国際プロレタリアートの前進、反独占民主主義と統一戦線の前進であることを見失った見地-は自己の未来を必然性のもとに理解することを妨げ、非合理的反抗主義、一揆主義に陥らざるをえない。わが同盟の隊列を去った一部の人々の誤まりも、今日の情勢に対するペシミスティックな理解に基づいている。
 そこから彼らの同盟趣意に対する重大な否定が生ずる。すなわち、平和共存に対する懐疑的な態度、反独占民主主義運動と統一戦線に対する否定的な態度がそれである。そして前者をゲバラ主義に後者を民主勢力に対する不信、三派全学連反戦青年委のみとの連滞と現地闘争による一点突破路線に置きかえようとしている。
 このような同盟趣意、規約の精神に反した偏向が同盟分裂のより基本的原因であるといえよう。これは今日の情勢の複離さ、とりわけ日本の民主主義運動の混乱に大きく規定きれていたとはいえ、学生層の持つ、いわゆる「小ブル性」-それは学生同盟において最もよく現れる–に基づくものであった。

 三、沿革
 一九六三年九月、同盟は大阪の地に誕生した。それは民青内にあって、安保闘争とその後の闘いの中でトロツキズムとの徹底した闘争を発展させ、大衆運動の統一を守り続けた人々によって結成された。これは一面では民青のセクト主義、民族主義との闘いを通じてかつ基本的には民青を正す立場からなされたものであった。それゆえ、同盟の趣意には国際的、国内的な青年学生運動の豊かな教訓と実践の試練に耐えた科学的方針が書きしるされていた。一九六五年三月、京都等の同志を同盟に迎え入れ全国同盟として再出発した。それを契機に同盟内に異質の思想-これが分裂していった人々の思想的源流となったーが持ちこまれた。
 この三年間の同盟内思想闘争-日韓闘争の位置づけと方針、ベトナム反戦闘争の方針、核防に対する方針をめぐる思想闘争-は大きくいってこの二潮流の闘いであった。わが同盟の基本思想は大阪をはじめ東京の各支部、京大、市大の一、二回生によって深く理解され、今第九同大会を成功させている巨大な原動力となっている。
 今一つの思想は主として市大、京大の三、四回生に影響を与え、立命においてその典型的表現を生み出すに至った。そして、この部分が暴力団まがいの行為で同盟を分裂きせたのである。ただわれわれは、同盟結成後間もなく同盟に参加し、原則的な大衆運動を展開してきた岡大支部がこの分裂の隊列にまきこまれたことをきわめて残念に思っている。さて、これら分裂して行った人々の思想の集中的表現である組織問題に対する見解についてここに一言しておく必要があると思う。
 京都の諸君が、四大会でわが隊列に加った時、同盟を民主主義的組織とするのが共産主義的組織とするのかをめぐって一連の論争があった。われわれは反ファシズム闘争の国際的教訓やまた安保闘争とその中で発生・分裂したトロツキスト諸組織の教訓、戦後の国際的に有利な情勢と新しい可能性を踏まえ大衆的で民主的な政治同盟こそ歴史の要求する組織であることを主張し、いわゆる「学生小型共産党」組織に反対した。
その時は京都の諸君の組織原則はやはり「小型共産党」組織である。われわれは全力を傾注して、この「左翼主義」の克服に努めたが前述した学生の「小ブル性」を自己の力だけで克服しえなかった。このことはやはり学生同盟の持つ弱さの現われではないだろうか。

四、学生同盟の矛盾と障害
 四年を過ぎるとほぼそのメンバーが一新される。学生同盟ではその指導者を恒常的に確保することが最も重要だがまた最もむずかしい問題である。指導者の恒常的確保と同盟の遺産の継承の困難性が常に指摘される。また学生はその特殊な生活基盤、政治経験の不足によって、どうしても思想的に「左」右の偏向に陥りやすい。とりわけ今日の日本のように労働者階級の指導性が混乱しており、民主運動が分裂していく中にあっては学生層のこの弱い側面が助長されざるをえない

五、解決の基本的方向
 この矛盾の解決を行ない同盟の飛躍的発展を勝ちとるためには、特別に新しい大胆な対策が必要とされている。今や労働者階級と正しく結合し、青年労働者との連帯を強化する方向で真剣に、その具体的方法、形態等を検討しなければならないのではないだろうか。

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戦後学生運動の歴史(1968年1月-3月)

