【追悼】森先生の著作一覧

【追悼】森先生の著作一覧

史的唯物論の根本問題

「史的唯物論の根本問題」

戦後日本マルクス主義の思想的混乱を総括し思想闘争の対象、原則、組織をはじめて体系的に提起した先駆的労作。前編では戦後唯物論の反省、戦後の反動思想および修正主義の諸形態の分析が、後編では『資本論』の近代主義的解釈とカール・レヴィットの 「原始マルクス主義」 への批判がなされている。また唯物論と観念論に関する簡潔で体系的な解説が補遺として収められている。
一九五八年、青木書店刊。七一年再版。

 

 

 

マルクス主義と自由 1962年12月初版

「マルクス主義と自由」

現代思想の中心問題ー 人間と自由(主体性)の問題→ーをマルクス主義の見地から積極的に展開。序篇では反動、官僚主義、解党主義との区別において民主主義を論じ、前編では自由と必然、理論と実践、科学性と党派性の統一的把握を基礎にマルクス主義人間観を展開、後篇では日本型トロツキズムの哲学的基礎 主体的唯物論を批判。

一九六二年、学術出版社刊。

 

 

 

「マルクス主義と自由」付録
「批評に応えるC ベイビイ・マルクシズムへの訓戒」
 「前衛6月号 高田求「修正主義を叫ぶ修正主義の哲学 森信成批判」への回答」
  (1963年7月 70円)

後に、『毛沢東「矛盾論」「実践論」批判』に収録される

 

 

 

マルクス主義と自由 1968年増補版

六八年、合同出版より「マルクス主義と自由」増補版
一三〇〇円。

 

 

 

 

 

 

 

毛沢東批判

毛沢東「実践論」・「矛盾論」批判

中ソ論争となって現れたマルクス主義の国際的規模における対立をマルクス主義の実践観と民主主義観を中心に、哲学の領域で総括。前篇「理論と実践」では毛沢東『矛盾論』 『実践論』の経験主義的実践主義およびそのエピゴーネン達(周揚、松村等) への批判 を、後篇「マルクス主義と民主主義」では国家と民主主義の概念の展開を行っている。また資料として日本唯研の「創刊のことば」をめぐる論争が掲載されている。

一九六五年、刀江書院刊。
六〇〇円。

 

「唯物論研究」 各号

「日本唯物論研究会の機関誌。1960年4月に創刊され、
23号まで発行された。森先生は、大阪唯研の代表として、この「唯物論研究」誌に、毎号のように論文を掲載され、主体的唯物論・毛沢東理論などに対して痛烈な論陣を張られた。右の19号には「疎外と民主主義の概念」が納められている。

 

 

 

 

「知識と労働」創刊号1970年12月

「知識と労働」創刊号 1970年12月
大阪唯物論研究会 編

創刊のことば
哲学の根本問題 森信成

(「哲学の根本問題」は、1974年出版の「現代唯物論の基本課題」に再録されている)

 

 

 

 

 

「知識と労働」第2号

「知識と労働」第2号 1971年5月

 

「知識と労働」 第2号 1971年5月

哲学特集
日共代々木派哲学批判   森信成
哲学の根本問題 (承前) 森信成
情報化社会理論 (山本春義さん)

(「日共代々木派哲学批判」は、1974年出版の「現代唯物論の基本課題」に再録されている。)

 

1972年
5月 『唯物論哲学入門』(新泉社刊)

亡くなる1ヵ月前、大阪労働講座での4回の哲学講義を基に編集された。唯物論哲学の入門書として、現在も「改訂新版」が発行され続けている。

 

 

 

 

 

1973年
12月 『現代唯物論の基本課題』(新泉社刊)

第1篇 哲学の根本問題
第2篇 日共代々木派の哲学とルカーチ、コージングの哲学
第3篇 毛沢東哲学批判

 

 

 

 

1979年
4月 新装版『現代唯物論の基本課題』(新泉社刊)。
9月 『史的唯物論の根本問題ー戦後日本の思想対立』復刊(新泉社刊)。

1994年
9月 新装版『唯物論哲学入門』(新泉社刊)。

2004年

改訂新版・唯物論哲学入門(2004)

2月 改訂新版 『唯物論哲学入門』(新泉社刊)。

解説 山本春義さん

【書評】 改訂新版 唯物論哲学入門

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二つの学生運動の書物について (「知識と労働」第2号)

二つの学生運動の書物について (1971年5月)

「知識と労働」第2号

「知識と労働」第2号 1971年5月

現代政治研究会編『70年代と階級闘争』『大学の民主的変革のために』批判
                (生駒 敬)

 「現代政治研究会」の名の下に最近出板されている表題の二つの書物は、学生運動の中で一定の影響力をもち、とくに「学生共闘」に属する学生たちにつよい政治的思想的影響を与えているように思われる。 同時にこの書物は、そこに参加しているまじめで積極的な学生活動家たちを、 彼らの戦闘性とその主観的善意にもかかわらず、 一連のはね上った行動や大衆的学生運動の分製行動へとみちびくかそれを含んでいるようにも思われるので、学生運動の統一、大衆性の回復をねがう見地から一、この二つの本に含まれている誤まった思想と政策について若千の検討をしていきたい。

 この二つの単行本に表明されている立場をひとことで評するとすれば、それは”左翼小児病”というほかない。 われわれは、以下にこの二つの単行本に表明されている重大な弱点について指摘することとするが、それは、これらの本が運動の前進に有害な影響をあたえないようにと願ってのことにほかならない。
 著者らの主張は実に多くの矛盾に満ちている。 しぱしば多くの原則的な正しい立場の表明とならんで、それとは無関係に理論的にきわめてあいまいな見解が展開されている。 そして重要なことは、実践の場ではこのあとの面の影響がもっともつよくあらわれているのである。 まず『七〇年代と階級聞争』から、その中心的な主張ともいうべき「攻撃的聞争」の理論と、ついで両書の述べる実践的結論について問題にしてみよう。

『七〇年代と階級闘争』

 著者らがもっとも強調しているのは、 「一部の旧構造改革派のトロッキー主義へのとめどなき屈服」を念頭においた「構造改革派の戦闘的再生」ということのようである(271P)。
 そして、「60年代当初の”構改派”の水準を乗りこえる」”戦闘的再生”のかなめが、「攻撃的闘争」の理論だという。 すなわち、この「攻撃的闘争」とは、「力関係の上向的転換″=下層の危機”」によって「支配の外被(″同意の機構” )を取り払い」、ついで「新たな対峙線に向け、より一層熾烈に」「不断の緊張関係を創り出し」、このことによって「″下層の危機″の″上層の危機〃への転化の回路を登りつめること」だと主張している。 (281P)
 この本の第三編「70年代世界と日本の階級闘争の展望」は、70年代闘争勝利の条件を結論づけて、次のように述べている。 それは第1に、「全機構的・重層的闘争を闘い抜くことであり、このことによって力関係の上向的転換から、真の政治的危機に至る展望を登りつめることだ」という。第2に、全機構的・重層的闘いといっても「代々木派とは決定的に異り、絶えざる緊張関係へと導きうる環」に向けていくことであり、第3には、従って「攻撃的闘いを組み上げていくこと」であり、最後に「終局的には”実例の力”によって、多少とも影響をもちうる典型的な聞いを構築して、統一戦線を打ち固める」ことだという。 せんじつめれぱ以上がこの本の結論である。
 このことを理論づけるために著者たちは、″戦闘的再生”の見地からレーニンをも批判の対象とする。 著者らは、客観的条件のないところに革命は起りえないとしたレーニンの見解にたいして、客観的条件を待つのは「危機待望論」であるとする的外れの批判を行ない、今日資本主義の全般的危機の第三段階では危機=革命的危機はつねに成熱しているのだからすべての問題は「下層の危機」を「上層の危機」に発展させる「主体の形成」にあるとする機械的な観念論=はね上り論を対置する。著者らは「政治危機形成についてのレーニンの見解の若干の検討」と題して(278P)、「われわれの革命は″危機待望論”ではない。 そうである以上、全国民的政治危機をわれわれが能動的に形成しうるということ、 この点こそ重要なポイントである」と主張している。 それにつづいて、レーニンの著書『”左翼″小児病』を引用してつぎのようにいう。「レーニンは・・・革命は、全国民的な(被搾取者:=下層、搾取者=上層をまきこむ)危機なしには起りえない、と述べている。 ・・・しかし、あえていうならば、彼は″下層”と”上層”の二つの危機がいかなる相互関係にあるのか(あるいはその逆)について、十分に述べていない。・・・あるいは、レーニンはその相互関係を明らかにしうる条件をもたなかったといえば、より正確であるかも知れない。・・・いずれにせよレーニン的段階にあっては″上層の危機〟が”下層の危機″を引き起こす、 という形で事実上理解されていたことは、ほぼ明白ではないかと思われる」と。
 著者らが「・・・かもしれない」とか「・・・と思われる」などとあいまいな言い方をしているのは、著者らがレーニン批判に自信のなさを表わしているのかもしれないが、いずれにせよ、これが著者らの「レーニンの見解の若干の検討」の内容である。そして彼らはレーニンを乗りこえ、「政府危機一政治危機を能動的につくりだしていく攻撃的闘争」なるものを極力強調するのである。
 ところでレーニン自身は、著者らが引用している当の『”左翼″小児病』のなかで、このような見解、 ーコミンテルン第二回大会に反映され、ひきつづき第三回大会でもあらわれ、ドイツ革命運動では決定的に有害な役割を果たした、このような見解ー「攻勢的闘争の理論」と闘ったのではないのか。現代政治研究会のこのような「攻撃的闘争」の理論は、別に新説ではない。 かなり古いことだが、第一次大戦後のドイツ共産主義連動のなかでもそれと瓜二つの主張がなされたことがある。
 1921年にドイツ統一共産党中央委員会は、ドイツ社会民主党、ドイツ共産主義労働者党、その他すべての労働組合団体にあてて、 「資本の攻勢に反対して共同闘争を行なおう」という「公開状」を発したとき、同党内の「左派」がまったく同様の「攻勢的闘争の理論」をもって中央委員会に対立していたからである。 この「左派」は、コミンテルン第三回大会で、右の「公開状」のなかにある「多数者」、「大衆」という言集を削除する提案を行ない、「革命的攻勢の線を堅持してゆく」こと、「攻勢的行動は、たとえそれが敗北に終ろうとも、未来の勝利の前提条件であり、革命党が大衆を獲得するための唯一の可能な手段である」と主張し、「ダイナミックな傾向」とか「受動性から能動性への移行」こそが重要である、などと揚言していた。
 レー ニンはこれにたいし、ドイツ共産党中央委員会の「公開状」は、 労働者階級の多数者を引き寄せる実践的措置の最初の行為として模範的なものであると高く評価し、 同時に同党内左派の「攻勢的闘争の理論」にたいしては、攻勢一般の問題が論争を呼びおこすことはありえないし、これについてくどく言ってていることは恥であり、、恥さらしである、「ダイナミックな傾向 」とか「受動性から能動性への移行」とかいうことは、みな空文句であって、かってエス・ エル左派がわれわれにたいしてもちいた文句であった、と厳しく批判を加えた。コミンテルン第三回大会は、「左派 」のセク ト主義的な見解、「攻勢的闘争の理論 」を断固としてしりぞけ、大衆獲得のための闘争、労働者階級の統一をめざす闘争、労働者階級の統一を作りあげ、統一戦線戦術を実際に適用する課題を決議したのであった。(レーニン全集第32巻、「コミンテルン第三回大会 」参照)
 歴史的な右の一事を知るだけでも「現代政治研究会」の「攻撃的闘争」論が、古い”左翼”小児病の新版にすぎないことがすぐ理解されよう。 だがこのような見解が今日また事新しく、大まじめに主張されているのはそれなりの理由がある。 彼らが強調しているように、わが国の左翼諸派の「トロツキー主義へのとめどなき屈服. 」は、多くの有能な人々をもまきこみ、相呼応して右翼的見解をも助長させてきたからである。 しかし、一体、こんな″攻撃的闘争″の理論による〃戦闘的再生〟によって「トロッキー主義へのとめどなき屈服」が克服できるであろうか。 冷静に考えてみるならぱ、逆に自らが「とめどなき屈服 」への道を歩みはじめていることになるのではなかろうか。
 さて、このような「攻撃的闘争 」の理論は、その実践が行なわれる具体的情勢、客観的諸条件よりも、主観的な願望や決意のみを先行させることになるのは必然である。 「自らの闘いの弱さを痛苦の思いをもって受けとめながら、 この重責をはたすために全力をあげねばならない. 」と彼らはいう。 しかし、いくら能動的闘争、攻撃的闘争を展開しようとしても、彼らの決意、願望、あせりに反して、現実はいかんともしがたい。 そのことは著者ら自身も認めざるをえない。 そこで彼らが次に提起してくるのは「主体の構築」ー意識分子の結集ーだということになる。
 著者らはいう。 -「輝ける七〇年代闘争」の任務は、「まず第1に主体を構築すること」である。「まず第一に組織的中核の建設」である。 学生運動の場合は、「まず第一に闘争委員会の結成」である。 労働運動の場合は、「まず第一に、労働組合の機関を恒常的に包囲していく職場行動委員会の結成」である。
 かれらは、一片のやましさからか、これら闘争委員会や職場行動委員会は″戦闘的”な活動家の組織ではあるが、「機関からの分離を自己目的化した少数派運動ではない」とか「何度もいうがこれは党派的組織」、セクト的組織ではない、などとくどいほど長い弁解をしている。 セクト的組織におちいるまいとする努力それ自体は大いに評価してよかろう。 しかし結論は、どのように弁解がつけられていようともやはり″わが派〟 の″主体の構築”に落着するほかないということを、 「現代政治研究会」の人びとはまじめに考えてみたのだろうか。

『大学の民主的変革のために』

 著者らのいう″主体の構築″とはいったい何かを、もう一つの単行本「大学の民主的変革のために」でみてみよう。 そこでは、新たな「層としての学生運動」の”再生”あるいは、新たな展開を要請して、次のように述へている。
「学生層は次の三つに大別される。 第一は積極的部分、第二は中間的部分、第三は政治的無関心派である。」「かかる状況のなかで勝利への環は、第一の積極的部分の不安定性を克服し、この層をもって闘いの中核部隊を形成すること、この部分の闘いの具体的展開によって、第二の中間派の右派としての自己形成をくいとめ、この闘いへの合流を勝ち取ることこそ『闘争勝利の決定的条件」である」と。 (「大学の民主的変革のために』135P)
 このような学生層の把握は、学生層を、その客観的な地位ー社会経済的なまた階級的な位置づけから問題にするのではなく、もっぱら学生層をその意識においてとらえ、意識程度を物さしにして学生層を単純に区別・分断して、何か一大発見でもしたかのように考えていることを特徴とする。このような取扱いは運動のきわめて技術主義的、図式主義的な取扱いであり、全体として反独占的階層たるべき今日の学生層を統一に向わせるのではなく、それを無限に分裂させる契機を含んでいるといわねばならない。 著者らが「闘争勝利のスローガンが意味する第一のものは、かかる長期にわたる熾烈な闘いを闘いうる強固な中核部分の構築」であると断言し(140P)、「闘う主体の形成」が「闘争勝利の決定的条件」だと揚言するとき、 この危険はいよいよ明白なものとなる。 著者らがこのように機械的な方法と勇ましい言葉のかげで一貫して無視し、考えてさえもいない重要な事実は、 全体としての今日の学生層の客観的な地位の変化、その生活の実情、広汎な学生層の現在の意識と気分などであり、まじめな運動論者であるかぎり、これらのことをまず第一に考慮に入れねぱならぬことはいうまでもないのだが、著者らはそれらをすべて無視して″左翼的”中核の結集だけを呼号しているのである。 これはまぎれもない「極左小児病」 のあらわれでなくて何であろう。
 著者らの「主体形成」、「自己形成」論は、大学闘争のなかで「教官層の自己変革」を要求する闘い、 それに対応する「学生層の自己形成」を築くことだと主張するまでになり、「サポレないところへ自分をもっていかなけれぱダメで、自己変革ということは、そういうところで、そういうふうにしてやられるものだ」(同163P)などと、あたかも戦後初期の「極左」指導者たちが、農民運動にたいし、「隠田摘発」闘争をおしつけ、権力の前に″丸裸になる″ことが権力と闘う自己変車の道だと説教して大衆運動に大損害をあたえた誤りの再版を口説いているのである。 こうした主体形成論は、自己変革の闘いという全く主観的なものに昇華するのがおちであり、しかもそれは自己をたえず「極限状態」「緊張関係」におくことによって自己変革を達成するというトロツキスト諸派、主体的唯物論者への屈服を準備することにもならざるをえない。 これを示すのが第六章「私たちにとって大学闘争とは何か」であり、そこでは「理論的にどうというより、感覚的に体制は悪いものだ、禄でもないものだし、やっつけなくてはならないんだ」という自己満足的なアナーキズムの見解が、新しい運動論の展開を自負するこの書物で憶面もなく語られているのである。
 『大学の民主的改革のために 』の「私たちにとって大学闘争とは何か」という討論では「私達「「学徒』は虐たげられる『民衆』のために、彼らの解放の道を指し示していく任務を負っているということです」(同159P)という発言もみられる。これはいったい彼らのいう”層としての学生運動の戦闘的再生” とはどんなふうに統一されるのであろうか。 これは、著者らが排撃しているトロツキスト諸派の″学生先駆性論”ープロレタリア・ ヘゲモニーの否定論ーとどこがちがうのか。 労働運動、革命運動の水先案内をかってでる小型前衛党一(小ブルジョアの)の″代行主義”ではないのか。
 学生運動の大衆的基盤は、 独占資本主義=帝国主義段階における学生層の社会的・ 経済的・ 階級的位置づけに基礎を置いた、広汎な学生大衆の利益と要求の共通性、労働者階級への接近と移行の客観的必然性にこそ、その根拠をもっているのである。’ この書物には、このもっとも重要な点の考察が一貫して欠落している。

 「現代政治研究会」の人びとは、本年二月、右の二冊の単行本に引き続いて、『層としての学生運動-その戦闘的再生のために 』というパンフレットを発行した。 そこでは、さすがに前二冊とは違って、攻撃的闘争」とか「下層の危機の上向的転換 」などのうわ言は消え去り、その他表現が多く改められている。 しかしその内容の基本的主張は何ら変ってはいない。
 そこでは、「層としての学生運動」を、一面では全く形式的に全員加盟制自治会の存在としてのみとらえ、他方では「正しい情勢分新の下に正しい方針を大胆に提起していけば、必ず日本の学生は立ち上るであろう」という全学連八中委路線(一九五六年)を「意識的指導の重要性・ 必要性」を指摘したものだと一面化することによって(同パンフ98P)、同じようにこの八中委路線をねじまげたトロツキスト諸派の″学生先駆性論” (転換論)と同じ立場に立っている。 そして「層としての学生運動の戦闘的再生の道」とは「この指導をいかに貫徹していくべきか、という問題にほかならない」と割切り、これはr主体の構築」「主体の形成」によってのみ達成されると断言している。 具体的には「独自かつ系統的に闘争を指導する大衆的闘争委員会が、その独自かつ系統的指導性のゆえに恒常的に組織されねばならない」ことであり、かつそれは「『左』右の日和見主義との不断の熾烈な党派闘争によってそれを防衛し、不断の党派闘争に勝利することによってのみ達せられるということ」だと結論している。 (同パンフ119P)
 ここに「攻撃的聞争」の理論は「主体形成論」 と一体のものとなり、さまざまな諸潮流の活動家集団のなかに、新たな″戦闘的活動家集団”を作ろうということに一切が帰結させられてしまっているのをみる。 ″主体の構築”のためには、他のあらゆる諸派との区別、熾烈な党派闘争ーこれこそが最も重要な課題となり、広汎な学生大衆の現実の要求や希望は視界から消えさってしまう。 これは彼らの論理の必然的な帰結である。 セクト主義が″意識的指導″の名の下に合理化され、″大衆の無理解と無関心”から自己を隔離し防衛する、ごく自然の願望として醸成されてくる。 意見の異なる諸潮流にたいしては、ヘルメット、棍棒、竹ザオ等で″武装”してでもその存在を否定しなければならなくなってしまう。 全国的統一闘争とは″わが派”が全国征覇をしない限り、あるいは他のすべてが″わが派”の指導に従わない限り、存在しえなくなってしまう。 従ってたとえ少数者
の行動であっても″わが派″の統一行動は、″全国統一行動”″全関西統一行動”と名のらざるをえない。 主体形成論のいきつく先は、こうしてすでに明らかである。 それは不可避的にセクト間抗争にあけくれる運動であり、少数活動家の街頭動員主義であり、内ゲバである。 このようなことは、すでに何度となく、われわれが眼前に、それこそ「痛苦をもって」経験してきたことである。
 善意と、 一定の真実とをもって語られている活動家集団の形成や意識的指導の必要性も、このように運動の客観的基盤、現実から離れて語られると、悪しきセクト主義に転化してしまう。 そしてそれは、大衆的運動とは無縁なものとなり、客觀的情勢が最も強く要求している広範で力強い統一戦線をいかに実現していくのかという大衆のなかでの活動、最も重要な任務を忘れさせてしまう。 「現代政治研究会」の人びとに一貫して欠けているものは、このことではなかろうか。
 あらゆる大衆闘争、労働者階級の闘いのなかで行動している勢力、グループ、党、階級階、大衆のすべてを考慮に入れること、けっしてただ一つのグループまたは党派の主観的な願望と見解、決意と覚悟の程度だけをもとにして政策を決めてはならないこと、つねに新しく発展する現実の生きた闢いのなかで、真の大衆討議をつうじて大衆の意志を統一し、このような仕方で大衆の信頼を獲得し、巨大な統一戦線をつくりあげていく闘争に積極的に参加し、そこで指導性を発揮すること、-レーニンが「”左翼”小児病」の中で何度も強調した、このことが今日とくにわれわれにとって痛切な教訓としてうけとられねばならない。(1971.04.01)

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同盟統一会議へ結集せよ!(デモクラート No24  71年1月10日)

同盟統一会議へ結集せよ!(デモクラート No24  71年1月10日)

学生共闘派指導部のセクト主義ゲバルト路線を拒否し、
趣意規約の立場に立ちもどり学生運動統一同盟統一へ

同盟統一会議へ結集せよ!

わが同盟は、これまで一貫して、また本紙23号で民学同「全国委員会」-学生共闘派指導部のセクト主義、ゲバルトに対して批判を加え、セクト主義、ゲバルトをやめ、同盟の趣意規約に立ち戻り日本学生運動統一、同盟統一の道へ復帰することを忠告してきた。しかるに、10.21を前後して憂慮すべき事態が発生している。
市大において、学生共闘派は、私物学生大会防衛の名の下、革マル派の襲撃に対して、ヘルメット・角材・鉄パイプの完全武装で応酬し、逃げる革マル派をBOXに追い詰め、BOXを破壊しつくしテロリンチを加え多数の重軽傷者を与え(10月18日)、国鉄阪和線杉本町駅では周辺の商店から、角材・空瓶を盗み出し、「市街戦」を演じ周辺の商店、駅等に損害を与えた(10月21日)。京都においては、アナキスト集団とゲバ抗争を繰り返し、アナキスト集団から挑発的テロを受けるにいたった(10月23日)
かかる内ゲバは、学友の闘うエネルギーを分散させ、学内反動派を勇気づけ、官憲の直接的弾圧をもたらしているのみならず、周辺住民に迷惑をかけ、市大では部落解放同盟から抗議を受けている。
学生共闘派指導部は、自らのゲバルトを「正当防衛」とウソぶいているが、もってのほかであり、かかる論理こそ、わが同盟が一貫して批判し、その克服のために闘ってきた、民青、トロ諸派の誤り-日本学生運動の悪しき傾向、誤りそのものである。

わが同盟は、第12回全国大会を前に一部全国委員の趣意規約の乱暴な蹂躙と、暴力による全国大会など諸機関の機能破壊・私物化というかつてない事態に陥った。そして一部全国委員による「大会」強行の中で同盟は事実上分裂状態となった。わが同盟はかかる事態を踏まえ、同盟の趣意規約にもとづく統一大会をかちとるため、あくまでもそれを守って、同盟の目的実現に努力し、責任をもって全組織を指導しうる臨時中央指導組織として民主主義学生同盟統一会議を組織した。その時、全国学生へのアピールの中でわが同盟は学生共闘派を批判しし次のように述べた。

「数年来の大学闘争の中で、封鎖-封鎖実力解除の”内ゲバ”に終始したり、「11月決議」と称して、学園における粘り強い闘争を放棄しながら街頭での少人数の小児病的一揆主義の行動に走り、その結果、権力の組織的系統的な攻撃を許した残念な事態に象徴されるように、日本学生運動が、今でも根強く持っている傾向、情勢の主観的判断に基づく学生党的政治主義と大衆の利益を党派の利害に従属させるセクト主義が学生の戦闘的エネルギーを浪費させている。
わが同盟は、その発足以来一貫して、この悪しき傾向と闘ってきたが、数年来、同盟内に発生した傾向は、残念ながら、これと同種の病である。
それは、各大学でいかに学生全体を決起させ、その運動を統一するかより、他党派と対抗して、”わが派の集会”に何名多く動員するかに主要な関心を払うセクト主義、街頭決戦主義であり、学園での浮き上がり、孤立の反映でもある。最近各大学内の統一闘争を経済主義とししているのは、彼らが学内で統一政策を実行し、学生大衆と結合する能力のなさの証拠といえる」

この間の事態は、わが同盟が指摘した学生共闘派指導部のセクト主義の一層の露骨化徹底であり、その必然的帰結としてのゲバルト路線(民青、トロ諸派と同じ陣列)への転落を示すものである。
わが同盟の名を僭称する学生共闘派指導部のかかるセクト主義・ゲバルト路線は、同盟の趣意規約の立場とは無縁であり、光喜ある同盟の名を著しく傷つけるものである。
わが同盟は、ゲバルトを徹底暴露追放し、ゲバルトを行使した部分に対して自己批判を迫っていくと同時に、一切のセクト主義を許さず、クラスぐるみの決起を基礎に、学園毎の統一行動を実現していく。

学生共闘派指導部に結集している民主的、良心的、献身的学友に訴える!学生共闘派指導部を拒否し、わが同盟(統一会議)に結集し、日本学生運動の統一と発展のために、ともに闘わんことを!

民主主義学生同盟
統一会議

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民学同統一会議ニュース No8

民学同統一会議ニュース No8 1970年6月14

インドシナからの米軍撤退・佐藤政府の侵略加担反対
安保破棄・沖縄基地撤去即時返還・日米共同声明粉砕
全国学園ストと連帯し、6.18-23全大阪の大学の結集を!

【主張】6月闘争の課題 警察管理を打破し政治活動の自由を
★6.15-23全学ストで決起 大阪市大
セクト主義で闘い分断 民青と「学生共闘」
★関大法学部 12日間スト突入
★今週、一斉に学生大会 阪大
★18日 1週間ストへ学生大会 学大★民学同全国交歓会 7/11-12 於大阪
★「唯物論」第2号 阪大唯研

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【主張】6月闘争の課題 警察管理を打破し政治活動の自由を

70年6月、アメリカのインドシナへの戦争拡大と安保条約の”改訂なき大改訂”の中で、再び学生運動は、生気をとり戻しつつある。
京大、市大が全学10日間スト、神戸大教養、関大法、東大教養、花園大、京都外大なども次々に、ストへ突入している。
昨年、大学法「成立」以来、大学を警察管理に陥れ「新左翼」諸潮流内の構想”内ゲバ”も伴い、政府は学生運動の弾圧に、表面上「成功」したかのようであり、商業新聞も「沈滞の70年安保」と書き立てていた。
しかし、学生の平和をもとめ、大学改革をすすめるエネルギーは、政府や財界の予想に反し、今なお健在であり、最近の動きは、その戦闘性がいよいよ増してきていることを、物語っている。

<米軍撤退要求し、強めよ国際連帯>
この学生の力をいかに発展させるのか—–
この問いへの正しい回答は現在の情勢と力関係を正しく分析することによってのみ得られる。
6月の学生運動の重要な課題は、米軍のインドシナ侵略をやめさせ、一日も早く米軍撤退をかちとることにある。
ニクソンは、カンボジア作戦が成功していると語りながら、他方では、常に米軍の緊急臨戦体制が必要になるだろうと主張している。
これは、彼が、アジアから手を引く意図がないこととともに、彼の政策がまったく見遠しのないことを示している。ニクソン政府は、議会で内部対立をさらけ出す程、その動揺ぶりは隠せない。
アメリカは、株価の暴落、高インフレ、失業率の増大、成長率の鈍化という”危機”をかかえ、これ以上アジアへ介入を続けることは、大きな困難であろう。
インドシナ人民の勝利の保障は、中ソ関係改善など社会主義世界体制が団結を固め、インドシナ3国人民の民族解放勢力への物質的、政治的、精神的援助を強化すること、全世界の労働者階級、平和と民族解放勢力が社会主義とむすびつき、国際連帯を、共同行動をつよめることにある。
第2には、インドシナ戦争を日本の軍事力強化に利益をもとめる国内の好戦派佐藤政府を孤立させることにある。彼らは、沖縄の基地を今後の海外侵略の拠点として保持しようとしている。
これとの闘いは、インドシナからの米軍撤退をめざす国際的平和運動とむすび国内では、労働者階級を初めとする国民諸階層とむすびついてこそ、有効となる。

<警察管理うち破り、政治活動の自由を>
第3には、”政治的中立”の下に、大学における政治活動を規制し、警察管理をみちびき、政府の侵略加担を黙認・支持する学内反動派と対決し、政治活動の自由、スト権、団交権などを闘いとることが重要である。
かかる闘いの中で、学生運動は、セクト主義と”内ゲバ”を改め、各大学毎にしたから統一をつくり、大学間の共同行動を実現する道を求めるべきである。

<政府との協調説く「終了通告」論 学生の力浪費さす無展望は「決戦」論>
民青の主張は、アジアの脅威となっている日本帝国主義の独自の意図を見ず、その民族主義に屈服し、それとの協調を説き、選挙だけで、社会を変革しうるという議会主義である。
学生や少人数だけで、またショック戦法で権力を打倒しうるという「決戦」論は、学生の力を浪費させるだけだ。

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民学同統一会議ニュース No7

民学同統一会議ニュース No7 1970年6月8

【主張】ニクソン演説 侵略実行、再確認
  6月、強力な反撃を!
★米軍全面撤退、侵略加担反対かかげ 6.15,6.23に各学園で大統一行動を
★露骨な就職差別 阪大
★400名の大学改革討論集会 関大
★団交出席要求し、寮生が集会 学大
★学生の厳しい要求で、同和教育の科目設置 阪大

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【主張】ニクソン演説 侵略実行再確認 6月、強力な反撃を!
(1)
侵略を拡大するニクソンは6月4日全米向けテレビ放送で演説しカンボジア軍事介入の「成果」を大宣伝し、更に「力の政策」を再確認し、臆面もなく7月1日以降の軍事介入を宣言した。
ニクソンはカンボジア軍事介入を「戦争を拡大するためではなく、ベトナム戦争を終わらせるためである」との強盗の論理を再び強調し、「南ベトナムに残っている米軍の安全を危うくするような方法で反撃を増大してくるならば、私は5週間前に示したような状況に応じた、強い効果的な措置をとる」と、今後も民族解放運動を武力で抑圧することを確認している。そればかりか、6月30日、カンボジアから米地上軍が撤退した後も「空からの行動」を米軍が続行することを明示した。「空からの行動」が地上戦闘と密着したヘリコプター作戦をも含むとすれば、引き続き米軍が主要戦闘力として介入を続けることを意味している。
また、演説は南ベトナム「政府」軍の残留を認め、韓国、タイ派遣のカイライ軍への武器供与を強めるならば、米軍のカンボジア侵略は無期限に引き延ばされたに等しい。ニクソンは又もや侵略をエスカレートさせた。政府軍のカンボジア作戦は黙認され、あまつさえ、武器供与、援護作戦をひきうけ、カンボジア爆撃を「力の論理」で正当化し、「南ベトナムの米兵の声明と安全を守るために」という侵略と強盗の論理を理由としているのである。

(2)空文句のニクソン演説
演説は“我々の主要軍事目標は今日、すべて達成された・・・予想以上に大量の軍需品を捕獲し、破壊し・・米軍及び同盟軍の死傷者は予期したよりも非常に少なかった」更に「この作戦はベトナム化計画の成功を立証した」と述べている。
しかし、この「成果」の大宣伝に対し、米軍高官筋は、”作戦成功は早計”だと反論し、”重要なのは、この作戦は米軍が今後さらに撤退した後、南ベトナム「政府」軍が主要な戦闘をひきうけるようになるまでに必要な時間かせぎに役立つかどうか”と言っている。
ニクソンは”大成功”と言い切り、米軍高官筋は”結果は今秋”としている。この評価の違いは、大統領ニクソンの”苦悩”を表明している。

(3)矛盾深める米国内の世論
 現在、米国内では様々な分野で反ニクソンの運動が高まっている。ドル危機、インフレ、物価高騰、失業者の増大(失業率5%)、黒人差別、米国民は、その元凶をベトナム戦争として理解している。
 ワトソンIBM会長は、”ベトナム戦争が続けば、米国経済は回復不能になる”とまで言い切っている。
 米上院は。カンボジア作戦についての”大統領全権付与”を否決し、また、米国のカンボジア介入阻止骨抜き案”を否決した。こうした国内事情を背景にニクソン演説が「成果」を大宣伝し、10月15日までの5万人撤兵を打ち出さざるを得なかったのである。しかし、国内向けの”ポーズ”とインドシナでの事態の進展は全く逆であり、それを裏打ちするように民族解放勢力の攻勢が始まっている。
 また、ニクソン演説をもっては米国民及び全政界の平和勢力は騙されないであろう。
 インドシナからの米軍の全面撤退こそ平和への唯一の道であり、我々の闘いはそのことを必ずや実現するであろう。

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民学同統一会議ニュース No6

民学同統一会議ニュース No6 1970年5月25

【主張】米軍全面撤退掲げ、6月学園で
大統一行動を
★自治活動の規制と闘い、粘り強く暴露宣伝を
★改革委の専門部会 全面公開される 学大天分
★大阪市大:紛争中の賃金カット 助手層だけに不当処分
★阪大支部 釜洞執行部の政治・思想差別を打破しよう
反戦集会に講堂使えず 民青系には許可
★6月から連続講演会 阪大唯研–レーニン生誕100周年記念