戦後学生運動の歴史(1968年1月-3月)
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内外情勢 学生運動 自治会の動き
1968年1月
1 公明党、 非武装中立・ 安保条約の七〇年代解消をめざす安保政策を発表
1 ジョンソン、ドル防衛に関する特別教書発表
7 日共の安保政策”日米軍事同盟の打破、沖繩の祖国復帰実現一独立・平和・中立の日本をめざして”発表
10 文部省、第一次羽田闘争で起訴された九大の沖繩留学生の身分を取り消す
10 日本育英会、第一・第二羽田闘争で起訴・検挙された学生六十名の奨学生資格停止・廃止処分を決定
16 社会・公明・共産三党書記長会談、核兵器持込み・ 原子力空母寄港・核武装反対で意思一致
17 三木外相、米原子力空母の寄港は安保条約上の日本の義務と談話発表
18 文部省大学学術局長、衆院内閣委で凶器の準備が明自なら大学の要請なくとも警官出動できると答弁
19 米原子力空母エンタープライズ、佐世保に入港、全野党、各各抗議行動、公明党は初の院外行動
23 エンタープライズ、佐世保出港、政府、今後も米原子力空母の日本寄港を認めると統一見解
23 米海軍情報収集艦プエブロ号、北朝鮮元山沖で同国警備艦艇に捕獲、佐世保出港のエンタープライズ日本海へ急行
24 九大井上正治法学部長、博多駅頭での福岡県警の所持品検査に人権侵害を申し立てる
30 ソ連共産党政治局員スースロフ、日共との和解協議で来
31 王子野戦病院設置の動きに北区内の諸団体で設置反対連絡会議を開き、運動の具体化を協議
31 南ベトナム解放戦線、サイゴンを攻撃、 決死隊が米大使館の一部を六時間占拠、全土戒厳令
9 東京地区反戦・都学連(三派系)の提唱でエンプラ寄港阻止一 ・一七実行委、全国反戦・全学連(三派・革マル)・自治会共闘等十三団体で発足
12 全学連(三派系)、エンプラ寄港阻止統一行動、集会〔清水谷公園〕に三百名参加、日比谷までデモ
15 中核派二百名、エンプラ寄港阻止佐世保現地闘争参加のため法政大から飯田橋駅へ向かう途中、四百名の機動隊に急襲され百三十一名が″凶器準備集合罪“”公務執行妨害罪“で逮捕(予防検束)
15 関西地区反戦・社学同・フロント系学生など五百名、神戸米領事館にエンプラ佐世保寄港抗議デモ
16 全学連(三派系)五百名、佐世保駅で機動隊により暴行・検問(身体・持物検査)を受ける
16 全学連(三派系)千名、九大構内で決起集会・泊り込み
17 一 ・一七実行委主催・エンプラ寄港阻止総決起集会〔日比谷野音〕に一万名結集、デモで米大使館抗議に向かおうとして機動隊と衝突、十二名逮捕
17 全学連(三派系)千名、佐世保基地突入を図り平瀬橋で機動隊と乱闘、二十七名逮捕・六十八名重傷、のち社学同系百名、社会党系の集会〔松浦公園〕に参加、先に参加していた革マル系とともに右翼になぐり込まれ乱闘
17 エンプラ入港阻止・ベトナム人民支援・沖繩小笠原返還全学連(民青同系)西日本集会〔松浦公園に、二千五百名参加、のち市内デモ
18 全学連(三派系)エンプラ入港抗議集会〔明大学館前〕に社学同・社青同系五百名参加、のち有楽町駅から外務省・ 首相官邸方向へデモに向かうところを機動隊に阻止され百八名逮捕さる
18 全学連(三派系)千名、反戦とともに社共共闘・西日本五万人集会〔佐世保市民球場〕に参加、集会後基地突入を図り佐世保橋で機動隊と激突
19 社学同系二百名、エンプラ入港抗議で外務省に突入・坐り込みで八十九名逮捕、革マル・構改系も首相官邸デモをめざすが機動隊に阻止さる
19 エンプラ入港抗議現地闘争、三派全学連・革マル全学連・自治会共闘基地突入を図り平瀬橋その他で機動隊と激突、八名逮捕
20 東京地区反戦主催・エンプラ寄港抗議総決起集会〔日比谷野音〕に反戦三千・全学連(三派系・革マル系)二千など八千名参加、のち首相官邸・米大使館デモに向かうが機動隊に阻止され六名逮捕
21 全国反戦・神奈川県反戦等共催・エンプラ寄港反対東日本集会〔横須賀〕に五千名の労働者・学生参加、基地周辺で機動隊と衝実、七名逮捕
21 全学連(三派系)、民青同の妨害を市民に助けられて突破、社共共闘二万人集会〔佐世保市民球場〕に四百名参加、のち基地突入を図り佐世保橋で機動隊と激突、二名が基地突入、十二名逮捕
22 反戦青年委・学生(三派・革マル全学連、自治会共闘等)、終日佐世保市内で抗議行動展開
23 全学連(三派系・革マル系)・自治会共闘等、社会党系のエンプラ追い出し集会に参加
9 中大、学費値上げで総長と団交、深夜時間切れ、当局、正式に学費値上げ発表<10日昼間部自治会、入試事務室を占拠>
9 岡山大、十八・十九日の授業放棄提起に学生部長告示で弾圧<18~19日全学授業放棄でエンプラ入港に抗議、八百名で学内デモ>
13 中大昼間部自治会、団交拒否され三千名で決起集会、駿河台校舎をバリ封鎖・スト突入、夜間部自治会(民青同系)、十四・十五日同盟登校、十六日よりスト突入を決定
14 日大生二名、一〇・八山崎君″轢死”容疑として別件逮捕<両君完全黙否でのち不起訴>
15 九大当局、教養部長名で各地より集結中の反日共系各派学生に退去命令、全学連秋山委員長(三派系)拒否
16 中大自治会行動隊百五十名、富坂校舎の理工学部試験を阻止<20日理工学部スト突入>
17 早大一商、早大闘争以来自治会費凍結の学部当局に対し再徴収確認投票を行なう
17~27 関西学院大商・文・法学部学生大会、スト中止<22日社会学部教授会、自治会解散命令、27日学生大会、スト態勢継続を確認>
19 東京医歯大、登録医制度反対で全学無期限スト突入
19 東洋大、新理事長就任挨拶で五月十五日までに団交開催・それまでは工事中止を発表、闘争長期化
19 滋賀大経済学都学生大会、新寮の寮規定反対等を決議<25日団交、学生の要求は認められ翌日のストは中止>
22 神奈川大当局、学生の佐世保闘争支援カンパ活動に学内規定をタテに写真撮影、学生大会で学内規定撤廃・弾圧謝罪の六項日を要求
25 東北学院大、学費値上げを決定する合同協議会、学生の阻止により中止<29日学生大会、常任委を不信任し試験ポイコツトを決議>
26 中大全学総決起集会に四千名参加、バリスト貫徹・卒業試験ポイコツトを確認
27 東大医学部学生大会、登録医制度反対・研修協約締結を要求して二十九日よりスト突入決定、全学闘争委結成<29日無期限スト突入>
27 東京女子大、学費値上げ反対で抗議集会・学外デモ<29日当局と団交、物別れ>
27 京大警官学内立入り事件の第二回公判に京大生百名、スクラムで入口突破、法廷内抗議集会で審理阻止、公判延期
28 神奈川大教授会、学内規定撤廃で対策委選出<29日学生集会に四千名参加、教授会決議支持・学生側対策委を選出>
31 東北学院大全学学費対策委結成、全学集会で公聴会開催を要求、二名ハンスト突入
31 芝浦工大学生大会、学費値上げ発表に白紙撤回を決議、全学闘争委を結成
1968年2月
5 南ベトナム解放戦線、米ケサン基地を猛襲
6 倉石農相、”現行憲法は他力本願、大砲や軍艦がないとダメ“と発言、問題化<23日農相辞任>
8 東京国税局、日大本部・十一の全学部等の一斉監査を開始
8 北ベトナム外相、北爆停止すれば和平交渉開始と再び言明
9 国大協、”最近の学生運動に関する意見”発表、暴力学生の処分回避するな等強調
13 警視庁、大学の要請がなくとも学内立入りできると”学内出動基準”を管内各署長あて通達
13 ハノイ放送、ユエ・トアチェン省に革命政権成立を放送
14 沖繩嘉手納村長らB52の即時撤去を米軍に要求
19 国労・動労、 五万名合理化反対の第一次順法闘争
21 金嬉老、静岡県寸又峡温泉に籠城<24日逮捕>
24 ウ・ タント、ベトナム和平工作についての報告発表
11 反戦青年委・全学連(三派系・革マル系)共催・ 建国記念日反対中央集会〔日比谷野音〕に学生千名を含む三千名が参加、都公安委は反戦に首相官邸コースを認め全学連に不許可、デモ分断を図る
13 IUS調査団(ヌーリ書記長他二名)来日、三派系・革マル系・民青同系の三つの全学連代表と会見
16 青医連・医学連、登録医制反対・研修協約締結を要求して全国統一行動
16 北区反戦青年委主催・王子野戦病院開設阻止労学総決起集会〔柳田公園〕
17 米原潜クイーン・ フィッシュ号入港抗議横須賀集会に労学二千名結集、 三派系学生ゲート前で機動隊ともみあい一名逮捕
20 北区労連主催・王子野戦病院開設反対・春闘勝利決起集会〔柳田公園〕に地元労働者・ 市民七百名、学生・ 反戦千三百名参加、のち病院までデモ、ゲート前坐り込み抗議集会で三十六名逮捕
26 三里塚芝山連合反対同盟主催・三里塚空港実力粉砕・砂川基地拡張阻止二・二六現地総決起集会〔成田市営グランド〕に反対同盟千名、 三派系学生等六百名、反戦青年委三–名結集、のち全学連、空港公団分室を攻撃、機動隊と衝突
27 東京地区反戦北部ブロック主催・王子野戦病院開設阻止総決起集会〔柳田公園〕に全学連(三派系)・反戦千二百名参加、のち基地ゲート前にデモ
1 東京女子大、学費値上げ反対でスト突入<5日学生大会、スト中止を決定>
3 中大全学総決起集会に四千名結集、翌日以降の分離入試阻止を決定<4日杉並・小金井両付属校に千五百名の行動隊出動し阻止>
8 東北学院大、五百名で本部坐り込み<12日校舎バリ封鎖、19日話合いでバリ撤去>
8 広島大、育英会の奨学金打切りに抗議して四名ハンスト突入<13~17日入院続出、20日学長と十二時間団交、学長倒れ入院>
9 中大全学総決起集会に五千名結集、卒業試験阻止で五ヵ所を封鎖、千五百名が泊り込み
9 芝浦工大、学費値上げ反対でスト突入<19日団交、翌朝、斡旋案をのみスト中止>
10 東京医歯大、大学の掲示物破棄を理由に七名を処分、学生大衆団交で処分を撤回させる
14 中大理事会、学費値上げ見送り・升本理事長(総長)辞任を発表<16日理事会団交、深夜、理事会の全面白紙撤回・ 学生処分はせずとの回答でバリケード撤去、闘争全面勝利>
17 神奈川大、大衆団交で学内規定撤回・学生教授代表による審議会設置を承認させる
19 東大医学部全共闘、団交を要求して上田内科に押しかけ、春見医局長らを十五時間追及
26 関西学院大社会学部学生大会、学費値上げ容認・勉学条件改善に努力とのスト反対派案可決、スト解除
1968年3月
1 政府、閣議で教育三法改正案の国会提出を決定<5日日教組、闘争宣言を発す>
5 LT貿易交渉、一年延長、共同コミュニヶ発表
7 北ベトナム、 B52の沖縄駐留に警告
8 佐藤首相、反日共系全学連への破防法適用検討を指示
8 小学校教科書、教育課程改定に先立ち”自主修正, 目立つ
9 民社党大会、自主防衛体制の確立・駐留なき安保を目指し国民合意の政治を強調
11 ワルシャワの学生デモ激化
15 在日米軍、朝霞野戦病院の王子移転を発表<18日抜き打ち的に開所式を強行>
16 社会党猪俣浩三ら博多駅事件で福岡県警本部長らを特別公務員暴行凌虐罪等で告発
17 米原潜ソートフィッシュ号、横須賀入港
20~25 IUs執行委、全学連(民青同系)の正当性を認定<4月2日その旨の書簡を送付>
22 チェコ大統領ノポトニ一、辞任
23~24 共産同第七回大会〔荒川公会堂〕、マル戰派が退場・分裂、関西・統一派が主導権掌握
23 TBS、成田報道での″角材運搬事件, で報道局長ら八名処分
27 法務省、台湾青年独立運動連盟幹部の柳文郷を強制送還、羽田で送還阻止の連盟員十名逮捕
29 私大連合、″学生運動に対する見解, で行きすぎには正面から対決の要ありと強調
30 米軍、王子野戦病院にベトナム傷兵二十八名を強行移送
30 チェコ共産党中央委、スボボダ将軍を大統領に指名
31 ジョンソン、全米テレビ・ラジオ放送で北爆の限定・大統領選不出馬を言明、北ベトナムに和平交渉呼びかけ
1 全学連(革マル系)三百名、国労・ 動労合理化反対スト支援決起集会〔早大〕、 のち田端機関区へ集結、鉄道公安官・ 機動隊と衝突
3 東京地区反戦主催・王子野戦病院開設阻止全都青年学生総決起集会〔柳田公園〕に反戦・全学連(三派系)等千八百名参加、社学同・中核は角材で機動隊と衝突、五十名逮捕
7 民学同全国委、他派との共闘をめぐり内部対立激化<25~26日民学同九回大会(日本の声派)、26~27日民学同九回大会(左派・共労党派)と分裂>
8 王子野戦病院開設阻止闘争、反日共系各派千六百名が王子・滝野川の各所で機動隊と乱闘、百五十八名逮捕、夜、東京護憲連主催の都民集会〔柳田公園〕に合流、反戦二千名、ゲート前坐り込み
10 反対同盟・千葉県反戦共催・三里塚空港粉砕総決起集会〔成田市営グランド〕に反対同盟千名・ 反戦四千名・ 全学連(三派系)二千名結集、各派学生は公団分室を投石・角材で攻撃、のち集会中の労学を機動隊包囲百八十五名を無差別逮捕
20 王子野戦病院開設反対闘争、社学同・ 反帝学評系百二十名が王子駅前集会・病院へのデモを無届で敢行、二名逮捕
20 社会党・千葉県労連・反対同盟共催・三里塚空港粉砕成田大集会〔三里塚第二公国〕に労組員など三千名参加、全学連(三派系)は中核系二百名を動員するも主催者側から正式参加団体と認められず
20 医学連医師国家試験ポイコツト闘争、六割がポイコツト、東京・大阪・広島・ 金沢などで試験場周辺デモ等を展開
27 社学同全国大会〔中大〕、社学同の軍事的政治的組織化を強調、マル戦派はポイコツト(委員長・村田能則)
27~28 全学連主流派春季全国大会〔法政大〕、中核派六百五十名が参加
28 王子野戦病院開設阻止闘争、反日共系各派千名結集、中核派四十九名が基地内突入、夜、東京反戦主催・青年総決起集会〔柳田公園〕後、多数市民を含め王子駅前で機動隊に投石、百八十一名逮捕
29~30 全学連(革マル系)第四十九回中央委〔早大〕、早大一文自治会名で四・二六拠点校ストを他党派にも呼びかける
30 反戦高協・高校生会議・高反連など王子野戦病院粉砕の高校生独自集会開催、抗議文手交を決議
31 王子野戰病院開設阻止闘争、市民五団体と全国自治会共闘の各四百名が参加、討論集会〔柳田公園〕、デモ・基地ゲート前坐り込みで十二名逮捕
31 反対同盟・全学連(三派系)共催・三里塚空港粉砕大統一集会〔三里塚第二公園〕に学生九百名、 反戦千名、反対同盟八百名など三千名参加、全学連は市役所前パリを突破して公団突入、五十一名逮捕
10 在本土沖繩県学生四名、渡航制限撤廃・渡航手続拒否を要求して那覇港で手続実力拒否闘争展開
12 東大医学部当局、春見医局長軟禁を理由に十七名を大量処分(学生=退学四・無期停二・譴責六、研修生=研修取消し一・研修停止二・譴責一・医局員除籍一 )、学生、処分撤回決起集会の後、二百名で総長室前坐り込み、夜、評議会〔学士会館〕に百名押しかけ抗議・ 団交開始、五名逮捕
14 東北学院大当局、学費闘争で退学一を含む七名を処分
14 京都地裁、京大警官学内立入り事件で”大学の白治は治外法権ではない, と有罪判決
16 広島大当局、二・二〇団交で九名を処分<25日分散卒業式実施>
23 東大医学部全学闘、処分対象になった二・一九現場にいない粒良君の不当処分に抗議声明<26日高橋晄正・原田憲一両講師の調査報告で粒良君のアリバイを証明>
23 関西学院大当局、学費闘争で退学十一名を含む二十五名を大量処分<28日卒業式. 粉砕・処分撤回で学長ら十名を追及、機動隊導入>
26 東大医学部闘争支援全東大共闘連絡会議結成<27日総長、処分に誤りなしと告示>
27 東大全学闘、卒業式阻止で安田講堂前坐り込み<28日未明、講堂内突入、卒業式中止>
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戦後学生運動の歴史(1967年10月-12月)