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【主張】米軍全面撤退かかげ 6月学園で大統一行動を

 ニクソンは、カンボジアへの軍事介入以来高まる反戦世論を全く無視して、血まなこになって、解放戰線掃討作戰を展開している。
 十七日、コンポンチャムで発生した王立大学誤爆事件は、雨期を前にしてますます焦り深める米軍、カイライ政府軍が敵、味方の区別がつかないほど、孤立し、″狂気の殺りく作戰〟に出ていることの象徴である。 超タ力派と言われてきたクリフォード前国防長官ですら、″向こうみずの無謀な決定〟と断定し、見込みのない軍事的勝利を夢見ている〟と真向から論難している。大量の近代兵器、武器供与、米軍、南ベトナム「政府」軍の直接介入にもかかわらず勝利の保証は全くない。
 カンボジア優略の手は″釈迦停戰期間〟も緩和されず、むしろB52重爆機撃を中心にした侵略行為が強化されている。 これは彼等の余裕の無さを自ら暴露している。 雨期は米軍の侵略にとって、決定的な困難をもたらすからである。
 佐藤政府は参戰国会議=アジア会議に愛知外相を派遣し強硬に″反共・戦争政策〟を主張するロン・ノル政権に「経済援助」を約束した。
 今後の対中・ソ関係を表面上だけ考慮し、″反共・参戰国会議〟としての性格をいかに「抑える努力」を「行なった」としても、ニクソンの軍事介入、北爆再開を″やむを得ない措置〟として、ニクソンの決定を支持していること、また、アジア会議参加とロン・ ノルへの″経済援助〟約束は完全に、インドシナ侵略に手をかすことを意味している。
 日本政府は、日米共同声明で極東の範囲を東南アジアまで拡大し、マラッ力海狭までを日本の防衛範囲に合め、第四、五次防と軍事力強化を進めている。 また、沖縄への自衛隊配備計画が出され、日本政府自ら沖縄の前戦基地化を進めている。
こうした事態を考えるならばアジア全域の平和にとって、日本政府がいかに”重大な脅威〟となっているかが一層、明らかになる。 日本政府の侵略加担、戰争政策に反対し、対社会主義敵視策案をやめさせる闘いが重要になっている。
 平和をめぐる情勢が緊迫の度を深めている時、日本の反戰、平和運動は決して有効に対処しているとは言えない。
 対米従属論を基礎とする民青の民族主義とセクト主義、議会主義は日本政府の危険な役割を見抜くことができず、平和運動を分断し日本政府との闘いを大衆運動として組織せず、放棄している。
 また、新「左翼」と言われる全共闘-ベ平連の申にも、分裂が生じ、運動の分断は増々進むかに見える。
 しかし、同時にこのように事態は、正しい統一政策があれば学園ごとの統一気運を作り上げることも可能にしている。
 米国の反戦一連動に連帯し、インドシナ全域からの米軍全面撤退と佐藤政府の侵略加担反対を掲げ、反戰パッチ、リボン運動写真展示、ハンスト、講演会などクラス、学園で反戰のための主張行動を組織し、積み重ね、その統一を実現し学園ごとの反戰集会を成功させよう。

 

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民学同統一会議ニュース No5

民学同統一会議ニュース No5 1970年5月11日

★外相のアジア会議出席反対 15日に緊急行動を
【主張】思想信条を越えた平和運動を
★佐藤首相 インドシナ侵略を支持
★アメリカ:400の大学でスト
★中教審1月「試案」と対決し、大学改革闘争を推し進めよう
★4.28沖縄デー 阪大・市大 統一して2000名
★改革委に全面公開要求 学大

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【主張】思想・信条を越えた平和運動を
創意ある行動で、巨大な平和世論を動員しよう

 我々は、4.28沖縄デーを、カンボジアへの軍事介入反対、インドシナ全域への戦争拡大を許すな、をトップスローガンに掲げ、日米共同声明に反対し、安保条約破棄、沖縄の核基地撤去全面返還をめざし、学園での統一を基礎に闘った。その後のインドシナ情勢の変化は、我々の政策の正しさを証明している。こうした情勢の急激な変化の中で、当初、インドシナでの事態を軽視或いは無視して、6月安保決戦、沖縄決戦を主張していた各政党、政治同盟も何らかの形でインドシナ問題をとりあげつつある。しかし、我々はそれ以上に重要な克服せねばならなぬ課題に直面している。それは平和運動からそれ独自の課題を抜き取り、平和運動を私物化し、自己の党勢拡大のみに利用したい、平和運動に革命路線を押し付けて、本来、思想・信条を越え、あらゆる平和への脅威に対し、広範な平和運動を組織することを妨害する傾向である。

<平和運動を終了通告 政府樹立にすりかえる民青の悪しき議会主義>
民青は安保条約の固定終了期限6月23日を前に、いつでも通告で安保を破棄できるとして終了通告をする民主連合政府の樹立というできもしない「革命的」空文句で大衆に幻想を与えている。多くの諸要求とその上に、安保沖縄のスローガンを置いてはいるが米帝国主義から独立することを最重要視する彼らは下から経済要求、大学改革の闘いを発展させるのではなく、また、最近急に重要になっているインドシナ戦争反対の闘いを発展させるのではなく、それらは全て”お題目”でしかない。主要な関心は議会にどれだけ多くの議員を送るかにある。従って、列挙されるスローガンはすべて”民主連合政府”に集約され、自己の党勢拡大が目的である。従って、党勢拡大を阻害する批判勢力は全て排除せよ、との論理が働く。民族主義はそれ自身、排他的である。事実、大阪では、4.28沖縄デーに”この団体を排除せよ”とのセクト主義をもちだし、認められないとなるや”分裂集会”を行った。

<民青の民主連合政府樹立と同種の誤り、独りよがりな学生共闘の青学共闘至上論>
”青学共闘が日本の未来を決定する”という学生共闘も民青と同種の誤りを犯している。彼らの場合も”課題と基本戦術の一致”がお題目になっており、”青学共闘こそ6月ゼネスト、反独占統一戦線の基礎になる”として、青学共闘(学生共闘と社青同主体と変革派のみ)を大衆に押し付け、課題の一致に基づく、学園の統一を”日和見主義”と決めつけ、事実上、課題の一致に基づく、思想信条を越えた平和運動を否定している。極「左」主義者も同様に自らの革命戦略を平和運動にもちこみ、大衆的決起と統一を阻害している。
 平和運動はそれ自身、反帝権力闘争ではなく、平和を願う全ての平和世論を統合することを再確認する必要がある。

<創意ある高度うで、学園に広範な平和世論の統合を>
 我々の課題は、平和のために主張し行動しようとしている人々をいかにして統合し、巨大な平和世論とするかにある。
 この場合、思想・信条の違いを統一の障害としてはならない。一人でもこうどうすることが大切である。ポスター、ビラ、ゼッケンをつけた帰校デモ、ティーチ・インなど具体的行動を組織しよう。

 

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大阪市立大学 ビラコレ 1970-05

大阪市立大学 ビラコレ 1970-05

大阪市立大学 学生運動の軌跡 ビラコレ 1970年5月期

<米の北爆再開抗議、カンボジア侵略糾弾、外相訪印阻止>


1970-05-01

民学同大阪府委員会 5/1 第41回メーデー万歳!労働者の団結を打ち固め、6月闘争へ前進しよう
市大反戦会議 中核派 4.28沖縄奪還の大爆発を踏まえ、6月決戦へ!
民学同(統一会議) 米軍はインドシナから手を引け!
「大阪府学連」他 京都の勝利を70年代に受け継ごう!
市大反帝学生戦線 5.8-12大阪港軍港化阻止闘争に起て!
「平和への道」 No13 米、120機で北爆再開!
全学連支持会議 米軍のカンボジア侵略、北爆糾弾!5.7緊急府民集会
民学同市大 デモクラット No397 米帝の侵略戦争拡大と日本独占の加担=東南アジアへの侵出を阻止し、アジアにおける平和共存体制を確立せよ!
市大反戦会議 (中核派) 全米ゼネストに呼応し、米帝=日帝のカンボジア侵略を粉砕せよ!
社青同大阪地区本部 インドシナ革命的圧倒的前進を支援しよう!
5.14青年集会実行委員会 5.14北河内・城北青年総決起集会に結集せよ!
第4インター関西地方委 5/8 インドシナ反帝武装闘争勝利カンボジア侵略北爆再開アジア会議粉砕!
全大阪南部反戦青年委 他 4.28明治公園での驚くべき通敵行為、国家権力と結託した集会破壊を断乎糾弾せよ!
統社同社会主義学生戦線 5/8 5.14愛知訪ジャカルタ阻止全関西集会に決起せよ!
反帝高校生戦線 巨万の人民で街頭を制圧
平和と民主主義をめざす学生共闘 本日、米軍のカンボジア侵略抗議全大阪青学総決起!
「平和への道」 No15 本日、米軍カンボジア侵攻抗議学内集会→全大阪青学総決起
反帝学生戦線 米軍のカンボジア反革命侵攻粉砕!・・本日大阪港中央突堤人民集会に結集せよ!
全学連支持会議 5/8 不満うずまく市大キャンパスに自治会再建の生気ある風を!
C2会議 5/8 一切の弾圧をはねのけ、より強固な戦いの前進を!
平和と民主主義をめざす学生共闘 昨日・・全大阪青学総決起に300名の決起をかちとる!

1970-05-10

報知争議共闘会議 5/10 青島だぁ!大変だぁ!組合員に不当なロックアウト
安保沖縄闘(準)5/10 アピール
市大反戦会議 5.13米学生虐殺糾弾-カンボジア参戦国会議粉砕市大政治集会
市大唯物論研究会 5/12 唯研春季講演会
理反安保学生委・C2会議 米帝のカンボジア侵略弾劾、外相のアジア会議参加阻止
理反安保学生委・C2会議 6月安保闘争に向けて戦線の再構築を
平和と民主主義をめざす学生共闘 明日全大阪学生総決起集会に起て!
「平和への道」 No19 明日、愛知外相訪印反対全大阪学生総決起集会に起て!
全学連支持会議 5/13 5.15アメリカのカンボジア侵略・・糾弾市大抗議集会
民学同大阪府委員会 労学共闘の戦闘的強化の下、6月反安保全国ストへ巨大な前進を!
 C2会議 理反安保学生委 愛知外相のアジア会議参加を阻止! 
 法学部委員会常任委員会 早急に自治会を再建しよう 
 全学連支持会議 文学部 自治会再建は要求実現の道 
 西川ゼミ3回生 アピール 私たちの要求 
民学同(統一会議) 5/14  愛知外相はアジア会議に出席するな!  
「平和への道」 No20  本日、カンボジア侵攻抗議学内討議集会→全大阪学生総決起へ参加を! 
 学生会議 5.14-15カンボジア侵攻粉砕愛知外相訪ジャカルタ阻止闘争に起て! 
 経済学部山崎ゼミ3回生アピール 緊急にゼミ代会議を確立し、自治会・学部委員会の民主的再建をめざして直ちに行動を開始しょう! 
中核派アピール 5/14  5.15全関西統一行動に決起せよ! 
全学連支持会議 5/15 本日、アメリカのカンボジア侵略・・糾弾市大抗議集会
平和と民主主義をめざす学生共闘  5-14全大阪学生共闘200名の決起の下、本日5.15全大阪集会に結集せよ! 
平和と民主主義をめざす学生共闘  愛知訪印5.15大阪府民緊急抗議集会に結集せよ!
市大平和委員会 愛知外相のアジア諸国会議出席に反対しよう
大阪市教職員組合 城北支部 5/15 アメリカのカンボジア侵攻に抗議しましょう
市大ベ平連 5.20学内決起
「平和への道」 No22 5.20小西誠君との反戦討論集会
C1Dクラス運営委員会 「群れ」クラス新聞 創刊号
 大学院民主主義理論研究会 アメリカのカンボジア侵略を断固糾弾する! 
法学部委員会総会  自治会を再建し要求実現を! 
平和と民主主義をめざす学生共闘   本日愛知「アジア会議」参加全市大抗議集会に結集せよ!
反戦会議アピール  5.22中核派政治集会に結集せよ! 
民学同(統一会議) 5/18  問題は何も解決されてはいない!再度大学改革に取り組もう! 
民学同市大支部医学部班  阿倍野再開発計画に便乗した医学部の「合理化」を粉砕せよ! 
市大生協組織部 6/13 大学当局の無責任体系を打破し、生協水光費の免除をかちとろう
選管立候補者アピール 疑惑の臭いプンプンの生協総代選挙選管選出
平和と民主主義をめざす学生共闘 本日、全市大総決起集会
「祖国と学問のために」5/19 号外 侵略に怒りをこめて反撃を

1970-05-20

関西ベ平連 5月を偉大な勝利の月に
日本民主青年同盟市大1部班 5.23大阪青年学生決起集会
「平和への道」 No24 5/20 小西誠君との討論会に参加し、自衛隊の実態を知ろう!
平和と民主主義をめざす学生共闘 6月反安保ゼネストに向け、5.29全国学生統一行動に起て!
全学連支持会議 敗北的「安保決戦」か、統一戦線促進・民主的政府樹立か、5.22全国学生統一行動市大集会
安保沖縄闘(準) 5/21 プロレタリア国際主義の下、インドシナ革命に連帯し、5.29全国統一行動から6月安保闘争に向けて
平和と民主主義をめざす学生共闘 5.25青学共闘全市大実行委結成代表者会議を6月反安保学園ストの橋頭堡に!
全学連支持会議 「自治会再建への道」 No1
商学部1合同クラス運営委員会 全学自治会・商学部委員会問題
法学部労働法ゼミナール 自治会を再建しよう!
平和と民主主義をめざす学生共闘 5.25青学共闘市大実行委結成者会議にクラス末端より圧倒的参加を!
全学連支持会議 本日全国学生統一行動市大集会に参加しよう!
安保沖縄闘委(準) 5/22 米帝のインドシナ侵略支援=アジア会議共同声明を許すな!
民学同(統一会議) 5/22 学生無視の教養「改革」をやめよ!
反戦会議 5.29カンボジア侵略反対全国学生ゼネスト!
平和と民主主義をめざす学生共闘 青学共闘全市大実行委結成代表者会議に結集せよ! 5/25
安保沖縄闘委(準) 5/25 国際反戦闘争の一環としての5.29全国学生ゼネスト統一行動
全学連支持会議 本日学生部長会見に参加を!
「全学連」 革マル派 4.28の総力を、5.29全国学生ゼネストへ!
学生大会実現連絡会議 学生部長予備交渉会見報告
青学共闘全市大実行委(準)  5.29㋅ゼネスト貫徹全関西学生統一行動に総決起を!
安保沖縄闘(準) 5/26 27インドシナ反戦討論集会→5.29統一行動に起て!
全学連支持会議 5/26 6.5全関西学生連帯総決起集会に参加を!
奈良女子大学全学自治会 他 米帝のカンボジア侵略粉砕!大阪港軍事使用反対!5.29全関西労学統一行動に結集せよ!
全学連支持会議 「自治会再建への道」 No2
全学連支持会議 「自治会再建への道」 No3
経済学部「選挙選管委」 E4学部委員を選出しよう!
全学連支持会議 生協総代選挙 選管選出を民主的に行え!
安保沖縄闘(準) 5/27 日帝・米帝のインドシナ侵略を粉砕せよ!
青学共闘全市大実行委(準) 5.296月スト貫徹全関西学生統一行動にクラス末端からの総決起を!
全学連支持会議 全ての学友の力で6.5全学生連帯総決起集会を成功させ・・・
法学部委員会常任委員会 今こそ自治会再建の炎を!
市大生協組織部情宣局 5/28 全学連支持会議=日共民青の汚い誹謗中傷について
市大生協組織部 5/28 生協解体策動を全組合員の結集で断固として粉砕せよ!
学生共闘会議 安保沖縄闘(準)に対する公開質問状
プロ学同・反帝学生戦線 5.29全関西学生(京大時計台前)集会→全関西労学総決起集会
青学共闘全市大実行委(準) 明日、6月ゼネスト勝利に向け全国学生統一行動にクラス末端から決起を
民学同市大 デモクラット No400 形式主義的「自治会再建」のささやきと訣別し、5.29-6月反安保全国スト=6.15-23全市大統一ストを闘い抜け
市大生協組織部情宣局 5/29 生協解体策動を粉砕し、水光費闘争を全組合員の結集で闘い抜け!
全学連支持会議 5/29 生協組織部の居直りを糾弾する!
商学部安保沖縄闘(準) 本日全国統一行動に起て!
学生会議 5.29全関西労学統一行動に結集せよ!
理学部 安保沖縄闘(準) 米軍のカンボジア侵攻反対全国学生統一行動に起て!
法学部委員会 他 本日、全学大衆団交に結集せよ!
市大救援会  救援会ニュース No7 5/29
法学部委員会 他 全学の力で要求実現しよう!
安保沖縄闘(準) 5/30 昨日、弾圧に抗し、全関西統一行動を闘いとる!
青学共闘全市大実行委(準) 昨日、5.29全関西学生統一行動に600名決起!
法学部委員会情宣部 J2C、独法、甲斐労働法ゼミ:自治会再建を決議
全学連支持会議 明日のボート祭を全学生の参加で成功を!
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民学同統一会議ニュース No4

民学同統一会議ニュース No4 1970年4月26日

★新入生を加えて、大学闘争の前進を
★民学同理論合宿–分野別に方針確立
★大阪市大:問題いまだ未解決
★阪大:4.28へ統一行動
★記念集会に300名参加 大阪市大
★レーニンと現代民主主義闘争
★労働者階級との連帯とは何か

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★民学同理論合宿 分野別に方針確立 5.2~3

先日24日、衆議院で”私学振興財団法案”が上程され、一部修正されて可決された。
この法案は、私学への少しばかりの援助と引き換えに、国家の「統制強化」を意図したものである。
政府や財界は、このように学生の力が弱まっていることに付け込み「中教審答申の具体化」(森戸会長発言)を可能なところから実施しようとしている。
しかし、注目すべきことは、右の法案が私学の教官の反対にあって、一部修正されたように、中教審ペースの「改革」が何の障害もなく、淡々と進展しているという訳ではないということである。
各大学内部にも深刻な対立がある。
教官層の中で、政府や財界と結びついていて、特権的地位や利益をさずかっているものは、中教審構想に沿った「改革」を主張する。
反対に、中教審構想では、現在の地位さえ危うくなる人々は”大学の自主性”や、現状維持で文部省と対抗しようとする。
そのうちの幾人かが、中教審構想に反対して、学生の権利も認めて改革を進めるべきだと考えている。
このように教官層の対立や動きを反映して、学内の種々の分野で問題が起きている。
教養部制度の改組、学長選挙規程の改訂、学生部職員の暗躍による政治活動の規制、学寮閉鎖や新寮建設延期、そして院生や学生の自主組織の破壊、教官や院生のパージなど・・・・・
どれ一つとっても、重大な問題である。我々は、学友の先頭にたって、これらの問題を暴露し、要求をかかげて運動を組織しようではないか。

我々統一会議は、以下の要領で大学闘争を前進させるための理論合宿を開催する。全同志が結集されることを訴える。

民学同理論合宿
5月2日 4.28闘争の総括・平和をめぐる情勢と方針
5月3日 大学をめぐる情勢と我々の任務
午後 分科会 「教養部と一般教育」「私学の課題」「「寮」「政治活動の自由と学生部」「平和運動の活動ABC」

 

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民学同統一会議ニュース No3 

民学同統一会議ニュース No3 1970年4月20日

★4.28沖縄デー 全国で取組進む
【主張】インドシナ情勢と平和運動の課題
★機動隊で運動圧殺 阪大
★一貫した日本政府の「北朝鮮」敵視政策
★「文化財」=城址を自ら破壊 当局の無責任体制を追及 大阪学大
★デモクラコール(岡山大通信員)

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【主張】インドシナ情勢と平和運動の課題
(1)
カンボジア軍によるベトナム人の大量虐殺という暗いニュースが連日報道されている。今やインドシナ半島の情勢はきわめて重大なものになってきている。アメリカは「北ベトナムの侵略」をさわぎたてて、カンボジア右派勢力にクーデターをおこさせ、カンボジア軍を反ベトナムの戦争にかりたてるとともに、タイ軍をラオスに投入し、戦争をインドシナ全体に拡大している。
これは、南ベトナム革命軍とラオス愛国戦線をはじめとする民族解放勢力の決定的勝利、それと連帯する社会主義諸国や西側の労働者の闘いにあわてふためいたアメリカ帝国主義とカイライ政権のいらだちとあせりの表現に他ならない。
しかし彼らが侵略の野心を持ち続ける以上あせればあせるほど、平和を願う全世界の人民の反撃をひきおこさざるを得ない。事実、アメリカはそのおひざ元で、4月15日に見られたような戦争反対の声をつきつけられているのである。

(2)
今や、インドシナにおける米軍の冒険を許すか、それとも帝国主義者の戦争拡大と軍事干渉を封じ込め、米軍をインドシナから撤退させ、アジアに平和と平和共存の秩序をうちたてるかどうかは、国際平和にとって緊急な課題となっている。
このことは日本にとっても対岸の火事ではありえない。インドシナの戦争拡大は朝鮮での戦争挑発と重なって、日米共同声明の内容の現実化に有利な条件をもたらすだろう。それは4次防をはじめとする日本の軍事力強化、沖縄を含む基地の役割の強化にもつながる。
反対に全世界の平和運動世論の力でアメリカの戦争拡大と挑発を封じ込めるならば、インドシナでの平和と中立を進める勢力の力が確実に増す。このことは日米共同声明の内容の実現を困難にし、アメリカの極東戦略、日本の外交政策の変更を余儀なくさせる重要な一つの条件となるのである。
従って日本における、安保破棄、沖縄の基地撤去、即時無条件返還の闘いも、以上の国際的な運動と結びついてこそ初めて有効なものとなる。

(3)
今日重要な局面をむかえている沖縄をめぐる闘いも、こうした国際的視野が必要である。それは、県民の生活を犠牲にして日本のアジア侵略、核武装の足場にしていこうとする政府財界との闘いである。
従って本土にあっては、沖縄県民の闘いと連帯して、日本の外交政策そのものを足元からほりくずして、平和と中立の方向に変えさせていく闘い、労働者を中心とする国民自らの持ち場での闘いが必要となってくる。
特に学生運動においては、大学改革闘争を基礎にして平和の課題を闘わねばならない。今こそクラス学園を基盤にした学内の統一と、それに基づく労働者階級との連帯が要請されているのである。

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民学同統一会議ニュース No2

民学同統一会議ニュース No2  1970年4月17日

★東大等が改革案 ほとんど中教審ペース
★3.28中教審答申反対集会成功
教組・解同・地評が連帯挨拶
★福井大:警察管理の入試強行
★新入生への呼びかけ
★3.28市大集会 学生共闘派が暴行

PDFは、こちらから( 1面 )

★新入生への呼びかけ
新入生諸君!現在大学は警察の管理の下におかれ、学生の闘いはそれによって抑圧されているかに見える。しかし、日本・伊・仏・米・スペイン等の学生による大学闘争の展開は、各国政府・財界の大学支配に反対する膨大なエネルギーの存在を示した。この事実は、”科学技術革新”が各国の政府財界に最重要課題の一つとしてあること、にもかかわらず一方、大学の社会的経済的地位が低下し、大学経費はもちろんのこと、研究・教育も増々勤労人民に担われつつある。大学が勤労人民の利害を直接代表しつつあり、政府財界の要請とは矛盾する胎動を始めたことを示している。だからこそ日本の政府財界は、露骨な大学私物化=中教審1月試案を出し、大学の権力的支配を狙っているのである。自主技術開発、効率的な労働力確保は政府財界の経済政策の要石である。現在、佐藤内閣に代表される財界主流派は、自主技術、自主防衛、労使協調政策を着々と進めつつある。
こうした政府財界の動きに対して、”革新陣営”は全く不十分或いは全く誤れる対応しかなしえていない。
昨年来の大学闘争はかつてない学生・院生の参加で闘われたにもかかわらず、勤労人民との有効な連帯合流を実現できず、また、文字通り”内ゲバ”に終始し、政府財界に有利な情勢を許している。民青の”全共闘=ドイツ型ファシズム論”、”封鎖–封鎖実力解除”に代表されるように、我々が対決すべき敵=政府財界、学内反動グループに打撃を集中し、大衆運動の利益を守り発展させるのではなく、自らの党派利害にそれを従属させるセクト主義、また、大学法強行成立以降、情勢に困難を感じるや、学園での粘り強い闘いを放棄し、”11月決戦”と称して街頭での「武装」高度うに逃亡する”街頭一揆主義”によって学生の闘うエネルギーを結集できず、消耗させている。街頭での”我が派の集会デモに何名の活動家を結集させるか””意見の異なる団体は排除せよ”というように、情勢の客観的科学的判断にもとづく政策提起の軽視、無視、あるいは排他的な独善主義、セクト主義が大衆運動の統一を破壊し、ひいては大衆運動そのものの破壊に導いてきた。
我々の先輩は、現在なお根強く存在する民青指導部のセクト主義、小ブル民族主義、また、組織内民主主義の官僚主義的徘徊に反対し、不当な組織的排除に直面し、1963年9月15日、日本学生運動を正しく指導する組織=民主主義学生同盟を結成した。
今日、学生運動を統一するための”統一政策”ほhど、切望されているものはない。現在、一部全国委員は、先の偏向と同様の病におちいり、同盟の暴力的破壊に狂奔し、「全国委員会」を僭称しつつ、同盟の隊列から離脱しようとしている。
しかし、我々は、今後学園での統一した大学統一、反戦平和闘争の前進の中で、同盟からかかる偏向を一掃し、同盟の民主的統一、再建を必ずや実現するであろう。新入生諸君が正しく理解され、共に闘われんことを強く呼びかけるものである。

 

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討議資料「民学同の統一と発展のために」

討議資料 「民学同の統一と発展のために」 民学同統一会議発行 1970年4月

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【同盟全支部及び全同盟員諸君に訴える!】

【3.3-3.15の事態に対する事実経過と我々の評価】 文責N

<同盟全支部及び全同盟員諸君に訴える!>

統一会議の全国的指導の下に結集し、
全力をあげて同盟の趣意規約の目的達成の為、
同盟の統一を促進強化しよう

 3月27日市大での大衆集会に於ける一部同盟員の暴力行為、3月28日中教審公聴会反対の統一集会の拒否、4月5日代表委員会のデッチ上げ、4月14日「阪大支部」の僭称と京大同盟員の暴力行為—一部全国委員は暴力的「大会」分裂以来、何らの反省もなく同盟からの離脱の道を突っ走ろうとしている。

我々は、再び同盟全支部及び全同盟員諸君に訴える!
 同盟の今回の事態を正しく把握し、分裂を促進したり、固定化させるような、いかなる行動にも手を貸すことなく、我々統一会議の下に、同盟の統一を促進強化するため、力惜しまず、あらゆる努力を惜しまず、あらゆる努力を尽くそうではないか。

 3月に予定されていた民学同第12回全国大会は、昨年来の大学闘争を正しく総括し、学生運動がその発展のために克服すべき弱点を明らかにし、中教審答申及び一連の最近の反動政策と対決する運動方針を確立する任務を持っていた。
 同時に大会は、これまでの意見の相違を民主主義的に克服すべく、その組織原則を守ってその解決をはからねばならなかった。

 昨年来、同盟内に発生した偏向は、次のようなものであった。それは、各大学でいかに学生全体を決起させ、その運動を統一するかよりも、他党派と対抗して”我が派の集会”へ何名多く動員するかに主要な関心を払うセクト主義、街頭決戦主義であり、学内での浮き上がり派立(ママ)の反映である。
 この結果、一部全国委員は、同盟を学生共産党におきかえ、情勢の主観的判断にもとづく政治主義の誤りを犯すに至ったのである。

 しかし、これらの傾向は、大学闘争が一時期困難な局面を迎えているという情勢を反映して発生したものであり、今後の運動の発展と内部における民主主義的論争によって必ず克服しうるものであった。
 それ故、我々は、今大会で統一の礎を築き上げる為、「一致点のみを統一草案とし、不一致点についてはその対立点を明確にして、大会の素材にしよう」と、繰り返し提案したのである。
 そうでなければ、1,2票差という数と数の競い合いに終始し、後々に対立の種を宿したままの実質上の分裂大会になるだろうと警告したのである。
 しかし、一部全国委員は、我々のこの当たり前の提案に腹を立て、むきになって反対したのである。
 それは、同盟の実勢を正しく反映していない全国委員会での多数(それも1票差)にしがみつき、そこでの決定でもって、代表委員や大会代議員の総意を無視し、同盟を私物化せんとするよこしまな意図をあらかじめ持っていたことを示している。

 さらに、大会を真に統一的に成功させるためには、昨年夏以来の組織上の懸案問題を我々は解決しておかなければならなかった。
 その一つは、同盟内の暴力行為である。昨年10月21日には委員会が先頭になって、それ以前には市大で他支部同盟員も加わって、暴力が公然と振るわれていた。
 我々は、組織内暴力が、同盟の民主主義的性格と全く敵対するものであり、同志的信頼を打ちこわし、猜疑心、不信などの感情的対立をもたらすものとして厳しく批判してきた。
 我々は、委員長が率直に暴力行為を反省し、全国委員会が暴力一掃のアピールを行い、大会成功と統一強化の積極的イニシアティブを取るべきだと粘り強く主張してきた。
 しかし委員長は「あったかなかった分からぬようなささいな暴力問題に、徒に時間とエネルギーを浪費させた」いう嘆きの声明を発表した以上には何の率直な反省を示さなかった。
 それどころか、一部には「革命的暴力」と称して、階級社会での暴力的闘争形態と同一視し、自己の暴力を正当化しようとする者さえいる。
 組織内暴力は、政策上の意見対立を、説得と納得にもとづく論争によって克服することに自信をもちえず相互批判を恐れる官僚主義者、政策上の意見対立を組織上の問題にすりかえるセクト主義者が、自己の意見に服従しない者に対して度々用いるものである。
 その端的なあらわれが12~14日の事態である。12日の代表委員会では、反対意見を計画的ヤジで封じ込め、動議は委員長の独断で取り上げず、14日には、過半数の代議員を暴力で排除し、一部少数代議員だけをかき集めて「大会」を強行するに至ったのである。

 他の1つは、いわゆる大阪市大問題である。
 昨年夏の大会が延期されたのは、大阪市大支部が、組織分裂したまま、正常な形で代議員を選出することができなかったためである。
 その後も、その状態は続き、全国委員の間でも意見がまとまらなかった。
 そこで我々は、次の提案を行った。
 「大会において、双方の見解を聴取し、慎重な討議の末、趣意規約にもとづいて、市大支部の統一を回復すること。この決定の出されるまでは、市大支部の代議員権を停止しておくこと」
 しかし、この提案さえ一部全国委員は、拒否し、市大支部において反対意見者を排除して代議員を選出させたのである。
 全国委員会で多数決を主張しながら、全国大会ではこの問題について採決させないという事の中に、彼らが、いかに全国委員会の多数(それも一票差)にしがみつき、同盟を私物化しようとしていたかが、よく表れている。

 一部全国委員が、右に述べた如く、統一のための努力を一切放棄するという中で全国大会が開かれようとしていたのである。
 その中で我々は、最後まで統一した民主的な大会として成功させるため、全国代表委員会(中央委員会に相当する)で、右の提案を行い、粘り強く努力を続けた。
 しかしながら、一部全国委員は、代表委員会で過半数の支持を得ることに失敗し、少数に転落するや否や我々の提案や動議も、大会開催に必要な諸事項(草案、資格審査委員、議長団、代議員資格の有無など)について何ひとつ代表委員会で決定させず、一部少数代議員だけをかき集め、「大会」をデッチあげ同盟から逃走するに至ったのである。

 一部全国委員の趣意規約の蹂躙と暴力による同盟私物化の策動と分裂の暴挙にも拘わらず、我が同盟は、依然として、全国的統一体として健在である。即ち、各地方委員会、支部という基礎単位は、統一して各大学での大衆運動を指導している。
 一部全国委員は、同盟員の3分の1、拠点支部の4分の1、大衆運動に対する影響力では5分の1の支持をうけているにすぎない。
 彼らは、「全国委員会」や「民主主義の旗」を僭称しているが、その実態は、決して同盟を代表しうるものではない。
 我々は、全国委員会以上の上級機関が一時その機能を解体されたにすぎないと判断している。

 以上の事態の中で、統一会議の性格と目的は次のとおりである。
一、同盟第12回全国大会に結集した多数代議員は、同盟一部全国委員による暴力的大会破壊と同盟の趣意規約の度重なる蹂躙によって全国委員会が解体された異常な新事態の下で、全国委員会に代わって、同盟の趣意規約を守り、同盟を代表し、同盟の諸組織を責任をもって指導する臨時的中央指導部の組織構成として「統一会議」を組織する。
一、統一会議は、全同盟組織と構成員の先頭にたって、同盟の趣意規約に定められた目的実現のために闘うと共に、同盟の趣意規約に基づく真の統一を促進強化するために闘う。

【3.3-3.15の事態に対する事実経過と我々の評価】 文責N

<事実経過>
1、3月3日~11日 全国委員会

3月3日 (T全国委員欠席)
S全国委員:討議経過報告
F全国委員:提案「同盟第12回全国大会成功のために」(資料A参照)
S・FJ・I・O全国委員:「全員一致制は認められない」として拒否。F・N全国委員の討議続行要求を無視し採択。
N書記長提案「暴力を排し、民主的討議により、意見対立を克服し、同盟の統一強化を全同志の力でうち固めよう」(資料B参照)同時に、暴力行為の先頭にたったS委員長、ならびに全国委員会の見解と措置を文書提出するよう要請。
S・I・O・FJ各全国委員拒否。N・F全国委員の討議続行の提案を拒否し採決。
N・F全国委員の討議続行要求を無視し、勝手に「意義と任務」「国際国内情勢」を読み上げる。

3月5日 S委員長、都委員会に何の連絡もなく、分派的オルグに上京し、流会。
(明大の2同志が新宿で確認)

3月6日
F全国委員提案「再び同盟第12回全国大会成功のために」(資料参照)
S・FJ・I・O全国委員は「多数決で草案も市大問題も採決する」「多数決は原則だ」として拒否。
N・F全国委員 大会開催の基本姿勢にかかわるとして討議続行を要求するが、S委員長無視し、「国際国内情勢」を読み上げる。F・N・T全国委員は休憩を要求し、退場。

3月7日(F全国委員欠席)
N書記長提案「統一草案をねり上げ、暴力を排した民主的討議で、第12回大会を成功させよう」(資料C参照)
S、O、Fg、I全国委員「確認する必要なし」として拒否。この後、勝手に「闘争方針」を読み上げる。

3月8日(F全国委員欠席)
N書記長の、粘り強い統一草案作成と暴力を排した民主的討議を、全国委員が全同盟にアピールする必要性の強調にもかかわらず、S委員長ら4名は、加筆された「闘争方針」を読み上げるだけ。

3月9日(S委員長欠席)
同右。「総括」「組織総括と方針」を読み上げるだけ。

3月11日 12日からの日程を発表して打ち切り。

2、全国代表委員会(3/12)
10時開会 I全国委員から「第12回大会で闘う方針を確立しよう」との文書提案。全一致で可決。
N書記長から「暴力を排した民主的討議で意見対立を克服し、12回全国大会を成功させよう」の文書提案。
O全国委員ら「委員長不信任の策動」と反対意見。
採択(賛成14、反対8、保留2、棄権6)
その後、N書記長らの動議(市大問題)にもかかわらず、委員長一方的に草案報告。
N書記長、対案報告(計画的ヤジによる発言妨害)
O全国委員の意見書発表の後、時間切れとして、代表委員会にはかることもなく、委員長のまとめ「草案、対案を大会に提出する」(市大問題に関する動議とりあげず)を報告。

壇上を10名近くがとりかこみ”異議あり””動議”の発言を暴力的に制止し、一方的に打ち切る。
午後10時 全国委 代表委員会問題 4対3で却下
大会運営事項と代議員数の報告 打ち切り。

3、一方的分裂「大会」の強行(3/13~14)

3月13日
代表委員14名の連署による要望書(資料参照?)を全国委員会へ提案
S委員長ら4全国委員は拒否。
一方的「開会宣言」
半数の同盟員が資格審査を拒否し、大会開催に必要な諸事項と市大問題を議題とする代表委員会の続行を要求。
しかし、一部全国委員らは、一切発言を認めず、暴力的に制止し、ビラさえ強奪。
1日目終了時、会場出入口を、京大同盟員ら20名程が固め、会場費を暴力的にとりたて、払わないものに対しては、なぐる、蹴るの暴行を働く(5名負傷)