戦後学生運動の歴史(1967年10月-12月)
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内外情勢 学生運動 自治会の動き
1967年10月
6 野党四党書記長会談、沖縄・小笠原早期返還要求で合意(12月2日民社党脱退、6日三党書記長、政府に要求中入れ)
6 都公安委、べ平連に七日の米大使館デモを許可
8 佐藤首相、第二次東南アジア訪問に出発(21日帰国)
8 日共、赤旗まつり
9 ボリビア陸軍、前キューバ工業相チェ・ゲバラの死を発表
10 新東京国際空港公団、三里塚で外郭測量のクイ打込み強行
(17日クイ引き抜きで反対同盟二名逮捕)
10 「赤旗」〝今日の毛沢東路線と国際共産主義運動〟発表、毛一
派は反革命と攻撃
13 劒木文相、羽田事件で東大大河内・京大奥田総長らと懇談
16 劒木文相、学生管理問題で私学関係者と懇談(17日公立大関係者とも懇談)
16 警視庁、法政大・中大学館・早大文学部および前進社・戦旗社・ 解放社等六カ所を捜査
16 米三十都市で反戦デモ (21日ワシソトンで十万名のデモ)
19 国労、米軍需輸送反対の順法闘争を全国十五拠点で展開
20 吉田茂没(31日戦後初の国葬実施)
28 国大協、羽田事件で〝誤まれる政治活動は大学破壊に結びつ
く〟と声明
30 教育課程審議会、〝小学校教育課程改善について″答申、社会科に神話・伝承を導入
2 大阪府学連・兵庫県学連共催・全国自治会代表者会議(構改系)〔東京〕、全国自治会の課題別現地共闘方針確認、一〇・八闘争方針を決定
6 全学連(三派系)佐藤訪ベト阻止統一集会〔日比谷野音〕、法政大闘争をめぐり社青同解放派の全学連書記局員、中核派の書記局員を殴打、のち法政大で社青同解放派の幹部、中核派に自己批判強要さる、全学連の分裂公然化
7 中核派と反中核連合の対立で全学連(三派系)総決起集会は流会、中核派は法政大、社学同・解放派・ML派は中大、革マル派は早大、構政派は社会文化会館に各々泊り込み
8 佐藤訪ベト阻止第一次羽田闘争、八時社学同・解放派七百名、高速道路鈴ケ森ランプ付近で機動隊の阻止線を実力突破、集会〔萩中公園〕中の各派も行動開始、弁天橋(中核)、稲荷橋(革マル)、穴守橋(社学同・解放派の残存部隊・構政派・反戦)で機動隊と衝突、警備車五台を燃やす、十一時、中核派給水車を奪取、空港突入を図るも京大生・山崎博昭、官憲に虐殺さる、計七十五名逮捕
9 山崎君虐殺抗議追悼集会、中核派〔法政大〕、社学同・解放派〔中大〕、革マル派〔早大〕各々集会、京都府学連も集会〔京大〕・デモに千八百名結集
9 全学連(民青同系)中執委、〝羽田における一部暴力学生集団の挑発行動を断乎糾弾する″声明
10 大阪府学連等共催・山崎君追悼・国際反戦デー決起集会〔厚生会館〕に千二百名参加
11 山崎君虐殺抗議全京都集会〔市役所前〕に労働者・学生千名参加
13 全国反戦青年委主催・ベトナム反戦統一行動、中央集会〔日比谷野音〕に全学連(三派・革マル)・自治会共闘(構改系)等二千名参加、京都集会〔同志社大〕に二千名、大阪集会〔扇町公園〕に二千名
13 全学連(三派系)中執委、一〇・八前後の集団的強圧行為に関して遺憾であるとの声明発表
14 全学連(三派系)主催・山崎君追悼献花デモ〔萩中公園〕に四百名参加、弁天橋に向かうも機動隊に阻止され萩中公園で献花
17 虐殺抗議山崎君追悼中央葬〔日比谷野音〕に全学連(三派)・反戦青年委等六千名参加、遺影・弔旗先頭に東京駅までデモ、秋山委員長逮捕
20 全学連(三派・革マル)等三百名、国労のベトナム反戦・米軍タンク車輪送拒否闘争支援で立川駅構内デモ・坐り込み集会
21 ベトナム反戦統一行動、中央集会〔明治公園〕に三派系・革マル系六千名結集、国会に向かうも機動隊に規制され早大まで引き回される、十一名逮捕、京都府学連千名、大阪府学連千五百名結集
3 法政大当局、処分問題で全学説明会を設定するも共闘会議、一方的説明会阻止で演壇占拠、当局の団交拒否に千五首名で抗議集会
3 佐賀大試験ボイコットでバリケード構築、機動隊導入され実力排除(4~6日大学側連日試験ボイコットのピケに機動隊十三回導入、試験を強行するも受験者わずか二割)
6 東洋大、校舎川越移転・学則改悪反対で理事長室前に大衆団交を要求して坐り込み(13日当局、団交の約束を一方的に破棄)
7 沖縄大学生大会、学園分離を要求して全学スト決議、学生本部封鎖に突入(31日数度にわたり機動隊を学内に導入しながら理事長、本土へ高飛び)
9 京大文学部・医学部・主催山崎博昭君追悼集会に千名参加、のち府学連集会に合流
13 山崎君追悼全京大学生葬に千三百名参加、府学連とともに市役所前まで抗議デモ
16 法政大・中大・早大で官憲乱入抗議集会
17 東北大工学部、自衛官在学追放全学抗議集会に千二百名参加
20 東北福祉大、学長退陣・学園民主化で授業放棄を続けていたが、団交席上で書いた学長の辞表を当局が正式受理
21 ベトムナ反戦統一行動、法政大文、横浜国大教養・学芸学部、大阪市大スト、仙台・広島・福岡等で学内抗議集会・デモ等展開
23 佐賀大学生大会、学寮管理規定反対、処分撤回要求のスト解除を決議
25 東洋大全学闘、全教授説明会会場の医療保健会館に坐り込み、機動隊導入され実力排除さる
31 関西学院大、学費値上げに反対して全学共闘会議結成
1967年10月
1 原子力委、米原子力空母の寄港は安全に支障なしと結論(2日政府、寄港承認を米に通告)
2 那覇市で沖縄即時無条件返還要求県民大会に十万名参加(4日琉球立法院、七〇年までに施政権返還要求を決議
8 警視庁、佐藤訪米阻止の学生を泊めぬよう法政大・中大・明大・早大等に異例の申入れ
9 羽田一〇・八救援会結成、〝救援活動についての要請″発表
11エスベラソチスト由井忠之進、政府のベトナム侵略加担に抗議して首相官邸前で焼身自殺
12 佐藤首相、訪米に出発(15日日米共同声明発表(沖縄返還の時期明示せず、小笠原は一年以内に返還)、20日帰国)
13 べ平連、横須賀入港の米空母イントレビッド号から四名が脱走と発表(20日タス通信、四人はモスクワにいると発表)
16 野党各派、日米共同声明に抗議、沖縄でも七万の県民大会
17 勝木文相、羽田事件で該当五十八大学学長と懇談
18 法務省、羽田事件に破防法適用の方針固める
18 英国、ポンド切下げ・公定歩合引上げ・軍事支出削減を発表
22 警視庁、前進社・戦旗社・現代社を捜査(29日日中友好正統本
部・国際貿促協会を捜査)
25 佐藤内閣改造(文相・灘尾弘
30 国大協総会で教育大三輪学長、学内秩序が破壊されれば官憲導入もやむをえないと中間報告
2 全学連(三派系)主催・沖縄返還ゼネスト連帯・成田空港建設阻止・佐藤訪米実力阻止決起集会〔早大〕に四百名参加
2 全都自治会共闘(構改系)主催・沖縄即時全面返還沖縄連帯集会〔芝公園〕に四百名参加、米大使館・首相官邸にデモ、坐り込みで九名逮捕
3 千葉県反戦青年委等共催・三里塚空港粉砕・べトナム反戦青年総決起集会〔三里塚〕に三派系七百名参加、空港予定地をデモ
5 中央実行委主催・ベトナム人民支援・佐藤訪米反対等諸要求中央大集会〔代々木公園〕に民青同系三千五百名参加
9 沖縄三団体共催・沖縄返還中央集会〔日比谷野音〕に三派・革マル系千名参加、日共の排除要求で流会、三派系、首相官邸デモで十一名逮捕
10 関西三府県学連主催・佐藤訪米阻止全関西学生総決起集会〔中之島公園〕に二千名参加、市内デモの後、大阪中郵前で羽田現地部隊の激励集会
10~12 第五回全国青年スポーツ祭典〔京都〕に民青同系七百名参加、最終日、佐藤訪米に抗議デモ
11 全学連(民青同系)主催・佐藤首相訪米反対決起集会〔芝公園〕に七百名参加(12日羽田空港フィンガーに代表三百名が佐藤訪米に抗議)
11 全学連(三派系)佐藤訪米阻止総決起集会〔中大〕、深夜東大教養学部へ移動、三千名泊り込み、革マル派千名早大に泊り込み
12 佐藤訪米阻止第二次羽田闘争、三派系、京浜蒲田から大鳥居付近で十時間にわたり機動隊と激突、革マル系は東糀谷中学校に結集、穴守橋に向かうも並列規制で平和島まで引き回わされる、反戦青年委主催・決起集会〔日比谷野音〕に五千名参加、逮捕者総数三百四十七名
22 全学連(三派系)主催・破防法適用粉砕決起集会〔日比谷野音〕に五百名結集、新橋までデモ
24 エンタープライズ寄港阻止神奈川県大集会〔臨海公園〕に三派系百名参加、基地正門へデモ
28 全学連(三派系)・成田空港反対同盟主催・同盟員傷害事件抗議集会〔県庁前〕に百名参加・デモ
30 医学連関西ブロック、登録医制国会上程阻止統一行動、二百名参加
4 東大文学部学友会、学生ホールの管理運営をめぐり教授会と団交、物別れ
10 広島大・九大・長崎大等全国の大学で佐藤訪米阻止集会・デモ展開
11 明大学生会館、宿泊禁止に抗議し深夜映画会・自治弾圧抗議集会
11 沖縄大、全学協議会結成(教授会、一・二部学生自治会、事務職労組で構成×13日自主管理による授業再開)
12 東北大・神戸大・長崎大等、佐藤訪米に抗議し同盟登校で集会・市内デモ展開
15 東洋大、川越校舎移転全教授説明会に反対して学部代表者会議、会場前坐り込み(26日団交を要求して理事長室に坐り込んだ学生を機動隊導入し実力排除)
27 高崎経済大第四回公判に四十名白覆面で地裁に抗議デモ、公判終了後の集会で四名逮捕
30 中大自治会執行委、授業料値上げの動きに値上げ実力阻止の闘争宣言を発表
1967年10月
1 灘尾文相、国立学長との懇談会で学生指導・大学管理の具体措置示せと要求
4 佐藤首相、国会所信表明で〝自らの国を守る気概″を強調
5~8 〝反戦と兵役拒否週間″のデモ、ニューヨーク等で警官隊と衝突、五百八十名逮捕
12 自民党学生問題懇談会、大阪市大の〝偏向教育″調査を支持
12 都議会、小笠原の都への帰属と軍事施設反対を可決
26 カンボジア、米の侵犯に抵抗、友好国の義勇兵要請を声明
28 灘尾文相、国防意識の養成を強調発言
30 北ベトナム外相、北爆・戦争行為を無条件にやめれば米と話合うと言明
4 全学連(三派系)、エンプラ寄港阻止決起大会〔清水谷公園〕に四百名結集、集会前、中核派と社青同解放派衝突、米大使館デモ
5 青医連・医学連全国統一行動、医師法改正案国会上程阻止で診療拒否闘争展開
11 四一・四二・四三青医連、厚生省に要望書を提出、拒否さる
11 エスベラント学会主催・由比忠之進氏追悼集会〔社会文化会館〕に全学連(三派系)代表参加
14~17 第三回全国学生集会(民青同系)〔東京・大
宮〕
16~18 全学連(革マル系)第四十八回中央委〔早大〕、羽田闘争を総括、エンプラ闘争方針を決定
17~18 全学連(三派系)主流派全国大会〔法政大・板橋区民会館〕 に中核派千名参加、エンプラ寄港阻止佐世保現地闘争を〝第三の羽田〟として闘うことを決議、現地派遣団の組織化・越冬体制を決定
17・19 全国反帝学生評議会結成大会〔早大〕、社青同解放派四十八大学代表四百名参加、反戦・反ファッショ・反合理化闘争推進等を決議(議長・三井一征)
2 大阪市大、自民党大阪市議員団による偏向教育調査委設置に緊急抗議集会、三百名参加
4 中大昼間部自治会中心に三百名、教学審議会に対し団交要求、流会(5日当局、学費値上げの主旨を全学放送)
7 中大緊急連合自治委総会、全学評準備委発足、学費値上げ反対の全学的意志統一を確認
7 関西学院大当局、学費五割値上げ決定(8~14日各学部学生大会、スト権確立)
13 横浜国大学芸学部、保土ガ谷移転をめぐり団交要求でスト突入、本部封鎖
15 東洋大二部文学部・社会学部、授業放棄(19~21日一部文学部スト)
16 関西学院大法学部、学費値上げ反対で無期限スト突入、バリ封鎖(19日社会・商・文学部スト突入、バリ封鎖)
22 東大文学部当局、一〇・四団交を暴力事件として一名を無期停学処分
23 中大、教学審議会〔丸の内ホテル〕阻止に二百名結集、ホテル内突入で四名逮捕

 

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全国の学友に訴える–二度にわたる羽田闘争から

【主張】 全国の学友に訴える–二度にわたる羽田闘争から
民主主義学生同盟全国委員会 1967年11月13日

十月八日、十一月十二日二度にわたり、羽田で流血の闘いが行なわれた。労働者階級を初めとする勤労人民、市民、知識人は学生運動のあり方、進み方についてきびしい批判と深い期待をもって注目している。この批判を正しくうけとめ大きな教訓にし、その期待に真に答えるため全精力と、知性を傾けることが全ての学友に求められている。
佐藤首相のベトナム訪問、アメリカ訪問のもつ危険な本質は今や明白である。十二日の訪米に際して、十一月五日共産党の全国的闘い、十一月九日総評社会党の闘い、十二月には現地自治会共闘、全国反戦青年委員会、国民文化会議、学生諸団体が立上った。
これはいかに広汎な国民諸階層が、佐藤内閣の戦争政策をやめさせようと真剣に考えているかの証拠である。大学においてもベトナム反戦への学友の自覚は、痛いほどクラス討議で、ゼミ討議で示されている。
この情勢の中で、今求められている真の敵と闘う学生運動のあり方、進む道は何か。それは国民諸階層と固く団結した全ての学生の参加できる統一した闘いである。
「沖縄では、保守的な人までまとまって、日本復帰の決意や運動をやっており、本土でもそれに見合う国民の幅広い統一戦線が必要である」 (吉野源三郎氏、東京タイムス)。
学友諸君! これこそ求められている答えであろう。
その為には、三派「全学連」のごとき小人数の極左的はね上りを、学友自身の自覚と団結で克服せねばならない。その時、敵権力の破防法論議をもうち破る事が出来る。これこそこの間のたたかいから、わが同盟の得た第一の教訓である。
第二は、大学自治の問題である。内部からの自治破壊者に対して大学自治を守り抜いてこそ、独占資本、佐藤政府の大学支配の政策を打破る事が出来る。三派系「全学連」はヘルメットと棍棒で武装し、深夜、東大教養学部を占拠した。このような行為が続くならば日本の大学が、人民が長い間かかって築いてきた学問の自由、大学の自治が破壊されてしまうだろう。歴史の語るところ国家権力は大学自治の破壊者である。重要な自治の担い手、学生が学園で武装し、破壊活動を行なう。内と外の自治破壊の攻撃に、学問の自由、大学の自治はまきに「崩壊の危機」にある。
我々の任務は明白である。三派系「全学連」のこのような大学自治破壊に対して全大学人が固く団結し、その破壊と闘う事である。そして三派「全学連」の破壊活動を口実に機動隊の大学内導入が計画され、破防法通用が公然と語られる現在、全大学人の共同の努力により国家権力の 「自治破壊」を排除せねばならない。とりわけ、学生の自覚と行動、これこそ、今日決定的に求められている。このための闘いの不充分な事を、我同盟は痛苦をもってうけとめている。いかに困難であろうと学友全体の自覚と団結、教職員との団結をうちかためる事なくして、大学自治は守りきれない。今この為の自覚と団結を、国民諸階層が学生に期待している。
教職員を敵視するエセ自治論を葬り去ろう。一部学生の暴力的自治破壊に対して、教職員、学生が団結して守り抜こう。この道こそ、真の敵と闘う道であり、勝利する道である。今こそ日本学生運動は、その大学自治擁護の戦闘的民主的伝統を再生させる事によって、面目を一新せねばならない。苦悩する教官に、我々が大学自治擁護の闘いに全精力を注ぐことによって答える時である。わが同盟は、その闘いの先頭に立つことを決意している。
十一月十三日
民主主義学生同盟全国委員会

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一〇・二一に山崎君虐殺抗議全国ゼネネストで起ち上ろう!

1960年代の学生運動の歴史的文書 No.15

<一〇・二一に山崎君虐殺抗議全国ゼネネストで起ち上ろう!>
全国学生自治会共闘 他  1967年10月

全国の学友諸君!
われわれは怒りをこめて呼びかける。京大山崎君の痛ましい死が、マスコミによって意図的にゆがめられ、つなみのようなデマ宣伝のなかに国民はさらされている.あまつさえ「暴徒」の当然の報いであるかのように。
だが学友諸君!
全国自治会共闘の旗の下に結集し、羽田闘争を、強固な意志一致による組織された戦闘的部隊千名をもって先頭に立って闘いぬいたわれわれは、山崎君の死の真相を徹底的に究明すると同時に、死を冒とくし、真実をゆがめ、反戦闘争-国民の平和の要求を圧殺せんとするいかなる行為にも断乎として糾弾の手をゆるめないだろう。
デマの嵐に抗して闘争の意義を断乎として守り抜こう!
サイゴン大学生連盟は、十日夕刻「佐藤首相の南ベトナム訪問に反対する」と題し、「サイゴン大学生連盟は、ベトナムの独立と平和のために、佐藤首相の南ベトナム訪問に反対して戦っている日本の学生に対して心から賛同の意を表する」と声明を発表した。
衝撃と影響は、国際反戦闘争に対してばかりではなく、支配階級の内部にも、深刻な動揺を与えている!
サイゴンでは「こんどの事件で日本国内の反戦闘争の激しさを知った結果、日本の役割について悲観的見通しが強まっているようだ」。台湾訪問からはじまり、一連の東南アジア獲訪において、アジアの「指導者」-新植民地主義と冷戦のホープとして君臨しょうとした佐藤の権威は、いちじるしくキズつけられるに至った。こうして一〇・八羽田闘争はベトナム・アメリカ訪問を軸とする一連の訪問外交に痛撃を与え、彼らのたくらみを深くキズつけたのである。
自治会共闘に結集したわれわれは、何よりも羽田闘争のこうした画期的意義を、明確に確認しなければならないと考える。
再び佐藤訪ベトの意図を明らかにする。
佐藤訪ベトの意図は何か、それを再度全国の学友諸君に明らかにしたい。
それは、①不正と買収と銃剣によってデッチ上げられた「新政権」を、国際的に承認し、②「民生安定計画」への参加をとおして朴政権なみの、「安定政権」をつくりあげようとするものである。
日本政府はここに、アジアにおける被抑圧民族に対する新たな抑圧者として登場せんとしているのであり、七〇年安保への反人民的、反共的策動を開始したのだ!それはまさしく、ベトナム人民の民族自決を要求する闘いに対する「派兵なき全面参戦」でなくて何であろうか。

闘いの国際主義的意義を確認し、自国参戦政府に全力を挙げて対決せよ!
南ベトナム人民をはじめとし、南アメリカにおける人民など平和・民主主義・独立を求めてやまない英雄的闘いのみならず闘いの火は、いま帝国主義の胎内でもえあがろうとしている。
われわれは、まさにこうした闘いの一翼を担おうとしているのであり、世界人民からはもとより帝国主義内部でも孤立しつつあるアメリカ帝国主義と、その欠かすことのできない、「支柱」日本政府に対する反侵略加担の、重要な、否、決定的ともいえる一翼を担っているのだ!
佐藤侵略外交、民族自決権に対する犯罪的抑圧を告発し、全国民、全学生の反戦の意志を総結集し民族自決権の全面承認-平和共有への怒涛の前進を開始しよう!

全国の学友は、自治会共闘の旗の下、学生運動の大衆性、戦闘性を断乎として防衛し全学連再建めざし、佐藤打倒にゼネストで起ち上れ!
全国の学友諸君!
一〇・七、八闘争を最も多大な最も組織された部隊をもって闘いぬいたわれわれは、山崎君の死に満腔の怒りをもって抗議すると同時に、その悲しみのなかからベトナム戦犯佐藤打倒の闘いに起ち上るよう、心から訴える。
日本学生連動が歴史に果した巨大な足跡を省みるとき、われわれは現在の学生運動の分裂の犯罪性を叫ばずにはいられない。学生運動は十割加盟制自治会の原則にもとづく、共通の要求のうえに成立する大衆運動でありいかなる意味においても、党派の従属物ではない。この原則を放棄するものは、まさにそれのみにおいてさえ、日本学生運動のかがやかしい伝統をキズつけ、学友の要求をふみにじるものであるとの糾弾を拒否することはできない。
全国の学友諸君!
労働者階級をはじめとした国民諸階層と固く連帯し、一〇・二一国際連帯行動を、虐殺抗議・ベトナム戦犯佐藤内閣打倒の共通の・スローガンにもとづき、統一された圧倒的大衆運動をもって侵略の国際統一線を打ちくだけ.
一九六七年十月
全国学生自治会共闘
大阪府学連・兵庫県学連
島根大農自 岡山大連自 立命大文・営自
富山大経自 新潟大医・歯・エ自
法政大社自 慶応全塾自治会・日吉中執・日吉理財学会
全都ベトナム反戦学生共同闘争委員会

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大阪市立大学 ビラコレ 1967-09/10

大阪市立大学 ビラコレ 1967-09/10   10・8羽田闘争と市大自治会運動

全学自治会ニュース・大阪府学連

自治会ニュースNo36 9/21 佐藤訪ベト阻止へ隊列を整備せよ!
自治会ニュースNo37 9/22 代議員会で闘う意志統一を
自治会ニュースNo39 9/25 クラス代表の派遣をかちとろう!
自治会ニュースNo40 9/28 自治会共闘=全国学生統一行動を展開しよう!
大阪府学連 アピール 10/9 血の弾圧抗議!本日の全国一斉抗議行動に結集せよ!