3月14日
開会前から、数十名がスクラムを組んで入口を封じ、我々の入場を拒否。分裂「大会」強行に反対し、代表委員会開催を要求する代議員、評議員は、口々に代表委員会開催を要求。(資料E参照)N書記長は、F全国委員に「ただちに全国代表委員会を開け」「ここでは混乱するので会場へ無条件に入れろ」と要求。F全国委員は「資格審査に応じろ」とだけ繰り返すのみ。
O全国委員は、マイクで「資格審査に応じろ」と叫ぶ。
N書記長は、O全国委員に「直ちに会場へ入れろ。それがいやなら、全員が注視するこの場で、全国委員会を開け」と提案。
O全国委員は、これを無視してマイクを続ける。
Yら京大同盟員が耳打ちするや否や、突如襲い掛かり、なぐる、ける、髪をつかむの暴行をはたらき、場外への押し出しをはかる。そのため階段のてすりがこわれはじめる。この時会館事務局が警察に連絡。
N書記長は、無用なマサツをさけるため、又、この事態が放置されると人命にかかわると判断し、退却を指示。会館入口で全員待機。
ところが、なおも、一部全国委員を先頭になぐりかかる。さらに裏口から飛び出してきた一部同盟員も加勢する。
この間、警察が到着するという情報を得たので、直ちに退却。
しかし、退却する我々に、全国委員長を先頭に「ウォー」と襲い掛かる(この時10名近くが重傷。一女子同盟員は、京大同盟員につきとばされ、街頭に横転。病院で診断を受け、頭部打撲傷。一名は、往来する車のバックミラーとバンパーになぐりつけられる。病院で診断の結果、胸部並びに首筋打撲傷。一名は、委員長ら数名のリンチにあい、左眼強打され、内出血。)
その後、御所近くで府警の検問にあい、7名が交番に連行され、訴問を受ける。

N・F・Tの三全国委員は、かかる緊急事態を正しく処理し、なおも統一のために努力すべく「全国委員会開催要求」(資料F参照)
しかし、委員長以下4全国委員は「資格審査に応じなければ、会っても無駄だ」と拒否。

午後4時半、N書記長は、このままでは、組織分裂は必至と判断し、統一のための最後の可能性を無駄にせぬため、大会参加の最終提案(資料G参照)をする。
しかしこの提案にも、委員長らは「投票をすでに始めており、遅い。今日のNらの行動を自己批判することが前提だ」として、拒否。

4、民学同統一会議を組織する。(3月15日)
15日、3全国委員召集による「統一大会をめざす12回大会代議員総会」を、大阪で開催。
N書記長より、これまでの経過と14日の事態の報告があり、同時に、一部全国委員が、趣意規約をじゅうりんし、暴力を行使してまで、少数の代議員をかき集めて「大会」をデッチ上げ、分裂を策したため、全国委員会、全国代表委員会という全国中央指導組織が解体するという異常な新事態の中で、あくまでも同盟の趣意規約を守り、その目的を実現するため、同盟の全組織を指導する臨時的中央指導組織として、民学同統一会議を組織することを提案。
全代議員一致の下に、この組織方針を採択。
また、当面の運動方針として、N書記長の代表委員会への対案を採択。
その後、民学同統一会議アピール、レーニン生誕100年記念学生セミナー成功のための決議と、臨時指導部を決定する。

付属資料(内容)
1、「同盟第12回大会成功の為の提案」(資料A)
2、3月3日 全国委員会へのN提案(資料B)
3、3月7日 「統一提案をねりあげ、暴力を排した粘り強い民主的討議の徹底により、第12回全国大会を成功させ、同盟の統一と団結を打ち固めよう」(3/7全国委員会への書記長提案 資料C)
4、全国委、全国代表委員会への要請書 (資料D)
第12回大会代議員 (N書記長 96名)MG市大支部同盟員T他23名 (他、加盟申請者16名)
5、S全国委員長、並びにO,F、I全国委員 宛 全国委員会開催要求 (3月14日書記長N、全国委員F、T 資料E))
6、全国委員長への再提案 (N書記長) (資料F)

(資料A)同盟第12回全国大会成功の為の提案

 同盟第12回大会は極めて緊迫した情勢の中で開かれようとしている。日本帝国主義の発言強化、安保条約の自動延長と沖縄の核付き自由使用返還、軍事力強化による日本の軍国主義化、北方領土問題にみられる反ソ反共の民族主義の扇動、教育研究の帝国主義的再編—-これらは日本帝国主義と諸階層との矛盾と対立を和解しがたく深化させている。
かかる中で同盟第12回大会を成功させ、同盟の統一と団結を打ち固めることは、ひとり我が同盟のみならず、日本学生運動と全民主勢力が強く期待するところである。この間、不幸にして同盟内に存在した意見対立と行動における不一致を、今こそ克服し、統一した第12回全国大会を開催するために、全国の同志の諸君が全国委員会の討議とそのための努力に注目している。
 同盟第12回全国大会を成功させるために以下の提案を行う。
第1 同盟第12回全国大会を成功させ、同盟の統一を打ち固めるために、全国委員会で説得と納得に基づくねばり強い討議を組織し、意見の一致を拡大させる。
第2 意見の一致を基礎に全国委員の全員一致に基づく統一した大会草案を全国代表委員会に提出する。
第3 機関紙「民主主義の旗」「全国委員会ニュース」は、全国委員一致のもとに発行し、同盟の討議を統一にむけ組織する。
 我が同盟内に存在した意見対立と行動における不一致を生み出したものは、かかる全国委員会の粘り強い討議と、説得と納得による一致点の拡大、これに基づく同盟の指導を放棄し、単純多数決による同盟指導であった。しかし、民主集中制とは、正しい理論と民主的な諸原則に基づいた、説得と納得に基礎をおくもので、単純多数決による形式民主主義とは無縁である。同盟全国委員会は、第12回全国大会を成功させるために、以上の点を確認し、統一草案作成に全力を傾注すべきである。 以上

(資料B)3月3日全国委員会へのN書記長提案

暴力を排し、民主的討議により意見対立を克服し、同盟の統一強化を全同志の力でうち固めよう! 全国委員会

 昨年来の大学闘争と安保沖縄闘争の高揚は、わが同盟が今こそ飛躍的に発展する条件を与えている。
 我々全国代表委員会(ママ)は、統一して草案をつくりあげ、その下で全同志と共に第12回大会を成功させることを確認した。そのことはひとり我が同盟の前進に必要であるのみならず日本学生運動の前進にも不可欠と考える。
 大会成功の為には昨年来の政策上、組織上にわたる意見対立を、我が同盟の趣意規約にのっとった粘り強い説得と納得の関係に基づく、民主的討議によって克服しなければならないし、必ずなしうると確信する。
 しかし、同盟内で発生した暴力行為は、かかる統一の為の努力と敵対し、同志的団結と信頼をうちこわし、我々の間に、不信・感情的対立・不団結をもたらすものである。
 委員長はじめ、我々全国委員会は、かかる暴力行為が発生した事態について重大な責任を感じ、全同志の前に深く反省の意を表する。
 今後、委員長、書記長を先頭に全国委員会が一丸となって暴力行為を排し、民主的討議により意見対立を克服し、同盟の統一強化をうち固める為、全力をあげることを誓うとともに、全同志の協力を懇願する。
 真の敵は、我が同盟内の意見対立を利用し、我が同盟の破壊を企む。
 従って、今後いかなる理由があろうとも、同盟内での暴力行為はかかる真の敵に味方する挑発行為であるとして糾弾し、我が同盟から追放する決意である。
 全同志諸君!全国委員会と共に暴力を排し、民主的討議を徹底させ、意見対立を克服し、同盟の統一強化をうち固めようではないか。 以上

(資料C)3月7日 全国委員会への書記長提案
「統一草案をねりあげ、暴力を排した粘り強い民主的討議の徹底により、第12回全国大会を成功させ、同盟の統一と団結を打ち固めよう!」

 日米共同声明と中教審答申—この二つに象徴されるごとく、高度成長をとげた日本資本主義が国際経済競争のより一層の強化に備え、企業の集中合併による巨大独占体の形成とともに、”自主技術開発”のスローガンの下に、大学を一層独占体に隷属させ、その力を背景に、アジアへの経済的進出、自衛力強化と独自核武装への接近の野望を露骨に宣言した70年初頭に、今大会は開かれる。
 かかる情勢を反映して驚くべき高揚を示した大学闘争と安保闘争は、一方で、その社会的地位を急速に没落させつつある研究者、学生が資本主義体制と今日の大学に対して、鋭い批判をむけており、他方で、彼らの運動がその勃興期にありがちな自然発生的弱みを備えていることを我々に理解させた。
 我が同盟は、この学生の戦闘的エネルギーに依拠し、その弱さを克服し、学生運動の正しい発展と統一をかちとり、また、我々が学園に強固な”ねじろ”を築くためにも、他の政治指導部と共に、我々も少なからず犯してきた誤ちと–セクト主義と政治主義、街頭主義—-を払拭しなければならない。
 しかし、右の問題に関する意見対立を、わが同盟はこれまで応々にして、組織上の問題にたかめ、説得と納得に基づく行動の統一の努力を放棄し(単純多数決のくりかえしで、機関を私物化し)はては、暴力をふるい、同志的信頼と団結をうちこわし、思想闘争の権利と民主的討議の基礎を破壊するという官僚主義の誤ちをおかしてきた。それは我が同盟の統一の障害となっている。
 重大な情勢の中で開かれる今大会を、数を数で競い合い、対立を相互に確認しあう不幸な大会ではなく、少しでも多くの一致点を拡大し、統一への礎を、全同志の共同の努力で築き上げる大会にしなければならない。
 その為には、全国委員会が、これまでの誤ちをくりかえすことなく、正しい民主的指導を行うことを要請されており、統一を願う全同志の期待するところである。
 従って、全国委員会は、次のことを確認し、統一のためのイニシアティブをとるべきだと考え、ここに提案する。

1、一切の暴力を排し、粘り強い説得と納得に基づく民主的討議の徹底
※これまで暴力行為が、統一強化にとって全く桎梏となっており、委員長はじめ全国委員会が全同志の前に反省し、今後、一切暴力をなくすために努力するとともに、それを同盟破壊を企む真の敵を利する挑発行為として糾弾し、同盟から追放する。
2、全国委員会は、最後まで統一草案と大会運営方針をつくるために一致点の拡大に努力する。
3、意見の一致した点を、全国委員会として全国代表委員会へ手出する。一致しなかった点は、双方の意見を代表委員会へ提出し、討議の素材とする。但し、採択の対象とはしない。
4、大会成功に向け、同盟討議を組織するため、全国委員会ニュースは、その内容を全国委員会で検討し、その一致の下に発行する。

(資料D)全国委、全国代表委員会への要望書 

第12回大会代議員(N書記長、96名)
民学同市大支部同盟員T他23名(尚、加盟申請者は16名)

 70年安保、沖縄返還、中教審粉砕闘争の渦中にあり、民学同の統一と指導性が広範な学生大衆によって切望されている時、本大会を成功させることは何にもまして重要な課題と考える。昨年8月大会延期後、重大化した内部不統一は、今こそ、この真の原因を究明する中で克服されなければならない。我々は以上の観点から、次の事を提案し、その実行を強くのぞむものである。

Ⅰ、統一大会を成功させるための不可欠の条件として、全国代表委員会に於いて、統一草案作成を粘り強く行うこと。
 全国代表委員会に於いて意見が二分された状況で、その統一の努力を放棄し、大会をしゃにに強行しようとするのは、統一と大会成功を願わぬ者だけができることである。

Ⅱ、事実が明らかになるのを恐れ、それをインペイするために、民主主義の原則を蹂躙する自民党の独善的運営と何ら変わることのない最悪事態を科学と民主主義に基づく同志的討議の場に正常化させること。このために一切の会議において、暴力を含む一切の発言妨害を排除し、批判・自己批判の契機を重視し、論争点の対比を明確にする中で意志統一を計ること。

Ⅲ、大会成功と同盟の団結強化にとって一つの重要なさまたげになっている「革命的暴力」に名を借りた、S委員長以下の暴力行為を謙虚に自己批判し、大会成功のための先頭に立つことと同時に、すべての全国委員は、かかる事態の発生したことについて、指導責任を明らかにすること。

Ⅳ、大阪市大支部の分裂状態を克服し、事態を一層悪化させないために、この問題について、同盟の最高決議機関の討議以前に、一方的断定を下し大会の成立要因を傷つけないこと。このための大会において、双方の見解を聴取し、慎重な討議のすえ、趣意規約にもとづいて、市大支部の統一を回復すること。この決定の出される以前に、市大支部の代議員権を停止しておくことは、民主団体運営の常識である。

Ⅴ、大会召集の指導機関である全国代表委員会で承認をうけることなく作られた資格審査委員会を基礎に会議を強行することは、理論思想の力に依拠しようとしない最も悪しき分裂主義的行為と言わざるをえない。

最後に、我々は幾多の闘争課題が山積し、民学同の指導が強く求められている現状にかんがみても、本大会の成功と同盟の統一強化のために、冷静に粘り強く、終始努力することをここに誓うものである。

全同志の注目の中、全国代表委員会を開催し、統一草案の下で統一大会を成功させよう!

(資料E)S全国委員長並びにO・F・I全国委員殿 (3/14)

全国委員会開催要求

我々は、統一草案、統一大会の方針の下に、民学同全国大会成功のため、一貫して努力している。
本日「○○センター」での一部全国委員を先頭とする、我々の正当な要求に対する暴力的事態は、大会の統一と成功に逆行するものである。
我々は、何よりも全国大会成功のための前向きの努力をすることが、共通の義務であると考えている。即刻、全国委員会を正常な状態の下で開催することを要求する。

昭和45年3月14日 書記長 N 全国委員 F・T

(資料F) 全国委員長への再提案  N書記長 (3/14)

我々は、一貫して、統一草案に基づいて統一大会成功のため、努力してきた。しかし、本日、○○センターでの一部全国委員を先頭とする、我々の要求に対する暴力的事態は、同盟の統一と全く逆行するものである。
かかる事態が放置されるなら、組織分裂は不可避と言える。従って、我々は、同盟統一の可能性を最後までうち捨てることなく、守り抜くために、ここに重大な決断を行い、提案する。

1、我々のこれまでの意見は、今なお正当であると確信している。
1、しかし、同盟の統一をあくまでも守るため、資格審査に応じ、大会に参加し、我々の意見を発表する用意がある。
1、大会における、我々の発言が正常な状態で行なえるよう、これまでのようなヤジや暴力による発言妨害を一切やめること。
1、大会は、明日(3月15日)午前10時、〇〇センターで行う

昭和45年3月14日

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大阪市立大学 ビラコレ 1970-04

大阪市立大学 ビラコレ 1970-04
大阪市立大学 学生運動の軌跡 ビラコレ 1970年4月期

<新歓期、4.28沖縄闘争 >

1970-04-01

平和と民主主義をめざす学生共闘 春闘勝利の炎の中、4.28沖縄闘争→6月全国ゼネストの橋頭堡を築け!
現代マルクス主義研究会 真の人間の創出をめざす現マル研
法学部委員会 闘争宣言
経済学部全学連支持会議 学部委員会再建は緊急の課題である
4.28実行委(準) 激動の70年代 自らの歴史を創出せよ
4.28実行委(準)アピール 4-6月闘争に向けて、4.28実行委の結成を!
民青市大1部班 日航機乗っ取り 赤軍の蛮行を糾弾する!
平和と民主主義をめざす学生共闘 4.13<安保沖縄大学>政治集会に結集し、4.28闘争の闘う意志統一をかちとれ!
「平和への道」 No1 4/2 平和運動の昂揚の中で日本の核武装化を阻止しよう!
全学連支持会議 4/6 「赤軍派」事件を断固抗議する!
学生共闘 4.13市大政治集会 (ステッカー)
市大反帝学生戦線 4.5岩国米軍基地への反軍反基地行動に決起せよ!
全学連(金山委員長) 中核派 4.16全学連大集会に結集しよう!
市大反帝学生戦線 (4/8) 4.16全大阪反帝学生戦線決起集会
文学部市大ゼミ実行委 文学部市大実行委 結成宣言

1970-04-10

全学連支持会議 (4/10) 緊急に訴える!試験のすんだ学友は直ちに京都へ!
学生大会実現全学連絡会議 自治会再建、市大民主化めざす市大ぜみなゼミナールへの呼びかけ
理学部カリキュラム検討委(準) 4.10理・教務C会見に結集せよ!
民主青年新聞 号外 4/10 安保廃棄、学園民主化のため、民青同盟とともにたたかおう
平和と民主主義をめざす学生共闘 4.13市大政治集会に結集し、4.28闘争の闘う意志統一を打ち固めよ!
学生会議 4.28ゼネスト貫徹!全軍労闘争支援!4.15全学連統一行動に決起せよ
ジャーナル研究会 新入生求む
全学連支持会議(4/13) 新入生は自治会再建の先頭に立とう
安保研連合(工・家政・経済) 安保講演会
「荊冠旗」No122 市大部落研 大学における部落差別–部落問題に科学の光を–
リアリズム研究会 「おれはそこに立った」
「平和への道」 4.17市大平和集会
現代マルクス主義研究会 現代マルクス主義研究会に参加を
平和と民主主義をめざす学生共闘 本日市大政治集会に結集し、4.28全関西青学共闘に決起せよ!
平和と民主主義をめざす学生共闘 討議資料(市大政治集会?)
平和と民主主義をめざす学生共闘 4.28闘争=青学共闘に向け、クラス討論を基礎に強固な意志統一を!
プロ学同・反帝学生戦線アピール 第2、第3の小西を!沖縄を!三里塚を!
市大反戦会議 4.16新入生歓迎全学連集会に結集せよ!
関西学生共闘実行委 4.28沖縄連帯闘争を労学共闘の戦闘的隊列で!
平和と民主主義をめざす学生共闘 4.28青学共闘実現に向け全関西学生共闘実行委結成代表者会議に結集せよ!
市大反帝学生戦線アピール(4/15) 4.17全大阪反帝学生戦線決起集会
「荊冠旗」No123 市大部落研 学生の手で部落問題論を発展させよう!
女性解放グループ No1 4/16 女性解放グループ結成宣言
市大反帝学生戦線(4/16) 明日、全大阪反帝学生戦線決起集会に結集し、70年代反帝闘争・・・
劇団はぐるま座 公演市大実行委 民族民主教育闘争の嵐を!
法学部委員会常任会 大学は企業のための就職予備校ではない
全学連支持会議(4/17) 工学部教授会、階段教室の試用を不当にも拒否!自治権の侵害に抗議!
学生会議-4.28闘争委 4.28全学ストに向け、圧倒的に4.28スト共闘(準)結成す!
「平和への道」 No6 4/18 本日アイバ野ミサイル基地設置反対学内決起集会→明日現地闘争に起て
市大反帝学生戦線 4.19あいばの闘争から、4.25→28全学ストへ前進せよ!
「荊冠旗」No125 市大部落研 部落は作られた!