訪ベト阻止闘争ニュース (全学自治会中央執行委員会情宣部)

ニュース No1 9/30 訪ベト=訪米を阻止せよ
ニュース No3 10/? 10.8羽田現地自治会共闘に起て!
ニュース No4 10/6 10.7・8羽田阻止闘争へ
ニュース No7 10/11 山崎君追悼・佐藤内閣糾弾大阪府民集会へ

大阪市立大学新聞

号外 (1967年10月10日) 殺された・・血が飛ぶ  首相東南アジア訪問阻止闘争(羽田)

各党派ビラ

民学同 No245 10/13 死の弾圧に抗し、大阪府民集会に決起しよう!
社学同 10/2 全学連の下、10.8羽田闘争を闘おう!
社学同 闘争宣言
社学同 山崎君は撲殺された 虐殺の真相
社学同 11/16 羽田闘争の成果を10.21闘争へ
ベトナム・安保闘争委員会 No39 京大生虐殺に断固抗議する!
ベトナム・安保闘争委員会 No42 10.21教養ストに起て
反戦会議 山崎君追悼・佐藤内閣糾弾大阪反戦集会に決起せよ
統一共産同盟 10/13 10.21訪米阻止闘争へ前進しよう
全学連支持会議 10/12 羽田における一部暴力学生集団の挑発行動を断固糾弾する
平和と軍縮の会 ベトナム反戦・安保破棄・非武装中立平和集会に参加しよう
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一〇・七~八佐藤訪ベト阻止全国学生自治会へのアピール

1960年代の学生運動の歴史的文書 No.14

<一〇・七~八佐藤訪ベト阻止全国学生自治会へのアピール>
大阪府学生自治会連合・兵庫県学生自治会連合 1967年9月26日

全国の学友諸君!
ベトナム戦争は、重大な転機にさしかかっている。狂暴な北爆拡大、非武装地域で基地建設、四万五千の増兵、戦争拡大の一連の方策も、アメリカの勝利を約束していない.ジョンソンの内外での孤立化と強まる反戦世論の圧力は、秒読みに入った大統領選挙までに何らかの「解決」をジョンソンにせまっている。ジョンソンは深刻な二者択一の前にたたされている。ハイフォン港封鎖、北進戦術、核兵器の使用等、米中戦争→熱核戦争に通ずる危険な軍事的冒険か、それともベトナム人民の要求(ベトナム民主共和国の四条件、南ベトナム解放戦線の五項目)に基づく和平か、である。
かかる時点にあって、佐藤政府は、ベトナム訪問により、戦争への加担の道を大きく踏み出した.佐藤首相のべトナム訪問は、第一に、敗色濃いチュー・キ傀儡政権の軍事平定計画の一環に協力し、新たに衣がえをしたこの政権を政治的・軍事的に補強する役割を果たし、ベトナム戦争への準参戦国入りの宣誓であり、第二に、アメリカのベトナム戦争への協力を通じて、日本の東南アジアへの侵出を強め、第三に、日米安保条約の長期堅持への具体的な足がためである。
かかる佐藤内閣の侵略外交の強化に対して、日本の労働者市民は訪ベト阻止、闘争の高揚によってたちむかおうとしている。十月六日には中央実行委と全国実行委の一日共闘、十月七日には原水禁国民会議中央集会、一〇・八全国反戦統一行動、そして一〇・ニー総評を中軸に全国二百万の労働者の決起が準備されつつある.
われわれ大阪府学連、兵庫県学連は、情勢の重大さと学生戦線の分裂状況という事態にかんがみ、全国の闘う学友、全国全自治会に次の呼びかけを行なうものである。
全国全自治会に於て、大衆的な訪ベト阻止の強固な意志統一を勝ち取り、各都道府県、地方ブロック毎の闘いの高揚を基礎に、(一〇・七)訪ベト阻止中央集会 (原水禁国民会議主催)、(一○・八) 羽田抗議行動に結集しよう。訪ベト阻止の一点で、一切の組織問題を保留し、全国全自治会の共同行動を実現しよう!
われわれは共同の責任に於いて、(一○・二)自治会代表者会議(於東京)を提案する。
全国全自治会の代表者諸君!
佐藤訪ベト阻止の一点で、全自治会の共同行動を実現する為、自治代に参加しよう。
昭和四十二年九月二十六日
大阪府学生自治会連合
兵庫県学生自治会連合

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六・九ベトナム反戦全関西統一行動

【報道】 六・九ベトナム反戦全関西統一行動
(神戸大学新聞) 1967年6月16日

「六月九日、京都で行なわれたベトナム反戦全関西統一行動には、京都・大阪両府学連、兵庫県学連を中心に、関西各地の大学から約三五〇〇名が参加した。官憲の不当弾圧により数十名の重軽傷者が出たが、固い団結のもとに、ベトナム反戦の強い決意をアピールした。兵庫県学連はこの統一行動の成果・総括をもとに、六月二〇日の大阪での統一行動めざして新たにとりくみを開始した。
この日は四時半から円山公園で集会、続いてデモンストレーションに移った六時半からのデモンストレーションにおいては、官憲の不当弾圧が激しく、数十名の重軽傷者を出したが、逮捕者はなく、九時過ぎ本願寺前でブロック別に闘争稔括を行なった後解散した。
この日集会場の円山公園には立命四五〇、京大二五〇、同志社六〇〇、阪大二〇〇、大阪市大二〇〇、神大五〇〇、関学三〇〇、和歌山一〇〇など、関西各地の学生が四時過ぎから次々と集まった。予定より少し遅れて五時からそれぞれ三府県学連から選出された三名で議長団を構成し、集会に入った。
まず議長団から現在における情勢とわれわれの対応についての概略的説明がされた後、京都府学連委員長、大阪府学連委員長、兵庫県学連委員長の順で、この日までの取り組み、六・九の意義などに関しての報告が行なわれた。和歌山大学、関西学院大学の代表から友情と連帯のあいさつがなされた後、スローガンの拍手確認、およびこの日のデモコースと形態の報告が行なわれた。
デモコースは円山公園→砥園→四条河原町→七条河原町→本願寺前と設定された。第一梯団は同大・立命・京大・和歌山大、第二梯団は阪大・市大・大経大、第三梯団は神大・関学・商船大、続いて京大統一会議、大阪府学連、兵庫県学連を中心とするプラカード部隊の順で組織され、デモンストレーションに入った。
この日はがっちりしたスクラムのもとに整然とデモ行進に入ったが、官憲の不当弾圧は激しく、円山公園を出たところで殴る、蹴るの暴力で隊列を崩そうとしたが、学生側はスクラムを固く組み直し対抗した。
デモンストレーションの途中で女性一名が気絶をするなどの犠牲はあったが、本願寺前まで兵庫県学連はスクラムを崩さず、〝ベトナム侵略戦争反対〟〝砂川基地拡張実力阻止〟〝エンタープライズ号寄港断乎阻止〟 の強い決意のもとに、政府に対し激しく反対の決意を示した。
本願寺前で坐り込みが決行され、京都府学連、大阪府学連、兵庫県学連の三ブロックに別れてこの日の総括と六・九の意義が再度確認された後解散した。
円山公園での集会において、兵庫県学連を代表して委員長糸魚川君は『六・九全関西学生統一行動において、我々が一貫して主張してきた課題の一致による行動の統一、地方学連の強化による真の学生戦線の統一への一定程度の成果を得た。さらに今日の統一行動は真の学生戟線の統一への萌芽を含んでいる。この日の統一行動に向けて、大衆的次元での意義の確認を行なってきたし、その結果我々は四五〇名の大衆動員をかちえることができた』 と報告した。
なお兵庫県学連は、この統一行動の成果をもとに、六月二〇日、大阪で大阪府学連、労働者らとともにベトナム反戦の抗議行動を行なう予定である」(神戸大学新聞) 6・16

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ベトナム反戦五・一七闘争アビール

1960年代の学生運動の歴史的文書 No.12

ベトナム反戦五・一七闘争アビール
大阪府学生自治会連合・兵庫県学生自治会連合
立命館大学一部学友会    1967年5月7日

全国の学友の皆さん、大阪府学連・兵庫県学連・立命館大学一部学友会執行委員会は、ベトナム侵略戦争反対の全国的統一闘争をよびかける。現在のベトナム侵略戦争の極めて危険な局面を国際的なべトナム反戦闘争をもって突破しょう。更に日本政府・独占による原子力空母エンタープライズ号寄港承認、砂川基地拡張を中心とする侵略加担の一層の進行を阻止するために、五・六・七月闘争に向けて、我々の隊列を強固に再構築しょう。現在ベトナムにおける情勢はまさに決戦の局面にある。
北爆はハノイ、ハイフォン産業施設、居住地区、ミグ基地に集中され、北ベトナム上空で激烈な空中戟をひきおこしている。ジョンソンは中国領への挑発的で不当な爆撃に着手している。非武装地帯周辺の激戦は重大な戦争拡大の前触れであろう。来年の大統領選挙を控えてのジョンソン・タカ派のこうした危険なエスカレーションは他方での欺瞞的「和平」キャンペーンを伴いつつ、ベトナム戦争を最終的に軍事力で決着させようとする意図のあらわれである。
以上のようなジョンソンの危険な冒険に賛意を表し、佐藤自民党政府と独占資本は、これまでの全面的侵略加担に引き続き、強化している。北爆基地であり動く核基地である第七艦隊、原子力航空母艦エンタープライズ佐世保寄港を七・八月に強行し、侵略をより効果的に行わせると同時に核兵器の日本もちこみ、日本の実質的核武装への大きな水路を開こうとしている。更に砂川において、現地における強力な闘いと、美濃部都知事出現に躊躇しつつも、土地強制収容を機動隊とブルドーザー、巨額な札束をもって強行せんとしている。
朝鮮半島を向いた第三次防、金東希亡命に対する政府の処置、外国人学校法等にみられるのは政府の冷戦政策である。
五・六月の我々の反戦闘争の課題は、ベトナム侵略戦争の一層の拡大強化に反対し、エンタープライズー砂川を中心にした日本政府の侵略加担を転換させる闘いである。今から直ちにそのための周到で大阻な準備を進めよう。
世界の反戦運動はアメリカの四・一五春の大動員にみられる強力な高まり、西欧諸国の反ハンフリー闘争等、新たなる国際的昂揚を示している.五月十七日、アメリカでは学生を中心とする北爆の無条件停止と米軍の戦闘行為の即時停止を要求するホワイト・ハウス前大集会が予定されている。
全国の学友のみなさん.
我々もアメリカの学生に呼応して五月十七日に全国的に立ち上ろう。五月十七日の国際的スローガンは「北爆の無条件即時停止、米軍は戦闘行為を即時停止せよ!」 である。このスローガンの下に、国際反戦統一行動を成功させよう。そして原子力空母エンタープライズ号寄港阻止、砂川基地拡張阻止を中心に闘う.五月十七日の全国的たたかいを契機に五月二十一日砂川基地闘争、六月ベトナム反戦闘争を全国自治会の統一した行動でたたかいぬこう!
(1967年)五月七日
大阪府学生自治会連合
兵庫県学生自治会連合
立命館大学一部学友会

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戦後学生運動の歴史(1967年7月-9月)

戦後学生運動の歴史(1967年7月-9月)
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内外情勢 学生運動 自治会の動き
1967年7月
5~7 アジア太平洋閣僚会議(ASPAC)〔バンコク〕に十ヵ国参加、三木外相出席
6 自民党、内閣委で防衛二法改正案を強行採決(20日成立)
10 佐藤首相、束京地裁の国会周辺デモ許可に再び異議申立て
14 三池炭鉱の一酸化炭素中毒患者家族七十名、坑底に百四十時
間坐り込み
15 香港英当局、反英闘争委の拠点を襲い六百名を逮捕
23 米デトロイトで黒人反乱、全米各地に波及
28 沖縄問題懇談会、教育権分離返還について答申
28 防衛二法改正案公布、一酸化炭素中毒症特別措置法案公布
29 甲府地裁、都留市の都留文科大三教官懲戒免職処分に懲戒権濫用と判決
31 中南米人民連帯会議〔ハバナ〕、武装闘争による革命達成・〝第二第三のベトナム″等を決議(→8月10日)
7~9 全寮連第九回大会〔大阪外大〕、民青同系の執行部選出
9 ベトナム反戦・砂川基地拡張阻止大集会〔砂川滑走路前〕に三派系六千名結集、のち正門前で坐り込み、革マル系千名合流、機動隊と衝突、四十三名逮捕、民青同系千名は独自行動
10 青医連・医学連共催・医師法改正案国会上程阻止決起集会〔清水谷公園〕に千名参加して国会デモ、衆院議面前坐り込み、四名逮捕
12~14 全学連(三派系)全国大会(委員長・秋山勝行)、四十四大学八十五自治会代表参加、中大連合自治会の加盟承認、都交通局合理化反対・佐藤訪ベト阻止等を決議
13~16 全学連(革マル系)第二十四回全国大会(委員長・成岡庸治)、二十五大学四十五自治会代表参加、ベトナム侵略戦争反対・砂川基地拡張阻止・中国核実験弾劾等を決議、反戦闘争強化を決定
13~16 全学連(民青同系)第十八回全国大会(委員長・田熊和貴)、七十五大学百五十六自治会代表参加、〝明るく豊かな学園生活をめざして″をスローガンに〝一部暴力学生集団の追放″を強調
16 在本土沖縄県学生連絡会議(民青同系)結成
17 中核派系五十名、都交通局再建案阻止で都議会に突入、機動隊に規制され一名逮捕
20 中核派系学生、都議会全員傍聴を要求して都庁前坐り込み、傍聴中止に抗議して都議会に突入、機動隊導入で四十二名逮捕、再建案強行採決
28 東京地裁、日韓闘争で国吉毅被告ら九名に公安条例違反で有罪判決
1 茨城大砂川闘争委主催・砂川基地拡張阻止集会、百名参加して水戸市内デモ、二名逮捕
3 教育大理学部学生大会、筑波移転反対で団交、休暇中の移転審議中止等を要求してスト決議(5日教育学部スト突入、8日自然消滅)
3 明大学費闘争の処分に反対し大衆団交を要求して和泉で三名ハンスト突入
4 慶大、食堂値上げ反対全塾抗議集会、理事会との団交会場前で坐り込み、団交決裂
5 鳥取大医学部、学寮規定適用反対・入棄拒否処分撤回等を要求してスト突入(18日)
7 群馬大教育学部当局、学生大会で執行部(民青同系)と衝突した反執行部派四名を処分
7 東京医大・和歌山県立医大・徳島大医学部、登録医制反対で全学スト(8旦京都府立医大・京大医学部もスト突入)
7 東京学大、寮監設置反対闘争の処分に反対して無期限ストに突入(13日当局さらに九名の第二次処分)
7 明大、不当処分撤回・団交を要求し抗議集会、百五十名参加し学長宅にデモ、四名逮捕
10 教育大農学部学生大会、筑波移転反対・団交等を要求して二日間のスト決議(13日文学部夏期休暇でスト解除、26日評議会筑波移転マスタープラン委設置を決定)
11 沖縄大、学園分離促進全学共闘会議結成
19 明大二部文学部・政経学部、処分撤回を要求してスト
1967年8月
1 首相諮問機関として沖縄問題等懇談会発足
2 自民党、衆院社会労働委で健保特例法案を強行採決・混乱(議長斡旋工作で18日成立)
3 公害対策基本法公布(企業の無過失責任は立法過程で脱落)
5 社会党秘密代議士会、石井斡旋案に反対、佐々木委員長・成田書記長、辞意を表明
8 新宿駅構内で米軍タンク率と貨車が衝突炎上(19日国労、米
軍需輸送反対で順法闘争)
19 米原潜バーブ号、横須賀入港
22 美濃部都知事、朝鮮大学校認可の諮問方針を決定、政府、好ましくないと反発
4 大阪府学連(構改系)等共催・広島反戦集会に二百五十名参加、国民会議の大会に参加を決定
6 全国反戦青年委主催・八・六広島青年学生反戦集会に全学連(三派系)等二千五百名参加、五会場で分散会
6 全学連(革マル系)等共催・第五回八・六国際反戦集会〔早大〕に八百名参加
15 三派系八十名、原潜横須賀寄港抗議デモ
23 全国・中央実行委共催・原括スキヤップ・バーブ入港抗議横須賀集会に三派系等学生二百名参加、基地正門前坐り込み、四名逮捕
23 全学連(三派系)書記局会議、三里塚・芝山連合空港反対同盟へ調査団派遣を決定
26~27 都学連(民青同系)第五回大会〔法政大〕
28 べ反委、日特金反戦闘争の初公判で東京地裁内裁判拒否集会、機動隊導入で実力排除、公判は流れる(9月7日地裁、被告七名を監置処分、制裁裁判を強行)
2 佐賀大、不当処分反対・講堂撤去実力阻止で学園バリ封鎖(3日機動隊導入で講堂実力撤去)
1967年9月
1 南ベトナム民族解放戦線、新綱領(連合政権樹立・南北の交流強化・中立)を放送
5 政府、閣議で〝研究学園都市建設大綱について″了承、教育大等三十六機関の移転計画発表
7 佐藤首相、台湾訪問に出発(9日帰国)
7 米代理大使、外務省に原子力空母エンタープライズの寄港を申入れ
9 文部省、美濃部都知事に対し朝鮮大学校認可問題で文相と早急協議を申入れ(11日都知事、都私学審議会に諮問)
13 日米貿易経済合同委開会(ワシントン〕(14日三木・ラスク会談、沖縄問題で意見交換)
18 文部省、自衛官の大学入学ほ一般学生と区別せずと見解表明
19 佐藤首相、閣議で大学管理問題の再検討を指示
20 佐藤首相、第一次東南アジア訪問に出発(30日帰国)
28 三池三川鉱で坑内火災、七名死亡、二百余名CO中毒
1 民学同第八回臨時大会、秋のベトナム反戦闘争方針を採択、〝同盟内ネオ・トロツキズム的偏向″の批判が行なわれる
1~2 全学連(革マル系)第四十七回中央委〔早大〕、当面の行動方針を決定
7 佐藤訪台阻止闘争、三派系五百名、羽田空港前駅から数回にわたり突入を図るも機動隊の規制で分散、並列規制で六郷河原まで引き回される、革マル系二百名、空港突入を図り投石戦、双方十二名逮捕
10 青医連・医学連共催・九月医師国家試験拒否闘争、東京〔小泉公園〕に百五十名結集して駒沢大にデモ、五名逮捕、大阪〔藤井寺駅前〕、百名結集して四天王寺女子大にデモ、広島・福岡で集会・デモ等全国で一割ボイコット
15 反対同盟等共催・成田空港粉砕・強制測量阻止決起集会〔三里塚公園〕に全学連(三派系)五十名参加
20 第一次佐藤東南アジア訪問阻止闘争、三派系三百名、革マル系百五十名結集、デモ不許可の下、機動隊の並列規制で引き回される
21 べ反委、日特金反戦闘争公判で被告九名、罪状認否に黙秘貫徹、傍聴でコショウをまき一名逮捕
21 大阪府学連・兵庫県学連、一〇・八佐藤訪ベト阻止に一切の組織問題を保留して共同行動に決起を全国にアピール
26 全学連(三派系)中執、一〇・八佐藤訪ベト阻止羽田闘争に決起をアピール
27 全国反戦青年委、各県反戦青年委に一〇・八佐藤訪ベト阻止で羽田現地に結集するよう緊急指令
30 全都ベトナム反戦共闘主催・ベトナム反戦討論集会〔全日通会館〕に二百五十名参加
1 東京学大全学闘準備会(三派系)、処分撤回を要求してパリスト突入(2日執行部(民青同系)大学に休講中入れ、4日スト解除)
4 高崎経済大、第三回公判傍聴に白覆面で百名結集、楼動隊と衝突、公判流れる(18日同事件で二名逮捕、五名指名手配さる)
8 法政大当局、民青同系学生と三派系学生の衝突で七名(民青同系一・三派系六)を処分、学生、処分撤回を要求して全学共闘会議結成(8~11日連日学生部長と団交)
13 法政大、総長団交で民青同系学生の打切り策動のため教授会室に移動し団交継続(14日湯川理事長、機動隊を導入、負傷者続出、二百八十五名無差別逮捕)
14 早大闘争第十五回公判、傍聴人の所持品検査に抗議して全員退廷、地裁、被告・弁護団欠席のまま証人尋問を強行
16 明大学生会、処分撤回を要求して学長選出のための連合教授会に抗議、坐り込みで流会(24日教授会、ガードマンを配して選挙強行)
18 法政大全学共闘会議、機動隊導入自己批判・処分白紙撤回で湯川理事長と団交、民青同系学生の組織的防害で決裂
18 鳥取大医学部当局、七月のストで十四名を処分(19日臨時学生大会、処分撤回を決議)
18 佐賀大学生大会、スト続行・試験ボイコットを確認(19日団交を要求しハンスト突入)
21 法政大社会・経営学部学生大会、処分白紙撤回・機動隊導入自己批判等を決議

 

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民学同文書 No.8 民主主義学生同盟北海道大学支部結成宣言

民学同文書 No.8

<民主主義学生同盟北海道大学支部結成宣言>
「民主主義の旗」第40・41合併号 1967年5月7日

北大における先進的学友が結集することによって、ここに「民主主義学生同盟」北大支部が結成された。
世界史の変革期にあたって、いまやベトナム戦は世界構造の矛盾を集約的に露呈している。復活した日本帝国主義は、ベトナム侵略戦争に加担し、巧みに海外膨張政策を押し進めている。佐藤内閣の国内反動諸政策は、諸物価の高騰、産学協同大学の自治敬壊等々として、我々学生の前にさしせまった問題をなげかけている。
このような激動する内外情勢のなかにあって、我が北大における民青、トロッキスト派は、あいもかわらぬセクト抗争によって学生運動を分断し、ベトナム反戦闘争、新寮闘争に有効な運動を展開できずにいる。これら既存の諸派は、層としての学生運動を否定し、「自治会民主主義の原則」「批判の自由と行動の統一」を破壊することによって、学友のなかに脈打っている平和と民主主義、学生戦線統一の要求を、押し殺す結果を生みだしている。
我々は、このような北大の状況のなかにあって、科学と民主主義の理論を貫徹する「民学同」北大支部結成の意義は大きいと確信する。我々は、平和と平和共存、反独占民主主義の正しい路線を堅持し、北海道において果敢な闘争を展開するであろう。
全国の同盟員、学友諸君!三つの「全学連」を止揚し、単一全学連第三期創成期めざして共に奮闘しょう!
一九六七年二月
民主主義学生同盟北海道大学支部

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民学同文書 No.7 民主主義学生同盟島根大学支部結成宣言