1970-04-20

学生大会実現全学連絡会議 4月ゼミへの招待
民学同市大 デモクラット No397 4.28沖縄デーを青学共闘実行委に結集して闘い抜け!
全学連支持会議・「祖学」市大1部分局 4.25新入生歓迎4.28の成功めざす市大4月集会
法学部新入生歓迎実行委員会 お待たせしました!いよいよ新歓開催
法社会学研究会 科学としての法学を学び、現代の矛盾を探究しよう!
学生大会実現全学連絡会議 学ぼう全てを!うち建てよう民主的学問研究の砦!
(部落解放講演会) 狭山差別裁判を糾弾する!
学生会議 4.22全学連新歓集会に総結集せよ!
平和と民主主義をめざす学生共闘 4.23市大実行委結成大会→全大阪青学総決起に決起せよ!
民学同(統一会議) 4/21 4.28沖縄デーを市大統一闘争で!
学生会議 4.28阪安保沖縄闘争を、全国10自治会の呼びかけに応え市大全学ストで闘おう!
革命的共産主義者同盟(中核派) 4.26大手前公園(大阪)、4.28明治公園)へ結集せよ!
(安保万博粉砕共闘会議) 沖縄闘争勝利全関西労学決起集会(ステッカー)
全学連支持会議 4.28全国学生統一行動で闘おう!
反安保学生C(4/21) 4.28ストをめざし、安保沖縄闘争に起て!
社青同大阪地区本部(4/23) 4.28-30ストに向け、職場拠点をうち固めよ!
関西反戦ニュース No5 4/22 4.28安保沖縄闘争の革命的昂揚を克ちとろう!
マル学同中核派・市大反戦会議 4.26御堂筋-4.28明治公園に結集し、沖縄奪還の大爆発を!
4.28青学共闘市大実行委 4/24 昨日、青学共闘市大実行委結成!春闘全大阪統一行動に5000決起!
市大反帝学生戦線 (4/24) 25全学総決起集会に結集せよ!
サルトル会 (4/24) 設立のための創刊号
全学連支持会議 4.28全国学生統一行動市大決起集会
理学部反安保学生委員会 26闘争総決起集会に結集せよ!
C2会議 明日沖縄闘争市大総決起集会
全大阪反戦常任委員会 4.28全大阪青年決起集会(ステッカー)
法学部委員会常任委員会 全共闘一派の法学部C破壊を糾弾する!
法学部委員会常任委員会 安保廃棄・沖縄全面返還・全学自治会を再建し、京都知事選のように統一戦線で闘おう!
Lスト実共闘(準) 4.27-5.6連続波状ストに決起せよ!
学生会議・4.2闘委 本日4.28全学スト貫徹総決起集会に起て!
学生会議 (4.26) 討議資料
法学部新入生歓迎実行委員会 本日影山日出弥(名大)来たる!
「平和への道」 No11 4/27 4.28闘争の勝利に向けて
学生会議 (4/27) 破産しさった日共民青の「真の返還」、民学同の「即時返還」運動をのりこえ、4.28労学統一行動に起て
C2会議・理学部反安保学生委員会 本日「沖縄列島」上映、28日全大阪総決起集会にたて!
民学同市大支部 デモクラット No398 4/27 民青のセクト囲い込み「統一戦線」を突き崩し、「反帝」諸派の首都逃亡、革マル派の革命的空騒ぎを糾弾し、4.28沖縄闘争をたたかいぬけ!
4.28青学共闘市大実行委  4.28沖縄デーを全関西青学総決起→全関西労学総決起で闘い抜け!
民学同(統一会議) 4/27 4.28沖縄デーを市大統一行動で!
市大反帝学生戦線 4.28沖縄統合粉砕の火柱を!
理院協 4.28を市大統一行動で闘いぬけ!
プロ学同・反帝学生戦線 4/28 本日全学総決起集会に結集せよ!
4.28青学共闘全市大実行委  本日全市大総決起→全関西青学総決起→労学総決起集会に起て!
C2会議・反安保学生委員会 本日、全大阪総決起集会に起て!
民学同大阪府委員会 4/29 4.30公労協一斉ストを支援し共に6月闘争へ前進せよ!
反戦会議 4/30 圧倒的デモで、都心制圧!
「平和への道」 No12 4/30 4.28沖縄デー20万の決起を、更に日本独自核武装阻止の力に
4.28青学共闘全市大実行委  4.28沖縄闘争に青学共闘1500の隊列でデモ貫徹!

 

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民学同第2次分裂(B)「分裂大会」強行→統一会議結成へ

民学同第2次分裂(B)「分裂12回大会」強行→統一会議結成へ
 
 この項で扱う時期は、1970年3月学生共闘派による「12回大会」強行・分裂、同年3月民学同統一会議結成から、1973年3月「再建12回大会」までの過程。「民学同統一会議」と民学同「全国委員会」、2組織が分立する時期である。
 文書類を紹介しながら、考えていく。
 
「(A)分裂12回大会まで」掲載後、新たにいくつかの文書類が編集委員会に寄せられた。
 
「討議資料 民学同の統一と発展のために」(民学同統一会議発行(1970年4月)。

 1970年3月 全国委員多数(4:3)を唯一の頼みとして、学生共闘派は「第12回大会」を強行する。この大会経過について、統一会議側からの「詳細報告」が掲載されている。

 
 学生共闘派「全国委員会書記局」発行の全国委員会ニュース(1970年3月)の大会経過報告も紹介しますので、比較いただきたい。(全文PDF)

「討議資料」で明らかになるのは、以下の諸点である。(討議資料全文は、こちらへ

(その1)
意見対立のまま、迎えた大会前日の全国代表委員会(3/12)
では、N書記長から「暴力を排した民主的討議で意見対立を克服し、12回全国大会を成功させよう」の文書提案が行われた。採決では、賛成14、反対8、保留2、棄権6という結果となった。(全国代表委員会の定数は、30)
 よって、N書記長による「統一議案」の討議も行うとする提案が、可決された。
 「全国代表委員会」では、圧倒的に「学生共闘」派が少数であった。
 そこで、学生共闘派は、ヤジ(オブザーバー?)と、壇上占拠で、一方的に「全国代表委員会」を終了させる。大会の議事運営委員会・資格審査委員会も、「全国代表委員会」で選出されていない。
(その2)
「資格審査」に関わって、全国代表委員会(3/12)では、「大阪市大」の代議員問題も討議するよう動議が、N書記長側から、提案されたが、これも一方的に打ち切られた。(ヤジと壇上占拠)
資格審査については、1969年8月の流会大会前後から、大阪市大の新規加盟申請者を、学生共闘派支部委員会が、加盟拒否をし続ける、という問題の解決が求められていた。
推測だが、おそらく当時の市大支部の同盟員は、両派あわせて40名程度と思われ、同盟員5名に1名の代議員とすると、市大支部代議員枠は8名となる。
14日の出席代議員(103)委任状(2)で+代議員105名(「全国委」News)。
代議員総数は、199名なので、市大選出代議員の8名を差し引くと105-8=96となり、
大会は成立しない。「統一会議」派は、14日に代議員94名連名の提案を行っている。(市大分を除いて)
市大問題を棚上げにし、市大選出代議員をすべて、「学生共闘」派にする必要が彼らにはあった。この問題について、全国代表委員会で「動議」が出されたが、「ヤジと壇上占拠」という暴力で、「解決」したのである。
(その3)
14日の大会二日目は、「統一会議派」代議員の入場そのものを、動員された「学生共闘派」のメンバーによって、阻止するという、大会の「暴力的破壊」が行われた。全国代表委員会では、資格審査委員会も議事運営委員会も選出されていない。
「資格審査」を受けろ、と「学生共闘派」は主張していたようだが、そもそも、大会の体をなしていないのである。こうして、「開催」された「大会」を認めることはできない。
(その4)
その後、学生共闘派は、大会会場となった会館から、「統一会議派」代議員を、暴力で排除しようとし、会館施設が破損する程の事態となった。そして、警察が出動するという情報があり、「統一会議派」は、不測の事態を回避するため、会館から退去することになるのだが、それに対しても、執拗な暴力行使が行われた。
 この経過は、「討議資料」に詳しく書かれている。

 こうして、大会を暴力的に破壊されたことを受けて、翌15日、N書記長、2名の全国委員は、大会代議員を結集して、民学同統一会議を結成する。

 以後、民学同統一会議、民学同「全国委員会」の二つの組織が並立することになる。
 また、学生共闘派は、増々セクト主義、街頭政治主義、主体形成主義を純化させ、他党派との暴力的対応も増えていった。

(資料1) 統一会議結成アピール (統一会議ニュース No1 1970年3月25日)
(資料2)「討議資料 民学同の統一と発展のために」(統一会議発行 1970年4月)
(資料3)「全国委員会」ニュース(学生共闘派「全国委書記局」発行 1970年3月)

★資料 「二つの学生運動の書物について」(「知識と労働」第2号)
 現政研発行の、「70年代と階級闘争」
「層としての学生運動」批判の論文 1971年5月


★1971年10月 大阪市大における、学生共闘派と革マル・黒ヘルとの内ゲバ事件発生
1971年10月20日 市大支部統一会議 ビラ

★デモクラート No24 71年11月10日
 学生共闘派指導部のセクト主義ゲバルト路線を拒否し、同盟統一会議へ結集せよ!

 学生共闘派「民旗(93号)」の「反論記事」
「統一」会議諸Gの残慮なキャンペーンに忠告する。(民旗93号)

★1973年1月 高崎経済大支部 統一会議に結集

市大統一会議ビラ

高崎経大支部 統一会議へ結集(1973/01/19)

 高崎経済大学支部は、1973年1月19日支部総会を開き、全員一致で「学生共闘派の指導を拒否し、統一会議への結集」を決議する。この動きに対して、学生共闘派は、高崎経済大学支部のメンバーを拉致して、自己批判を強要するに至る。

★「高崎経済大支部、統一会議結集」を伝える「市大支部統一会議のビラ」
★「理科大、法政大の統一会議メンバーがテロ」(学生共闘派市大支部のビラ」(統一会議ビラにリンク)

 以後、天理大学支部が統一会議に結集、そして1974年12月には、桃山学院大学支部も、支部決議をもって、民学同(中央委員会)に結集する。

★1973年1月  同盟組織の飛躍的強化へ 10周年記念テーゼ作成の成功を

 1973年2月、統一会議は、「再建第1回(12回)全国大会」の招請状を、全国支部、全同盟員に発した。(再建第1回(第12回)全国大会以後の経過は、第2次分裂(C)で詳しく報告予定)

再建第1回大会招請状

再建大会招請状(1973年2月)

【経過】
1970年3月13・14日 学生共闘派 「第12回大会」分裂強行
1970年3月15日  民主主義学生同盟統一会議結成
1970年3月25日  統一会議ニュース No.1 (民学同統一会議編集局)
1970年4月7日  民学同ニュース  No.2(民学同統一会議編集局)
1970年4月20日  民学同ニュース  No.3(民学同統一会議編集局)
1970年4月26日  民学同ニュース  No.4(民学同統一会議編集局)
1970年4月   ★討議資料「民学同の統一と発展のために」
1970年5月11日  民学同ニュース  No.5(民学同統一会議編集局)
1970年5月25日  民学同ニュース  No.6(民学同統一会議編集局) 
1970年6月8日  民学同ニュース  No.7(民学同統一会議編集局) 
1970年6月14日  民学同ニュース  No.8(民学同統一会議編集局)
(※民学同ニュース」各号は、機関紙デモクラートで紹介しています)

1971年5月   現政研批判(「知識と労働」2号)
1971年10月  学生共闘 大阪市大で革マル派と組織的ゲバルト
1971年12月 「統一」会議諸Gの残慮なキャンペーンに忠告する。(民旗93号)

1972年8月   民学同統一会議第4回代議員総会
1972年9月   民学同第5回(再建)大阪府大会

1973年1月19日 高崎経済大支部 支部総会で統一会議への結集を決議。
1973年1月  同盟組織の飛躍的強化へ 10周年記念テーゼ作成の成功を
1973年2月  民学同第1回(再建)全国大会 招請状 発す

【文書リスト】
1970年3月25日 統一会議結成アピール (統一会議ニュースNo1 1970年3月25日)
1970年4月 討議資料「民学同の統一と発展のために」(発行:民学同統一会議)
1970年4月 学生共闘派「全国委員会ニュース」(1970年3月 全国委書記局)

1970年3月25日  統一会議ニュース No.1 (統一会議アピール)
1970年4月7日  民学同ニュース  No.2
1970年4月20日  民学同ニュース  No.3
1970年4月26日  民学同ニュース  No.4 
1970年5月11日  民学同ニュース  No.5
1970年5月25日  民学同ニュース  No.6 
1970年6月8日  民学同ニュース  No.7 
1970年6月14日  民学同ニュース  No.8

1971年5月  「知識と労働」2号 「現政研批判」

1971年11月  同盟統一会議へ結集せよ! 「デモクラート」No24  
1973年1月  同盟組織の飛躍的強化へ 10周年記念テーゼ作成の成功を
1973年2月  民学同第1回(再建)全国大会 招請状

1972年~73年 大阪市大支部統一会議の発行したビラは、こちらから参照のこと。

その他、「民主主義の旗」「デモクラート」各号

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民学同統一会議ニュース No1

統一会議ニュースNo1 1970年3月25日

【主張】大学改革と学生運動
★中教審公聴会 国民的合意のデッチ上げ
3.28 大阪で反対集会
★東京理科大 ロックアウトはね返し、団交権獲得
【統一会議アピール】 我々の立場と政策

PDFは、こちらから( 1面 2・3面 )

 

【統一会議アピール】 我々の立場と政策

全国の学友諸君!
自民党政府と財界勢力は、1月中教審答申を発表し、反動的文教政策を大学におしつけ、大学を大企業に奉仕する労働力養成機関として再編成することをもって、大学の「改革」をすりかえようとしている。
 我々学生運動の最重要な課題は、これといかに闘うかにある。
 3月予定されていた民学同第12回全国大会は、昨年来の大学闘争を正しく総括し、学生運動がその発展のために克服すべき弱点を明らかにし、中教審答申および一連の反動政策と対決する運動方針を確立する任務をもっていた。
 同時に、大会はこれまでの意見の相違を民主主義的に克服すべく、その組織原則を守ってその解決をはからねばならなかった。
 我々は、第12回大会を成功させるため、全国委員会、全国代表委員会において粘り強く一致点を見出して、それを拡大し、こうした方法で統一草案をねり上げ、暴力を排した民主的討議で、同盟の統一をうち固めるよう、一貫して主張し、又、そのために努力してきた。
 残念ながら、それにもかかわらず、一部全国委員は、統一草案作成を拒否し、あくまでも全国委内の形式的多数決に固執し、不当な代議員選出や代表委員会の一方的打ち切りなど同盟の趣意規約をふみにじり、一方的な大会準備と暴力による同盟員の総意と反対意見を封じ込め、最後には直接の暴力さえ用いて過半数に達する代議員の大会参加をさまたげ、その揚げ句に一部代議員のみによる「大会」を強行し、分裂の暴挙に出てしまった。
 我々は、こうした一部全国委員の趣意規約の乱暴な蹂躙と暴力による、全国大会など諸機関の機能破壊、私物化というかつてない異常な事態の中で、同盟の趣意規約に基づく五統一大会をかちとるため、あくまでもそれを守って同盟の目的の実現に努力し、責任をもって全組織を指導しうる臨時中央組織として、ここに民主主義学生同盟統一会議を組織した。
 我々は、当面する学生運動の課題を次のように考える。
 全国的高揚を示した昨年来の大学闘争と安保沖縄闘争は、一方で、その社会的地位を急速に変化させつつある研究者、学生が資本主義体制と今日の大学に対し、鋭い批判をむけていること、他方で研究者や学生の運動が、その勃興期にありがちな自然発生的弱み–闘争目標の不明確さ、一揆主義、運動の浮沈の激しさ–を伴っていることを我々に理解させた。
 従って、学生運動が今後正しい発展と統一を実現しうるには、現実が提起する諸問題(とりわけ資本・権力と大学の関係)を、一面的な状況把握による主観的不安、動揺、焦燥、「実感」などで解決しようとする態度を改めなければならない。
 科学的政策と大衆的戦術の下に学生大衆を結集し、その上に学内外の広範な各階層、とりわけ労働者階級と連帯する方向で運動をすすめてこそ、つまり結局は、その力を政府と反動勢力に集中しうる反独占改革の政策によってこそ、学生運動の正しい発展をかちとりうるだろう。
 しかし、昨年来の大学闘争で、封鎖–封鎖実力解除の”内ゲバ”に終始したり、「11月決戦」と称して、学園における粘り強い闘争を放棄しながら街頭での少人数の小児病的一揆主義の行動に走り、その結果、権力の組織的系統的な攻撃を許した残念な事態に表現されるように、日本学生運動が、今でも根強くもっている偏向、情勢の主観的判断にもとづく学生党的政治主義と大衆の利益を党派の利害に従属させるセクト主義が、学生の戦闘的エネルギーを浪費させている。
 我が同盟は、その発足以来一貫して、この悪しき変更と闘ってきたが、昨年来、同盟内に発生した偏向は、残念ながら、これと同種の病である。
 それは、各大学でいかに学生全体を決起させ、その運動を統一するかよりも、他党派と対抗して”我が派の集会”へ何名多く動員するかに主要な関心を払うセクト主義、街頭決戦主義であり、学内での浮き上がり、孤立の反映でもある。最近各大学内の統一闘争を経済主義として非難し軽視しているのは、彼らが学内で統一政策を実行し、学生大衆と結合する能力のなさの証拠とも言える。
 更に、政策におけるセクト主義は自身の喪失による組織のひきまわし、私物化、官僚主義をもたらし、意見対立の民主主義的解決を著しくさまたげた。
 一部全国委員は政策上の意見相違を解決する確信がもてず組織上の問題にすり替え、説得と納得にもとづく行動の統一の努力を放棄し、形式的なそれも、1,2票差という多数決の繰り返しで、機関を私物化し、それさえ不可能になるや、ある場合には、当面の方針の相違を理由に、新規加盟拒否や不当な権利制限などにより趣意規約を蹂躙して少数意見の組織的排除を行い、ある場合には、委員長を先頭に暴力を振るい、反省もせずに、反対意見を封じ込め、思想闘争の権利と民主的討議の基礎を破壊してきた。
 それは、我が国の歴史が示す、前衛党内にくりかえし見られた少ブル的セクト主義の悪しき輸入であり、ミニ再生産である。
 我々は、同盟の趣意規約にもとづく統一政策をもって、同盟の隊列からこのような悪しき風潮を一掃し、同盟の民主的再建をかちとるため、粘り強く闘うことを全国学友並びに支持者諸氏に誓うものである。
 
 我々は、当面以下の方針の下に闘う。
1、大学から研究と専門性を抜き取り、目的別職業訓練所を企む”一般大学構想”に反対する。
1、一般教育の切り捨てに反対し、高校教育の蒸し返しに類する現行の「一般教育」の科学的民主的改革をめざし、全学年を通した科学と民主主義の精神に貫かれた一般教育確立のために闘う。
1、大学の上に財界、公安関係者の参加を予定している中教審答申における”大学理事会”の設置は、真理探究を生命とする大学の自殺行為である。我々は、全力をあげて、その阻止のために闘う。
 我々は、、政府・自民党がそれをあえて法案化して国会に上程する場合には、全学的全国的ストライキで闘うことをよびかける。
1、私学における理事会の存在は、財界・公安関係者の大学自治への干渉を拡大しつつあり、中教審構想は、それを国公立大学に波及せんとするものであり、我々は私学における理事会からの大学の独立のために闘う。
1、資本と大学の私的結合をもたらす「産学協同」に反対し、その実態の公開のために闘う。
1、中教審ペースの「改革」や大学当局のなしくずし的な改革「消滅」に反対し、公開・批判の自由、学生の民主的諸権利拡大のために闘う。
1、受益者負担主義の押し付けや、「大学株式会社」化に反対し、大学関係予算の大幅拡充、大学財政の公開とその民主的運用のために闘う。
 〇国庫負担による奨学金の貸与額・貸与幅の大幅引き上げ、拡大を要求する。
1、学内における学生の自主的民主的活動の自由–政治活動、思想宣伝活動、自治会活動、各種委員会、サークル・研究会・自主ゼミナール、自主講座の活動、タテ看掲示などの自由を守り、その拡大のために闘う。
 それら自主的民主的活動への補助金を大学予算から支給させるために闘う。
 〇学内の厚生施設・寮・学生ホール・診療所・食堂・生協の拡充とその自主的民主的運営の拡大をめざして闘う。
 それらへの必要な予算の拡充のために闘う。
1、私学授業料の法外な高さは、我が国の貧困な文教政策の集中的なあらわれである。
我々は、予定されている私学授業料値上げに反対し、国費の援助で、現水準を国公立大学並みへ引き下げることを要求し、学内全階層と連帯した全国的闘争として闘う。
1、以上のスローガンの下に、教職員・若手研究員、大学院学生、青年医師の運動との統合を進め、さらに、日教組、総評など労働者階級・勤労諸階層との連帯を求める。
1、日米共同声明に反映されている日本政府の自衛力強化、独自核武装への接近、対社会主義敵視政策など、好戦的外交政策に反対し、平和共存政策への転換のために闘い、労働者階級を中心とする全民主勢力との統一をめざす。
1、ベトナムからの米軍の即時全面撤退を要求し、カンボジアへの戦争拡大、ラオスへの米軍介入に反対する。
1、安保条約を破棄し、沖縄の核基地撤去、即時無条件全面返還実現のために闘う。
1、日本政府の核防条約無条件批准を要求する。
1、第4次防など自衛力強化の一切の策動に反対する。
1、当面、4.28沖縄デー、6.23反安保統一闘争を、クラス・学園の統一を基礎に総評など労働者階級と連帯し、大衆的に闘う。
1、以上の闘争を大衆的に闘う中で、現在弱体化ないしは破壊されている自治会を再建し、今春選挙で、大学の反独占民主改革のために闘う執行部の確立をめざす。

全ての民主的学友が、民学同統一会議の下に結集し、われわれと手を結んで、ともに闘われることを訴える。

 1970年3月15日
         民主主義学生同盟第12回大会 代議員多数  

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大阪市立大学 ビラコレ 1970-3

大阪市立大学 ビラコレ 1970-3
大阪市立大学 学生運動の軌跡 ビラコレ 1970年3月期

<新入生歓迎、中教審公聴会抗議>

1970-03-01

大阪ウニタ書舗 大阪ウニタ書舗 3月10日堂々開店
民主主義学生同盟 沖縄全軍労闘争勝利・4月中教審答申粉砕!70年代反独占闘争を戦闘的に闘い抜け!
大阪市大2部新聞会 No18 3/1 70年安保闘争へのアプローチ
大阪軍縮協 「平和運動」号外 しのびよる核の影
大阪軍縮協 ナイキ配備は核武装の第一歩
全学連支持会議 受験生頑張れ!大学自治の担い手として
(不明?) 70年闘争の展望
J2ABC・J1AC 学部委員 新入生歓迎・教授会団交をかちとろう
学生大会実現経済実行委 我々は今、何を為すべきか・・・
工院協書記局(3/14) 中教審批判ニュース No3
民学同市大支部(統一会議) 討議資料 No1
全学連支持会議 中教審大学構想粉砕!(ステッカー)

1970-03-15

ベ平連(3/16) 「万博」中央駅での67名不当逮捕糾弾!!
燎原社(3/17) 不毛の廃墟を焼き尽くせ!
「荊冠旗」No120 市大部落研 現教育体制の告発=部落解放教育樹立の闘いを我々と共に!
商学部1回生会議 「あ」No1 全共闘の遺産を受け継ぎ、更なる運動の展開を
反帝学生戦線・プロ学同(3/19) 4次防・中曾根構想を粉砕し沖縄-基地軍事再編を許すな!
医学部社会科学研究会(3/20) 新入生諸君!合格おめでとう!
医学部社会科学研究会 入部大歓迎(ステッカー)
プロ学同・反帝学生戦線 28全軍労連帯・沖縄闘争勝利・日米共同声明粉砕全大阪統一行動へ!
市大反帝学生戦線 3.27-28反帝学生戦線全国大会へ総結集せよ!
プロ学同中央委員会 3.27-28反帝学生戦線全国大会への招請
社会科学研究会 不安と焦燥から脱却し、確固とした科学的世界観で武装せよ

1970-03-24

平和と民主主義をめざす学生共闘 4月中教審答申粉砕に向け、3.28中教審公聴会抗議行動に結集せよ!
民学同(統一会議) 3.28全大阪集会(ステッカー)
工院協書記局(3/24) 3.28中教審反対全大阪集会に結集せよ!
民学同(統一会議) 3/25 3.28中教審反対全大阪集会に起とう!
民学同(統一会議) 3/25 3.28中教審反対全大阪集会に起とう!(別刷り)
市大反帝学生戦線アピール(3/26) 反帝学生戦線全国大会に結集せよ!
市大ゼミ・中教審分科会グループ 中教審批判シリーズ No1
工院協(3/27) 3.28中教審反対全大阪集会に結集せよ!
民学同アピール(3/27) 3.28中教審公聴会抗議全大阪統一行動→4月答申粉砕へ
民学同全国委員会(3/28) 4.28→6月ゼネストを総評傘下400万労働者と固く連帯共闘し、70年代反独占闘争の巨大な前進をかちとろう
平和と民主主義をめざす学生共闘 本日全関西学生共闘の旗の下、中教審公聴会抗議に起て!
民学同(統一会議) 3/28 本日中教審反対全大阪集会に起とう!
工院協 本日中教審反対全大阪集会に起て!
日本歴史研究会 他 安保廃棄・沖縄返還4月集会
学生大会実現全学連絡会議 自治会再建、市大民主化のために
全学連支持会議(3/28) 3.31京都知事選支援関西学生決起集会に参加しよう!
3.28中教審反対全大阪集会実行委 本日中教審1月試案粉砕公聴会反対全大阪集会に結集しよう!
平和と民主主義をめざす学生共闘 4月最終答申粉砕に向け更なる闘争体制の構築を
現代マルクス主義研究会 新入生へのアピール
日本民主青年同盟市大1部班 新入生諸君!日本民主青年同盟に加盟し、70年代をともにたたかおう!
文学論研究会 「文学を愛する人々へ」

 

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「民学同」全国委員会ニュース 1970年3月

「全国委」ニュース197003全国委員会ニュース 「民学同」全国委員会書記局
          (発行:1970年3月中旬?)

              (全頁PDFはこちら

 

1 同盟第12回全国大会圧倒的に成功す!

第11回大会第5回全国代表委員会(12日)
    (於 〇〇会館 2:30開会)

I 全国委員提案
 今代表委員会に結集された代表委員、オブザーバー諸君!(略)
 しかるに、現在、我同盟はその内部に意見の対立を初めとする種々の問題を抱えている。
 我々は、これらの問題を、明日、明後日に予定されている同盟12回大会の中で徹底的に討議し、意志統一を深め、4月からの諸闘争に前進せねばならない。
 全ての代表委員、オブザーバー諸君!同盟第12回大会(明日、明後日)を断固として勝ち取り、大会を成功させ、同盟の統一と団結、70年代闘争の前進に偉大な巨歩をすすめようではないか。
 
 第11回大会第5回全国代表委員会
 賛30 反対・保留0 全員一致
 
全国委員会草案、N全国委員提案について討議
両案をもって全国大会に臨む

全国委員会(12日夜 10時半)

議長団、資格審査委員会、議事運営委員会を全員一致で選出
代議員名簿全員一致で確認

第12回全国大会 第1日目
 13日 〇〇会館 (10時40分開会-7時半閉会)

委員長声明
 同盟第12回大会を成功すべく、結集された全ての代議員、オブザーバー諸君!この間の種々の困難な状況を全同志の献身的な努力と同志的連帯によって、ここに大会を全同盟的一致のもとに開催することをまずもって確認したい。
 9月初旬大会流会の不幸な事態の後、基本的に機関の正常化、統一機能の回復をかちとってきた現在、同盟の戦闘的統一の更なる一歩を進めつつあることを断乎として確認しよう。
 にも関わらず、「暴力問題」様々な「組織問題」等々について、徒に時間とエネルギーを費やし、全同志に誤解と不安を与えた事に鑑み、私は、同盟全国委員長の指導責任を痛感し、遺憾の意を表明しておきたい。そして、今後一切、かかる「暴力問題」それに類する不祥事の発生は、これを断乎として阻止すべく指導することを委員長の責任に於いて確信すると共に、このことを同盟の戦闘的統一をかちとらんとして奮闘している全同盟員の共通の確信としようではないか。
 最後に、全ての代議員諸君、オブザーバー諸君!昨日、全同盟員の共有財産として獲得された”大会成功のための代表者会議決議”の趣向にのっとり、第12回大会を圧倒的に成功させ、”熱き情熱と冷静なる頭脳”を駆使した白熱の討論の中で、安保-沖縄-教育学園闘争、70年代反独占民主主義闘争への礎石を打ち固めよう。光輝ある同盟の戦闘的統一の達成、強化を全国学友、反独占勢力に誇りをもって、共に宣言しようではないか。
 
 代議員199、過半数100、現出席103 出席105(委任状2) 

委員長より全国委草案報告

新支部結成宣言 名工大、天理大、大谷大、富士短大、金沢大

その後、意義と任務、国際情勢、国内情勢、闘争方針について討議

第12回大会 第2日
14日 会場 〇〇 開会9時

 引き続き、闘争方針、組織総括・方針について討論
 
 出席代議員数 103 委任状2 評議員125
 
大会決議
 同盟第12会大会に結集された、全国の同志諸君!
 我々は、この間の種々なる困難な状況を同志的な連帯と科学的な党派性の貫徹によって克服し、全国代表委員会の前回一致の決定に基づき、ここに同盟第12回大会を圧倒的に成功させたことを高らかに宣言する。
 同盟全国委員会は、70年代反独占闘争を闘い抜くために今大会の意義を重視し、大会成功の為に、最大限の努力を払い、種々の理論的、組織的諸問題の解決に全力をあげてきた。しかるに、阪大・明大等の一部諸君は、いわゆる「暴力問題」「市大問題」を口実に全国代表委員会の決定をふみにじり、全国大会に応じようとせず、大会をボイコットしたのみならず、大会を暴力的に破壊せんとする破廉恥な行為をとるに至った。我々は、かれらのかかる行為を大会の名において怒りをもって糾弾する。
 このような同盟破壊策動は、我々の共通の敵、真の敵である日本帝国主義を喜ばせる以外に何の実りある成果をもたらすこと以外ありえない。
 我々は今大会で意志統一された、沖縄-安保-大学闘争の闘争方針にもとづき4月以降の大衆運動を、大衆的、戦闘的に闘い抜く中で、光輝ある民主主義学生同盟の伝統を守り抜き全国150万学友の期待に応えなければならない歴史的任務をもっている。
 かかる任務達成の上で、同盟の戦闘的統一の意味するものは余りにも重要である。
 我々は大会ボイコットと大会の暴力的破壊策動に狂奔した一部諸君の行為を弾劾し、彼らに対して厳しい自己批判を要求する。
 我々は、彼らが、全国学友の期待に応え、率直に自らの非をあらため、我が同盟の隊列に一日も早く復帰することを切に要望する。
 全国の同志諸君、ならびに学友諸君!
 我々は、大会の成功を基礎に光輝ある民主主義学生同盟の伝統を守り抜き、激動の70年代闘争を全国学友の先頭にたって闘い抜くことを、全国学友の前にはっきりと宣言する。
 
 民主主義学生同盟第12回全国大会 
 昭和45年3月14日 全員一致で採択
 
 大会草案・委員長まとめ 全員一致で採択
 
 ・全国代表委員選挙
 
 推薦および立候補 63名
 信任 29 不信任 24  未定4
 大会欠席の同志に配慮し、同盟の統一を促進していくため、14名の全国代表委員を欠員とする。
 定数 46名
 
 12回全国大会選出全国代表委員会
 全国委員選出
 委員長 〇〇 書記長 〇〇
 全国委員 〇〇、〇〇、〇〇
 副委員長を含む2名の全国委員については、欠員とする。
 
(成果)
 今大会の圧倒的成功を全国委員会のたゆみなき指導と全同盟員の献身的努力の成果として確認しよう。今12回大会の巨大な成果は、まず第1に、70年闘争を闘いぬく戦闘的闘争方針を全同盟員の手にかちとったことである。第2に、我々は、闘争総括、組織方針の徹底的討議を通して、同盟にもっとも要請されている民主集中制を組織原則として明確に打ち立て、闘争を先頭に立って指導する新たな指導体制を確立したことである。討論の中でH大のK同志から沖縄問題についての特別報告を受け、沖縄闘争の重要性を確認し、闘争方針を更に強固なものとすることができた。遺憾ながら、一部の同志が大会に最後まで参加せず、意志統一から脱落したことについては、右記の様に、強く糾弾しつつも、復帰を促すべく、配慮を払っている。今後は全国委員会の粘り強い努力を通して、彼らをその指導の下に再結集させて行くつもりである。
(今後の任務)
 大会総括を行うこと、各支部毎に大会草案についての認識を深め、弱点・対立点については整理し、大会でかちとった意志統一を一層強固なものとすること、その努力を払ってほしいと考えている。
 同時に、各府県レベルの、4月からの闘いの意志統一を勝ち取っていく必要がある。休暇中の大学については、学習会、合宿のプランを早急に作成し理論的組織的強化をかちとってゆかねばならない。再建大阪府大会については、4月初旬、愛知県委員会の結成は4月闘争を通して5月中にはかちとるであろう。
 
(当面のスケジュール)
3.15春闘第1波統一行動(於大阪城公園)
地評-5万、DSL150
3.18 大阪軍縮協討論集会(6:00 府職会館) 講演:星野安三郎
(略)
3.28 中教審一般公聴会抗議闘争
4.3 春闘第3次統一行動
4月初旬 12回大会第2回全国代表委員会(於大阪)
4.19 アイバノミサイル基地設置反対闘争

(財政)
〇〇での周知の事態の中で、大きな負担を余儀なくされている。怒りをもって見ながらも権力の我が同盟への介入を許さないため、早急に11万円強の資金が必要である。左記の通り、受け持ってほしい。

京都-5万、大阪-3万、神戸-3万
各府県レベルで、個人カンパ、街頭カンパの計画を立て、4月闘争に支障をきたさないため、3月中に消化してほしい。同盟は民旗の発行、闘争資金の確保等財政的には大きな困難をかかえている。しかしながら、12回大会の巨大な成果を無にしないため、今こそ同盟員の再度の献身的努力を要請する。
 尚、編集局体制を左記のとおり確立した。
 編集局長–〇〇 局員–〇〇、〇〇
 
☆各支部財政担当者会議
 3月20日 午後5時 於 ○○
 
 ◎大会関係文書はすべて焼却せよ!!

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統一会議アピール 我々の立場と政策 1970年3月25日

統一会議アピール 我々の立場と政策
1970年3月25日 統一会議ニュースNo1 (アピールは2面に掲載)

 全国の学友諸君!