民学同文書 No.7

<民主主義学生同盟島根大学支部結成宣言>(要旨)
「民主主義の旗」第40・41合併号 1967年5月7日

アメリカのべトナム侵略はますます激化の一途をたどり、国際情勢は帝国主義間の不均等発展と相まって多元的流動化の現象をきたしている。更には、国内においても日本独占資本の帝国主義的再編に伴い小選挙区制、紀元節復活、大学設置基準、国立大学授業料値上げ菜など政治・経済・文化等の全線的反動化が進んでいる。
当島大に於ても、完全就職、新寮問題、農学部本館等問題が山積している。今こそ平和と民主主義、よりよき学園生活の闘いが必要とされ、それを深化、発展させる闘いが要請されている。だが、かかる反動攻勢を粉砕すべき闘いの現状は、必らずしも楽観を許すものではない。
島大学生運動を指導している一部民青諸君には「あらゆる要求主義」の大衆追随主義とそれらの小プル的民族主義への接木ーそこからでる右翼日和見主義という理論的誤りがある。
かかる状況下で、一部民青諸君の誤りを克服し、民主的学友を組織して戦闘的に闘う新しい政治同盟の出現こそ島大学生運動の発展を保証するものである。
時期は到来した。三年前大阪においてともされた一点の火花が、今や全国の学園に燈原の火の如く燃えひろがりつつある民主主義学生同盟-いま、まさにわれわれは、輝ける「統一と民主主義」の担い手、民学同島大支部として、当島大の地に登場する。(中略)
すべての民主的・先進的学友諸君!平和と平和共存、反帝・反独占民主主義とよりよき学園生活の偉大な実現のために、学生戦線の真の統一のために、民学同の旗の下に結集し、共に闘おう!
とりわけ民青同盟員の諸君!諸君とわれわれとは、確かに理論的不一致点をもってはいるが、決して敵対的矛盾の中にあるのではない。一致した課題に基づく行動の統一の中で理論的不一致を克服し、共に闘うこと、その中でわが同盟に結集するよう呼びかける。
すべての民主主義的学友は民学同に結集しよう!
一九六七月一月一〇日
民主主義学生同盟島根大学支部

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民主主義の旗 第40・41号 1967年5月71日

民主主義の旗 第40・41号 1967年5月7日  PDF版
民主主義学生同盟全国委員会発行 

【主な記事】
☆【主張】 北爆の危険な拡大を粉砕し、エンタープライズ寄港を阻止しよう
全国的ベトナム反戦闘争の先頭にたち春季自治会選挙に勝利しよう!
 (大阪学芸大学・大阪市立大学・大阪大学・明治大学・岡山大学・東京理科大学)
☆島根大学支部結成宣言 ☆北海道大学支部結成宣言

【主張】 北爆の危険な拡大を粉砕し、エンタープライズ寄港を阻止しよう

(1)全国の学友諸君!二年有余にわたって強行されてきた米軍による狂暴なべトナム全土への爆撃、侵略は、いま再び段階的拡大の危険な一段登りつめた。三月グアム島で行なわれた米・南ベトナム戦争会議が決定した侵略戦争の徹底的遂行の方針は、北爆の強化・第七檻隊による北への官報射撃等として表われ四月ニ○、ニ五、ニ六日と連続して行なわれたハイフォン発電所・石油施設への爆撃、四月二十四・二十五日初めて行なわれた北ベトナムのミグ基地への連続爆撃等の中で重大な段階を迎えつつある。軍事、民間施設を区別しない無差別爆撃と焦土作戦はますます強化されている.解放民放戦線を中心とする頑強な反撃の中で米軍の死傷者は急増し(平均一週間二百人といわれる)そのために米軍の増派も急がれており、今年中に五十万を突放することは確実視されている。
 かかる北爆エスカレーションの拡大の中で次の段階は、ハノイ・ハイフォンの無差別爆撃、ハイフォン港封鎖以外にはなく、米政府はその計画を進めつつあることを、ニ十七日のワシントン・ポスト紙は報じている。
(2)かかる米帝の北爆の質的強化は、長期的、戦略的視点から見れば、彼らが陥入っている国際的孤立とベトナムにおける軍事的膠着から脱出しようとする〝あがき”でしかない。
 既に前号で述べた如く、国際政治舞台での米帝の孤立、米国経済の悪化の状況、明年に控えた米大統領選挙等の政治・経済的要因は、短期決戦を米軍にとって不可欠のものとしていた。だが、米軍の短期決戦型戦略は、南ベトナム解放民放戦線の頑強な抵抗と反撃によって成功せず、昨年12月までに近代的ゲリラ戦型の編成を完了していた解放民族戦線の長期持久戦戦略に不可避的にひきずりこまれていた。米軍戦死者の急増、米軍機の損害の増加(22日米軍司令部発表、飛行機千三百九十一機、ヘリコプター八〇八機)はその一端を語っている。四月四日の解放民族戦線によるクアンチ省都の一時占領は、米・南ベトナム政府にショックを与え、十五日には非常手段として非武装地帯南側に防御要さい線の建設を開始し、政府軍側は、「クアンチ市と、最悪の場合にはユニ市の放棄まで考えている」といわれている(16日、サンケイ)

(3)かかる軍事的な膠着状況を脱出し、戦況の主導権を奪回して短期決戦型戦略を遂行すべく打ち出されてきたのが、現在の北爆の新たなる拡大であり、日・英・加・豪などの支持と侵略戦争への積極的加担を取り付けつつ、米国内世論の統制によって、国際舞台での孤立を回避し、また銃後を固めようとしている。ウェストモーランド現地派遣軍司令官の一時帰国と国内遊説は、国内世論工作の強力な手段であった。
 だが、四・十五〝春の大動員”をかちとったアメリカ反戦運動は、かかる反共攻勢を許さないであろう。本質的には米支配層内の一分派である、いわゆるハト派でさえ、ウェストモーランドの〝反戦連動は非愛国的だ”というマッカーシー旋風を思わせる発言に対しては轟々たる反対の声を上げた。ハト派の代表といわれるフルブライト上院外交委員長は「ウエストモーランド司会官の帰国によって大規模な米軍増派運動の開始が告げられたと解すべきである。またこれによってジョンソン政権はいまやベトナムの完全勝利をめざしで交渉解決の意図を捨てたことがはっきりした。第三次大戦に向かう以外の何ものでもない」と非難した。
、ジョンソンの強硬戦略に対しては、米国人民の間からも反対の声が高まり、アメリカ反戦運動はいま質的な転換、発展期に入っている。第一に、それは黒人の公民権獲得の闘いと合流しつつある。第二に、非組織的、自然発生的なものから、次第に組織的なものへと高まりつつあり、学生、一部知識人の枠をはっきりと越えはじめている。四月十五日のニューヨーク、サンフランシスコを中心とする〝全米春の大動員”の運動は、はっきりとそれを示している。
(4)米軍の侵略戦争のかかる推進の中で、佐藤政府は依然としてその戦争加担政策をかえていない。LST乗組提供の黙認、武器・弾薬の輸出(自衛用兵器の輸出は可能だという政府統一見解をみよ)等を含め、軍隊の直接派遣以外のいっさいの可能な加担を遂行している。
 米原子力航空母艦エンタープライズ号の日本寄港の策動は、それらの一環として追求されている。四月三〇日の毎日新聞の報道によれば、三ケ月単位の補給の必要と戦局のエスカレーションによって、その寄港が七月もしくは八月に行なわれるだろうことは確実視されており、五月下旬にはアメリカ側から日本政府に通告があるだろうといわれている。
 既に前号で述べた如く、エンタープライズ号の日本寄港を阻止する闘いは、米帝のべトナム侵略への重大な打撃となるに留まらず、同時に、佐藤政府の日本核武装路線に対決する闘いとしても重大な意味をもつものであり、かかる意味でこの先頭にたつことは、ベトナム反戦闘争と日本核武装阻止の闘いの先頭にたつことを意味している。
 われわれは、五、六月の全国的反対運動の展開をもって先制攻撃をかけ、その日本寄港を断乎阻止しなければならない。
(5)別稿で明きらかにした如く、米反戦運動は四・一五に続く〝春の動員”第二波として、五月十七日にホワイト・ハウス前大集会を行なうと伝えられている。
 わが同盟は、この米反戦運動に呼応して、全国的ベトナム反戦闘争を国際統一行動の一環として闘うことを決定し、各政党、平和団体、学生組織に〝呼びかけ”と〝申し入れ”を発した。同時に、全学平連関西ブロックも、アピールを発表している。
この五月十七日の北爆即時中止要求国際統一行動を大きく昂揚させ、五、六月闘争の烽火とすることは、エンタープライズ日本寄港阻止の先制的闘いとしても決定的意義をもっている。
 全国のすべての平和組織、学生自治会は、5・17闘争に総決起しよう!そしてそのためのの準備をただちに開始しよう!

 
全国的ベトナム反戦闘争の先頭にたち
春季自治会選挙に勝利しよう!
 
民青の自治会分裂策動を粉砕し自治会の完全民主化を
          –大阪学大池田分校–
<阪学大支部発>昨秋の阪学大学名変更(学芸から教育)反対闘争は、横国、奈良学に続き、過半数の学友の参加(全学友三〇〇〇名中一五〇〇名出席の学長会見)で闘かわれた。
 ところが、この大衆的闘いの中にあって池田分校自治会常任委員会(民青系)は、運動の高揚を恐れ、闘争体制整備をめざした、広範な学友の学生大会開催要求署名を三度までも握りつぶした。
  彼らのこのような暴挙は彼らを自らのクラスでリコールに追い込み、委員長さえもリコールされる事態の申で、12月10日過半数の自治委員の支持で新たな常任体制が発足した。
 しかし、民青の徹底したセクト主義、分裂主義はこの規約にのっとった正式のリコールを認めず、自治会費を横領したまま、学友の意志を無視して居座りをきめ込み、自治会室の共同使用という奇妙な事態が続いている。
 民学同同盟員が中心となっている新常任委員会は昨年暮、大阪府学連第29回大会を機に民青系第二府学連を脱退して三年半ぶりに大阪府学連に復帰、また三月の全国ゼミナールには代表三名を送り、学名変更反対闘争の報告を全国の学友に行う等、池分自治会の唯一の代表としての活動を開始してきた。
 特に全ゼミ教員養成制度分科会では、東北大、岩手大の学友と「諸要求路線批判」「教官との共闘の把え方」等多くの点で意見が一致し、討論内容をリードし、ただ一人参加した旧常任委員を戸惑わせた。
 新入生を迎えた四月も、彼らは常任を名のり続けているが、現在の彼らは四年前、池分自治会(一九六四年七月に、彼ら民青は、執行委貝候補が学生大会で否認されたにもかかわらず、承認されたとして池分自治会を占拠し、それ以後も私物化をつづけてきた)をのっとって以来、最低の力量になっている。
 民青内の良心的部分とセクト的部分の分岐がかつてなく大きく、お家芸の官僚的組織動員を生かしきれておらず、数名の自治会活動家によって分裂運動に狂奔するのみで何ら運動をする気配がない。
 新入生歓迎の講演、映画、学科別討論等を提起しはするが、新入生を三○名以上結集したことがない。
 こうした状況の中で「全学連」特に第二府学連はかってなく色をなくし、新入生にとってはジョーンバエズ、星野安三郎氏を迎えて平和集会、新入生歓迎会を行なった大阪府学連こそ真の府学連だという認識が強まっている。
 新常任員会は、4月22日府学連新入生歓迎会を情宣する中で、パンフ「自治会の案内」を使って、自治会ガイダンスを行なった。これらの活動の中で、4月22日の大阪府学連新入生歓迎会には約七〇名の一回生を結集した。
 当面の学内課題は、新設食堂の生協化であるが、その中で自治委員選出をとのように行うかが最大の問題の問題である。民青系の居座り策動の結果、ニつの自治会常任委員会という変則的事態となっているが、これを克服するために統一自治委員選挙を民青系にも承認させねばなそない。
 一方、第二府学連委員長を出している平野分校では、今年始めて自治委員選挙準備を組織的に行ない、十六名中四名を確保、来年への展望をつないだ。
 また天王寺分校では、学名闘争をサボタージュし大衆的基盤を失墜した民青を相手に、我が民学同が社青同に代わって、多数派内多教派として、準備を進め、ダブルスコアを目標に頑張っている。
 五月十日までには大勢は判明する。
 これらの選挙戦に勝利し、池田分校自治会から完全に民青派を追放して中執体制を奪回することが必要である。
 とりわけ、民青系第二府学連が停滞と力量低下を強めている現在、その拠点たる平野・池田両分校自治会を府学連に復帰させることの意義は大きい。
 前に書いたように、池田分校自治会は、民青派執行部がリコールされて、われわれが新常任委員会を学友の支持をうけて組織した昨年12月に、大阪府学連に復帰した。しかし民青派はそれ以後も学友・自治委員の抗議を無視して居座り、第二府学連に加盟していると称している。従って、民青の分裂自治会の策動を排し完全民主化をかちとることは決定的に重要である。
 同盟員を中心として、いま三分校の民主的学友は勝利の展望を切り開きつつ頑張っている。