統一会議アピール

統一会議アピール

 自民党政府と財界勢力は、1月中教審答申を発表し、反動的文教政策を大学におしつけ、大学を大企業に奉仕する労働力養成機関として再編成することをもって、大学の「改革」をすりかえようとしている。
 我々学生運動の最重要な課題は、これといかに闘うかにある。
 3月予定されていた民学同第12回全国大会は、昨年来の大学闘争を正しく総括し、学生運動がその発展のために克服すべき弱点を明らかにし、中教審答申および一連の反動政策と対決する運動方針を確立する任務をもっていた。
 同時に、大会はこれまでの意見の相違を民主主義的に克服すべく、その組織原則を守ってその解決をはからねばならなかった。
 我々は、第12回大会を成功させるため、全国委員会、全国代表委員会において粘り強く一致点を見出して、それを拡大し、こうした方法で統一草案をねり上げ、暴力を排した民主的討議で、同盟の統一をうち固めるよう、一貫して主張し、又、そのために努力してきた。
 残念ながら、それにもかかわらず、一部全国委員は、統一草案作成を拒否し、あくまでも全国委内の形式的多数決に固執し、不当な代議員選出や代表委員会の一方的打ち切りなど同盟の趣意規約をふみにじり、一方的な大会準備と暴力による同盟員の総意と反対意見を封じ込め、最後には直接の暴力さえ用いて過半数に達する代議員の大会参加をさまたげ、その揚げ句に一部代議員のみによる「大会」を強行し、分裂の暴挙に出てしまった。
 我々は、、こうした一部全国委員の趣意規約の乱暴な蹂躙と暴力による、全国大会など諸機関の機能破壊、私物化というかつてない異常な事態の中で、同盟の趣意規約に基づく五統一大会をかちとるため、あくまでもそれを守って同盟の目的の実現に努力し、責任をもって全組織を指導しうる臨時中央組織として、ここに民主主義学生同盟統一会議を組織した。
 我々は、当面する学生運動の課題を次のように考える。
 全国的高揚を示した昨年来の大学闘争と安保沖縄闘争は、一方で、その社会的地位を急速に変化させつつある研究者、学生が資本主義体制と今日の大学に対し、鋭い批判をむけていること、他方で研究者や学生の運動が、その勃興期にありがちな自然発生的弱み–闘争目標の不明確さ、一揆主義、運動の浮沈の激しさ–を伴っていることを我々に理解させた。
 従って、学生運動が今後正しい発展と統一を実現しうるには、現実が提起する諸問題(とりわけ資本・権力と大学の関係)を、一面的な状況把握による主観的不安、動揺、焦燥、「実感」などで解決しようとする態度を改めなければならない。
 科学的政策と大衆的戦術の下に学生大衆を結集し、その上に学内外の広範な各階層、とりわけ労働者階級と連帯する方向で運動をすすめてこそ、つまり結局は、その力を政府と反動勢力に集中しうる反独占改革の政策によってこそ、学生運動の正しい発展をかちとりうるだろう。
 しかし、昨年来の大学闘争で、封鎖–封鎖実力解除の”内ゲバ”に終始したり、「11月決戦」と称して、学園における粘り強い闘争を放棄しながら街頭での少人数の小児病的一揆主義の行動に走り、その結果、権力の組織的系統的な攻撃を許した残念な事態に表現されるように、日本学生運動が、今でも根強くもっている偏向、情勢の主観的判断にもとづく学生党的政治主義と大衆の利益を党派の利害に従属させるセクト主義が、学生の戦闘的エネルギーを浪費させている。
 我が同盟は、その発足以来一貫して、この悪しき変更と闘ってきたが、昨年来、同盟内に発生した偏向は、残念ながら、これと同種の病である。
 それは、各大学でいかに学生全体を決起させ、その運動を統一するかよりも、他党派と対抗して”我が派の集会”へ何名多く動員するかに主要な関心を払うセクト主義、街頭決戦主義であり、学内での浮き上がり、孤立の反映でもある。最近各大学内の統一闘争を経済主義として非難し軽視しているのは、彼らが学内で統一政策を実行し、学生大衆と結合する能力のなさの証拠とも言える。
 更に、政策におけるセクト主義は自身の喪失による組織のひきまわし、私物化、官僚主義をもたらし、意見対立の民主主義的解決を著しくさまたげた。
 一部全国委員は政策上の意見相違を解決する確信がもてず組織上の問題にすり替え、説得と納得にもとづく行動の統一の努力を放棄し、形式的なそれも、1,2票差という多数決の繰り返しで、機関を私物化し、それさえ不可能になるや、ある場合には、当面の方針の相違を理由に、新規加盟拒否や不当な権利制限などにより趣意規約を蹂躙して少数意見の組織的排除を行い、ある場合には、委員長を先頭に暴力を振るい、反省もせずに、反対意見を封じ込め、思想闘争の権利と民主的討議の基礎を破壊してきた。
 それは、我が国の歴史が示す、前衛党内にくりかえし見られた少ブル的セクト主義の悪しき輸入であり、ミニ再生産である。
 我々は、同盟の趣意規約にもとづく統一政策をもって、同盟の隊列からこのような悪しき風潮を一掃し、同盟の民主的再建をかちとるため、粘り強く闘うことを全国学友並びに支持者諸氏に誓うものである。
 
 我々は、当面以下の方針の下に闘う。
1、大学から研究と専門性を抜き取り、目的別職業訓練所を企む”一般大学構想”に反対する。
1、一般教育の切り捨てに反対し、高校教育の蒸し返しに類する現行の「一般教育」の科学的民主的改革をめざし、全学年を通した科学と民主主義の精神に貫かれた一般教育確立のために闘う。
1、大学の上に財界、公安関係者の参加を予定している中教審答申における”大学理事会”の設置は、真理探究を生命とする大学の自殺行為である。我々は、全力をあげて、その阻止のために闘う。
 我々は、、政府・自民党がそれをあえて法案化して国会に上程する場合には、全学的全国的ストライキで闘うことをよびかける。
1、私学における理事会の存在は、財界・公安関係者の大学自治への干渉を拡大しつつあり、中教審構想は、それを国公立大学に波及せんとするものであり、我々は私学における理事会からの大学の独立のために闘う。
1、資本と大学の私的結合をもたらす「産学協同」に反対し、その実態の公開のために闘う。
1、中教審ペースの「改革」や大学当局のなしくずし的な改革「消滅」に反対し、公開・批判の自由、学生の民主的諸権利拡大のために闘う。
1、受益者負担主義の押し付けや、「大学株式会社」化に反対し、大学関係予算の大幅拡充、大学財政の公開とその民主的運用のために闘う。
 〇国庫負担による奨学金の貸与額・貸与幅の大幅引き上げ、拡大を要求する。
1、学内における学生の自主的民主的活動の自由–政治活動、思想宣伝活動、自治会活動、各種委員会、サークル・研究会・自主ゼミナール、自主講座の活動、タテ看掲示などの自由を守り、その拡大のために闘う。
 それら自主的民主的活動への補助金を大学予算から支給させるために闘う。
 〇学内の厚生施設・寮・学生ホール・診療所・食堂・生協の拡充とその自主的民主的運営の拡大をめざして闘う。
 それらへの必要な予算の拡充のために闘う。
1、私学授業料の法外な高さは、我が国の貧困な文教政策の集中的なあらわれである。
我々は、予定されている私学授業料値上げに反対し、国費の援助で、現水準を国公立大学並みへ引き下げることを要求し、学内全階層と連帯した全国的闘争として闘う。
1、以上のスローガンの下に、教職員・若手研究員、大学院学生、青年医師の運動との統合を進め、さらに、日教組、総評など労働者階級・勤労諸階層との連帯を求める。
1、日米共同声明に反映されている日本政府の自衛力強化、独自核武装への接近、対社会主義敵視政策など、好戦的外交政策に反対し、平和共存政策への転換のために闘い、労働者階級を中心とする全民主勢力との統一をめざす。
1、ベトナムからの米軍の即時全面撤退を要求し、カンボジアへの戦争拡大、ラオスへの米軍介入に反対する。
1、安保条約を破棄し、沖縄の核基地撤去、即時無条件全面返還実現のために闘う。
1、日本政府の核防条約無条件批准を要求する。
1、第4次防など自衛力強化の一切の策動に反対する。
1、当面、4.28沖縄デー、6.23反安保統一高度うを、クラス・学園の統一を基礎に総評など労働者階級と連帯し、大衆的に闘う。
1、以上の闘争を大衆的に闘う中で、現在弱体化ないしは破壊されている自治会を再建し、今春選挙で、大学の反独占民主改革のために闘う執行部の確立をめざす。

全ての民主的学友が、民学同統一会議の下に結集し、われわれと手を結んで、ともに闘われることを訴える。

 1970年3月15日
         民主主義学生同盟第12回大会 代議員多数  
 
 

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民主主義の旗 第65号 1970年1月20日


民主主義の旗 第65号 1970年1月20日  PDF版 
民主主義学生同盟全国委員会発行 

【主な記事】
☆ 沖縄・安保・大学 闘いの総括と展望
☆ 大阪市大闘争の現段階(70年代の学生戦線その1)
☆ 同盟全国交歓会 京都洛外に集う

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大阪市立大学 ビラコレ 1970-1-2

大阪市立大学 ビラコレ 1970-1-2
大阪市立大学 学生運動の軌跡 ビラコレ 1970年1月・2月期

<沖縄全軍労スト支援、中教審答申粉砕>


1970-01-06

法学部長(1/6) 次期法学部長選挙について
学生大会実現法学部実行委議長 1月闘争をたたかいぬけ!
全学連支持会議(文学部) 大学民主化に逆行する学部長・教室人事を断固糾弾する!
社会福祉4回生自主講座 佐藤の欺瞞的返還の実体=解雇処分に48時間ストを闘っている沖縄労働者と連帯しよう!
民学同 デモクラット(号外)1/8 沖縄全軍労48時間スト=70年代反独占闘争の突破口を切り開け!
民学同アピール(1/8) 70年闘争の強固な第1歩を!
マル学同中核派関西地方委 (1/8) 「ヴィボルグ」(No11) 全7P
デイゴの会 米軍による全軍労大量首切りを粉砕しよう!
反戦青年委・全学連(中核派) 侵略基地強化のための全軍労首切りを許すな!
マル学同中核派市大支部(1/10) 全軍労ストと連帯し沖縄奪還闘争勝利へ
全学連支持会議(1/13) カリキュラム予算闘争の全面的勝利を勝ちとろう!
平和と民主主義をめざす学生共闘 明日学生共闘結成大会を勝ち取り、1月闘争を闘う意志統一を!(1/13)
「大阪府学連」 (1/14) 大学の反動的再編に着手!中教審中間報告に総反撃を!
民学同デモクラット No395 70年代反独占闘争勝利に向け中教審答申粉砕闘争全軍労支援闘争を闘い抜け!
平和と民主主義をめざす学生共闘 中教審答申粉砕・沖縄全軍労支援闘争に起て!
全学連支持会議 学部長選挙に学生の推薦権、信任投票権を!
マル学同中核派 1/15三里塚現地に総結集せよ!
全学連支持会議 全共闘一派の責任を徹底的に追及しよう!
教科書裁判を支援する大阪学生連絡会 戦争への道「教科書統制」を許すな!
共産同赤軍派京都地区委 「蜂起」 No3
全学連関西共闘・革マル関西地方委 闘う労学共闘機関の左翼的再生をかちとれ!(1/14)
マル学同革マル派関西地方委員会 1.18全軍労スト支援日米共同声明粉砕東大闘争1周年記念全関西労学大集会に総結集せよ!

1970-01-17

民学同アピール 第2派ストに連帯し、全軍労支援闘争を戦闘的に闘い抜け!
理学部反安保学生委(準) 「反戦」創刊号 1/17
学生大会実現法学部実行委(1/17) J1B,J2Bは直ちに学部委員を選出し、学部委員会を再建しよう
全学連支持会議(1/17) 中教審答申に反対し、自治会を再建して大学の反動的再編を許さない体制を創りあげよう!
C1会議(準) 1/19 沖縄闘争勝利に向けて全軍労と連帯し更なる闘いの嵐を!
「反戦」 号外 (1/19) 本日、全軍労スト(120時間)と連帯し、御堂筋デモを闘え!
平和と民主主義をめざす学生共闘 1.20-23学生共闘連続討論会に結集せよ!
全学連支持会議 本日、学生部長会見
全学連支持会議 昨日学生部長会見をかちとる!更に予算建設委員長との会見を要求
「赤旗」号外  (1/20) 米軍の不当な首切りに抗議・沖縄全軍労に支援を
平和と民主主義をめざす学生共闘 明日全軍労支援第2派総決起へ!
市大ML・毛沢東主義研究会 フェストゥング No1 1/20
C1会議(準) No6 全軍労と連帯し、安保粉砕沖縄闘争勝利に向け決起せよ!
第4インター関西地方委 (1/21) 沖縄全軍労のストライキを全力をあげて支援せよ!
平和と民主主義をめざす学生共闘 本日、全軍労支援第2派闘争に決起せよ!
プロ学同市大支部 (1/21) 本日、全軍労スト連帯闘争に結集せよ!
平和と民主主義をめざす学生共闘 昨日、全軍労支援第2派闘争に全大阪1500決起!
家政学部スト実(1/23) 沖縄労働者に連帯し、安保粉砕へ更なる攻撃を!
全学連支持会議 教育と民主主義を守り、安保廃棄、沖縄全面返還めざして全民主勢力の統一を実現しよう!
全学連支持会議 今の我々の無権利状態をいかに打開すべきか?
全学連支持会議家政学部 家政学部の民主化のために No3
民学同全国委員会(1/24) 1.28民学同全関西政治集会に結集せよ!
法学研究科院生会議 他 全市大院生は政府自民党による貧困放置、格差分断政策をはねかえし、民主化要求の実現を
市大ジャーナル研究会(1/24) ひとり闘う沖縄
救援会ニュース No5 (1/26) 統一公判4.27に決定!
全学連支持会議 法政大「全共闘」クラス討論の場へ残虐な襲撃
糟谷君虐殺真相究明・反弾圧委 「反弾圧」 号外 (1/27)
全学連支持会議(1/27) 許せぬ凶悪・卑劣なテロ-法大事件
平和と民主主義をめざす学生共闘 本日学生共闘1月闘争総括集会に結集せよ!
市大2部自治会ニュース(1/29) 中教審「中間報告」糾弾シリーズ
「祖国と学問のために」(1/29) 中教審、12日に中間報告を発表
平和と民主主義をめざす学生共闘 1月闘争を継承し春季闘争に一大昂揚を!
市大2部自治会 (1/31) 「叛戦連合」「2闘委」一派の暴力を糾弾する!

1970-2-01

「赤旗」 号外 (2/1) 公明党の言論抑圧をつく
平和と民主主義をめざす学生共闘 2.4全軍労支援労学総決起を獲ち取れ
全学連関西共闘 他 2.4全軍労スト支援・全関西労学総決起集会を克ちとれ!
2.4沖縄闘争実行委(2.3) 2.4沖縄闘争への呼びかけ!
中国学闘争委員会 (2/3) 「授業に出る」に当たっての我々の声明
全学連支持会議文学部 (2/3) 2.4文学部カリキュラム説明会に参加しよう
平和と民主主義をめざす学生共闘 明日全軍労支援全関西労学総決起!
民学同アピール 2.4全軍労支援・全関西労学総決起集会に結集せよ!
全関西学生共同闘争実行委 2.4全関西学生統一行動に総決起せよ
市大2部叛戦連合 70年<アジア太平洋圏>安保粉砕!帝国主義ブルジョア政府打倒!沖縄人民解放をめざし全戦線に叛乱の狼火をあげよ!
学生会議 2.4全軍労スト支援・日米返還準備委粉砕全関西労学総決起集会に結集せよ!
平和と民主主義をめざす学生共闘 本日全軍労支援全関西労学総決起へ
革マル派関西地方委員会 2.4全軍労スト支援・全関西労学総決起集会を克ちとれ!
第4インター関西地方委員会 (2/4) 2月下旬沖縄ゼネストを防衛する本土スト体制を構築せよ!
プロ学同市大支部 本日の沖縄全軍労支援闘争を70年代労働者総反乱の突破口とせよ
「先駆」号外 (2/4) 2.4関西労学市民大統一行動・御堂筋デモに決起せよ!
共産主義者同盟赤軍派 2.7赤軍派武装蜂起関西集会
平和と民主主義をめざす学生共闘 1月闘争総括
全学連支持会議文学部 2.4カリキュラム説明会成功!
市大2部自治会 2.6新歓実行委結成
文学部地理学科院生学生有志 地理学教室助手人事についての声明
統一共産同盟 日米核アジア安保の執行軍労働者の大量解雇を粉砕し70年代闘争の突破口を切り拓け!
市大2部自治会ニュース(2/5) 叛戦連合の暴力を許すな!
J1A・C、J2A・B・C学部委員 法学部長・教務委員会見の報告
平和と民主主義をめざす学生共闘 2.4全関西学生共闘500全関西青学集会1500下旬、全軍労第3派、沖縄ゼネスト勝利の炎!
市大2部自治会ニュース(2/9) 2.10学内集会を成功させよう!
大阪歴史学協議会大阪市大学生支部 2.11「建国記念日」反対大阪集会に参加を!
市大2部自治会執行委員会(2/10) 本日中教審中間報告粉砕・市大民主化、要求実現、全軍労支援、叛軍連合一掃をめざす学内集会に参加を
民学同デモクラット 号外 2/10 独占イデオロギーを粉砕し、70年春期闘争の思想的中核を!
市大2部自治会ニュース(2/12) 全学連中央機関紙「祖学」を読んで討論を!
関西部落研 狭山差別裁判を糾弾する!
関西部落研連合市大支部 狭山差別裁判粉砕市大集会
関西部落研連合市大支部 11/14浦和地裁糾弾闘争を闘いぬいた革命的部落青年を招いての、狭山差別裁判粉砕市大集会
文学部史学教室院生学生有志(2/18 教室人事及び教室協議会について
?? (2/18) 我々はいま・・・・・
革命戦線大阪地区委員会 23全大阪革命戦線決起集会に結集せよ!
革命戦線大阪地区委員会南支部 2.23全大阪革命戦線市大集会
理院協 (2/19) 再度闘いの隊列を整える!
関西部落研 2.24部落・底辺人民連帯政治集会
平和と民主主義をめざす学生共闘 全軍労第3派闘争勝利に向け本土に強固な支援体制を構築せよ!
医学部社会科学研究会 医学生と政治
民学同 (2/23) 卒論試問の公開をかちとり、研究成果共有の場としよう!
全学連関西共闘(革マル派) 2.25全軍労スト支援全関西労学総決起集会に総結集せよ!

 

 

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