 
中執選挙の完勝をめざして
  --多数派三年目の統一会議–
<阪市大支部発>
大阪市立大学では五月下旬に第六回自治会中執選挙が闘われれようとしている。過去二年間、自治会多数派として、市大自治会の“統一と革新″を担ってきた統一会議は、今選挙でも早くも勝利の確信にあふれている。
 民主主義学生同盟を中核とした統一会議は、昨年一年間の自治会指導で幾多の貴重な成果を納めた。10・21日ベトナム反戦闘争において、全国に先がけストライキ闘争を準備し、四百名の菓会、デモを成功させ、教養の圧倒的クラスで大きな信頼を勝ち取った。更に、昨秋の入学金値上反対闘争では、大学当局の値上決定を白紙徹回させ、遂に値上を阻止した。この他にも自治会の多様な活動分野で、文化サークル連合の結成、ニ度にわたるサークルリーダーズキャンプの開催等を行ない、市大文化サークル運動の発展に貢献した。
 今選挙でのわれわれの目標、獲得物は、第一に、トロツキスト諸派の急速な凋落の申で、民青との全面的対決が選挙の帰すうを制しており、したがって、民青=全学連支持会議の一貫した、ボイコット、分裂の政策にとどめをさし、市大自治の統一と革新の道を引き続き守りうち固めること、第二に、激化する内外情勢のなかで、ベトナム反戦、授業料値上げ、学生生活の擁護、改善などの諸課題を定着させ、こんご一年間に担われる諸課題と、闘いの方向を意志統一することである。ことしに入り、新入生歓迎会の圧倒的な成功、一回生クラスの建設を中心とした例年にない自治会活動の体制の整備、拡大という有利な条件を背景にもっている。ベトナム反戦を中心としたこの間の闘いは、「五・一三ベトナム反戦、エンプラ寄港阻止全学討論集会」に向け、各クラスでのベトナム討論、研究会の組織化が進んでおり、数百名の学生、大学人により、反戦の決意を固め、来るべき五・一七闘争、エンプラ寄港阻止闘争の準備を着々と押し進めている。
 これらの闘いの中で自治会の統一機能を強化しつつ、広範な学友の支持の中で民青系の全学連支持会議を粉砕することが、中執選挙にむけての統一会議の基本戦術である。
 中執選挙は、全学区十名(五名不完全連記)七つの学部区各一計七名(単記無記名)の計十七を巡って闘われる。
 昨年の選挙においては、わが同盟を中核とする統一会議は、全区五名全員の高位当選、文・経医・理工学部区における勝利にって過半数九名を獲得した。民青は、全学区二名、商・家政学部二名、計五名を当選させた。
 トロツキスト諸派の急速な分解、凋落.の中で今選挙が民青派との全面対決の場となることは明白である。さる六日新入生活動家を迎えて新たに結成総会を開いた統一会議は、全学区候補五名の全員高位当選はむろんのこと、昨年民青に惜敗した家政学部区でも今年は勝利し、十名以上の当選をかちとることを強く確認した。
 現在、支部同盟員および統一会議のメンバーは、第六回中執選挙のもつ意義を強く自覚し、全員一丸となって必勝を期して闘っている。
 
<阪大支部発>
 安保闘争以後一貫して統一を堅持してきた大阪府学連、そしてその中で中核部隊として闘ってきた大阪大学の各自治会は春期の選挙を控えとくに、民青系「全学連」の諸君の大衆運動次元における分裂行動の対置という分裂主義、セクト主義を粉砕し自治会の統一機能を守り、当面の一致する課題での大衆闘争をさらに一層強固なものにする中で選挙闘争を闘い抜く態勢を固めている。今選挙はベトナム反戦エンタープライズ寄港阻止の闘争、授業料値上げ反対、奨学金拡充要求を中心とした学生生活擁護の運動を如何に統一的に進めるかが最大の課題であろう。
<教養部自治会>大衆運動の拠点として活動してきた教養部自治会は「大学の自治・学生生活擁護・教育改善のための全阪大五月ゼミナール」 (別項)と五月中旬から六月上旬にかけてのベトナム反戦・エンタープライズ寄港阻止闘争の二つの課題をかかえ現在運動方針の具体化を進めている。授業料値上げ反対、奨学金拡充要求国会請願署名の大衆的取り組みは、学友の支持を揺るぎないものとしている。また一方一・一九ジョーン・バエズを迎えての全大阪平和集会の成功、4・22府学連新入生歓迎祭における平和の課題の確認、4・28沖縄返還海上大会への代表団派遣などの平和のための諸活動は学友の連動への積極的参加を生み出している。5月下旬から6月上旬の選挙を通じ全国の学友に圧倒的勝利とべトナム反戦学生生活擁護の闘争の巨大な前進を報告できるだろう。
<文学部自治会>
 文自治会の奪遠へ向けて
 昨年トロッキストに奪われたヘゲモニーを取り戻すべく、学生生活擁護の運動を放棄した執行委員長をつき上げわれわれの方針を貫徹させた。新入生歓迎祭も取り組まず、街頭においては極左的方針行動(4・28)をとる彼らに非難の声が集中し、われわれへの支持は既に彼らを圧倒している。われわれは再度文自治会を大衆闘争の部隊として登場させるであろう。
<医学部自治会>
 インターン制完廃、仮免案国会上程阻止を大衆的運動でかちとろう。学生ホール、サークル室を保障するため本部に記念館を学生に開放させよう。五月ゼミを通じ、大衆的運動の中で自治会選挙の勝利を!
<法学部自治会>
 五月ゼミ(別項)の取り組みの中で学部教育改善のための調査活動、具体的方針作成を急いでいる。圧倒的勝利確実。選挙は五月下旬の予定。
<工学部自治会>
 学部活動の典型を作り上げている工学部自治会は現在「五月ゼミ」の中で、とりわけエ学部の吹田移転に伴う食堂の生協化、新寮建設を要求して闘っている。執行委員会への信頼は全く確固としたものとなりつつある。選挙は五月中旬の予定。
 その他各学部の選挙予定と結果は迫って報告します。
 我々阪大支部は春期選挙を通じて同盟の大衆的権威の確立と隊列の強化のために全力を挙げて闘う決意である。
 
トロッキストを追いつめる明大支部
   –文・政経自治会民主化へ前進–
 <明治大学支部発>明大学費値上げ反対闘争を社学同の恥すべき裏切りを弾劾しつつ先進的に闘っている同盟明大支部に、現在明大学友の広範な支持と期待が寄せられている。
 闘いの中で成長、拡大しつつあるわが明大支部は、春の自治会選挙での勝利を期して闘っている。
 とりわけ文学部と政経学部での選挙に現在展望を切り開きつつある。
 文学部では、社学同ML派が善隣会館事件を契機に急速に「毛沢東思想」への傾斜を強めつつあり、ハネ上った盲動の中で右往左往しているため、自治委員、活動家の支持を失いつつある。このため、わが同盟の先進的闘いへの支持が強まり、最悪の場合でも三分の一の自治委員を結集しうる見通しである。
 政経学部では社学同が形式上指導部を形成しているが、学費闘争での社学同の裏切りのために自治委員、一般学友の支持を失いつつある。政経学部には民青はほとんど存在しないため、わが同盟と社学同との全面対決になるだろう。
 明大が、いわゆる三派「全学連」の最大の拠点であるという事情は、必らずトロツキスト系の必死のまき返しをさせるだろう。その意味からしても、トロツキストの拠点を抜くことば、政治的重要性をもっている。
 われわれは、同盟の首都に於る中核としての重責を自覚し、文、政経学部両自治会の選挙での勝利(それは、明るい展望をもっている)を必ずやかちとり、明大に強固な拠点自治会を作りあげるだろう。

 
自治連中執選挙の準備進む
       –岡大統一会議–
 <岡山大学支部発>中国地方学生運動の拠点であるとともに、民学同における中国地方拠点支部としての重責を担っているわれわれ岡大支部では、文・教育・法・医・農・理学部等の各学部自治会選挙と自治会連合中執(22名)選挙にむけて、支部の体制を強化している。
 4・20岡大統一会議の集会、4・27、4・28、5・1メーデーの闘い等を指導する中で一回生からの支持も定着しつつある。
 学部自治会選挙は、現在すでに代議員選挙が進行中である。
 文・教育・農・工学部では引き続いて勝利し得る見通しが開けている。
 これまで社学同が多数派であった医学部でも、社学同の分解の中で統一会議への指導権の移行はほば確実である。医学連のインターン制に対する闘いの重要性を考えるとき、医学部自治会選挙での勝利は決定的に重要である。
 法科自治会の多数派であったマル学同中核派も、現在ではそれを維持し得る力量を有していない。したがって法科自治会では、民青派と統一会議の対決となるであろう。
 これら学部自治会選挙は、六月初旬に行なわれる予定の自治会連合中執選挙に集約される。この間の闘いに於る社学同、マル学同中核派の分解傾向と無対応、民青派の無方針とわれわれの方針への完全な追随の状況は、中執選挙における統一会議の勝利の展望を明るいものとしている。
 過去三ケ年間、同盟岡大支部結成以来、一貫して岡大学生運動を指導してきたわれわれは、五、六月選挙戦においてより一層の前進を果し、全国学友の期待に応えるであろう。
 同盟が中心となっている統一会議は、この選挙を岡大学生連動の飛躍の契機にしようとはりきっている。
 
 束京理科大委員長選挙
   革新会議の取り組み進む

<東京理科大学支部発>われわれは昨春の理科大自治会委員長選挙では残念ながら民青派を粉砕することはできなかった。だが、民青派がそれ以後も情勢に敏速に対応しえず、自治会の統一機能を強化しえていない中でわれわれは着実に組織を強化し前進を続けてきた。
 今春の選挙では、再び、山田谷君を委員長予定候補にたてて、革新会議で勝利にむけて闘うことを決定している。
 サークルを中心とする広範な学友の支持を基盤として勝利の展望は切り開かれつつあり、革新会議に結集する学友は確信をもって闘っている。

カテゴリー: 民学同 | 民主主義の旗 第40・41号 1967年5月71日 はコメントを受け付けていません